死神永生: 三体Ⅲ
評判
死神永生: 三体Ⅲの評価:
4.35/5点 レビュー 222件。 A ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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死神永生: 三体Ⅲの評価:
4.35/5点 レビュー 222件。 A ランク
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主人公が羅輯に代わりエンジニアの程心というヒロインになりました。階梯計画からめきめき頭角を現して執剣者にまでなった彼女と同級生雲天明の劇的で深遠な関係がⅢ部に力強さを与えてますね。ここまで劇的な再開をする男女も、物語上でもそうそうないでしょう…。
藍色空間と万有引力というⅡで登場し、逃避したり生き残り合戦をしつつ勝ち残り、今尚宇宙を漂流し続ける2隻の戦艦。Ⅱの頃、はじめ彼等のエピソードは何なのだろうと感じていたけど、結果的に水滴や三体を攻略する糸口を見つけてゆく存在ということで、ちゃんと物語に絡んでいましたね。彼らは船内の不可思議な現象を通して4次元に遭遇しました。4次元から3次元を見ると言うのが興味深かったです。
程心の抑止失敗後、地球は一時的に智子率いる三体世界に侵略され、オーストラリアに全人口が集められるという散々な目にあったが、例の2隻の戦艦の送信劇であっけなく三体の星は撃破されました。
まだ三体残存勢力と送信後の余命いくばくも無い定めらしき地球とが駆け引きし合っている段階でしょうか。それを打破してゆくのが何らかのメッセージを受けた程心というところ。続きはⅢの下巻ですね。
予想を超える様々アイデアが面白いですが、なんというか、三体上巻以降、いわゆる三体人が出てこないですね。智子のように操られてるキャラクターは出てますが…。
これはつまり三体人を間接的に描いてる感じですね。三体世界に対する地球人のリアクションを通して読者が三体人を想像しているのだと思われます。
素晴らしい作品ですが、三体人や三体世界は以外にも霧がかってる様に感じます。
また三体人が猜疑連鎖や黒暗の森林理論を知らないのは不思議だし、はたまた
上巻のVRでの勧誘作戦も必要だったのかという疑問は少々ありますね。
しかしそれをある程度どうでも良くするだけの圧倒的な世界観をこの作品が持っている事は言うまでもないと個人的には思います。
最終巻はもう次がないのでゆっくり読めます。