死神永生: 三体Ⅲ

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死神永生: 三体Ⅲの評価:

4.35/5点 レビュー 222件。 A ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全332件 101〜120 6/17ページ
No.232
(5pt)

終わりに向かってアイデア満載。三体人は見えてこないが…。

三体Ⅲ「死神永生(上)」読み応えありました。抑止紀元、送信紀元などの章がいつもより細かった気がしますね。
 主人公が羅輯に代わりエンジニアの程心というヒロインになりました。階梯計画からめきめき頭角を現して執剣者にまでなった彼女と同級生雲天明の劇的で深遠な関係がⅢ部に力強さを与えてますね。ここまで劇的な再開をする男女も、物語上でもそうそうないでしょう…。
 藍色空間と万有引力というⅡで登場し、逃避したり生き残り合戦をしつつ勝ち残り、今尚宇宙を漂流し続ける2隻の戦艦。Ⅱの頃、はじめ彼等のエピソードは何なのだろうと感じていたけど、結果的に水滴や三体を攻略する糸口を見つけてゆく存在ということで、ちゃんと物語に絡んでいましたね。彼らは船内の不可思議な現象を通して4次元に遭遇しました。4次元から3次元を見ると言うのが興味深かったです。
 程心の抑止失敗後、地球は一時的に智子率いる三体世界に侵略され、オーストラリアに全人口が集められるという散々な目にあったが、例の2隻の戦艦の送信劇であっけなく三体の星は撃破されました。
 まだ三体残存勢力と送信後の余命いくばくも無い定めらしき地球とが駆け引きし合っている段階でしょうか。それを打破してゆくのが何らかのメッセージを受けた程心というところ。続きはⅢの下巻ですね。
 予想を超える様々アイデアが面白いですが、なんというか、三体上巻以降、いわゆる三体人が出てこないですね。智子のように操られてるキャラクターは出てますが…。
 これはつまり三体人を間接的に描いてる感じですね。三体世界に対する地球人のリアクションを通して読者が三体人を想像しているのだと思われます。
 素晴らしい作品ですが、三体人や三体世界は以外にも霧がかってる様に感じます。
 また三体人が猜疑連鎖や黒暗の森林理論を知らないのは不思議だし、はたまた
上巻のVRでの勧誘作戦も必要だったのかという疑問は少々ありますね。
 しかしそれをある程度どうでも良くするだけの圧倒的な世界観をこの作品が持っている事は言うまでもないと個人的には思います。
 最終巻はもう次がないのでゆっくり読めます。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.231
(5pt)

なんという‼︎

読む必要がある本は数少ないかも知れませんが、もしそうならこのシリーズがそうです。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.230
(4pt)

三部作あるある 後半失速気味

三部作というと、状況説明に終始しがちな一部、広げた風呂敷の回収しないとならない三部の真ん中で、やりたい放題やれる二部が一番面白い、というパターンになりがちですが、本作もその流れになってしまいました。それでもⅢの上巻までは、オーストラリアのエピソードなど、先が気になる展開で一気に読ませますが、下巻になると明らかに読むペースが落ちました(寝落ちも数度…)。主人公の程心が、二度の失敗に懲りたのか、人類の運命に対しては傍観者になってしまうし、太陽系のカタストロフィのシーンについては、アイデアがぶっ飛びすぎて、凡人の私にはイメージが沸かず楽しめませんでした。ハッピーエンドとも言えないし。
とは言え、このハードカバー全6冊に渡る超大作が比類無き傑作であることは確か。楽しませていただきました。感謝です。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.229
(4pt)

雲天明の、お伽話がよかった。

程心が、最高決定権を持つあたりには違和感。
その上、最終決断により、世界が混乱していくさまには、疑問。
雲天明の語ったという、おとぎ話は好き。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.228
(4pt)

物語としての飛躍が著しい

前巻の黒暗森林編から物語は大きく変わり、よりハードなSFとなる。
ストーリーに出てくるテクノロジーも高度になり、SFに慣れていないと難しい気もするが、ここまで来ると現実とは乖離しているため、もはや文学的要素が強いため好き嫌いは分かれそうではある。
主な舞台は宇宙全域となり、時間軸も一般的な感覚では捉えられなくなる。その分著者の発想力や世界に引き込まれるため、それを楽しむ事ができれば非常に面白い。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.227
(5pt)

三体1、三体2と比較して

グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』の再来かと思えるほど、三体3はSF要素が強い作品でした。

それだけでなく、いったん読者を絶望の淵に突き落としたり、かと思えば希望を持たせたり、謎解きがあったり、休むことなく状況が展開していきます。

そのほか、軌道エレベーター内部が増築された時代ごと風情が違っていたり、5つ星ホテル並みの客室が用意されていたり、その描写のリアリティに刺激を受けました。

三体1、三体2でSFを十分に楽しめなかったという方は、三体3には期待しても大丈夫かと思います。
おススメです。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.226
(5pt)

おれは何度でも言うぞ

毎回言って来たが今回も言うぞ。いいか、人名に全部ルビを振れ。以上だ。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.225
(5pt)

圧巻の三部作 これでもかと期待を超えてくる

地球文明に襲いかかる危機にどう対処するかを描いたSF。
想像を絶する宇宙社会の仕組みや攻撃方法等、身震いが止まらなかった。

そしてSFであっても技術に偏らず、人間性も描いているから読みやすい。

その上で、登場人物たちの行動にロジックが通っているので入り込みやすい。
特に、政策決定に関する説明がわかりやすく豊富であるから、なるほどだからこう考えてこう動いているのかと明瞭に理解できて、人間社会の全ての情報を知っている神の視点で人類の動きを見ることができる。
リーダーシップがある人間はこのように行動するのかと、知的好奇心も満たされた。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.224
(5pt)

息もつかせぬ展開

三体三部作もいよいよクライマックスです!
三部作目は一作、二作目を凌駕するスケール。
予想もつかない展開、というよりは3部目上巻は、胸の空くような見事な伏線回収が開始しつつある予感に満ち溢れています。
乞うご期待。あと下巻を読み終わればもう三体とともに生きる日々とはお別れです。コロナ禍のなか日々解決しようもない憂鬱な出来事に苛まれている私に、三体はそれら現実を「忘れる」のではなく.それら現実と「向き合う」勇気をくれました。
ありがとう三体。あともう少しだけど大切に読みます。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.223
(5pt)

もうこのスケール感といったら…

遂に四次元世界にまで連れて行ってくれました。劉さんの豊潤なイメージ力と確かな筆力には脱帽です。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.222
(4pt)

SF小説としては傑作。でも、ジェンダー観の古くささと恋愛描写の陳腐さが引っかかる…

上下巻通しての感想です。
※以下ネタバレあり

三体シリーズの最終巻。
Ⅱが大団円で終わったので、この後どう続けるんだろうと思っていたら、やっぱり宇宙は甘くなかった。
時代を飛び越えながら状況は次々変化し、絶望から更なる絶望へ。
クライマックスの次元攻撃は、よくもまあこんなことを思い付くものだと感心しつつ、太陽系が二次元に折り畳まれていくのを震えながらなすすべもなく見守るしかなかった。
スケールの大きさに少々酔ってしまったくらい、圧巻の描写。
SFのアイデアがこれでもかと詰め込まれているが、Ⅰ・Ⅱと同じく私のような理系はさっぱりの人間でも何となくの理解でぐいぐい読めた。
欲を言うなら三体人のビジュアルや生態についてもっと知りたかったので、地球人とのリアルな対面がなかったのは残念。
著者は元々書くつもりなかったんだろうな。

このように大変楽しませていただいたのは確かだが、どうしても引っかかる箇所がいくつかある。
個人の感想ということで駄文を書き連ねることをお許し願いたい。

①ジェンダー観が古い
Ⅰ・Ⅱを読んで男性キャラクターは個性的で魅力あるのに、女性キャラクターはいまいちだなあ、と思っていたのでⅢの主人公が女性と知って結構期待して読み始めたが…
程心は葉文潔と荘顔を足して2で割ったような「感情論で決断する聖女」だった。
引き出し少なすぎやしませんか。
執剣者に立候補する理由が「母性本能」って…その言葉久しぶりに聞いた気がする。外見が女性化すると思考も軟弱になるって短絡的すぎないか。
程心が「愛のために」下した二つの決断によって、地球人は滅亡する。
程心が女性として設定されたのはこのため?
つまり、著者的には愛ゆえに誤った選択をする主人公は女性でなければならなかったのでは?
著者は、性別の設定は深く考えておらず、程心が男性だったとしても展開は変わらなかったとインタビューで答えているが、とてもそうは思えない。
性別の設定が無意識だったとしても、もし程心が男性だったらこうはならなかったのでは。
著者は程心のような男性もウェイドのような女性も書けない気がする。

②恋愛描写に共感できない
雲天明と程心の関係が物語の一つの軸になっているが、序盤で程心に星を送る雲天明、死後に真実を知って彼が忘れられなくなる程心。
この恋愛エピソード、残念ながら共感できず。
言い方は悪いけど、安っぽいメロドラマ。
正直どういう顔をして読んだらいいかわからなかった。
二人の行く末にあまり興味が持てず読み進めていったが、結局二人は結ばれず。
それは別にいいけど、どうしても男女でカップルにならなきゃだめなのかね。
最後のオチとして何だかな…

上記二点がどうしても引っかかった。
この「洗練されていない」感じが逆に魅力なのかもしれないが、私はジェンダーからの解放がSFのよさの一つだと思っていて、そのような作品を好むので…

最後に。
雲天明のおとぎ話、深水王子のネタ既視感あるな…あ、これジム・ボタン!と思い出した。懐かしい。
小ネタではあるが、もしかしたら参考にしたのかもしれない。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.221
(5pt)

おもしろい!!

私は天体観測が趣味であるが、三体シリーズは本物の「空想科学小説」であると思う。
2019年に出版された「三体」は、血なまぐさい中国の文化大革命から物語が始まり、それがどう天文学の「三体問題」とつながるのか分からないまま読み進めたが、知らぬ間に物語に魅了されていった。読み終わった後で評判だった英語版もペーパーバックで読んでみた(読了までかなりの時間を要した)。なお、文化大革命がなかったことにしようとしている中国共産党に劉慈欣氏が捕まらなかったのが不思議。SFの話しだったからか。
続編の「暗黒森林」は、三体世界との遭遇(攻防)の話しで、これも日本語版を読んだ後にペーパーバックで読み直した(こちらも時間はかかったが少し早く読むことができるようになった)。
本書「死神永生」は、その続編だが、今までと違って話のテンポが速く、あっという間にというのは多少大げさとは思うが、一日1時間(休憩時間)で読んで6日で読み終えた。連続して読んだらもっと早かったかもしれない。今は下巻を同じペースで読み始めて2日目だがおおよそ3分の1。もうだいぶ前にペーパーバックは購入済みで、下巻の読了を待っている。
シリーズとしては読了していないが、劉慈欣という「三体」シリーズのような発想ができる科学的知識とそれを物語として書く力を両立させることができる人間が、文化大革命を起こした共産党の「中国」にいたのかと驚くばかり。映画「メッセージ」にも触発されたが、テッド・チャン氏の「貴方の人生の物語」は読んだが、「三体」の英語訳を行ったケン・リュウ氏の作品や、本書の作者である劉慈欣氏の他の作品もいずれ読んでみたい。
そういえば最近の中国は有人宇宙ステーションを打ち上げたり、火星に探査車を送ったり、宇宙でも勢いがすごい(汗)。頑張れニッポン!
あ、レビューを書くのもよいが「死神永生」下巻を早く読み終えねば!
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.220
(5pt)

読んでいる間は楽しく、読了後はなんとも言えない清々しさ!!

上下巻の感想です。
前半は楽観と悲観のジェットコースター、後半は広げまくった風呂敷をどうやってたたむのか違う意味でもハラハラ。
今作は三体人の侵略が小さな問題と思えるようなスケールでストーリーが展開され、作者のイマジネーションに圧倒されます。
地球人の住む宇宙は三体人侵略開始よりも前に、既に攻撃を受けていた??

主人公の程心は前作の羅輯/大史コンビに比べると線が細いのは否めないです。また、雲天明の方がキャラクターとしては魅力的でした。ただ、彼を主人公にしてしまうと、程心との関係が羅輯と荘顔の二番煎じになってしまうので、致し方なしですかね。
程心のバディ、艾AAは暗くなりがちなストーリーに明るさをプラスしてくれて、なかなかいいキャラクターだと思いました。
程心の決断に批判的な意見が多いようですが、もし合理的な決断をしたら感情移入できないだろうし、そもそも物語がそこで終わってしまいます。

前作に引き続き、VRゲームのような小道具も効いてます。今回はなんとおとぎ話!
それから、まさかの智子擬人化(笑)。和服姿だったり、迷彩服に日本刀を背負ったりとこちらも楽しめました。

時間的にも空間的にも前作のスケールを大きく超えて来て、SFならではの読書体験ができました。とにかく楽しかったです。

[以下ネタバレあり]
物語の最後に「時の外の過去」は程心が書いたものだとわかります。
本書はそれの抜粋という体をとっています。ということは、それを後の世代の人が読んでいるということになります。
この物語の後、おそらく宇宙は本来の姿である多次元宇宙に新生したのだと思うと、なんとも言えない清々しさを感じました。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.219
(4pt)

まだ読んでいない人が羨ましい!

時間と空間、そして次元までもを越える、まさに「マジカル・センスオブワンダ(フル)・ツアー」(古典的に言えば「地獄巡り」?)!今作だけでも5、6冊分の中・長編級SF的アイデアが惜しげもなく投入され、「予想を裏切られる」以前に「予想が出来ない」展開の連続です。後から考えると「あれ?」と思う所や、舞台(時代?)転換のためストーリーの流れに困惑する事もありはしましたが、「グイグイ」読ませる熱量で衝撃の結末まで一直線です。読後に「あぁ、面白かった!」、久々にこう思えました。しばらくツマラナイSFは読みたくない!「ちゃんとした」料理を食べた後で、「ファストフード」や「ジャンクフード」はいらないなぁ、という感じです(笑)。

 スケールと言いアイデアと言い、間違いなく2000年以降のSF史上、「金字塔」と呼んで良い作品でしょう。同時に「いかに大衆が愚かで無責任か」ということが、IからIIIまで貫かれた重要なテーマであったとも思います。熱狂的に支持したはずの人物や出来事を、正に手のひらを返したように非難・攻撃する人々が繰り返し描かれ、敵である三体人よりも主人公たちを翻弄します。最終的にはIの主人公 葉文潔の絶望と決断が正しかったのかとさえ考えてしまいました。SF小説ファンを自認する人には是非一読して頂き、賛否両論、あれやこれやと議論して欲しいです。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.218
(5pt)

シリーズ最高のスピード感ある出だし

『三体』は中華SFで、こんなに中国のSFが面白いなんて知らなかった。他のもちょっと読んでみている。

 Ⅰは中国の文革から始まり、現代の読み手にとっては過去からスタートした。それが現実のわたしの今という時間を追い越し、Ⅱではさらに冬眠ということでもっと先の時間に飛ぶようになった。

 Ⅲに至っては最初からジェットコースターに乗っているようなスピードですべてが展開していく。そして読み手の視点はヒロインの程心の視点にありつつも、そのいる場所の壮大さにどんどんどんどん外にぶっ飛ばされているような感じになる。

 物語の始めのエピソードからすべてが伏線となりつながっているのでこぼれないように読んでいかないといけないのにスピードが速い!
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.217
(5pt)

物理を知らない人はわからないかも

三体1を読んだときに面白すぎて、三体2は1を超えられないんだろうなって思ったら2のほうが面白くてすごいと思った。2である程度話は完結してる雰囲気だったし、3はその後の後日談的な話だと思っていたら、しっかり期待を裏切られました。3はもう物理。読まない選択肢はないですね
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.216
(4pt)

ちょっと待っていた三部目。

一部、二部の概説があるのは面白いな。
確かに読み直すのは大変だからありがたい。
1453年のビザンティン帝国から始まってどこへ行くのだろう思ったら、魔女の術がオールト雲外側の宇宙での出来ごとで説明がつくなんて。
下巻はいったいどこへ行くのか楽しみ。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.215
(5pt)

宇宙は生命によってすでにどれだけ変わってしまっているのだろう。どれほどのレベルで改変がなされているのだろう

Ⅱの面白さにも悶絶しましたが、Ⅲでは、そこまでいくか!というこちらの想像を遥かに上回る、とてつもない規模の時間と空間の感覚に、読後しばらくは放心状態になるほどです。

「宇宙は暗黒の森であり、そこには猟銃を携えた無数の狩人(異星文明)が身を潜めている。ほかの生命を発見したら、できることは相手より先にひきがねを引くことだけ」
 この暗黒森林理論による抑止力により、三体世界と技術情報供与関係を結び平和を取り戻したかのように見えた前作から数年。
 新しいテクノロジーの誕生により社会のありようが大きく変わることがある。本書では、人工冬眠技術が確立されたことで、それが人類文明の様相を一変させる可能性があることが明らかになります。今より技術の発展した一世紀、二世紀後に目覚めることができる人工冬眠技術は、いわば時を超えるツール、いわば一方通行のタイムマシンのようなものだ。
 この人工冬眠技術の存在により、本書では、程心(チェンシン)という一人の女性が何世紀もの時代で活躍する姿を物語化することを可能としています。
 やさしさと責任感は強い程心が、世界を変える重大な役割を担わされ、三体世界がついに牙をむく本書前半部分も面白いのですが、その後の4次元空間の発見、高次元を低次元化する武器の存在、の曲率推進航法による光速航法の発見など、後半に進むにつれて、その時間規模はこちらの想像を大きく上回ります。
 光速で飛ぶ宇宙船の中で進む時間は、宇宙船の外で進行する時間より短くなるという相対性理論を取り上げたSF映画や小説、アニメーションなどは数多くあり、テーマとしてとても好きなジャンルで、いずれも心を大きく揺さぶられるのですが、本書で取り上げられた時間間隔は尋常でありません。
 そして、宇宙は生命によってすでにどれだけ変わってしまっているのだろう。どれほどのレベルで改変がなされているのだろう、という思いに至ります。
 しばらく後引きそうな、とてつもない物語です。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.214
(5pt)

面白い

久しぶりにスケールの大きなSFらしいSFを読んだ気がします。
展開の予想が付かず、最後まで発想の大きさに圧倒されました。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493
No.213
(5pt)

これは現代の西遊記、西遊記のSF版だ!

何と言っても荒唐無稽。さすが中国4000年の歴史。白髪三千里、怒髪天を突く、国だ。オーバーもオーバー。だがそれをいともサラリとそれらしく言ってのけるのが凄い。Ⅰ〜Ⅱ〜Ⅲと発刊される度に、次はどうなるのだろう、早く翻訳して欲しい、と思って来た。前回のお話で、これ以上どうやって第3巻に繋ぐのだろうと思っていたが・・・。手に取って、あっという間の3日間。怒涛のスピードで読み終えた最終巻だった。いやはや面白い小説が出たものだ。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124493