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孤剣 用心棒日月抄
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孤剣 用心棒日月抄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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いうまでもなく、「用心棒: 日月抄」の続編。 全編が複雑な構造だった前篇だが、続編にはもはやそのような作品構成上の裏の仕掛けはない。しいて言えば、公儀と又八郎が同じ人物を追いかけるという点だろうか。そもそも、前篇の終了から時間にしてわずか2か月もたたない時間の経過の中で、再び又八郎が江戸に戻るという設定自体に相当な無理があり、安易といわざるを得ない。 一方で、追われる人物である「大富静馬」は散発的に登場するだけで、その人物の造型が深められることもない。となると全編を通して流れる雰囲気は、剣客物の構図は一応は維持しながらも、江戸を舞台にした典型的な「市井物」のものになってしまう。となると、江戸への一時的な脱藩という時間的な枠をはめながらも、やはり平凡な繰り返しの集積になってしまうのだ。なんとかその定番に変化をつけようとして、「佐知」や細谷に続く三番目の用心棒の人物「米坂」が登場する。たしかに若干のアクセントはついたようだが、全体を通してみるとこれらの人物の位置付けは相当に曖昧なままだ。 もともとは、雑誌に連載されたものなわけで、毎月、次を待ち続ける読み手の気持ちの高揚を今さら追体験するというわけにはいかない。とはいえ、藤沢ファンの人には怒られてしまうが、やはり出版社サイドの営業上の理由が発端となっている作品といわざるを得ない。このシリーズまだ続くのだが、次はどのような展開で始めるのだろうか。 最後に、なぜ、日本の人気作家は、これほどたくさんの作品を身を削りながら毎月発表せざるを得なかったのか、これはいつも抱く疑問なのだ | ||||
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今に人は、この類の本はあまり読まないと思いますが、たまには時代小説も良いものですよ。 | ||||
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古本買って、何を書くの? 書く事がない。 後、11文字クリア。。 | ||||
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コメディというわけではないのだろうが、そこはかとなく笑いのあると品がよい。 オスカー賞で話題になった、「おくりびと」も笑いの要素を入れてぐっと良くなっているとか。 主人公、青江又八郎は、仕事が片付くたびに老中から呼び出され、無茶な指令を与えられる。 特命係長・只野仁とよく似ている。あっちはサラリーマンをやめずにいられるから、 青江又八郎のほうがたいへんだ。 この青江又八郎、性格はいたって誠実なのだが、この孤剣では、以外にもちゃっかりというか、エッチな側面を出している。 仕事仲間の佐知がとらわれてしまって、救出に行くのだけれど、縛られて胸がはだけていたら、何気なく触ってしまう。 それがまたちっともいやらしくない描写になっているのだけれど、藤沢周平は、なまなかな作家ではないと見た! ちょっと終わり方が唐突なのだけれど、青江又八郎には今後も無茶な指令が続くのだからしょうがないか。 また、それを読むことができるのは、我々読者にとって、楽しみの一つになるのだけれど。 | ||||
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