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(短編集)
風雪の檻 獄医立花登手控え2
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風雪の檻 獄医立花登手控え2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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肩のこらない藤沢ワールド。ほのぼのとした情感と哀感が良い作品。 | ||||
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登の友人でもあり柔術仲間でもある新谷弥助が姿を消した。行方を追う登だが、弥助には容易に 会うことができなかった。だが登は、思いがけない場所で弥助と対峙することになる。悪事を はたらく者たちの背後に、弥助はいた!獄医立花登手控えシリーズ2。 今回は、姿を消した弥助の消息と絡み合わせる形で物語が進んでいった。前作同様、さまざまな 人間ドラマが繰り広げられる。作者の、人の悲哀の描写には、読んでいてぐいぐい惹きつけられた。 この本の中には5編の短編が収録されているが、一番印象に残ったのは「処刑の日」だ。限られた 時間の中、真の下手人を追う登たちの緊迫した状況の描写がすばらしかった。また、登と、叔父、 叔母、ちえとの関係の微妙な変化も楽しい。特に、登とちえの関係がこれからどうなっていくのか がとても気になる。 時代劇が苦手という人でも、読みやすいので楽しめる作品だと思う。読後の余韻も心地よかった。 | ||||
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