テスカトリポカ

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評判

テスカトリポカの評価:

3.85/5点 レビュー 266件。 B ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全265件 121〜140 7/14ページ
No.145
(4pt)

人間の群れはいつでも生贄を欲しがっている

どちらかと言えば、読みだすとぐいぐいと止まらなくなる前作『Ank』の方が好みと感じますが、本作は本作でなかなかのボリュームで読み応えがあります。
 「麻薬密売人」「臓器売買」「闇医師」「古代アステカ文明」「神にささげる生贄」、そして「常識を超えたとてつもないパワーを持つ若者」といったキーワードが読者の好奇心をくすぐり、先を読みたいというワクワク感が生まれる。
 しかし裏社会における命の軽さたるや。
 いとも簡単に人の命が奪われていく場面が連発される。
 それは巨大犯罪組織カルテルに君臨していたバルミロが幼少期に祖母から得た、アステカ文明に関する生贄の物語が身に沁みつき、アステカの教義を現代に再現しようとしているためだ。
「すべてはテスカポリカに支配されている。テスカポリカは暦の背後にいる時の超越者だ」
とバルミロはコシモに教え諭す。
「人間の群れが生きていくためには、神に生贄を差し出すほかない。人間が供犠をやめてしまえば、その日から暴力の伝染が始まる。たちまち人間どおしで殺しあうようになる」
 一方、バルミロとは違う考えを持つパブロは、コシモにこう伝える。
「神が求めるのは憐みであって、生贄ではない」
 生贄か憐みか。
 物語の行きつく先にあるものは・・
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.144
(5pt)

神と暴力の不気味な魅力に惹きつけられる

この数年で一番面白かった。グロテスクでいてリアル。理不尽な人間の凶暴性や暴力の描写力が圧巻です。またメキシコ、ジャカルタ、川崎などの各国の都市の裏社会やその背景の文化、宗教感についても非常によく調べています。アステカの神秘的な儀式のシーンなども不気味な神秘性が前面に出ていて、普段サスペンスのようなジャンルを読まない自分も、独特のスリルを楽しめました。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.143
(5pt)

神と暴力の不気味な魅力に惹きつけられる

この数年で一番面白かった。グロテスクでいてリアル。理不尽な人間の凶暴性や暴力の描写力が圧巻です。またメキシコ、ジャカルタ、川崎などの各国の都市の裏社会やその背景の文化、宗教感についても非常によく調べています。アステカの神秘的な儀式のシーンなども不気味な神秘性が前面に出ていて、普段サスペンスのようなジャンルを読まない自分も、独特のスリルを楽しめました。
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.142
(5pt)

好きな人と苦手な人をが分かれる内容のような気がしました。

殺人が神様に捧げることで、殺人ではなくなり公定される必要事項となる。宗教・歴史というか、そんな世界もあるのかもしれない。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.141
(5pt)

好きな人と苦手な人をが分かれる内容のような気がしました。

殺人が神様に捧げることで、殺人ではなくなり公定される必要事項となる。宗教・歴史というか、そんな世界もあるのかもしれない。
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.140
(4pt)

グロテスクは苦手なのに惹き込まれる

ホラーも、暴力的な描写も、グロテスクなのも苦手なのに、先が知りたくてどんどん読み進めてしまった。
ずっとハラハラドキドキして、仕事中も続きが気になって仕方なかったです。
よく出来てるストーリーだった!面白い!
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.139
(4pt)

グロテスクは苦手なのに惹き込まれる

ホラーも、暴力的な描写も、グロテスクなのも苦手なのに、先が知りたくてどんどん読み進めてしまった。
ずっとハラハラドキドキして、仕事中も続きが気になって仕方なかったです。
よく出来てるストーリーだった!面白い!
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.138
(4pt)

途中までは理想通り

どうやってここまで来たか。どんな奴らなのか。の説明に3/5を使って丁寧に背景を説明してくれる。ノンフィクションでもありえそうな組み合わせ。ストーリーが拡大せずに終わってしまっているので、うまくいったアナザーストーリーを読みたくなる。描写と背景と設定の細かさと丁寧さに、その人物の生々しさがあふれているように感じる。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.137
(4pt)

途中までは理想通り

どうやってここまで来たか。どんな奴らなのか。の説明に3/5を使って丁寧に背景を説明してくれる。ノンフィクションでもありえそうな組み合わせ。ストーリーが拡大せずに終わってしまっているので、うまくいったアナザーストーリーを読みたくなる。描写と背景と設定の細かさと丁寧さに、その人物の生々しさがあふれているように感じる。
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.136
(4pt)

読みやすいです

文化や宗教、海外の下りも多いですが、文章が上手なのか読みやすいです。
よくここまで考えたな、プロットしたなと感心します。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.135
(4pt)

読みやすいです

文化や宗教、海外の下りも多いですが、文章が上手なのか読みやすいです。
よくここまで考えたな、プロットしたなと感心します。
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.134
(4pt)

臓器移植の問題点。臓器移植をしてまで伸ばしたい寿命とは、許されざるものではないだろうか?

犯罪小説も現代を反映して国際的ですね。アステカの神の生贄と臓器移植が微妙に関連が匂ってきます。私個人は、臓器移植は、好きではありません。臓器という単なる物質ではなく、それはスピリットに包まれた不思議な存在なのです。最後にその点も書ききっていると思います。アステカの神は、昔存在していて、多分エイリアンだったのでしょうね?
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.133
(4pt)

臓器移植の問題点。臓器移植をしてまで伸ばしたい寿命とは、許されざるものではないだろうか?

犯罪小説も現代を反映して国際的ですね。アステカの神の生贄と臓器移植が微妙に関連が匂ってきます。私個人は、臓器移植は、好きではありません。臓器という単なる物質ではなく、それはスピリットに包まれた不思議な存在なのです。最後にその点も書ききっていると思います。アステカの神は、昔存在していて、多分エイリアンだったのでしょうね?
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.132
(4pt)

終盤の息切れと言うか展開が…

佐藤究と言う男は元は純文学育ちらしい。
その証拠にデビューは群像新人賞からで、実際に群像新人賞をどんなジャンル、どんな作風の人が受賞するかと言うと純文学ではあるけれど、ちょっとオシャレな…言い方を変えれば「鼻にかけた」何かがある作品が多い様に思う。これは実際に応募をし、選考を進んだ事のある私が言うのだから強ち間違いではない。

しかし現代文学と言うジャンルの中で純文学は正直シンドイ。
現代文学ではどうしても推理、サスペンスが評価されるきらいがあり、純文学育ちの佐藤氏はデビューしたはいいものの鳴かず飛ばずで郵便局のアルバイトをしながら日銭を稼いできたらしい。

そんな佐藤氏の起死回生となるのがこちら。
私は氏の作品を広島新聞で知って、医療職でもあるので臓器売買を扱ったバイオレンス物と言う紹介から「どれどれ」と手にとってみた。
三島由紀夫は小説とはありえない物同士を言葉で繋げる事をするのが仕事と言うが、古代中南米+麻薬カルテル+臓器売買をよくぞまあ繋げたものよ…と関心をした。

再起を図る麻薬カルテルの幹部と臓器ブローカーに墜ちた闇医者が手を結ぶ辺りまでは、もうこのまま裏社会を牛耳ってくれよ!と思うのだが、散々中南米の宗教を繰り返してきて新約聖書の「私は生贄を求めているのではない、憐憫である」と言う一文で裏切り者が出て破滅に向かっていくのはどうだろう。
暴力暴力とやって来て、結局善人でありたいと佐藤氏は思ったのではないだろうか。

しかしテスカトリポカを書く前に「ダークナイトみたいのを」と頼まれたと言うから、そういう話なのかもしれないが、折角なら闇の世界を突き進むところまで突き進んでほしかった。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.131
(4pt)

終盤の息切れと言うか展開が…

佐藤究と言う男は元は純文学育ちらしい。
その証拠にデビューは群像新人賞からで、実際に群像新人賞をどんなジャンル、どんな作風の人が受賞するかと言うと純文学ではあるけれど、ちょっとオシャレな…言い方を変えれば「鼻にかけた」何かがある作品が多い様に思う。これは実際に応募をし、選考を進んだ事のある私が言うのだから強ち間違いではない。

しかし現代文学と言うジャンルの中で純文学は正直シンドイ。
現代文学ではどうしても推理、サスペンスが評価されるきらいがあり、純文学育ちの佐藤氏はデビューしたはいいものの鳴かず飛ばずで郵便局のアルバイトをしながら日銭を稼いできたらしい。

そんな佐藤氏の起死回生となるのがこちら。
私は氏の作品を広島新聞で知って、医療職でもあるので臓器売買を扱ったバイオレンス物と言う紹介から「どれどれ」と手にとってみた。
三島由紀夫は小説とはありえない物同士を言葉で繋げる事をするのが仕事と言うが、古代中南米+麻薬カルテル+臓器売買をよくぞまあ繋げたものよ…と関心をした。

再起を図る麻薬カルテルの幹部と臓器ブローカーに墜ちた闇医者が手を結ぶ辺りまでは、もうこのまま裏社会を牛耳ってくれよ!と思うのだが、散々中南米の宗教を繰り返してきて新約聖書の「私は生贄を求めているのではない、憐憫である」と言う一文で裏切り者が出て破滅に向かっていくのはどうだろう。
暴力暴力とやって来て、結局善人でありたいと佐藤氏は思ったのではないだろうか。

しかしテスカトリポカを書く前に「ダークナイトみたいのを」と頼まれたと言うから、そういう話なのかもしれないが、折角なら闇の世界を突き進むところまで突き進んでほしかった。
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.130
(5pt)

ノワール小説の傑作

規格外・怪物級のどす黒い迫力に読後も圧倒されっぱなし。
こんな本、昨今の日本文学では滅多にお目にかかれない。
静謐で美しさすら感じる文体と一切を振り切りいっそ清々しいくらいの、血で血を洗う人でなしたちの物語。
小説に共感ばかりを求める読み手にはむしろ禁書にしたほうがいい。

確かに中盤までと比べると、終盤〜結末はややバランスを描いているかもしれない。
でもそれは中盤過ぎまでが世界文学レベル、終盤以降が日本文学秀作レベルという、書店に溢れたそんじょそこらの凡作とはレベチ・クオリティ。
普段は小説の映像化にそれほど期待しないが、これは然るべき予算と才能を結集した製作チームのものなら観てみたい。やはり今なら配信系か。クオリティ二の次の日本の放送局や映画会社、綺麗なだけの俳優じゃ絶対に手の出せない内容とスケール感だから、ある意味で安心だ。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.129
(5pt)

ノワール小説の傑作

規格外・怪物級のどす黒い迫力に読後も圧倒されっぱなし。
こんな本、昨今の日本文学では滅多にお目にかかれない。
静謐で美しさすら感じる文体と一切を振り切りいっそ清々しいくらいの、血で血を洗う人でなしたちの物語。
小説に共感ばかりを求める読み手にはむしろ禁書にしたほうがいい。

確かに中盤までと比べると、終盤〜結末はややバランスを描いているかもしれない。
でもそれは中盤過ぎまでが世界文学レベル、終盤以降が日本文学秀作レベルという、書店に溢れたそんじょそこらの凡作とはレベチ・クオリティ。
普段は小説の映像化にそれほど期待しないが、これは然るべき予算と才能を結集した製作チームのものなら観てみたい。やはり今なら配信系か。クオリティ二の次の日本の放送局や映画会社、綺麗なだけの俳優じゃ絶対に手の出せない内容とスケール感だから、ある意味で安心だ。
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.128
(5pt)

導入を乗り越えればスラスラ

冒頭の200pが物語の背景を説明する内容でスペイン語、古代アステカ言語が入り混じり個人的にはあまり内容が入ってこなかった

しかしそこを乗り越えれば物語のスピードもそれなりに上がり一気に読み進むことができる。
圧倒的な下調べで情報を圧縮しているので全体的に密度は濃いめ。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186
No.127
(5pt)

導入を乗り越えればスラスラ

冒頭の200pが物語の背景を説明する内容でスペイン語、古代アステカ言語が入り混じり個人的にはあまり内容が入ってこなかった

しかしそこを乗り越えれば物語のスピードもそれなりに上がり一気に読み進むことができる。
圧倒的な下調べで情報を圧縮しているので全体的に密度は濃いめ。
テスカトリポカ Amazon書評・レビュー: テスカトリポカより
4041096987
No.126
(5pt)

非日常の最高峰。コシモ、バルミロ、メスカル。

体格が規格外のコシモ、裏社会で生きるバルミロ。2人が出会うまでの話に引き込まれ、出会った後も面白いです。

暴力に麻薬、臓器売買と非日常に誘われます。分厚い本ですが、いつの間にか読めると思います。

アステカの神、テスカトリポカになぞらえた拷問、処刑方法が独特。

メスカルは作中に登場するお酒。コシモの母親が飲んでいるもの。少しお高めですが、読んでいると飲みたくなります。
テスカトリポカ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テスカトリポカ (角川文庫)より
4041146186