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あと少し、もう少し
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あと少し、もう少しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 61~77 4/4ページ
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中学生の娘が陸上部長距離のため、夏休みの感想文用に購入しました。話はよかったが、感想文にはむかなかったらしいです。 | ||||
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あるのを知らなかった。青春に向かおうとする少年たちが、一つのことにのめりこんでいく姿はさわやかだ。 | ||||
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友情、苦境、病気…。青春がぎっしり詰まった小説です。 中学受験に向けて頑張っている子どもさんたちに、ちょっと立ち止まって読んでみては?とオススメしたくなりました。 | ||||
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生徒数の少ないこの中学校では、陸上部だけでは駅伝チームを組むことができない。 部の外からもメンバーを集い、即席のチームで挑んでいるが、なんとか毎年県大会出場の切符をもぎ取っている。 果たして今年はどうなるか・・・。 寄せ集めのメンバーと頼りない顧問の中学生活最後の夏の物語です。 駅伝を通して少年たちが成長していく姿を描いていくというストーリーの流れは容易に展開が想像できてしまう。 けど、それぞれの生徒の中学生ならではの感情の変化や ぼーっとしてて役に立たないように見える顧問の先生のナイスなアシストはなつかしさとみずみずしさを感じさせてたまらない。 ありきたりだけど、やっぱりこういう作品のまぶしさってって永遠に愛されるものだと思います。 瀬尾まいこさんは以前は中学校の教師をしていた方なので、なんだか顧問の先生と瀬尾さんが重なって見えました。 瀬尾さん、こんな先生だったのかしら?w | ||||
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学校の推薦図書だったので購入しました。駅伝をやろうかどうか迷っていた息子には面白い本だったようです。 普段、ちょっとおませで大人の読む小説などもさらさら読む子なので、この本は一日であっという間に読み終えてしまい「道徳的な話だった」と感想を述べていました。 | ||||
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構成はよかった。6人の駅伝メンバーがそれぞれの思いを持って、タスキをつないで行くような構成だ。 6人が主人公と言えるが、やはり最終走者の彼が本来の主人公だろう。最終章で彼の謎が明らかになる。 でも、その前にもっとビックリする設定がある。 さて、読後感はどうか。悪くはない。中2とか中3ぐらいなら楽しめるだろう。しかし、中学生自体の設定が古すぎないか? こんなわかりやすすぎる中学生なんて、一体いつ頃の設定だ? まぁ、100歩譲って良しとしよう。構成も効果的だし、中学生の設定も古いがわからないものではない。そこそこ安心して読める。だが、ラストがダメだと思う。 何で結果まで書いちゃうの? あそこまでいけば、予選を通過しようがしまいが関係ないでしょ。それぞれの心の成長を成し遂げたのだから、もう予選を通過しようがしまいが彼らにはカタルシスがあるのでは。そして読み手の方も結果を色々と想像出来て、余韻が生まれるのではないだろうか。この点が最大の難点だ。あと少し、もう少し。 | ||||
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中学生の駅伝を題材にした作品。6人の生徒たちの心境をエントリー順にオムニバス形式で描いている。時折中学生らしからぬ考え方やBL的な要素があり興醒め部分もないではない。もう少しページ数を増して内容を濃くしても良かったと感じる。 | ||||
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駅伝ものということで、もちろん胸が熱くなったり、それぞれの中学生が抱える葛藤などに共感したり、良書だと思います。 でも駅伝という形に寄りかかってできているというか、彼らの生きざまや思いは、物語の襷のようには簡単にはつながらないよ、と思うことがありました。 もう少し深く、彼らを描いて欲しかったと思いました。 | ||||
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さすが瀬尾さん。こんなに胸が熱くなるとは。 話が前後しながら進むのに、ちゃんと「ストーリー」という襷が渡っていってます。 もう保護者世代なのに、自分の中学時代の校庭が目に浮かんでくるほどでした。 読んで本当によかったです。 | ||||
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書店で目に入り、つい購入。 瀬尾まいこ氏の作品を手にするのは、久しぶり。瀬尾先生、退職されていたんですね…。 ちょっとしんみり。 瀬尾氏の、ちょと軽い、それでいて冗長ではない文体に、久しぶりに魅せられて。 「男子」って、やっぱりいいよな〜〜と、つい思ってしまったり。 近頃、思春期の女子を主人公とした小説、例えば、 ・少女は卒業しない ・よろこびの歌 (実業之日本社文庫) オジサンとしてドキドキ期待しながら読んだのですが、う〜〜ん・・・・ まだるっこしい・・・と思ってしまっり。 一緒に走って、汗流せば、お互い解り合えるんだっ!うん。そのシンプルさ。 もちろん、現実の中学生はどうなんだろう?と思うと、登場する男子中学生は 皆大人びていて、やっぱり小説の世界なんだな〜とは思うのですが。 そして!ほぼ紅一点登場人物、駅伝部顧問・上原先生。 作者が理想とする教師像から生まれたキャラクターでしょうか? にわか映画ファンとして。映画化されるとして、上原先生役は誰がいい? と、ついつい妄想してしまい。 | ||||
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中学生という多感な時期に、いろんなことに悩む男たちが駅伝を通して成長していく物語。 これぞ青春小説という感じで、爽やかさや清清しさがあって読後感もよかった。ただ、もう少しこの続きが読みたかった。 人にどう思われているかとか、変な意地をはったりとか、中学生らしさもしっかり描かれつつ、物語全体に温かさがあったのがよかった。新しく顧問になった上原先生も、陸上未経験で頼りないけど、やるときはやるという感じでちゃんと活躍していたのも、いい味を出していたと思う。 | ||||
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6人の中学生が、それぞれ適度な距離感で描かれている。 みんなそれぞれ大変だ。みんなそれぞれがんばってるんだ。 そして今はとりあえず駅伝で One for all,All for one。 エピソードの一つ一つは面白く読める。 全体がつながっている感じも、ははあ、仕掛けているなあと思う。 そういう物語だ。教師も、いい人だけどそれだけ。 中学生は、バリエーションをつけすぎてとっちらかった。 何を描きたかったのかが、作者にとってもわからなかったのではないのか。 今一つ夢中で読むことができなかった。 | ||||
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本書は、田舎の中学校の駅伝大会に参加する1つのチームの6人について、6人それぞれの視点で描いた物語です。1区から6区までの走者は、陸上部だけではない、それぞれ個性的なメンバーなのですが、6人が互いに良い影響をし合って大会を戦うまでの経過が綴られています。 「上手だなあ」と感じさせるのは、1区から6区までのそれぞれのパートが、走者1人ひとりの視点で描かれ、それらが重層的に一体となって一つの物語が構成されていることです。私たちは、日ごろなんとなく自分一人の視点から世界をみていますが、この物語のように「多くの人の視点や想いが集まって世の中ができている」という単純な事柄に新ためて気づかされます。 また、本書のいい点は、さまざまな立場の少年を描きながらも、その立場・生き方を肯定的にイキイキと記述していることです。6人みんながそれぞれの事情や思い(悩み)を持ちながらも、互いに影響しあって、1つのまとまったチームとして試合を戦うまでのストーリーは、上手に書かれており、なかなか読ませます。 すごく優れた本ということもありませんが、読んで損はない本と思います。 | ||||
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6人のランナーそれぞれの言葉でつなぐ物語。 実際の中学生がちゃんと言葉を使えたらこんな思いをもってるんだろうな。(登場人物たちも言えないんだけどね。) 6人がちょっとした言葉や仕草でつながっていくのが心地よいです。 この話でいいのは「頼りにならない顧問」でしょう。いい人です。 駅伝的に見ると、このチーム、相当な実力者ぞろい。 県大会ギリギリレベルの学校であの練習メニューは……壊れます。 それはよしとして、中学生の甘酸っぱさが味わえます。 そうそう、ちらっと出てくる女子。もっと出番がほしかったですね。 | ||||
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“おれ”は中学最後の年に駅伝に挑む!男子6人が18キロをたすきでつなぐのだ。ところが、なんということか、陸上部の顧問は、一番不向きな”私が陸上部とか、おかしくない?“などという、若い女性の美術教師だ、アチャアー。駅伝は好きだけど、走るのはノー。 そんな中学生の寄せ集めのメンバーで、この夏、ゴールをめざすのだ!はたして栄光は輝くか・・・。ひと夏にかける中学生たちの清々しい姿。青春の道を走る。 | ||||
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「モノがあるから、心の豊さが失われていく」 ということを、僕は信じない。 それは、日々進化していくモノについていけない大人が、 「あのころは、モノがなくても、楽しかった」と言いたいだけの、 ノスタルジーだと思うからだ。 それと同じように、たとえば、中学生の心の問題などを、 昔と対比して、深刻になったように思わせる姿勢は、違うと思う。 豊かさを失うのは、大人の方だ。 それを大人が子どもに押しつけてるだけだ。 瀬尾さんの新刊「あと少し、もう少し」は、 中学駅伝が、舞台。 特別ではない、6人の男子中学生が、 襷をつないでいく、それだけのお話。 それだけの話なのに、 それぞれの想いを知るとき、 もはや「それだけ」ではなくなっていく。 相変わらず、瀬尾さんが描く中学生は、カッコイイ。 その「かっこよさ」は、決して、 さわやかとか、優しいとか、モテるとか、 そういうことではない。 この話に登場する中学生も、 いじめられっこ、ヤンキー、 お人よし、知的に見せたがり、 先輩に憧れる後輩、和ませキャラ、 と、単純にカッコイイわけではない。 しかも、それぞれの内面には、 様々な葛藤を抱えている。 けれど、それぞれがそれぞれと関わりあうことで、 それぞれは、自分や「世界」をわかっていく。 思春期は、みんなそうだったのだ。 瀬尾さんは、中学教師だったこともあり、 そのことを、たぶん、わかっている。 そして、本当に中学生を「カッコイイ」と思っていると思うのだ。 それが、失われていない「心の豊かさ」だ。 自分の心の中に違和感を抱えたり、 どういう立ち位置で生きていくのかを、 選べない中で毎日を過ごすことは、理不尽に思うはず。 その対処法すら覚えかけの中学生の毎日は、 思っている以上に、しんどい。 そんな中学生が、「豊かさがない」わけないのだ。 泣いたり、笑ったり、絶望したり、でも前を向いたり。 そんな中で生きることは、カッコイイ。 陸上部顧問に「なってしまった」上原先生が、 カッコ悪くも、少しずつ、誰かに影響を与えていると思うと、 やっぱり、それもカッコイイ。 人が人のことを「わかる」というのは、 錯覚なのかもしれない。 でも、その錯覚で心は動いていくし、 関わり合って絆は生まれる。 そんな当たり前のことを、 ぼくらは学んできたはずだ。 それを忘れるような「豊かさを失った大人」では、いたくない。 中学生のときの自分に、 それを耳打ちされたような、 そんな気持ちになったのだった。 ちなみに、1区から6区までをそれぞれの主人公を立てて書く感じが、 「風が強く吹いている」のようだなぁ、と思った。 これも映画化されないかな、と密かに期待している。 | ||||
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駅伝ものはいいね-。 風が強く吹いているは大学生の駅伝もの(箱根駅伝)で こちらは、中学生の駅伝ものです。風が強く吹いているが好きな人には 楽しめると思います。 メンバ−それぞれの個性が生き生きと描かれていて、それに頼りない 顧問女教師が、ボ−ッといているようで、子供達を深く見つめているのがいいです。 みんなで、何かをやりとげるっていいですな-。 | ||||
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