TUGUMI

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TUGUMIの評価:

4.25/5点 レビュー 106件。 A ランク

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平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全212件 161〜180 9/11ページ
No.52
(4pt)

海を見に行きたくなりました。

山本つぐみは18歳、その姉陽子は二十歳、そしてつぐみの従妹で語り手の白河まりあは19歳。舞台は西伊豆の半島にある山本旅館。まりあは小学生の時に西伊豆に引っ越してきてつぐみを身近にをみてきた。つぐみは日本人形のような美少女だが、体が弱く医師から短命を宣告されています。でも、強烈かつ執着的な精神力とツッパリ風の言動で身近な人にはまるで暴君のごとく振舞います。でも、そうでない人には猫を被っています。つぐみ、まりあ、陽子を中心として様々な出来事が展開していきます。そのような中でつぐみは武内恭一に出会います。そして、まりあは東京へ引っ越します。皆、つぐみを好きで支えているのですが、つぐみの体がそして強靭な気力がある出来事をきっかけに弱っていきます。

吉本さんが20代半ばの時の作品で不自然さを感じるところもありますし、並列の修飾語が続いてやや読みづらいところもあります。そして作者は多分はつぐみより優しくて優雅な陽子の方が好きなのではと思います。

海と季節の描写が好きです。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.51
(4pt)

海を見に行きたくなりました。

山本つぐみは18歳、その姉陽子は二十歳、そしてつぐみの従妹で語り手の白河まりあは19歳。舞台は西伊豆の半島にある山本旅館。まりあは小学生の時に西伊豆に引っ越してきてつぐみを身近にをみてきた。つぐみは日本人形のような美少女だが、体が弱く医師から短命を宣告されています。でも、強烈かつ執着的な精神力とツッパリ風の言動で身近な人にはまるで暴君のごとく振舞います。でも、そうでない人には猫を被っています。つぐみ、まりあ、陽子を中心として様々な出来事が展開していきます。そのような中でつぐみは武内恭一に出会います。そして、まりあは東京へ引っ越します。皆、つぐみを好きで支えているのですが、つぐみの体がそして強靭な気力がある出来事をきっかけに弱っていきます。

吉本さんが20代半ばの時の作品で不自然さを感じるところもありますし、並列の修飾語が続いてやや読みづらいところもあります。そして作者は多分はつぐみより優しくて優雅な陽子の方が好きなのではと思います。

海と季節の描写が好きです。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.50
(5pt)

美しい一夏の話

何でもない毎日の貴重さを改めて思い知らされる、吉本ばななの余りに有名な代表作『TUGUMI』。自分の命の短さをあらかじめ知る少女つぐみの、残された"生"の時間への固執。穏やかな夏の時間も、つぐみには過酷なまでに早く流れていきます。その時間の流れを追い立てているのは、或いはつぐみの前に現れた恭一かも知れません。つぐみも、例外なく思春期を迎えた少女であり、長いはずの夏の時間もつぐみには短過ぎます。

 美しく切ないひと夏の物語の中に、青春や生死と言った重々しいテーマが見事なまでに凝縮されています。それらの一つ一つが綺麗な球形の雫の様なまでに純透明に描かれています。当たり前の様に過ぎ去る毎日の重さを、読み終わった後には誰もが心の隅っこの方にしっかりと噛み締められるはずです。自分では気付かなくとも、その命の重さを明日からの毎日にしっかり刻む事が出来ているのではないでしょうか。そんな重さと美しさと純朴さが混在した吉本ばななの傑作『TUGUMI』、一人でも多くの方に読んで欲しい一冊です。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.49
(5pt)

美しい一夏の話

何でもない毎日の貴重さを改めて思い知らされる、吉本ばななの余りに有名な代表作『TUGUMI』。自分の命の短さをあらかじめ知る少女つぐみの、残された"生"の時間への固執。穏やかな夏の時間も、つぐみには過酷なまでに早く流れていきます。その時間の流れを追い立てているのは、或いはつぐみの前に現れた恭一かも知れません。つぐみも、例外なく思春期を迎えた少女であり、長いはずの夏の時間もつぐみには短過ぎます。

 美しく切ないひと夏の物語の中に、青春や生死と言った重々しいテーマが見事なまでに凝縮されています。それらの一つ一つが綺麗な球形の雫の様なまでに純透明に描かれています。当たり前の様に過ぎ去る毎日の重さを、読み終わった後には誰もが心の隅っこの方にしっかりと噛み締められるはずです。自分では気付かなくとも、その命の重さを明日からの毎日にしっかり刻む事が出来ているのではないでしょうか。そんな重さと美しさと純朴さが混在した吉本ばななの傑作『TUGUMI』、一人でも多くの方に読んで欲しい一冊です。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.48
(4pt)

のんびりしたい時にどうぞ

親戚と一人の男の子と過ごすひと夏の思い出のお話。

海の近くのリゾート(設定は旅館ですが)が終始目に浮かびます。

登場人物が皆いい人で、どんなオチか楽しみでした。

最初に読んだばななさんの作品は『ポチの最後の恋人』で、

なぜ 人気作者なのか分からなかったため、

あまり期待をしていなかったのも完読した理由だと思います。

無駄のない表現でしっかりと伝わって来るのが心地よい作品です。

今は、又、別のばななさん作品を読んでいます。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.47
(4pt)

のんびりしたい時にどうぞ

親戚と一人の男の子と過ごすひと夏の思い出のお話。

海の近くのリゾート(設定は旅館ですが)が終始目に浮かびます。

登場人物が皆いい人で、どんなオチか楽しみでした。

最初に読んだばななさんの作品は『ポチの最後の恋人』で、

なぜ 人気作者なのか分からなかったため、

あまり期待をしていなかったのも完読した理由だと思います。

無駄のない表現でしっかりと伝わって来るのが心地よい作品です。

今は、又、別のばななさん作品を読んでいます。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.46
(5pt)

二度とこない、夏の憧憬

学生時代はじめて読んだばななさんの作品です。
主人公(というか語り部)であるまりあが海辺の民宿「山本屋」と
それを巡る人々と過ごす、最後の夏の物語。

タイトルになっている真の?ヒロインである美少女つぐみですが、
病弱でワガママ、そして毒舌の持ち主。
初めて読んだ時は「うわーかわいくないなあ!」って思ってました。
数年後改めて読むとまた違っていました。鮮烈で、なんだかいじらしい。

情景が大好き。
切ないけど夏のエネルギーに満ちてて、
ばななさんの「夏恋しさ」が行間から伝わってきて、
読んでるほうにも伝染しそうです。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.45
(5pt)

二度とこない、夏の憧憬

学生時代はじめて読んだばななさんの作品です。
主人公(というか語り部)であるまりあが海辺の民宿「山本屋」と
それを巡る人々と過ごす、最後の夏の物語。

タイトルになっている真の?ヒロインである美少女つぐみですが、
病弱でワガママ、そして毒舌の持ち主。
初めて読んだ時は「うわーかわいくないなあ!」って思ってました。
数年後改めて読むとまた違っていました。鮮烈で、なんだかいじらしい。

情景が大好き。
切ないけど夏のエネルギーに満ちてて、
ばななさんの「夏恋しさ」が行間から伝わってきて、
読んでるほうにも伝染しそうです。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.44
(5pt)

心温まる物語

ぶっきらぼうな態度やわがままな態度が、つぐみの「死」に対する

精一杯の抵抗だったのか?つぐみはとにかく自分の好き勝手に

振舞っている。だが、つぐみを見守る人たちのまなざしはやさしく

温かい。それは、彼らがつぐみの本質を分かっているからではない

だろうか。どんな態度を取ろうとも、どんな言葉遣いをしようとも、

つぐみはやっぱりとてもすてきな人間なのだ。犬の権五郎の一件では、

彼女の凄まじい怒りを見た。それはまるで、自分の命までも焼き

尽くすようにさえ思えたが、そこにはつぐみの真のやさしさがあった。

作者のきらめくような感性で描かれたこの作品のひとつひとつの

言葉が、泣きたくなるほどの切なさで胸にしみてくる。はたして

つぐみの未来は?幸せであることを願いながら本を閉じた。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.43
(5pt)

心温まる物語

ぶっきらぼうな態度やわがままな態度が、つぐみの「死」に対する

精一杯の抵抗だったのか?つぐみはとにかく自分の好き勝手に

振舞っている。だが、つぐみを見守る人たちのまなざしはやさしく

温かい。それは、彼らがつぐみの本質を分かっているからではない

だろうか。どんな態度を取ろうとも、どんな言葉遣いをしようとも、

つぐみはやっぱりとてもすてきな人間なのだ。犬の権五郎の一件では、

彼女の凄まじい怒りを見た。それはまるで、自分の命までも焼き

尽くすようにさえ思えたが、そこにはつぐみの真のやさしさがあった。

作者のきらめくような感性で描かれたこの作品のひとつひとつの

言葉が、泣きたくなるほどの切なさで胸にしみてくる。はたして

つぐみの未来は?幸せであることを願いながら本を閉じた。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.42
(5pt)

疲れたときのビタミン本

つぐみは病弱な身体ということもあり、少しひねくれていて斜に構えた物の見方する女の子で、性格だけ切り取ってみるととっつきにくいです。

それが周りの人々と交わることで、強がっている部分とかやさしさを垣間見ることができてなんだか幸せな気分にさせてくれる、そんな雰囲気がします。

登場人物は皆、温度を感じさせる温かさを持っていて、風景とか人の様子などの描写が相乗効果で更にぽかぽかしてきます。

また装丁がこの本にぴったりしています。

心が疲れたなと思ったら、この本を読んで別世界に行ってみてください。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.41
(5pt)

疲れたときのビタミン本

つぐみは病弱な身体ということもあり、少しひねくれていて斜に構えた物の見方する女の子で、性格だけ切り取ってみるととっつきにくいです。

それが周りの人々と交わることで、強がっている部分とかやさしさを垣間見ることができてなんだか幸せな気分にさせてくれる、そんな雰囲気がします。

登場人物は皆、温度を感じさせる温かさを持っていて、風景とか人の様子などの描写が相乗効果で更にぽかぽかしてきます。

また装丁がこの本にぴったりしています。

心が疲れたなと思ったら、この本を読んで別世界に行ってみてください。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.40
(5pt)

心が温かくなります

友人からこの本を借り、一日で読んでしまいました。

吉本さんの描く文章は自然に頭に入っていきます

家族や従姉妹達の会話も自然で読みやすいです。

そしてつぐみは口も悪くて態度もでかいけどとても魅力的な女性です。

読んで損はないと思います。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.39
(5pt)

心が温かくなります

友人からこの本を借り、一日で読んでしまいました。

吉本さんの描く文章は自然に頭に入っていきます

家族や従姉妹達の会話も自然で読みやすいです。

そしてつぐみは口も悪くて態度もでかいけどとても魅力的な女性です。

読んで損はないと思います。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.38
(4pt)

お化けのポスト

潮風のなかに漂う情緒のひとつひとつを、丁寧に掴み取って集めたような一冊。
つぐみが持つ強い生命力や、同時に抱える人よりも大きな孤独や恐怖といったものが全体を支配していてせつなかった。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.37
(4pt)

お化けのポスト

潮風のなかに漂う情緒のひとつひとつを、丁寧に掴み取って集めたような一冊。
つぐみが持つ強い生命力や、同時に抱える人よりも大きな孤独や恐怖といったものが全体を支配していてせつなかった。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.36
(5pt)

さわやか

最強です。
センターに出たとか言う話をどっかで聞いて読んでみました。
こんなにさわやかで鮮やかな本は見たことないですね。
本当に文字から色が浮かんできます。
お気に入りの映画のように何度も同じシーンをむさぼり読んでいます。
「あのつらで、ペンション。はためいわくな親父だ、ほんとに」
つぐみの、この、口の悪さが最高に痛快・爽やかで愛らしい。
陽子ちゃんにいたっては、会話文から
「歌うように話す」のがずしずし伝わってきます。
声の高さまで想像できてしまう。
この表現力は一体なんなのでしょう。
図書館で借りて読了しても、
わざわざ本屋に買いに行かす本です。
特に最後の遺書がいいです。
つぐみが最後のほうで「~さ」で文末をまとめているのが
妙に達観したさまをありありと想像させ、
そこから先
「自分は変わってゆくかもしれない」
と宣言した伏線になっている(前後関係は逆だけど)。
「死ぬはずだった」のは、
「子供の」そして「青白い小娘の」つぐみだったんですね。
ということは
これからつぐみは変わるわけなんですが、
大人のつぐみがどうなるのか知りたいです。
物語には書いてないけれど。
だから、それに思いをはせて楽しんでみたりして。
何にしても、この本を読めたのは嬉しいことです。
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.35
(5pt)

さわやか

最強です。
センターに出たとか言う話をどっかで聞いて読んでみました。
こんなにさわやかで鮮やかな本は見たことないですね。
本当に文字から色が浮かんできます。
お気に入りの映画のように何度も同じシーンをむさぼり読んでいます。
「あのつらで、ペンション。はためいわくな親父だ、ほんとに」
つぐみの、この、口の悪さが最高に痛快・爽やかで愛らしい。
陽子ちゃんにいたっては、会話文から
「歌うように話す」のがずしずし伝わってきます。
声の高さまで想像できてしまう。
この表現力は一体なんなのでしょう。
図書館で借りて読了しても、
わざわざ本屋に買いに行かす本です。
特に最後の遺書がいいです。
つぐみが最後のほうで「~さ」で文末をまとめているのが
妙に達観したさまをありありと想像させ、
そこから先
「自分は変わってゆくかもしれない」
と宣言した伏線になっている(前後関係は逆だけど)。
「死ぬはずだった」のは、
「子供の」そして「青白い小娘の」つぐみだったんですね。
ということは
これからつぐみは変わるわけなんですが、
大人のつぐみがどうなるのか知りたいです。
物語には書いてないけれど。
だから、それに思いをはせて楽しんでみたりして。
何にしても、この本を読めたのは嬉しいことです。
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753
No.34
(5pt)

魅力的な「つぐみ」

初めに読んだときからパラパラと読める、面白くて読みやすい作品でした。登場人物も特徴的で(特につぐみ!)読書が苦手な人でも絶対楽しめる作品だと思います。ストーリーもなかなか突飛で、情景描写もばななさんだけあって美しいので、まるで映画かドラマでも見ているようでした。
 ばななさんの作品は私は情景描写を楽しむ方だったんですが、この作品においては「つぐみ」という性格が悪くて美人で薄命な登場人物が、作品を読み終わった後も心の中にしばらく棲みついて、なかなか離れてくれないという珍しい事態に陥りました(笑)
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)より
4122018838
No.33
(5pt)

魅力的な「つぐみ」

初めに読んだときからパラパラと読める、面白くて読みやすい作品でした。登場人物も特徴的で(特につぐみ!)読書が苦手な人でも絶対楽しめる作品だと思います。ストーリーもなかなか突飛で、情景描写もばななさんだけあって美しいので、まるで映画かドラマでも見ているようでした。
 ばななさんの作品は私は情景描写を楽しむ方だったんですが、この作品においては「つぐみ」という性格が悪くて美人で薄命な登場人物が、作品を読み終わった後も心の中にしばらく棲みついて、なかなか離れてくれないという珍しい事態に陥りました(笑)
TUGUMI(つぐみ) Amazon書評・レビュー: TUGUMI(つぐみ)より
4120017753