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(短編集)

風雪の檻 獄医立花登手控え2



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風雪の檻 獄医立花登手控え2の評価: 4.33/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

円熟した筆致がさえる藤沢作品

肩のこらない藤沢ワールド。ほのぼのとした情感と哀感が良い作品。
新装版 風雪の檻 獄医立花登手控え(二) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 風雪の檻 獄医立花登手控え(二) (講談社文庫)より
4062735873
No.1:
(3pt)

先が気になる展開

登の友人でもあり柔術仲間でもある新谷弥助が姿を消した。行方を追う登だが、弥助には容易に
会うことができなかった。だが登は、思いがけない場所で弥助と対峙することになる。悪事を
はたらく者たちの背後に、弥助はいた!獄医立花登手控えシリーズ2。

今回は、姿を消した弥助の消息と絡み合わせる形で物語が進んでいった。前作同様、さまざまな
人間ドラマが繰り広げられる。作者の、人の悲哀の描写には、読んでいてぐいぐい惹きつけられた。
この本の中には5編の短編が収録されているが、一番印象に残ったのは「処刑の日」だ。限られた
時間の中、真の下手人を追う登たちの緊迫した状況の描写がすばらしかった。また、登と、叔父、
叔母、ちえとの関係の微妙な変化も楽しい。特に、登とちえの関係がこれからどうなっていくのか
がとても気になる。
時代劇が苦手という人でも、読みやすいので楽しめる作品だと思う。読後の余韻も心地よかった。
新装版 風雪の檻 獄医立花登手控え(二) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 風雪の檻 獄医立花登手控え(二) (講談社文庫)より
4062735873

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