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孤剣 用心棒日月抄
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孤剣 用心棒日月抄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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つい本に没頭、乗り越す始末、それくらい離せない 藤沢文庫は全部読むつもり 時間の無い方にもある方にもお勧めです、ハマりますよ | ||||
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このシリーズの最高傑作です。藤沢周平の転機とも言える幸せな気持ちになる切ないラブストーリーとも言えます。 | ||||
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I really liked the product, and very good shopping with amazon in the future will more shopping, I like to thank you guys services. | ||||
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数年前に公共図書館から単行本で借りて読んだ。再読しようと思ったら近辺の公共図書館どれも文庫本ばかりである。文庫本は活字が小さくて読みにくいので、古本市場を探して単行本をオンライン通販で入手した。ところが、単行本ももともと2段組みで活字がやたら小さい。電子図書ならば大きい活字で読めるからと、Kindleを購入した。大きい活字で目に負担なく再読できた。この小説は元禄期江戸の細部の地名が克明に記されており、又八郎や佐知の辿った道順がはっきりつかめるのがとりわけ興味深い。道順を再現する街歩きが楽しめる。 | ||||
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主人公の青江又八郎は、クールで優しく強い。雇い主にとって頼りになる用心棒である。 シリーズ1では、つらい用心棒暮らしから足を洗って、早く故郷の藩に戻れるよう応援していたが、それが現実のものとなると、やはり読者としては少々物足りない。 また何かの事情が生じて、江戸で吉蔵や細谷と再会し、浪人暮らしを始めないかと、意地悪な期待をしてしまう。 そんな読者の意地悪な希望がかない、又八郎の用心棒暮らしが再開するのだから、シリーズ2は、初めからワクワクしてしまうのである。 シリーズ1のラストに出てきた佐知の大活躍が、このシリーズ2での見所であろう。 佐知は、賢く敏捷で強い。今で言えば女スパイだ。又八郎と佐知が徐々に接近するのが気になる。又八郎は、故郷に残した妻を裏切ってしまうのか? シリーズ3も絶対に読みたい。 | ||||
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青江又八郎がとにかくかわいそうではあるが、周りに出てくる協力者が面白い。 | ||||
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藤沢周平、池波正太郎は年配者の読む本と思っていた。やがて62歳を迎えるこの時期にやっと藤沢氏の著作に手が伸びた。 石田氏のエッセイで絶賛されていたが「江戸の風景、人物描写、リアルな真剣勝負等々」シリーズ4作一気に読了できた。 | ||||
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このシリーズを全部読みたくて購入しました。商品も良好で満足しています。 | ||||
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せっかく帰ることができ、恋女房との楽しい生活と思いきや、またまた江戸へ。 これだから、すまじきものは宮仕えなどといわれるのであろう。 ただ、江戸での生活が恋あり、サスペンスありで起伏に飛んでいるのが救い。 重苦しい、藤沢周平とは違い、 筆が伸びやかでいい。 私自身は、この作品は恋愛小説部分を楽しんで読んだが、 なかなかに味わい深い。 今風に言えば、完全な不倫(単身赴任男とバツイチ女性)なのだが、 そう感じさせないところがいい。 時代小説というと、おっさん臭さがぷんぷんするが、 高校生ぐらいで読んで、30代位で再読すると、よりおもしろいのではないか。 高校生以上なら万人におすすめできる娯楽作品である。 | ||||
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コメディというわけではないのだろうが、そこはかとなく笑いのあると品がよい。 オスカー賞で話題になった、「おくりびと」も笑いの要素を入れてぐっと良くなっているとか。 主人公、青江又八郎は、仕事が片付くたびに老中から呼び出され、無茶な指令を与えられる。 特命係長・只野仁とよく似ている。あっちはサラリーマンをやめずにいられるから、 青江又八郎のほうがたいへんだ。 この青江又八郎、性格はいたって誠実なのだが、この孤剣では、以外にもちゃっかりというか、エッチな側面を出している。 仕事仲間の佐知がとらわれてしまって、救出に行くのだけれど、縛られて胸がはだけていたら、何気なく触ってしまう。 それがまたちっともいやらしくない描写になっているのだけれど、藤沢周平は、なまなかな作家ではないと見た! ちょっと終わり方が唐突なのだけれど、青江又八郎には今後も無茶な指令が続くのだからしょうがないか。 また、それを読むことができるのは、我々読者にとって、楽しみの一つになるのだけれど。 | ||||
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シリーズ2作目。前作は赤穂浪士の物語を絡めながら、又八郎の用心棒生活を描いた傑作であったが、本作は一転、前作で又八郎をおそった佐和との控えめな恋愛模様を絡めながら物語は進んでいく。前作とは方向性が違うので、単純な比較は難しい。シリーズ物はこうでなくてはならないのであろう。マンネリに陥ることが最大の失敗であるからだ。 しかしながら本作に流れる、清潔感のある色香はすごい。むせ返るようである。まるで恋愛小説である。時代小説、剣客物というジャンルにとらわれなければ、恋愛小説として女性に読まれるのではないか。 | ||||
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「用心棒日月抄シリーズ」第二作。藩主暗殺の陰謀を巡って、青江又八郎は脱藩の形で再度江戸へ向かう事へ。脱藩なので、相変わらず用心棒家業である。ファンにとっては嬉しい続編である。 相棒の細谷の自堕落だが憎めないおトボケぶり、吉蔵の狸親父ぶりも健在。今回は腕利きの相棒米坂が加わる。武士と庶民、剣劇と下町人情、藩の大事と市井の生活など様々な対立軸を中心にユーモアと機転の効いた話を語ってくれるのは期待通り。そして、今回は"剣鬼"大富静間との対決が大きな見もの。前作に比べ、藩の問題が大きなウェイトを占めているので、立ち回りのシーンが大きくなっており、その分スリルが増している。また、佐知との恋愛模様が色濃く描かれ、佐知がシリーズの中心人物になった事を印象付ける。 時代小説の面白さのエッセンスを詰め込んだ、藤沢作品を代表する傑作。 | ||||
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密命を帯びて再び脱藩し、江戸に舞い戻る又八郎。宿敵・大富数馬との死闘、 公儀隠密、大老派との三つ巴の争奪戦と読み応えは十分。 新キャラも十分に立っており生き生きしている。米坂の浪人暮らしとその顛末 に、浮かばれない青江・細谷の境遇の侘しさが反射し、サラリーマンの自分と しても身につまされるところもないではない。 本作は、密命を軸に話が展開するため、用心棒・青江又八郎の活躍の面は薄い。 第1作について、そこに魅力を感じた人にはすこし拍子抜けか。だが斬り合い の鋭い描写は前作を凌ぐ緊張感!この物語はやはり面白い。 | ||||
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わけあって江戸で用心棒家業を営む青江又八郎が、活躍する時代小説の2作目です。 前作が、忠臣蔵外伝のような感じだったのに対して、今作は、又八郎の使命中心に描かれています。 前作からの、「口入れ屋の吉蔵」をはじめ、「巨漢の浪人細谷」は、今作でも大活躍。加えて、今作から登場の「雇い先の手代に頼りないと言われる浪人米坂」がなかなか味があるキャラで良いです。 前作でちらっと登場した「悪漢大富静馬」との闘い、公儀隠密とのからみ、「影の組織嗅足組の佐知」との恋愛模様など、読者を楽しませてくれます。 描写は、簡潔でスピーディに、そして、ちょっとしたユーモラスさを加えられて、書かれています。スラスラと読み進めることができます。正直、読み始めると止まりません。又八郎の貧乏さに拍車がかかっているのが、とても面白いです。ただ、決めるところは決めるのは、やはり、藤沢周平作品の主人公。強くたくましく、正義感にあふれている。 前作が好きな人は、文句なしに楽しめるのでないでしょうか。前作が気に入った人は、是非、ご購入を。 | ||||
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藩の密命により、脱藩を余儀なくされた主人公は「お家」を救うべく、江戸の町で活躍する。現代に生きる私たちには理不尽とも思える使命を帯びた主人公が生活の苦労を強いられながらも、成し遂げていく姿には感動と共感を覚える。ユーモアあふれる脇役たちの個性も見逃せない。なにより素晴らしいのは藤沢周平の精緻な筆さばき。前作の「用心棒日月抄」と一緒に読めば、片時も手放したくなくなるシリーズ。私はシリーズ4冊を5回通読しました。 | ||||
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