道化の町
評判
道化の町の評価:
3.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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道化の町の評価:
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本書は、’67年から’94年までの間に書かれ、主に≪EQMM(エラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジン)≫に掲載された12編からなっている。
印象に残った作品をいくつか挙げてみよう。
「プードルの暗号」−プードルがモールス信号を用いて人間と会話を交わすのだが・・・。
「詩人とロバ」−王の飼っているロバに言葉をしゃべらせてみせると、10年の訓練期間をもらった詩人。月日はあっという間に経って、いよいよその時がやってきた・・・。
「アルトドルフ症候群」−主人公のヘリコプターの同乗者は200年以上も目的地にたどりつけずにいる外国の男爵。そのうえ、彼は無理難題を押し付けてくる・・・。
「折り紙のヘラジカ」−パウエル作品のシリーズキャラクターのひとり、カナダの騎馬警察に所属する巡査部長代理ブロックが登場する。屋敷内での連続殺人をパウエルなりに料理した失笑必至のパズラー。
「道化の町」−’89年度の≪EQMM≫読者人気投票で第1位に輝いた作品。ファンタスティックで、ユーモラスで、なおかつパズラーをしている、パウエルならではの快作。
とにかく本書を読む際には、リアリティを求めずに、頭の中をカラっぽにして臨むことをおススメする。そうすれば、オフビートな、ツイストのきいたパウエルの世界が堪能できること請け合いだ。