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二人の嘘



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【この小説が収録されている参考書籍】
二人の嘘

二人の嘘の評価: 3.68/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21~31 2/2ページ
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No.11:
(2pt)

後半は…

面白く読みつづけましたが、最後の最後で【失速】。あと少しのところで読むのを止めました。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.10:
(3pt)

男性目線

女性主人公のキャラクターに興味があって手に取りました。裁判官としての日常にもリアリティーを感じましたが、今の時代に、これだけ経済力のある女性が良妻を演じ続け、階級の違う男性と堕ちて行く姿は女性の本音とは違う様な気がしました。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.9:
(4pt)

本の帯のネタバレで面白さが半減しました

本書を手にしたら読むともなく帯の活字が目に入ってきて、それだけで結末が想像できて、帯にここまで書かなくても、、、と興ざめしました。
読む愉しみが半減してしまいましたが、それでも読ませるストーリーでした。
著者は脚本家ということですが映像化を意識したのかと思うほど主人公礼子の美しさをルッキズムのように周囲の人たちに賞賛させていて違和感を覚えましたが、それは後に蛭間が礼子に魅かれた理由と対比させるための伏線だったのかと思いました。
裁判官という職業について、礼子が自宅でルーティンのように判決文を書くこと、元裁判官の義父に対しての司法囚人という言葉、裁判員制度の裁判員だった女性からの批判の手紙などなど、知られざる面が出てきて興味深く読みました。
蛭間の裁判の偽証の内容に意外性は無く、後半は法廷ものよりも恋愛小説として読みたかったのですが、帯を見て結末が想像できるだけに悲観的に予防線を張ってしまいました。蛭間が魅力的だっただけに、ネタバレなく自由に小説の世界に浸りたかったと残念な気持ちでした。
礼子はすべてを失ったのではなく再生するのだと思えるラストでした。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.8:
(5pt)

初めて 泣けた小説でした

あっという間に 読み終えられて 初めて 小説を読んで 泣きました
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.7:
(5pt)

間違えない、間違える。そのとき。

その美貌、その頭脳、そのキャリア、その裕福な家庭と、汚点なくすべてを持ち合わせている女性判事。
その時、トリガーは引かれる。
毎日、同じ時間に裁判所をじっと見つめているひと。
その判決は間違えていたのか。
その人の人生を壊してしまったのだろうか。
決して出会うことがない二人だった。
その驚愕の真相は解明されていく。
そのきもちは通じていく。
捩じれ、不協和音が鳴り響くなかで、切なく珠玉のラブストーリーが奏でられる。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
4344038010
No.6:
(4pt)

知は優っているが、情操に欠ける美貌の判事の話。

八月六日の産経新聞に大々的に宣伝されていたので興味を惹かれて読んだ。「将来を嘱望された、10年に一度の逸材と言われる美貌の女性判事と、命懸けの偽証で未来を棒に振った殺人犯、恋で終わればこの悲劇は起きなかった。」とか、「読み終わった本を抱きしめた。ありがとう、ふたりの嘘」そして、「傑作ミステリーの誕生!これほどの才能がどこに隠れていたのか?」などの絶賛の宣伝である。

 私は、主人公・片陵礼子(10年に一度の逸材の美貌判事であるが)の虚無的で感情のない生き方に同調することができなかった。天は二物を与えずというが、主人公・片陵礼子には、その育った環境から来るものだろうか、知性が勝りすぎて情操が欠如しているように感じて、どうして頭の良い礼子が具にもつかない男と結婚したのか、その辺からすでにこの小説の設定に違和感を感じていたのだった。

 一方で、殺人犯、蛭間隆也には、強い正義感と自制心が感じられ、ぎこちない生き方を貫く強さに尊敬の念すら覚えた。また、殺人に至る設定も読むものを納得させるものだと思った。

 たしかに、小説としては面白い。少し冗長の気味もあったが(特に後半部分の金沢での情景)、楽しませてもらったのは事実だ。ただ、結末はもう少し痛快な終わりかたにして欲しかった。
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No.5:
(5pt)

優しい人は損をする

8時間ぐらいかけて一気読みしました!
面白かったけど、終始重いので好みは分かれる気はします。
誰かのことを考えられる優しい人が、自分のことしか考えていない人に蹂躙される話です。
読み終わった後は無性に誰かに優しくしたくなります。
性描写多めです。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.4:
(4pt)

肩書きを外し、身の程を越えて。

新聞広告では否定されていましたが、出来れば映像化して欲しい作品。

ただ、最終章はもっと簡潔に纏めた方が良かったと思うが、それでも堕ちていく二人の破滅的な甘美さに胸を打たれた。
この類の小説は余り読んでいなかったが、終末思想のある物語には中毒性があると思いました。

傑作。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.3:
(5pt)

新ヒロイン誕生か

久々に読み応えのある作品に出逢いました。礼子は弁護士になるしか無いけど、新たな活躍が期待できるでしょうか。あまりに重いので、連作化はむつかしいかも。
それだけに期待も大きい。今年度の収穫のひとつだと思います。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.2:
(3pt)

惹かれる理由がいかにも空想的

優秀な女性判事が自分が判決を下した元服役囚と出会い、心が揺さぶられていく様を描く。
判事としての仕事ぶりから一転して恋愛ベースでの心情変化には唐突感が強い。
一応家庭とか旦那とかの伏線はあるが、これがありきたりで判事にも服役囚にも心が動かされない。
元服役囚の動機も行動も予想を超えない。

これならいっそのこともっと二人を破壊的に描いていけばまだ読み応えあるが、後半も中途半端で終わってしまう。
孤独を埋める2人しては、よくあるメロドラマ的に感じてその先を期待したかった。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
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No.1:
(4pt)

切なくて悲しくて美しかった

ちょっとばかし懐かしさ感じる話の流れなんだけど、女性の立場や旦那の感じが上手く現代版になってる。
ここまで立場が違うのに好きになるとかある⁈とも思ったけど、この男性なら仕方ないか。
これ映画化にならないかな⁈
切なくて悲しくて美しい。
二人の嘘Amazon書評・レビュー:二人の嘘より
4344038010

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