(短編集)

死者の奢り・飼育

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評判

死者の奢り・飼育の評価:

4.53/5点 レビュー 55件。 B ランク

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平均点4.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全119件 1〜20 1/6ページ
No.119
(5pt)

良い

良い
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y
No.118
(4pt)

うーん

なんか、読んでて暗くなってきた。
内容的に仕方ないけど。
もう一回読み直すつもりです。
死者の奢り・飼育(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育(新潮文庫)より
B00IP4BY6W
No.117
(4pt)

『人間の羊』は今世界中で読まれるべき傑作

『人間の羊』、昔読んだことはあったし、その時は当たり前のように、敗戦国日本の実態を描きながら、同時に「正義の暴走」みたいな、人間心理の恐ろしさを描いた文学作品として受け取っていた
(もちろんそれだけでも、前半で加害者――アメリカ兵に怒りを向けざるを得ない読者の心理を、後半で加害者に反転させる手腕の鮮やかさや、一種のホラーのようなオチはエンタメ性も高く、とんでもない傑作だが)
のだが…

今読んでみると『人間の羊』は完全にセカンドレイプの問題を描いていて衝撃を受けた。

下半身を裸にされてオモチャにされた主人公たちが受けた心の傷は、単なる敗戦国としての屈辱(物理的な暴力や現実的な略奪)ではなく、明らかに魂の殺人――恥辱――であり、それを受け入れてしまった自分への失望と恥、そして周りに知られなくないという思い(から米兵による精神的被害が公的に残っていないという社会)も含めて、完全に、レイプ被害の実態が暴かれにくく適切な精神的治癒が被害者に与えられにくい社会構造とリンクしているわけで。

無論、「セカンドレイプ」という概念自体は発表当時には絶対なかっただろうが…
もちろんセカンドレイプ的現象や被害は実在していたはずで。大江健三郎がそこまで計算して書いた…という可能性もなくはないが、意図的ではないと思う。

でもかといって、これは偶然の一致というわけでもない。
〝必然〟だ。

『人間の羊』は、セカンドレイプの問題(心の傷)について、(女性の甘さや心の弱さや感情中心主義を叩く傾向がある現代社会において)男女関係なく、人間の心理に普遍に起こりうることを示唆した、今の時代の日本人も…いや海外でも、もっと読まれるべき傑作である。
死者の奢り・飼育(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育(新潮文庫)より
B00IP4BY6W
No.116
(4pt)

うーん

なんか、読んでて暗くなってきた。
内容的に仕方ないけど。
もう一回読み直すつもりです。
死者の奢り・飼育 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (新潮文庫)より
4101126011
No.115
(4pt)

『人間の羊』は今世界中で読まれるべき傑作

『人間の羊』、昔読んだことはあったし、その時は当たり前のように、敗戦国日本の実態を描きながら、同時に「正義の暴走」みたいな、人間心理の恐ろしさを描いた文学作品として受け取っていた
(もちろんそれだけでも、前半で加害者――アメリカ兵に怒りを向けざるを得ない読者の心理を、後半で加害者に反転させる手腕の鮮やかさや、一種のホラーのようなオチはエンタメ性も高く、とんでもない傑作だが)
のだが…

今読んでみると『人間の羊』は完全にセカンドレイプの問題を描いていて衝撃を受けた。

下半身を裸にされてオモチャにされた主人公たちが受けた心の傷は、単なる敗戦国としての屈辱(物理的な暴力や現実的な略奪)ではなく、明らかに魂の殺人――恥辱――であり、それを受け入れてしまった自分への失望と恥、そして周りに知られなくないという思い(から米兵による精神的被害が公的に残っていないという社会)も含めて、完全に、レイプ被害の実態が暴かれにくく適切な精神的治癒が被害者に与えられにくい社会構造とリンクしているわけで。

無論、「セカンドレイプ」という概念自体は発表当時には絶対なかっただろうが…
もちろんセカンドレイプ的現象や被害は実在していたはずで。大江健三郎がそこまで計算して書いた…という可能性もなくはないが、意図的ではないと思う。

でもかといって、これは偶然の一致というわけでもない。
〝必然〟だ。

『人間の羊』は、セカンドレイプの問題(心の傷)について、(女性の甘さや心の弱さや感情中心主義を叩く傾向がある現代社会において)男女関係なく、人間の心理に普遍に起こりうることを示唆した、今の時代の日本人も…いや海外でも、もっと読まれるべき傑作である。
死者の奢り・飼育 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (新潮文庫)より
4101126011
No.114
(4pt)

うーん

なんか、読んでて暗くなってきた。
内容的に仕方ないけど。
もう一回読み直すつもりです。
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y
No.113
(4pt)

『人間の羊』は今世界中で読まれるべき傑作

『人間の羊』、昔読んだことはあったし、その時は当たり前のように、敗戦国日本の実態を描きながら、同時に「正義の暴走」みたいな、人間心理の恐ろしさを描いた文学作品として受け取っていた
(もちろんそれだけでも、前半で加害者――アメリカ兵に怒りを向けざるを得ない読者の心理を、後半で加害者に反転させる手腕の鮮やかさや、一種のホラーのようなオチはエンタメ性も高く、とんでもない傑作だが)
のだが…

今読んでみると『人間の羊』は完全にセカンドレイプの問題を描いていて衝撃を受けた。

下半身を裸にされてオモチャにされた主人公たちが受けた心の傷は、単なる敗戦国としての屈辱(物理的な暴力や現実的な略奪)ではなく、明らかに魂の殺人――恥辱――であり、それを受け入れてしまった自分への失望と恥、そして周りに知られなくないという思い(から米兵による精神的被害が公的に残っていないという社会)も含めて、完全に、レイプ被害の実態が暴かれにくく適切な精神的治癒が被害者に与えられにくい社会構造とリンクしているわけで。

無論、「セカンドレイプ」という概念自体は発表当時には絶対なかっただろうが…
もちろんセカンドレイプ的現象や被害は実在していたはずで。大江健三郎がそこまで計算して書いた…という可能性もなくはないが、意図的ではないと思う。

でもかといって、これは偶然の一致というわけでもない。
〝必然〟だ。

『人間の羊』は、セカンドレイプの問題(心の傷)について、(女性の甘さや心の弱さや感情中心主義を叩く傾向がある現代社会において)男女関係なく、人間の心理に普遍に起こりうることを示唆した、今の時代の日本人も…いや海外でも、もっと読まれるべき傑作である。
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y
No.112
(4pt)

皮膚感覚や臓器感覚に訴えてくる表現

大江健三郎(1935-)の初期短篇。人間の孤独や政治の欺瞞の在りようが、読み手の五官の神経(特に触覚と嗅覚)や臓器感覚に訴えかけてくるような独特な表現を通して、描かれている。

収録は以下の6作。
「死者の奢り」(1957)
「他人の足」(1957)
「飼育」(1958)
「人間の羊」(1958)
「不意の啞」(1958)
「戦いの今日」(1958)

特に「死者の奢り」「他人の足」2作が、その情景の美しさもあって、印象に残っている。

□「死者の奢り」

死んでしまった《物》と生きている《人間》と、その二者に間にはどれくらいの距離があるのか。死体を前にして、青年は観念的に、妊娠している女子学生は胎児を下腹に感じながら、死体処理歴30年の管理人は自分の子や孫を想像しつつ、それぞれが死と生との距離を測ろうとしているように見える。《人間》はいずれはみな死んでしまうのだから、《物》との距離は然程遠くはないのか。しかし、意識を備えている《他者》は、《物》とは異なり、別の意識の持ち主である《私》が発する眼差しや思惑を撥ねつけ調和を拒もうとする。生は希望のない徒労のようなものなのか。冒頭の死体処理室の描写が妙に美しく感じられ、アニメーションで観てみたいという気持ちになった。

「あれは生きている人間だ。そして生きている人間、意識を供えている人間は躰の周りに厚い粘液質の膜を持ってい、僕を拒む、と僕は考えた」

□「他人の足」

物語の冒頭、脊椎カリエス療養所は、少年たちにとってまるで母の子宮であり、彼らはその羊水のなかを揺蕩っているような、生活への不安も「健常」への強迫観念もない、無時間的で、重ぼったく惚けたような安逸に包まれた、或る種のユートピアのように描かれる。「僕らには外部がなかったのだといっていい」。しかし、如何なる自閉的な《内部》に退却してみようとも、《政治》から逃れることはできない。《他者》としての学生が闖入して以来、「凡てが少しずつ、しかし執拗に変り始め、外部が頭をもたげたのだ」。そこには《政治》にまつわる欺瞞もあれば、正義の名のもとの全体主義化だって起こり得るだろう。我々はどこにいても《政治》に対して無垢では在り得ない。この意味では、我々には《政治の外部》はない。

世界とは、あらゆる《外部》性の閉包であり、それ故にもはや《外部》の余地が残されていないもの、と云えるのではないか。

「この男は外部から来たんだ、粘液質の厚い壁の外部から、と僕は思った。そして、躰の周りには外部の空気をしっかり纏いつかせている」
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y
No.111
(4pt)

シニシズム、あるいは偽善者の欺瞞を描く |『死者の奢り・飼育』大江健三郎

芥川賞受賞の表題作「飼育」を含む初期の短編をまとめたもの。

ほかにもノーベル賞も受賞。受賞理由はからっきし意味不明ですが、ネットに落ちているNHKの方の解説を読むと、どうやら現代日本社会を描いたから、ということ!? よくわからん。

ただ、本作を読んでありありと感じたのは、偽善へのシニカルな目線・退廃的ムード・諦めと閉鎖性、このようなワードが思い浮かぶ作品群であったと思います。

・・・
以下は作品と寸評です。

「死者の奢り」・・・表題作。解剖用死体を大型水槽からもう一つへ移し替えるというバイトをした「僕」。場面設定が特殊であるものの、得も言われぬ退廃的なムードが印象的な小品。

「他人の足」・・・未成年の脊椎カリエス患者を収容した一種の閉鎖病棟の話。退廃的な慰みを看護師に強要?しているような病棟であったものの、とある「新入り」大学生患者が皆を感化し良化していく。しかし、最後にこの大学生が何とかここを出ることが出来るとなると、もとよりいる患者を汚らわしいものを見るかのように突き放す。ここに善意の欺瞞の薄っぺらさが見て取れる。

「飼育」・・・とある隔絶された村に不時着した米軍飛行機。生きていた黒人兵を指示があるまでその村にとどめおく(まさに「飼育」)様子を綴る。牧歌的な交流が大部分を占めるも、移送される段になり、黒人が逆上し、最後はあっけない結末に。

「人間の羊」・・・占領下のバスでの出来事。米兵に屈辱的な仕打ちを受けた「僕」と、眼前では無抵抗の観客であるも、事後の「僕」に告発させようと躍起になる「教員」との偏執狂的やり取り。居合わせた当事者としては何もしなかった「教員」の第三者的物言いが鼻につく。これもまた「外野」の偽善的欺瞞が匂う作品。

「不意の唖」・・・上記の「飼育」を彷彿とさせるとある山村。今度は米兵とその通訳がこの村に訪れる。強い側についた通訳の高飛車な態度が次第に村人の気持ちを逆撫でし、遂に通訳は。。。ホラーチックな作品。

「戦いの今日」・・・朝鮮戦争時の日本で、米兵に脱走を唆すビラを配る兄弟。ちょっとしたバイト感覚のビラ配りも、脱走志望者が出てきてたじろぐ兄弟。引き受けたくない兄と、何とかしたい弟。結局かくまうことになるも、とある晩に脱走兵に潜むアジア人蔑視を嗅ぎ付けた兄は当の兵士をぼこぼこにして。。。

・・・
ということで久方ぶりの大江作品でした。

とんがっていてなかなか面白かったです。他の作品もまた読んでみたいと思います。
死者の奢り・飼育(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育(新潮文庫)より
B00IP4BY6W
No.110
(4pt)

シニシズム、あるいは偽善者の欺瞞を描く |『死者の奢り・飼育』大江健三郎

芥川賞受賞の表題作「飼育」を含む初期の短編をまとめたもの。

ほかにもノーベル賞も受賞。受賞理由はからっきし意味不明ですが、ネットに落ちているNHKの方の解説を読むと、どうやら現代日本社会を描いたから、ということ!? よくわからん。

ただ、本作を読んでありありと感じたのは、偽善へのシニカルな目線・退廃的ムード・諦めと閉鎖性、このようなワードが思い浮かぶ作品群であったと思います。

・・・
以下は作品と寸評です。

「死者の奢り」・・・表題作。解剖用死体を大型水槽からもう一つへ移し替えるというバイトをした「僕」。場面設定が特殊であるものの、得も言われぬ退廃的なムードが印象的な小品。

「他人の足」・・・未成年の脊椎カリエス患者を収容した一種の閉鎖病棟の話。退廃的な慰みを看護師に強要?しているような病棟であったものの、とある「新入り」大学生患者が皆を感化し良化していく。しかし、最後にこの大学生が何とかここを出ることが出来るとなると、もとよりいる患者を汚らわしいものを見るかのように突き放す。ここに善意の欺瞞の薄っぺらさが見て取れる。

「飼育」・・・とある隔絶された村に不時着した米軍飛行機。生きていた黒人兵を指示があるまでその村にとどめおく(まさに「飼育」)様子を綴る。牧歌的な交流が大部分を占めるも、移送される段になり、黒人が逆上し、最後はあっけない結末に。

「人間の羊」・・・占領下のバスでの出来事。米兵に屈辱的な仕打ちを受けた「僕」と、眼前では無抵抗の観客であるも、事後の「僕」に告発させようと躍起になる「教員」との偏執狂的やり取り。居合わせた当事者としては何もしなかった「教員」の第三者的物言いが鼻につく。これもまた「外野」の偽善的欺瞞が匂う作品。

「不意の唖」・・・上記の「飼育」を彷彿とさせるとある山村。今度は米兵とその通訳がこの村に訪れる。強い側についた通訳の高飛車な態度が次第に村人の気持ちを逆撫でし、遂に通訳は。。。ホラーチックな作品。

「戦いの今日」・・・朝鮮戦争時の日本で、米兵に脱走を唆すビラを配る兄弟。ちょっとしたバイト感覚のビラ配りも、脱走志望者が出てきてたじろぐ兄弟。引き受けたくない兄と、何とかしたい弟。結局かくまうことになるも、とある晩に脱走兵に潜むアジア人蔑視を嗅ぎ付けた兄は当の兵士をぼこぼこにして。。。

・・・
ということで久方ぶりの大江作品でした。

とんがっていてなかなか面白かったです。他の作品もまた読んでみたいと思います。
死者の奢り・飼育 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (新潮文庫)より
4101126011
No.109
(4pt)

シニシズム、あるいは偽善者の欺瞞を描く |『死者の奢り・飼育』大江健三郎

芥川賞受賞の表題作「飼育」を含む初期の短編をまとめたもの。

ほかにもノーベル賞も受賞。受賞理由はからっきし意味不明ですが、ネットに落ちているNHKの方の解説を読むと、どうやら現代日本社会を描いたから、ということ!? よくわからん。

ただ、本作を読んでありありと感じたのは、偽善へのシニカルな目線・退廃的ムード・諦めと閉鎖性、このようなワードが思い浮かぶ作品群であったと思います。

・・・
以下は作品と寸評です。

「死者の奢り」・・・表題作。解剖用死体を大型水槽からもう一つへ移し替えるというバイトをした「僕」。場面設定が特殊であるものの、得も言われぬ退廃的なムードが印象的な小品。

「他人の足」・・・未成年の脊椎カリエス患者を収容した一種の閉鎖病棟の話。退廃的な慰みを看護師に強要?しているような病棟であったものの、とある「新入り」大学生患者が皆を感化し良化していく。しかし、最後にこの大学生が何とかここを出ることが出来るとなると、もとよりいる患者を汚らわしいものを見るかのように突き放す。ここに善意の欺瞞の薄っぺらさが見て取れる。

「飼育」・・・とある隔絶された村に不時着した米軍飛行機。生きていた黒人兵を指示があるまでその村にとどめおく(まさに「飼育」)様子を綴る。牧歌的な交流が大部分を占めるも、移送される段になり、黒人が逆上し、最後はあっけない結末に。

「人間の羊」・・・占領下のバスでの出来事。米兵に屈辱的な仕打ちを受けた「僕」と、眼前では無抵抗の観客であるも、事後の「僕」に告発させようと躍起になる「教員」との偏執狂的やり取り。居合わせた当事者としては何もしなかった「教員」の第三者的物言いが鼻につく。これもまた「外野」の偽善的欺瞞が匂う作品。

「不意の唖」・・・上記の「飼育」を彷彿とさせるとある山村。今度は米兵とその通訳がこの村に訪れる。強い側についた通訳の高飛車な態度が次第に村人の気持ちを逆撫でし、遂に通訳は。。。ホラーチックな作品。

「戦いの今日」・・・朝鮮戦争時の日本で、米兵に脱走を唆すビラを配る兄弟。ちょっとしたバイト感覚のビラ配りも、脱走志望者が出てきてたじろぐ兄弟。引き受けたくない兄と、何とかしたい弟。結局かくまうことになるも、とある晩に脱走兵に潜むアジア人蔑視を嗅ぎ付けた兄は当の兵士をぼこぼこにして。。。

・・・
ということで久方ぶりの大江作品でした。

とんがっていてなかなか面白かったです。他の作品もまた読んでみたいと思います。
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y
No.108
(5pt)

「飼育」と「人間の羊」がよかった

「飼育」は、終戦間近の墜落機から捕獲した黒人兵を、閉鎖的な村で監禁する話。最終的にどうするのかについて、役所がもたつきなかなか結論が出ないこと、異人種に対する差別、少年間のマウントの取り合い、慣れによる緊張の緩和、追い詰められたものによる思いがけない反撃、等々、現在でも解決できていないテーマがてんこもりの短編だ。
 「人間の羊」は突発的で理不尽な暴力に抵抗できない者の悔しさ、それを傍観していたにもかかわらず後で正義面する者の嫌らしさ、加害者に対するよりむしろそちらに対して激しい反発を覚える被害者の心理を描いた短編。こちらはそのまま学校や職場のいじめに置き換えることができる。
 何十年も経つことで大江作品のすごさを再認識させられた。
死者の奢り・飼育(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育(新潮文庫)より
B00IP4BY6W
No.107
(5pt)

「飼育」と「人間の羊」がよかった

「飼育」は、終戦間近の墜落機から捕獲した黒人兵を、閉鎖的な村で監禁する話。最終的にどうするのかについて、役所がもたつきなかなか結論が出ないこと、異人種に対する差別、少年間のマウントの取り合い、慣れによる緊張の緩和、追い詰められたものによる思いがけない反撃、等々、現在でも解決できていないテーマがてんこもりの短編だ。
 「人間の羊」は突発的で理不尽な暴力に抵抗できない者の悔しさ、それを傍観していたにもかかわらず後で正義面する者の嫌らしさ、加害者に対するよりむしろそちらに対して激しい反発を覚える被害者の心理を描いた短編。こちらはそのまま学校や職場のいじめに置き換えることができる。
 何十年も経つことで大江作品のすごさを再認識させられた。
死者の奢り・飼育 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (新潮文庫)より
4101126011
No.106
(5pt)

「飼育」と「人間の羊」がよかった

「飼育」は、終戦間近の墜落機から捕獲した黒人兵を、閉鎖的な村で監禁する話。最終的にどうするのかについて、役所がもたつきなかなか結論が出ないこと、異人種に対する差別、少年間のマウントの取り合い、慣れによる緊張の緩和、追い詰められたものによる思いがけない反撃、等々、現在でも解決できていないテーマがてんこもりの短編だ。
 「人間の羊」は突発的で理不尽な暴力に抵抗できない者の悔しさ、それを傍観していたにもかかわらず後で正義面する者の嫌らしさ、加害者に対するよりむしろそちらに対して激しい反発を覚える被害者の心理を描いた短編。こちらはそのまま学校や職場のいじめに置き換えることができる。
 何十年も経つことで大江作品のすごさを再認識させられた。
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y
No.105
(5pt)

初めて読んだ

こういう作品を書くのか
死者の奢り・飼育(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育(新潮文庫)より
B00IP4BY6W
No.104
(5pt)

読もうとした動機は、「死体洗い」のバイトという都市伝説は、「死者の奢り」が原点とされているからでした。

読もうとした動機は、「死体洗い」のバイトという都市伝説は、「死者の奢り」が原点とされているからでした。

読んだ結果、「死体洗い」のバイトではなじゃないか・・・と。

でも、大江健三郎氏の文才が、あたかも実在するかのように錯覚させる。

「セヴンティーン」で、「おぉっ!面白い!」と思ったのだが、本作に収められている「他人の足」でも、同じ感覚を覚えた。

それはそうと、予備校生時代に、大江健三郎氏と会って会話をしたことのある講師が、「一番面白かったのは、『日常生活の冒険』がです」と伝えると、「私もそうです」と大江健三郎氏も答えたとか。

読まなくては・・・と思いつつ、25年以上過ぎている。
死者の奢り・飼育(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育(新潮文庫)より
B00IP4BY6W
No.103
(5pt)

初めて読んだ

こういう作品を書くのか
死者の奢り・飼育 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (新潮文庫)より
4101126011
No.102
(5pt)

読もうとした動機は、「死体洗い」のバイトという都市伝説は、「死者の奢り」が原点とされているからでした。

読もうとした動機は、「死体洗い」のバイトという都市伝説は、「死者の奢り」が原点とされているからでした。

読んだ結果、「死体洗い」のバイトではなじゃないか・・・と。

でも、大江健三郎氏の文才が、あたかも実在するかのように錯覚させる。

「セヴンティーン」で、「おぉっ!面白い!」と思ったのだが、本作に収められている「他人の足」でも、同じ感覚を覚えた。

それはそうと、予備校生時代に、大江健三郎氏と会って会話をしたことのある講師が、「一番面白かったのは、『日常生活の冒険』がです」と伝えると、「私もそうです」と大江健三郎氏も答えたとか。

読まなくては・・・と思いつつ、25年以上過ぎている。
死者の奢り・飼育 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (新潮文庫)より
4101126011
No.101
(5pt)

初めて読んだ

こういう作品を書くのか
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y
No.100
(5pt)

読もうとした動機は、「死体洗い」のバイトという都市伝説は、「死者の奢り」が原点とされているからでした。

読もうとした動機は、「死体洗い」のバイトという都市伝説は、「死者の奢り」が原点とされているからでした。

読んだ結果、「死体洗い」のバイトではなじゃないか・・・と。

でも、大江健三郎氏の文才が、あたかも実在するかのように錯覚させる。

「セヴンティーン」で、「おぉっ!面白い!」と思ったのだが、本作に収められている「他人の足」でも、同じ感覚を覚えた。

それはそうと、予備校生時代に、大江健三郎氏と会って会話をしたことのある講師が、「一番面白かったのは、『日常生活の冒険』がです」と伝えると、「私もそうです」と大江健三郎氏も答えたとか。

読まなくては・・・と思いつつ、25年以上過ぎている。
死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 死者の奢り・飼育 (1959年) (新潮文庫)より
B000JARR3Y