■スポンサードリンク
孤剣 用心棒日月抄
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
孤剣 用心棒日月抄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
早くお送り頂き、良かったです。 本の状態も説明通り大変綺麗でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢周平作品は面白いです。配送も迅速です、ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全4巻からなるシリーズの第2巻です 藩の抗争に巻き込まれ、脱藩し、江戸で口入屋の世話になりながら、暮らした青江ですが、藩からの追手も退け、帰藩がかないます ところが、再び、藩の抗争に巻き込まれ、脱藩の上、江戸で、前巻と同じ仲間たちと、口入屋の世話になりながら、藩の秘密を握る男との対決を迫られます 最後は、前巻では敵役だった佐知という魅力的な女性の助けを借りながら、無事、藩の秘密を取り返すことに成功します 本シリーズの特徴は、青江が一流の剣士でありながら、市井の人々との交わりを描き、剣豪物・市井物という著者お得意の両面が味わえることでしょうか 何度も読み返しているシリーズです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白い 時代小説だが、表現に奥行きがあるのに文章は平易で読みやすく、現代小説のようにすいすい読める この用心棒シリーズの魅力はなんといっても主人公・青江又八郎の魅力に直結すると言って良い 剣の腕は抜群だが、人柄は温和で器は大きく、ともすればお人好し 回りに翻弄(ほんろう)されて損な役回りとなることも少なくなく、というか損な役回りが発端と成って物語が始まる 自然と周りの人間が又八郎を慕うのもうなずけるし、佐知が惚れてしまうのもわかる 加えて他の浪人剣士仲間、口入れ屋のキャラ付けも見事 そういったキャラ設定の秀逸さはもちろんだが、何より優れているのは藤沢周平の筆力だ 書き込むべき所と読者の想像に任せるところの使い分け、力加減が絶妙 各章でそれぞれの案件、仕事が一段落した際の読後感はすっきりとしていてじんわりとした心地よさがある | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
用心棒シリーズの第一弾。少々、ストーリーに難がありますが、とても面白いです。江戸時代の武士の姿に感銘を受けます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
用心棒稼業、今に例えれば何なのだろう。私立探偵、でもこんなことは出来ませんよね。時代小説ならではでしょう。藤沢周平は、洋物の探偵に凝ったと聞くので、そうした面白さを、取り入れようとしたのでしょうか。ペーソスにユーモア、それにシリアス、味の詰まった小説である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いうまでもなく、「用心棒: 日月抄」の続編。 全編が複雑な構造だった前篇だが、続編にはもはやそのような作品構成上の裏の仕掛けはない。しいて言えば、公儀と又八郎が同じ人物を追いかけるという点だろうか。そもそも、前篇の終了から時間にしてわずか2か月もたたない時間の経過の中で、再び又八郎が江戸に戻るという設定自体に相当な無理があり、安易といわざるを得ない。 一方で、追われる人物である「大富静馬」は散発的に登場するだけで、その人物の造型が深められることもない。となると全編を通して流れる雰囲気は、剣客物の構図は一応は維持しながらも、江戸を舞台にした典型的な「市井物」のものになってしまう。となると、江戸への一時的な脱藩という時間的な枠をはめながらも、やはり平凡な繰り返しの集積になってしまうのだ。なんとかその定番に変化をつけようとして、「佐知」や細谷に続く三番目の用心棒の人物「米坂」が登場する。たしかに若干のアクセントはついたようだが、全体を通してみるとこれらの人物の位置付けは相当に曖昧なままだ。 もともとは、雑誌に連載されたものなわけで、毎月、次を待ち続ける読み手の気持ちの高揚を今さら追体験するというわけにはいかない。とはいえ、藤沢ファンの人には怒られてしまうが、やはり出版社サイドの営業上の理由が発端となっている作品といわざるを得ない。このシリーズまだ続くのだが、次はどのような展開で始めるのだろうか。 最後に、なぜ、日本の人気作家は、これほどたくさんの作品を身を削りながら毎月発表せざるを得なかったのか、これはいつも抱く疑問なのだ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
気に入っている作者の作品であり、格安で手に入ったことに、感謝します。時代劇の取り組みとして、この作者の物は抜きんでており、十分に堪能しました。作者は私の故郷の近くの方でもあり、その雰囲気を感じる気がしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作に雰囲気を持ち、期待通りの活躍。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人に勧められて一作目を読んで、面白かったので続編も読んでみました。やっぱり面白い、内容が濃いんだけどすぐに読める。それだけ話が飽きさせず、ページ数もそこそこあるのに(500ページ弱)一貫性があるからだろう。 内容は他の人に譲ります。自分にとっては良質なゲームの続編をやるような感じで読ませてもらって、満足満足。今作のキーキャラクターは佐知、由亀という奥さんがいながらちょっとやりすぎな又三郎。ちょっとこの時代にしてはやんちゃすぎませんか?まだあと、2作もある!読める!嬉しい! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この主人公の性格、剣技の素晴らしさがよく描かれており、一息で読む魅力がある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上記と全く同じ状態のため廃棄処分とした。状態の決定基準はどうなっているのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回はどう言う理由で又用心棒になるのかと思っていました。ちょっと苦しいのではないかな、と苦笑いしながらまあいっかと言う所です。 佐知との関係親友のままにしていて欲しかった、国で待っている奥さんに対する真心は無いのですね、男性が作家だから仕方ないし、娯楽の為には良いですが。人の不幸に悲しんでいては読め無いですね。 此はこれとしてもう一度苦いして楽しみました。この作者は涙無しでは読めない本も書いておられので、、、 シリーズ3もここ迄読んだので買いました、佐知さんのこと怒らないで読みます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズものとなると、「めでたしめでたし」で国に帰ってしまっては成り立たなかったのでしょうが、 妻となった人を置いてまた江戸に出てこなくてはいけなくなった又八郎は、藩のやり方にいささか 腹が立ったと思います。 しかし、佐知に再会し、互いに心を抑制しながらも惹かれていく…。 佐知は結婚歴があったのですね。 うーん、単身赴任の男性にありがちなパターンが開けていました。 かつてウチの亭主が単身赴任していた頃、ほんの一時期、この人が浮気したらどうしようと思ったことが あります。 でも、もてる男ではなく、才能もなく、要領も悪く、くだらない杞憂に終わりました。 妻の由亀は心配ではないのかしら。 国でも苦労をしているだろうし留守を守るのは心細いでしょうけど、又八郎は命懸けの戦いを共に くぐり抜けた佐知のほうに心が動くのやむを得ないかも。 一応又八郎は国に帰りますが、まだ波乱はありそうですね。 次を読むのが楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今に人は、この類の本はあまり読まないと思いますが、たまには時代小説も良いものですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単行本を持っているのですけど、キンドルにまとめたくて、シリーズ4作を買ってしましました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古本買って、何を書くの? 書く事がない。 後、11文字クリア。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タダの切った切られたの剣豪小説ではありません。ユーモア、友情、恋愛、人との触れ合いなど、その時代の人の息づかいが聞こえてきそうな心温まる小説。藤沢周平さん最高です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
青江又八郎と谷口佐知の恋愛物語である。だが、作者はたやすく話題を恋愛に振ることはない。むしろ全編を読み切って恋愛物語だったと気づく。その気づき方が何とも表現できない心地よさを運んできて、心の奥底に確かな感動を残していく。登場人物たちと背中合わせに生きて、様々な喜怒哀楽を共感できるのが醍醐味である。 恋愛物語を横糸にして剣客物語を縦糸にしている。単純な骨子に、藩との関係、上司部下との関係、同僚との関係、敵対する人間との関係、家族との関係、そして男女の関係を巧みに織り交ぜながらテンポ良く物語が展開する。展開の中心は日雇い用心棒の又八郎である。用心棒稼業で様々な人物が登場する。その人達との関係に寄り添いながら、又八郎の思いと共に又八郎の人生に併走する。 特に、佐知とのやり取りは深い信頼関係のすがたをこの上なく素敵に描いている。女忍者の佐知はふだんはつつましい武家女に化けているが、身に秘めた忍びの技が凄まじい。磨き抜かれた才能とプロ魂にほれぼれする。佐知の仕事ぶりが又八郎の危機を何度も防ぐ。男女の関係というよりも、二人の信頼関係の強さは美しさに満ちている。いつまでも二人の助け合いが続いて欲しいと真面目に思った。 用心棒稼業の仕事のあっ旋は狸に似た相模屋吉蔵。吉蔵とのやりとりは滑稽小説そのもので緊張がほぐれる。吉蔵つながりの用心棒仲間もよい。酒飲みの細谷、女房思いの米坂。又八郎とこの2人の用心棒は、得難い友人関係の理想像を小ざっぱりと描く。この3人と呑む酒は美味いだろう。 用心棒稼業で又八郎はしばしば子供と会う。登場する子供は躾の行き届いた子ばかりで、その言動が微笑ましい。子供の躾についての描写は愛と厳しさにあふれており、しっかりとした子供とはどのように振る舞うのかが手に取るようにわかる。これは躾のことを訴求しているのだと後で気づく。躾を躾として直に述べてあると困惑するが、じんわりと気づかされると心に響く。 藤沢作品は風景の描写だけでなく、人物の描写の素晴らしさが際立つ。この小説はその真骨頂である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
青江も細谷もさちも同じ空のしたで生きていたのだ、と胸が切なくなる。70になったらまた会いにいく。待っていてくだされ。さち殿。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!