殺人者の烙印
評判
殺人者の烙印の評価:
4.67/5点 レビュー 3件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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殺人者の烙印の評価:
4.67/5点 レビュー 3件。 B ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
作家のシドニーは、創作のかたわら、妻アリシアを、頭の中で20回は殺していた。虚構と現実が二重写しになる作家の生活。アリシアはそれを見抜いていて夫に話しかける。
ねえシド、あなた、ときどきわたしを殺したくなることがあるんじゃない?だったらいっそのこと、しばらくそんなふりをしてみたらどうかしら。わたしは何週間でも消えてあげるわ。
アリシアの提案に対して、シドニーは「芝居がかった台詞はよせよ」と言うのだが、2人の子供じみた夫婦ゲンカの描写と相まって、これは「芝居」という大人の世界の表現ではなく、観客がいなくても延々と続けていられる、子供たちの「ごっこ遊び」という表現のほうがぴたっとくる。こうして、2人の“妻殺しごっこ”(アリシアからみると“失踪ごっこ”)が始まった。
ところが2人のごっこ遊びに観客がいた。シドニーがなぜか視線を感じていたリリバンクス夫人だ。アリシアの母親が警察に失踪届けを出し、警察がリリバンクス夫人にも聞き込みを開始。彼女は、ある日のシドニーの不審な行動を警察に語ったことにより…
アリシアの「失踪」先での浮気が本気モードに変わり、“失踪ごっこ”は終わりを告げた。シドニーとアリシアの結婚生活もまた破綻した。いや、そもそも、二人の結婚生活そのものが、“結婚ごっこ”だったのかも知れない。