氷点

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評判

氷点の評価:

4.47/5点 レビュー 159件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.47pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全189件 101〜120 6/10ページ
No.89
(4pt)

精神描写のうまさ

心理的な描写に引き込まれるところがあり、その雰囲気に引き込まれ、降りる駅も忘れるほどです。
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.88
(5pt)

生きることとはなにか。人間とはどのような存在なのか。愛するとはどういうことか。そして運命とは。

うーん。人の原罪がテーマのこの作品。生きることとはなにか。人間とはどのような存在なのか。愛するとはどういうことか。といった問題提起をしている。
この作品の中では、人間とは罪深い生き物であり、生きるとは、その罪を重ねていくことだとしている。そして、その罪深き人生を明るく照らすのが、愛である。愛するとは、自分の命を明け渡すことであり、究極の利他である。
他人を愛し、許すこと。この難しさが、陽子をめぐる人間関係の中で描き出されていた。
人々の心の動きがそれぞれの立場で語られており、否応なしに擦れ違ってしまうそれぞれの想いがよくわかった。
互いに理解し合うことはどんなに難しいことかと思い知らされる。それぞれに誰にも知られない秘めたる思いがあり、それがまた人間の奥深さというか闇の深さというものを物語っていた。その闇に根を張った不幸の蔓が、人生に絡みついていった。その闇を晴らすには、人の許しが必要だった。許すには愛が必要である。罪深く、幸薄い人生を照らすのは、究極の利他である愛なのだ。

僕が個人的に印象に残ったのは、自身の根本に根付く罪の深さに耐えかねて自殺を計った陽子を取り囲む物語の最終場面で、高田が言ったセリフである。

「いつかは同じ罪意識を持つような人間だよ。陽子ちゃんは。」

妙に納得できた。ここまで陽子の不遇な人生に強く心をいためていた僕だったが、このセリフを読んで肩の力が抜けた。
妙に納得できる。大いなる意思?とはまた別の感覚。結局人のたどる道とは、その境遇には左右されず、一点に落ち着くのではないか。
よくタイムマシンを題材にした作品で、現状を変えようと過去に戻るが、どうしても同じ結果を読んでしまうという話がある。
あれはあながち間違いではないような気がした。人生とは、その人が作り出す世界。世界は心の中から生まれる。
状況は違えど、人のたどる道とは生来決まっているのかもしれない。そんなことを思い出しながら、以前どこかで聞いた話を思い出した。

「どんな不幸な人生に見えようと、それは魂が望んで選びとった道なんだよ。魂はその人生が歩みたくて、天から降りてきたんだ。」
氷点 (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点 (下) (角川文庫)より
4041437040
No.87
(5pt)

生きることとはなにか。人間とはどのような存在なのか。愛するとはどういうことか。そして運命とは。

うーん。人の原罪がテーマのこの作品。生きることとはなにか。人間とはどのような存在なのか。愛するとはどういうことか。といった問題提起をしている。
この作品の中では、人間とは罪深い生き物であり、生きるとは、その罪を重ねていくことだとしている。そして、その罪深き人生を明るく照らすのが、愛である。愛するとは、自分の命を明け渡すことであり、究極の利他である。
他人を愛し、許すこと。この難しさが、陽子をめぐる人間関係の中で描き出されていた。
人々の心の動きがそれぞれの立場で語られており、否応なしに擦れ違ってしまうそれぞれの想いがよくわかった。
互いに理解し合うことはどんなに難しいことかと思い知らされる。それぞれに誰にも知られない秘めたる思いがあり、それがまた人間の奥深さというか闇の深さというものを物語っていた。その闇に根を張った不幸の蔓が、人生に絡みついていった。その闇を晴らすには、人の許しが必要だった。許すには愛が必要である。罪深く、幸薄い人生を照らすのは、究極の利他である愛なのだ。

僕が個人的に印象に残ったのは、自身の根本に根付く罪の深さに耐えかねて自殺を計った陽子を取り囲む物語の最終場面で、高田が言ったセリフである。

「いつかは同じ罪意識を持つような人間だよ。陽子ちゃんは。」

妙に納得できた。ここまで陽子の不遇な人生に強く心をいためていた僕だったが、このセリフを読んで肩の力が抜けた。
妙に納得できる。大いなる意思?とはまた別の感覚。結局人のたどる道とは、その境遇には左右されず、一点に落ち着くのではないか。
よくタイムマシンを題材にした作品で、現状を変えようと過去に戻るが、どうしても同じ結果を読んでしまうという話がある。
あれはあながち間違いではないような気がした。人生とは、その人が作り出す世界。世界は心の中から生まれる。
状況は違えど、人のたどる道とは生来決まっているのかもしれない。そんなことを思い出しながら、以前どこかで聞いた話を思い出した。

「どんな不幸な人生に見えようと、それは魂が望んで選びとった道なんだよ。魂はその人生が歩みたくて、天から降りてきたんだ。」
氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(下) (角川文庫)より
4041003393
No.86
(5pt)

ぐうー

すごい話だなぁ。しかし、人々の心情がリアルに表現されている。論理でなく、感情的、衝動的にうつりかわる内面の描写がすばらしい。
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.85
(5pt)

急に読みたくなって

懐かしい気持ちがこみ上げてきましたが、なぜか、新鮮に感じて一気に読んでしましました
氷点 (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点 (下) (角川文庫)より
4041437040
No.84
(5pt)

懐かしくて一気に読んでしましました

大人に振り回される主人公が、けなげで涙が出て来ます。頑張れ陽子!
氷点 (上) (角川文庫 (5025)) Amazon書評・レビュー: 氷点 (上) (角川文庫 (5025))より
4041437032
No.83
(5pt)

急に読みたくなって

懐かしい気持ちがこみ上げてきましたが、なぜか、新鮮に感じて一気に読んでしましました
氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(下) (角川文庫)より
4041003393
No.82
(5pt)

初めて読みました。

何となく探していたらふと目に留まって、上巻を読んだ。
深い物語という感想。
人の心の移ろいをうまく、わかりやすく描写しているところは初めての感覚だった。
この下巻はハッピーエンドらしいくだりだが、様々な人間模様と個人の心の裏表をぶちまけて、読者は清々しい気持ちになったに違いないと思った。
続編があるようだが、コンプリートしたい。
氷点 (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点 (下) (角川文庫)より
4041437040
No.81
(5pt)

初めて読みました。

何となく探していたらふと目に留まって、上巻を読んだ。
深い物語という感想。
人の心の移ろいをうまく、わかりやすく描写しているところは初めての感覚だった。
この下巻はハッピーエンドらしいくだりだが、様々な人間模様と個人の心の裏表をぶちまけて、読者は清々しい気持ちになったに違いないと思った。
続編があるようだが、コンプリートしたい。
氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(下) (角川文庫)より
4041003393
No.80
(4pt)

氷点電子版全集を読んでの感想

星四つなのは、まだ全部読んでいないからですが、結構途中まで面白く読めました。
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.79
(4pt)

長編ですがあっと言う間に読んでしまえます。

無料だったので、という理由で、まあ、なんでもいいからと思って読み始めたのですが、意外と読み進めていくうちに止まらなくなってきました。過去、映画やドラマにもなっていますが、ストーリーよりも、所々のエピソードに胸を打たれるものがありました。主人公は陽子なのでしょうが、きれいすぎる性格の陽子よりも、私としてはドロドロしたものを持った夏枝のほうに肩入れして読んでいました。
難は、やややさしすぎる文章ということでしょうか。それゆえ読みやすいのですが、やや軽い感じがします。
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.78
(5pt)

名作を久しぶりに

昔読んだ作品ですが、無料になっていたので、久しぶりに読んでみました。下巻は無料でないので、古い文庫本を引っ張り出して続きを読みました。
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.77
(5pt)

とてもわかりやすかったようです

文庫本、単行本を
このあいだの旅先
(神田神保町)で買い求めてきました
氷点 (1965年) Amazon書評・レビュー: 氷点 (1965年)より
B000JACIAQ
No.76
(5pt)

氷点が発表されて50年

今年は氷点が発表されて50年。実は購入する前はそのことを知らず、買ってから知った。前々から読みたかった本で読後感も良かった
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.75
(5pt)

男と女の心の深層に潜む愛と憎しみの葛藤を、美しく繊細な表現で綴った感動の物語

人も羨む理想の家庭と見られていた病院長の夫啓造と美貌の妻夏枝夫婦の3歳の娘ルリ子が、一人で外に出た後、何者かに誘拐され、近くの河原で死体となって発見されるところから物語は始まる。  なぜ3歳の女の子が一人で家を出て殺されなければならなかったのか。 そこには母夏枝のちょっとした浮気心が伏線となっており、ルリ子の死の原因が自分にあることを自覚した夏枝は、自責の念に生涯苦しむことになる。 また夫啓造もルリ子の死の原因は妻夏枝の浮気心が招いたと疑心暗鬼になり、妻に対する憎しみと愛情の狭間で心が揺れ動く。  夏枝はルリ子出産後妊娠できない体になっており、どうしてもルリ子に代わる女の子を自らの手で育てたい願望に苛まれ、貰い子をすることを夫に強く要請する。 ルリ子殺しの犯人は間もなく捕まるが、犯人の妻は女児出産後死亡し、父も留置場で縊死したので、一人残された乳児は乳児院に預けられていた。  啓造は友人であり乳児院の管理医である高木に頼んで乳児院から生まれたばかりの女の子を貰い受ける。 その女の子が実はルリ子殺し犯人の子であった。 女の子の両親の名は秘匿され、その秘密は啓造と高木2人だけの秘密として生涯口外しない約束となっていた。 女の子は陽子と名づけられ、太陽のように明るく、清純で美しい女性に成長していく。  物語は陽子を中心に進めれていくが、家族と家族を取り巻く運命的な人間関係、特に心の奥底に潜む男女の愛と憎しみの葛藤はこの筆者でなければ書けない美しく繊細な表現で見事に書き表わされている。 物語の最後には推理小説顔負けのどんでん返しが待っている。  いつまでも余韻が残る最終章では、思わず主人公の幸せを願わずにはいられなくなる、人の心に響く感動の物語である。
氷点 (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点 (下) (角川文庫)より
4041437040
No.74
(5pt)

男と女の心の深層に潜む愛と憎しみの葛藤を、美しく繊細な表現で綴った感動の物語

人も羨む理想の家庭と見られていた病院長の夫啓造と美貌の妻夏枝夫婦の3歳の娘ルリ子が、一人で外に出た後、何者かに誘拐され、近くの河原で死体となって発見されるところから物語は始まる。  なぜ3歳の女の子が一人で家を出て殺されなければならなかったのか。 そこには母夏枝のちょっとした浮気心が伏線となっており、ルリ子の死の原因が自分にあることを自覚した夏枝は、自責の念に生涯苦しむことになる。 また夫啓造もルリ子の死の原因は妻夏枝の浮気心が招いたと疑心暗鬼になり、妻に対する憎しみと愛情の狭間で心が揺れ動く。  夏枝はルリ子出産後妊娠できない体になっており、どうしてもルリ子に代わる女の子を自らの手で育てたい願望に苛まれ、貰い子をすることを夫に強く要請する。 ルリ子殺しの犯人は間もなく捕まるが、犯人の妻は女児出産後死亡し、父も留置場で縊死したので、一人残された乳児は乳児院に預けられていた。  啓造は友人であり乳児院の管理医である高木に頼んで乳児院から生まれたばかりの女の子を貰い受ける。 その女の子が実はルリ子殺し犯人の子であった。 女の子の両親の名は秘匿され、その秘密は啓造と高木2人だけの秘密として生涯口外しない約束となっていた。 女の子は陽子と名づけられ、太陽のように明るく、清純で美しい女性に成長していく。  物語は陽子を中心に進めれていくが、家族と家族を取り巻く運命的な人間関係、特に心の奥底に潜む男女の愛と憎しみの葛藤はこの筆者でなければ書けない美しく繊細な表現で見事に書き表わされている。 物語の最後には推理小説顔負けのどんでん返しが待っている。  いつまでも余韻が残る最終章では、思わず主人公の幸せを願わずにはいられなくなる、人の心に響く感動の物語である。
氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(下) (角川文庫)より
4041003393
No.73
(4pt)

罪と許し、戦後の時代背景

以下は本編上下、続編上下を通した感想である。戦後まだ20年(続編では25年)とたたない時代背景が色濃く出た物語である。本作品で最も深い罪を犯したのは啓造であるべきであるが、物語では苦悩する良心として描かれている。客観的に見るならば、妻夏枝は軽率であるが、啓造に比べればその罪は軽い。男の罪は看破されうるとも、女の罪はたとえ小さなものでも大きな代償に相当する時代感覚が背景にある。村井もその罪の償いが問われていない。このような男は、罰されること無く、今でも多く存在する。その点では、時代の背景は現在に連続する。随所に戦争の影響が描かれている。心理描写は時として冗長であり、現代の感覚からは理解しがたい点が散見される。しかしながら、物語のあちらこちらに珠玉の様な言葉の引用やストーリーがあり、それらは、宗教に関係なく人間の生き方に普遍的なものである。物語は時としてダイナミックに展開し、推理小説として読者を引きつける。二重婚約、自殺未遂と行った筆者自身の苦悩の過去を反映している。あまり語られていないが、北海道の自然描写がすばらしい。
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.72
(4pt)

キリスト教のメインテーマの「人間の原罪」の提起

キリスト教の「原罪」テーマの提起をドラスティックな状況設定で、以後の展開に期待を持たせるストーリに興味盛り上がるも、下巻での結末は何も応えていなくて失望の一語。
氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(上) (角川文庫)より
4041003407
No.71
(5pt)

考えさせる小説

この小説はわずか数字の言葉でもずしりと重く心に響く小説でした。
氷点 (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点 (下) (角川文庫)より
4041437040
No.70
(5pt)

考えさせる小説

この小説はわずか数字の言葉でもずしりと重く心に響く小説でした。
氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 氷点(下) (角川文庫)より
4041003393