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秘めた情事が終わるとき



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【この小説が収録されている参考書籍】
秘めた情事が終わるとき (ザ・ミステリ・コレクション)

秘めた情事が終わるときの評価: 4.73/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

ファック、フェラチオなんて言葉がしばしば出てくるのはいいとして、 (こんな内容)にある通りの物語。ハッピーエンド? そのあとに、どんでん返しがあり、さらなるハッピーエンド? 終りよければ全て良し?

コリーン・フーヴァーの『秘めた情事が終わるとき』 (二見文庫)を読了。

(こんな内容)→無名作家ローウェンのもとに、ベストセラー作家ヴェリティの共著者として大人気シリーズの執筆をしてほしいとの依頼が舞い込んだ。ヴェリティは少し前に事故に遭い、今はほぼ寝たきりだという。夢のようなオファーだけれど、疑念も浮かぶ。なぜ、この私に? だが顔を合わせたヴェリティの夫ジェレミーは魅力的な紳士で、熱心に口説かれるまま、彼らの家に住み込んで執筆することに同意してしまう。早速資料を整理していると、ヴェリティの自叙伝らしき紙の束を見つけるが、そこには驚愕の事実が…。
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昨日(土曜日)、出かけた車中で読み出したのだが‥‥。面白い(&エロい&怖い?)。昨夜眠る前に300頁ぐらいまで読み終えていた。一気に昨晩中に読了できるかなと思ったのだが‥‥。
なんとなく夜一人で読むのが怖そう? ということでいつも通りに寝た。

朝起きて一気に読了と思ったが‥‥。外はまだ暗い。夜と同じ。「書類の整理」をしながらチビチビと読み、夜が明けたあとに読了できるスピードで読書再開。

ファック、フェラチオなんて言葉がしばしば出てくるのはいいとして、 (こんな内容)にある通りの物語。ハッピーエンド? いや、そのあとに、どんでん返しがあり、さらなるハッピーエンド? 終りよければ全て良し? ザッツオールライトの物語? まぁ、細かいところをチェックすると「?」のところもある感じだが、娯楽小説としてはまずまずの出来。
ベストセラー作家を妻にもった男。夫婦の愛の絆が子供が生まれることによって‥‥。暗澹たる世界に引きずり込まれていく? ハハハとヒェー!とフフフ!の世界‥‥。人間、ジキルとハイド‥‥。さまざまな読後感が浮かんだ。

それにしても身近にいる赤の他人の「怖い配偶者」‥‥。寝室にはカギをつけて寝る方がいいかも?

この本を読んだあとは、リチャード・ワイズマンの『よく眠るための科学が教える10の秘密』 (文藝春秋)を読むといいかも?
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No.14:
(5pt)

男性も読んで!最後には誰も信じられなくなる。

ロマンス小説とカテゴライズすることで男性読者を遠ざけるのが、あまりにももったいない小説がある。
この小説がまさにそれ。
出版社は半分の読者を失っていることを猛省してほしい。

いわゆる「嫌ミス」なのだろう。
後味がいいとは言い切れないサスペンスだが、とりあえず読者にすべての答えを提示してはくれる。
にもかかわらず、読後はすべての登場人物が(ほんのわき役でさえ)信じられなくなった。
サスペンスフルだが不快ではない。そのバランスも見事です。
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No.13:
(2pt)

つまらない

筆力がないのか訳が軽いのか…
話もはぁ…うん、て感じ
想像で自分を悪く書くことを延々やる作家なんているかね…なんかリアリティーない
暇すぎない?売れっ子なのに
一人ひとりの魅力が私には感じられなかった
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No.12:
(5pt)

現代アメリカだけど、フレンチ・ノワールみたいな味わいの秀作

ロマンス小説のように見えるタイトルとカバーに騙されてはいけない。これは二重三重の罠の張り巡らされたサスペンスであり、上質なミステリーである。なぜならこの作品は、作家の際立った文章力がなければ完成されるとこはないからだ。

 交通事故で全身麻痺状態となった人気女流作家のシリーズの続きを書くために雇用されたローウェンは売れない作家。人づきあいが下手で、孤独で、自信もなく、ただ生活のためにライターとして生きようとしているところに転がり込んできたチャンスは、その後の彼女を暗闇の世界に引き込む招待状のようなものだった。

 ローウェンが寝たきりになった売れっ子作家ヴェリティのシリーズを掻き継ぐために、資料を漁っていたところ、ヴェリティの自伝のような文書が発見される。その内容は、入れ子構造として読者の目に本作の一部として曝されるのだが、内容は、夫ジェレミーへの独占欲とともに、自らが生んだ子供たちへの憎悪の念が並べられる。ジェレミーが自分一人をでなく、子供たちに愛情を移してゆく現状が耐えられないのだ。

 ローウェンのヴェリティ邸でのスリリングな日々と、ヴェリティの自伝の徐々に毒性を増してゆくエゴイズムの怖さとが、交互に描かれるのだが、その盛り上げ方、文章力が凄い。『シャイニング』のような怖さ、とポルノ小説みたいなエロチックな描写、と地味で孤独な主人公ローウェンが惹かれてゆくジェレミーという魅力的な男の存在。

 自分の中にある悪と、寝たきりの妻と介助する夫のなかに潜む真実の正邪を、確かめることのできないまま、ミステリアスで緊張感のある日々が綴られてゆく。最後には、驚きの真実が。どれが真実かわかりにくい懐疑心を抱いたまま全巻を読むことになる本書は、アマゾンプライムでドラマ化決定とのこと。このポルノシーン全開の小説が、そのまますべて映像化されるとはとても思えないが、大衆向けに処理された映像がそれなりに楽しみである。

 きっとヒッチコックやブライアン・デ・パルマが映像化したら第一級の映画になるのだろう。作品としても本作、フレンチ・ノワールの味わいもあって決して悪くない。堂々の傑作である。

 最後に、完全にスルーしていたこの作品を今月末のリモート読書会に取り上げてくださった翻訳ミステリー札幌読書会世話人の皆様に感謝を申し述べたい。
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No.11:
(5pt)

異色のダークロマサス

怖っっッッ‼︎真夜中に読んでいたため、「ページをめくるのが恐ろしい(でもめくる)」とブルブルしながら読み終わりました。首筋にじっとり冷たい汗をかくような読後感で、これは通常のロマンス枠には収まらない作品ですね。でもそこに愛も、ロマンスもちゃんとある。とても衝撃的な作品でした。Amazon primeで映像化されるとのこと、どんな風になるのか楽しみです。
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No.10:
(5pt)

ヴェリティの狂気の入ったエゴイスティックな愛と邪悪が圧巻、戦慄と不安、そしてやはり嘘の天才=作家なのか

まず、初めに私が感じたことだが。
この作品は表紙やタイトルから連想される、いつもの二見書房定番のロマンティック・サスペンスなどではけしてないということ
この作品ではサイコ・サスペンスにヴェリティの夫ジェレミーとローウェンとのロマンス要素が多少は含まれているという印象なので。私の中では。
そして私はこのロマンティック・サスペンスというものはロマンスに多少のサスペンス要素を絡めたものだと理解しているので。
これらの作品ではまず謎や事件そのものが初めにあり、重要というよりも、謎や事件が男女を出会わせる重要なきっかけとして利用されているのである。
だからなぜそんな二見書房のこのレーベルからこんな作品が出版されたのか?という点で、私はふと疑問に感じた。
でも、一応、サスペンスにロマンス要素が含まれると言うことで、出版社は広義のロマンティック・サスペンスに含まれると判断したのかも。
それから小説の内容だが。
私もてっきり、いつも通りのロマンティック・サスペンスかと思えば、その予想をいい意味で大きく裏切られた。
特に最近ではハーバーコリンズ・ジャパンから翻訳されていたサイコ・サスペンスやミステリーがことごとく期待外れで失望していた中、思いがけず、こうして久々に読み応えのある作品に出会えて私は満足。

何よりも圧倒されるのは赤裸々に綴られた夫との夜の営みから強烈に透けて見える、狂気が入り混じり、その強い性的欲望と一体化している、ヴェリティの夫ジェレミーへの徹底的にエゴイスティックで偏執的な愛情である。
その上、夫から自分への愛を奪いかねない存在と見なせば我が子達でさえも、激しい憎悪や排除の対象となるという、その邪悪さ。
そんな中で主人公の目立つことを好まない、売れない地味な女性作家ローウェンとジェレミーとのロマンスなどはほんのおまけのようなものだ。真の主人公はヴェリティであるとも言えるし。
実際に事件が起きるのはラスト近くではあるが、物語の全体を通して緊張と不安と恐怖と不吉の要素が色濃い物語である。
そしてその大きな要素は意識不明なのにも関わらず、不気味で強い存在感を発揮するヴェリティだろう。

私が思うにローウェンが発見して衝撃を受ける、ヴェリティの自伝は明らかに誰か他の人間、特に夫ジェレミーに関心を持った女性に読まれることを想定してあの場所に置かれていたのだろう。
突然、売れない作家であるローウェンから正反対のベストセラー作家で事故にあい、現在は意識不明のヴェリティの夫ジェレミーを通して、ヴェリティとの共著者として人気シリーズの執筆の仕事の打診がなされたのも、最初から何もかもヴェリティの恐ろしい策謀だったということなのでは。
日頃からローウェンに自分と文体が似ていることから自分の彼女への親近感をジェレミーに対して仄めかすことで、彼がそうするように仕向けたということだろう。
ジェレミーは妻はローウェンの小説を知らないと言っていたが実はそうではなかった可能性もあるし。
それに事故前から夫とローウェンを接触させる計画を検討していたのでは。
それからヴェリティがこんな計画を思いついた真意だが。
おそらく、新たな女性の存在がこうして自分達の家に入ってきても、果たしてジェレミーの気持ちが揺れ動かないか、彼の愛を試すということだったのでは?

共通点もなく、強烈な性的欲望だけで結びついただけの関係であり、更に子供達の死もあり、ジェレミーの気持ちが自分から離れていく焦りがこのヴェリティの行動の根底にはあったのだろうし。
しかも、華やかなことを好まないローウェンには彼女と同じタイプだと思われるジェレミーが惹かれる可能性が高いとまで見越しての人選だったのでは?と思われるような形跡さえもあり。
つくづく、想像されるそのヴェリティの用意周到振りが恐ろしい。
実際はローウェンが名声も脚光も望まない、内向的なタイプの女性であることを密かに事前にヴェリティがリサーチしていた可能性も考えられるということだし。

他人の心理を思う存分に操る才能に長けていたと思われるヴェリティの性格からすれば、案外、私のこれらの想像も外れてはいないのでは。
それから実はヴェリティは本人がジェレミーに宛てた手紙の中で吐露されている通り、夫と子供を愛する普通の善良な女性だったのか?
私にはそうは思えない。
なぜなら明らかに赤の他人であるローウェンを巻き込んだ、こんな策謀を思いつくような人間。
そんな人間が本人の申告する通りの、あくまでもジェレミーや子供達を愛する善良な女性だとはとても私には思えないからだ。
私にはヴェリティはそんなに甘くて単純な人間ではないと感じられる。

それにそれは表面上はヴェリティは自らの策にある意味溺れ、逆にローウェンとジェレミーを接近させてしまい、彼女はこの賭けに敗れて、破滅したようにも受け取れるが。
だか最後にこれもおそらく、ローウェンが読むことを想定した、創作と思われる手紙を用いて、彼らに強烈なしっぺ返しをくわせているではないか。
ヴェリティのこの手紙により、ローウェンの心にもたらされた、彼女の中の不安と恐怖と疑念はけして消えることがなく、残り続けるだろう。
このままお前達を無事に幸せになんてさせてやらないぞという、ヴェリティの邪悪で陰険で強烈な意志が最後まで見えるではないか。
やはり、万が一の時のことも考え、こうした手段も最初からヴェリティは想定していたということだ。

そもそも、作家は嘘の天才なのであり、そして作家というものは嘘をつくことが商売である仕事である。
ましてやヴェリティはベストセラー作家である。
だから彼女の自伝や手紙さえもがそうした作家であり、サイコパスでもある彼女が全て他人を自分の思い通りに操り、自分の望む打撃を与えるための作品なのである。
事実をありのままに述べた内容ではなく。
仮にジェレミーのローウェンとヴェリティの共著計画もヴェリティの計画ではなかったにしても。
それにしても自分への敵意を露わにするようになった夫への病的な執着からしても、ヴェリティはかなり病んだ女性という印象が残る。

それに一見、寛大で慈悲深く健気な妻かとも思わせる彼女の手紙の内容も、実はかなり独りよがりで無神経で的外れである。自己中心性も強く感じられる。
本当にジェレミーのことを思うならばむしろ自らは徹底的に憎まれ役に徹して、何も語らず夫の許から立ち去るはずではないだろうか。
更に本人はこの告白で夫が自分を許し、罪悪感から解放されて欲しいとしているが。
実際にはこんな手紙を読んだらジェレミーは自身を許すどころか罪悪感に囚われたままだろう。
やはり、この手紙からは嫌がらせ、解放というよりも呪縛の意図が強く感じられる。
また、手紙の中でヴェリティ言う所の完璧な妻、完璧な家庭という言葉に私はどこか偽りの匂いを嗅ぎ取ってしまう。
病的な夫への執着心、強い自己中心性は自伝の邪悪なヴェリティとも手紙の中のしおらし気なヴェリティとも明らかに共通するものであるし。
むしろ、愛するジェレミーのために全ての苦しみを自分一人で背負うことにしたローウェンの態度こそがある意味、深い愛を感じさせるものがある。
結局の所、ヴェリティはこれが私の本性だが文句ある?のサイコパスか独りよがりのメンヘラか?ということか。
この作者の他のこうしたサスペンス作品があるならばぜひ翻訳して欲しいものである。
これが作者のサスペンス初挑戦の作品にしては、大変な完成度の高さである。
日本ではこの作者の作品は二冊しか翻訳されていないのが残念。
秘めた情事が終わるとき (ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:秘めた情事が終わるとき (ザ・ミステリ・コレクション)より
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No.9:
(5pt)

怖いのは人間

激しすぎる愛ゆえの憎しみとか苦しみとか悲しみとかを描いている作品です。
皆さん、怖いというレビューを書かれていますが...
お化けが出てくるわけでもないし、凄惨な殺人事件があるわけでもありません。
でも、静かに怖い...。
一番怖いのは人間ということがよくわかる作品でした。
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No.8:
(4pt)

こわかったぁあ…

怖かったです。でもやめられなかった。まだドキドキしてます。ロマサスではもうないような…ロマンスはあるんですけど…。とにかく静かな怖さがあります。
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No.7:
(5pt)

身も心も震える衝撃作

読み終わった直後は、結末に驚愕しからだが震えてました。
このような心も体も揺さぶられる作品は初めてです。
読んでいる間は不気味で恐怖心や嫌悪感で読むのをやめたく
なりましたがそれでも読まずにはいられないという状態が続きます。
そうさせる作家さんの才能にやれました。

ロマンスというジャンルに先入観を持たずに、スリラーやホラー作品が
好きな方ににも是非読んでいただきたいです。
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No.6:
(5pt)

真相は・・・

お気軽に読むつもりで購入したが、いつものロマンスミステリーとは違ってびっくり。
読み終わった時は芥川の藪の中を思い出した。
なかなか面白い本だと思うけど次読みたいかは私は微妙かな。
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No.5:
(5pt)

衝撃作!

読み終わった今 指が震える程の衝撃を感じています。凄かった....途中コレはホラーですか?と思うくらいの鳥肌。セクシーなシーンも多いけどそのすべてが恐怖に続くようで落ち着かない。そして衝撃のラスト!!まさにジャンルに囚われない驚きの1冊でした!
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No.4:
(5pt)

偏執的な愛、嫉妬、狂気

異色な内容だった。ロマンス小説ではなく、ダークなエロティック・サスペンス+ミステリー。
後半まで動きが少なく、結末の予想がつく少々退屈なストーリーだと思っていた。ところが終盤で驚きの展開。
結末は読者によって賛否両論があるだろう。
私は肯定的に受け止めたし、このような小説を書いたこの作者の才能に驚いた。
正義や正直が勝って大団円で終わるものばかりではつまらない。
このダークさは、内容は違うが、本書の中での作家ヴェリティの作風としても描かれている。
あとがきによると、作者は「一つのジャンルに囚われたくない」と述べており、この作品はアメリカで出版直後から大きな話題を呼び、Amazonで3,000以上のレビューがつき★4.7とのこと。

表題は内容に全くそぐわない。原題の『ヴェリティ』のままの方がよほどしっくりくる。これでは原作者が嘆くのではないか。ありきたりなロマンス小説のようだし、表紙モデルにも違和感がある。地味で引っ込み思案の主人公ローウェンのイメージではない。むしろ健全な時のヴェリティか。
日本の出版社への異議で★-1にしたいくらいだが、原作の問題ではないのでこらえよう。

この作者の本はもう1冊日本で出版されており、高評価なので読んでみたいが高い!私もkindle化を希望する。
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No.3:
(5pt)

絶対に読んで欲しい

衝撃的なラストが待ってます

とにかく褒めたいと思います
コリンさん、素晴らしいです。
奇妙な設定、不気味、身勝手、憤り、サイコパス、恐怖、、、
色々な感情を持って行かれました。
ヴェリティの日記のおかげで読むのが止められませんでした。
ラップトップ(という言葉が最初は分からなかったのですがPCの事なんですね。)に
書かれた自叙伝の真実は、、本当に読んだ後の今でも不気味さが残ります。
お見事!!
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No.2:
(5pt)

ロマンス風味のあるサイコスリラーの傑作!

これはロマンス風味のあるサイコ・スリラーの傑作だと思いました!
海外で絶大な人気を誇るコリーン・フーヴァーが初めてサスペンスに挑戦してインディーズ出版した作品だそうです。
よくあるロマサスかと思って油断すると予想外の闇に放り込まれて困惑。改めてじっくりと読み直してようやく消化できる深い作品なので、読み応えがありました。
原書のタイトル名(『Verity』)がこの作品を読み解く鍵になりそうです。ラストは象徴的でした。
心の闇はじつは誰にでもあるもの。コリーンさんが作品を通じて訴えているのは親としての良識で、あえてその対極を誇張して描くことで良識を読み手の心に刻み込ませるという手法が圧巻です!神レベルに素晴らしかった!!
海外サイトGoodreadsでは2019年ロマンス部門ランキング2位に入った人気作。
ロマンスファンだけでなく、ミステリー、スリラー、サスペンスファンも楽しめると思います。
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No.1:
(5pt)

最後まで息をつくことが出来ない

素晴らしいです。
ちょっとあれ?と思うところはありますが、そんな些細な事はどうでもいいです。
読むのを止められません。
他の作品がkindleに一冊もないので本当に残念です。
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