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ドミノin上海
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ドミノin上海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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“伝説級の暴走族がパトカーを大量に引き連れた結果、テロリストが自分が追い詰められていると勘違いして暴走”みたいな顔も合わせず離れた場所で起きた出来事が別の人物に影響を与えるといった要素がかなり薄いです。 ほとんどが直線的に顔を合わせたりその場に居合わせたりで、その合流のさせ方も強引さが否めません。 ダリオがパンダを追いかける理由とか全然ないと思いますし、結局お腹の中で光っていた印章もぶん投げ。 前作の保険会社の書類配達と合流できない俳句オフ会と大学サークルの会長決め勝負みたいな各シナリオに明確な目的がないため、登場人物の動きになんとなくの進行が多くてシナリオ単体でのおもしろさがありません。 森川とかまったく出す意味なかったですよね、あれ。 あれがダメこれがダメというよりシンプルに群像劇としてのクオリティが低いです。 持ち物の入れ替わりとか暴走バイクの追跡とか前作を踏襲した内容が散見されるためますます品質の差を感じます。 | ||||
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前作が好きだったので読んだが前作はもっと面白かったような… ネタバレになるのでぼかすが、とあるもののサイズ感がわからなかったり、何故顔を洗わないのかと思ったり、スピリチュアルすぎたり、変なところでよく引っかかった | ||||
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たくさんのキャラクターの物語が複雑に交錯し最後一つにまとまる。 キャラクターが多すぎるせいか世界観にいまいち入り込めず、伏線も取ってつけたように感じ、ただ複雑な展開を追っている傍観者になってしまった。 昔読んだ前作が面白かった記憶があるので少し残念。ゆっくり読めば面白く感じたかもしれない。 | ||||
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上海(シャンハイ)を舞台に繰り広げられる話がどう転がってゆき、どんな結末を迎えるのか。気になって気になって、途中からは飛ぶように頁をめくっていきました。面白かったなあ。 最初に登場人物がたくさん紹介されてるんでビビりましたが、一人一人バラバラではなく、大体が二人、三人とペアになって話に出てくるんで、理解しやすかったです。 異彩を放つキャラが多くて、楽しかったな。なかでも、アウトローなパンダ・厳厳(ガンガン)がピカいちのボスキャラで、鮮烈でした。 いくつかのエピソードが玉突きのように絡(から)まり合いながら話が進んでいくのですが、その核となるプロットは大きく二つあります。 一つは、非常に高価な印章〈玉(ぎょく)〉の争奪戦。もう一つは、アウトローなパンダ〈厳厳(ガンガン)〉の脱走劇。 幾つかのエピソードから成る二大プロットが、いかなることにあいなるのか?! それは、読んでのお楽しみっ | ||||
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前作と同じ事を書くが、この作品もまず登場人物を設定し、ラストは決めずに書き出す「正算」型だと思う。ラストを決めてから書く「逆算」型と違い、綺麗にまとまらないかも知れないが、登場人物が勝手に動いてくれれば、圧倒的に面白くなる。 前作を上回る多数の登場人物で、カオスなイメージの上海が舞台、となれば、間違いなく面白い。その期待は叶えられたが、残念ながら、やはり着地に苦労しており、それが常識外れの長期連載に現れている。いやいや、これこそカオスな上海を表すしてる、と言えない事もないが。 | ||||
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面白くて,厚い本だが一日で読めた。 けれど,もっと絡ませたストーリで,伏線回収しまくってほしかった。 | ||||
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1作目が良くて、続けて2作目読んだらアレ?ってなった。 最初は面白いんだけど前作以上に蛇足やメタ視点が多くて、まだ物語半ばだけど既に食傷気味。 作者はギャップのあるキャラとか覚醒シーンを書くのが好きなのかな。主要キャラ大体そんな感じで、自然なキャラクターがいない。小説じゃなくてラノベとか漫画みたい。 えり子さんも前作では格好良かったけど、今回の「カタギに見えるようにしてるつもりだけど、そうは見えなかったかな?」っていうところで痒くなった。 かっこがきでネタ補足したり、天丼(左右対称)したり、作者目線の言葉が入ったりするのも面白くない。淡々とした感じがなくて、狙いすぎてて逆に笑えない。 (←実は | ||||
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期日通りに届きました。 | ||||
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あとがきで曰く、この連載は2008年11月に始まり、2019年10月に終了したと… 最後まで目が離せない抱腹絶倒の592P。 整然とした佇まいのなかで、ひとつの牌が倒れ、トリガーが引かれた。 止まらない連鎖はスパイラルになって大きな連鎖を生み出していく。 その場面が目に浮かんできて、ひとり笑い。 | ||||
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前作がすごく面白かったので、期待して読んだ。期待し過ぎたせいか、それほどは面白くなっかた。続編は難しいものだ。 | ||||
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それが気になって仕方なかった。元々この人の作品は体言止めが多い気がする。 | ||||
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相変わらず面白いです。 | ||||
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読むのが辛かった。「これがエンターテイメント?だから何?」っていう作品でした。非常に残念。 | ||||
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登場人物が28人最初に紹介があり、途中読んで行くと、そのキャラクターを理解していないと、ちょっと想像世界の空白ができ、迷子になる。まあ、最初の2頁を印刷しておくと良いと思う。人格を持ったパンダが出て来たり、霊が浮遊していたりとちょっと非現実的世界もある。「蜜蜂と遠雷」と「夜のピクニック」の作品は一気に3日~4日で読破したが、この作品は読む側として混乱がありちょっと時間がかかってしまった。その点マイナス1ポイント。恩田さんの作品はSFが初期作品にはあるようだが、エンターメント性はあると思う作品です。 | ||||
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前作「ドミノ」に引き続きおもしろかった! 前作を読んだのはもう10年以上前。 今度読み返してみようかな? | ||||
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第二弾も面白かった 前よりごちゃごちゃしてなくて読みやすかった気がするのはなぜだろう | ||||
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パンダをはじめ動物も含めた多くの登場人物達が、別々の物語が次々ドミノ倒し的に一つの終焉に向けてつながっていく。 パンダが人格を持って(それも世間一般のかわいい動物という概念を覆すナイスな設定)脱走するという発想も見事だけど、上海を舞台に次々話が展開していくスピーオ感は、読み進めると止められない。 これだけ多くのキャラクターを登場させながらそれぞれが圧倒的なキャラを持たせて役割がきちんとしており、それでいて他の登場人物をジャマしないで描けるなんて素晴らしい。 ほとんどの書籍の帯は過剰な褒め言葉でがっかりさせられるが、本作はまさに圧倒的なエンタテイメントである。 | ||||
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日本人だけではなく、世界中に圧倒的なファンを持つパンダ。正確にはジャイアントパンダ(大熊猫)なのだろうが、白黒のガラとユーモラスな動きで人々を魅了し、老若男女が「かわいい!」と叫びぬいぐるみを抱きしめるようにパンダを愛でる。それを知ったWWF(世界自然保護基金)がマークにしてしまった。動物園や水族館などいたるところにWWFのパンダマークがあふれる。 しかし、当然ながらパンダは野生動物で、かわいい子パンダもいれば目つきの悪いおっさんパンダもいるはずだ。本作品の登場人物(?)である厳厳(ガンガン)はそうしたおっさんパンダである。上海動物園に閉じ込められることに納得がいかず、大量のぬいぐるみにまぎれて脱走する。行き着いた先が青龍飯店。まるで厳厳に吸い寄せられるように様々な人々(と犬とイグアナの霊)集まってくる。もっとも、燦燦(サンサン:厳厳を追跡する上海動物園の犬)と上海動物園のスタッフは厳厳を追ってきたのであり、ダリオ(イグアナ)の霊は青龍飯店で料理された上に、気になることがあるので舞い戻ったのだが。 さらに、ダリオを失って嘆き悲しむハリウッドの映画監督とスタッフ、風水師と陰陽師と行者、寿司デリバリーの日本人店長と、その妻であり元暴走族で日本人OLの友だちと青龍飯店で食事をする日本人女性、交通違反を繰り返す寿司デリバリー従業員を追いかける上海警察、青龍飯店でアートフェスティバルを開催する現代アートの巨匠(ただし借金まみれ)、そのアートフェスティバルでよからぬことを企む中国人古物商、その古物商を追いかける香港警察。もういろんな人々が入り乱れて騒ぎはどんどん大きくなる。こうした混沌こそが中国だと言えるのではないだろうか。経済的な発展を遂げた上海は、同時に古くからある闇の部分を抱えた、恐ろしく奥行きのあるマンモス都市なのだ。それを描ききってしまう作者の力量に脱帽するしかない。 それにしても、ハリウッドの映画監督が撮影している上海郊外の映画のオープンセットって、あいみょんの「マリーゴールド」のMVで使われた場所だよね? | ||||
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恩田陸さんの作品の中で、ドミノは最高傑作でした。続編が出て大変興奮しています。 自分としては、この作品の醍醐味がわからない方は、恩田さんのファンであることを公言しないでほしい。(私見です) 皆さんどうか拝読してほしい、ただし一気読みに注意して下さい。ハマると何も手に付かなくなります。また、ドミノを再読したくなりました。 ありがとうございます陸さん。 | ||||
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恩田さんの名作『ドミノ』の続編です(^-^*)/ まずはきちんと続編らしく、前作で出てきた人物が複数登場し、変わらず活躍します。 僕は前作をほとんど忘れていたので、前作の登場人物は数人しか分かりませんでしたが、前作をきちんと覚えていればより楽しめると思います。 また、舞台が上海という事で、僕は3年前に上海旅行を経験していたため、懐かしさと思い出に浸りながら読めまして、より楽しめました! ただ、物語全体の展開としては、前作の方が衝撃的で凝縮された面白さが増していた気がします。 とは言え、前作を読んだのは本格読書再開の1年目の9年前で、それから1,000冊以上読んでの今作なので、様々な群像劇に慣れたり、他の作家の進化もあったので、純粋な比較ではありませんが。 とは言え、個人的に恩田さんは設定と中盤までは見事なのに、毎回終盤で残念になる作家さんでしたが、 今作品は前作同様に終盤もきちんと描いており、安心して楽しめる名作でした(^-^*)/ 前作のファンの方にオススメですし、 未読の方には前作を是非オススメします! | ||||
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