芽むしり仔撃ち

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評判

芽むしり仔撃ちの評価:

4.28/5点 レビュー 40件。 A ランク

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平均点4.28pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全87件 41〜60 3/5ページ
No.47
(5pt)

塞がれた生に悶える

息苦しさの度合いはあれど、立ち向かう、そこにある癒し、我々は常に自分を問われる。思い通りにならぬことが罷り通った時、進むべき道が別れる
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.46
(5pt)

塞がれた生に悶える

息苦しさの度合いはあれど、立ち向かう、そこにある癒し、我々は常に自分を問われる。思い通りにならぬことが罷り通った時、進むべき道が別れる
芽むしり仔撃ち (1965年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (1965年) (新潮文庫)より
B000JACT6E
No.45
(4pt)

長編第一作

戦争末期に集団疎開先の村で、発生した疫病を恐れて逃げ出した村人たちによって、村内に閉じ込められてしまった感化院の少年たちの一週間ほどの出来事を描いた、著者の長編第一作です。太平洋戦争末期の日本が舞台に選ばれた作品ですが、雰囲気としてはディストピア的な不吉さをもつSF小説に近いものを感じ、絶望的な状況に閉じ込められた子供たちの物語としては、『蝿の王』や後年の漫画『漂流教室』なども連想させられます。

隔離された環境での少年たちの結束や対立をはじめとして、主人公である"僕"の幼い弟の振る舞い、疫病で死んだ母とともに残された紅一点である少女と"僕"の関係、朝鮮人集落の少年との交流、脱走兵の存在、村人たちの帰還など、盛り込まれた数々のエピソードと人物描写で、長編としては長くはないこともあって無理なく読み通すことができました。少年たちが共同体を形成する期間については、予期したより短く終わりました。

表題の意味については「仔撃ち」は序盤、「芽むしり」は最終盤で明示されます。終り方については好みが分かれそうですが、個人的には好感を持っています。
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.44
(4pt)

表現力

表現に惹かれました
芽むしり仔撃ち (1970年) (現代文学秀作シリーズ) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (1970年) (現代文学秀作シリーズ)より
B000J98EOQ
No.43
(4pt)

表現力

表現に惹かれました
芽むしり仔撃ち (1965年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (1965年) (新潮文庫)より
B000JACT6E
No.42
(4pt)

表現力

表現に惹かれました
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.41
(4pt)

表現力

表現に惹かれました
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.40
(4pt)

良い

50年前高校時代に如何にこの本を読めていなかったかを痛感させられました。再読する機会が持ててよかったです。
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.39
(4pt)

良い

50年前高校時代に如何にこの本を読めていなかったかを痛感させられました。再読する機会が持ててよかったです。
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.38
(4pt)

不条理、いや理不尽。

『芽むしり仔撃ち』は、大江健三郎初の長編小説です。集団疎開した感化院の少年たちが、疫病が流行する村に閉じ込められるというお話です。疫病・閉鎖された空間・育まれる友情を描いた作品ですから、カミュの『ペスト』に似ていると思いました。

この小説の末尾である第九章と第十章の内容は、強烈に印象に残ります。疫病の様子を偵察するために帰村した村人たちに、感化院の少年たちが虐待されます。感化院の少年たちが生きるために行った行為が否定され、閉鎖された空間で築き上げられた子供たちの王国が崩壊する様は、酷すぎて絶句します。この小説のラストには、「不条理」という言葉よりも「理不尽」という言葉がよく似合うかもしれません。

社会人の端くれである私は、この小説の「感化院の少年たち」と「村人」の上下関係を、「現場で働く労働者」と「組織の上層部」の上下関係に置き換えて読んでしまいました。現場と上層部の間で発生しうる暴力を、この作品は見事に作品化していると思いました。
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.37
(4pt)

不条理、いや理不尽。

『芽むしり仔撃ち』は、大江健三郎初の長編小説です。集団疎開した感化院の少年たちが、疫病が流行する村に閉じ込められるというお話です。疫病・閉鎖された空間・育まれる友情を描いた作品ですから、カミュの『ペスト』に似ていると思いました。

この小説の末尾である第九章と第十章の内容は、強烈に印象に残ります。疫病の様子を偵察するために帰村した村人たちに、感化院の少年たちが虐待されます。感化院の少年たちが生きるために行った行為が否定され、閉鎖された空間で築き上げられた子供たちの王国が崩壊する様は、酷すぎて絶句します。この小説のラストには、「不条理」という言葉よりも「理不尽」という言葉がよく似合うかもしれません。

社会人の端くれである私は、この小説の「感化院の少年たち」と「村人」の上下関係を、「現場で働く労働者」と「組織の上層部」の上下関係に置き換えて読んでしまいました。現場と上層部の間で発生しうる暴力を、この作品は見事に作品化していると思いました。
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.36
(5pt)

気づいたら感化院の少年の一員になっている

文体に凄まじい熱量と力強さを感じます。
圧倒される描写力により、見たこともない土地の体験したこともないような生活が、
まるで彼らのそばで見ているかのように目に浮かびました。
これを読めば、大江健三郎に匹敵する文学を書ける日本を代表する作家の輩出は、
まだずっと遠い先のように感じます。
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.35
(5pt)

気づいたら感化院の少年の一員になっている

文体に凄まじい熱量と力強さを感じます。
圧倒される描写力により、見たこともない土地の体験したこともないような生活が、
まるで彼らのそばで見ているかのように目に浮かびました。
これを読めば、大江健三郎に匹敵する文学を書ける日本を代表する作家の輩出は、
まだずっと遠い先のように感じます。
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.34
(5pt)

悪趣味の美学?

差別、憎悪の渦巻く崩壊寸前の共同体を複合的な視点で捉えつつ、緻密な情景描写と切迫した感情の叙述とで描く、珠玉の長編。
これは凄まじい。『蝿の王』に匹敵する壮絶な読書体験になるでしょう、、、。
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.33
(5pt)

悪趣味の美学?

差別、憎悪の渦巻く崩壊寸前の共同体を複合的な視点で捉えつつ、緻密な情景描写と切迫した感情の叙述とで描く、珠玉の長編。
これは凄まじい。『蝿の王』に匹敵する壮絶な読書体験になるでしょう、、、。
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.32
(5pt)

情け容赦なし、これぞ文学だ

戦争末期,感化院の少年たちが山村へ疎開することになった。厳寒の中、ひもじく苦しい道中が続く。
村人たちの視線は冷たく、ほとんど人間扱いされない。
朝鮮人の少年や疎開してきた少女とつかの間の友情が芽生えるが、残酷な現実に踏みつぶされる。

弱い立場の人間が徹底的に疎外され、痛めつけられる。何の救いもない。
主人公が最後まで誇り高く振舞うのが救いと言えなくもないが、なんと無力で悲しいプライドであることか。
本作は特定の時代を批判しているのではなく、普遍的な村落共同体のありようを容赦なく描いているのだ。
田舎が牧歌的なんて、大ウソだ。
互いの協力が不可欠な貧しい閉鎖社会は、余所者や脱落者に対して徹底的に残酷になる。
日本型ムラ社会、というよりは人間社会そのものの凶悪さが身に沁みる。
嫌な話なのだけど、こういう嫌さは誰かが書くべきだ。
文章の迫力は、今どきのエンタメの比ではない。文学の威力を思い知らされた。
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.31
(5pt)

情け容赦なし、これぞ文学だ

戦争末期,感化院の少年たちが山村へ疎開することになった。厳寒の中、ひもじく苦しい道中が続く。
村人たちの視線は冷たく、ほとんど人間扱いされない。
朝鮮人の少年や疎開してきた少女とつかの間の友情が芽生えるが、残酷な現実に踏みつぶされる。

弱い立場の人間が徹底的に疎外され、痛めつけられる。何の救いもない。
主人公が最後まで誇り高く振舞うのが救いと言えなくもないが、なんと無力で悲しいプライドであることか。
本作は特定の時代を批判しているのではなく、普遍的な村落共同体のありようを容赦なく描いているのだ。
田舎が牧歌的なんて、大ウソだ。
互いの協力が不可欠な貧しい閉鎖社会は、余所者や脱落者に対して徹底的に残酷になる。
日本型ムラ社会、というよりは人間社会そのものの凶悪さが身に沁みる。
嫌な話なのだけど、こういう嫌さは誰かが書くべきだ。
文章の迫力は、今どきのエンタメの比ではない。文学の威力を思い知らされた。
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.30
(4pt)

黙殺されてはならない戦争の舞台裏

かの大江健三郎先生による、闇の歴史の大暴露が繰り広げられた作品です。なぜ迫害されても少年たちは強く生き続けねばならなかったのか?貧しさと飢えで苦しむ非行少年が綴る、大人の過ちを糾弾した直訴状。もっと読まれるべきです。
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8
No.29
(4pt)

黙殺されてはならない戦争の舞台裏

かの大江健三郎先生による、闇の歴史の大暴露が繰り広げられた作品です。なぜ迫害されても少年たちは強く生き続けねばならなかったのか?貧しさと飢えで苦しむ非行少年が綴る、大人の過ちを糾弾した直訴状。もっと読まれるべきです。
芽むしり仔撃ち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち (新潮文庫)より
4101126038
No.28
(4pt)

自選短編がよかっただけに・・・

物語の中盤が・・・。あまりおもしろく無く興味を失いかけたがなんとか読めた。自選短編が、大変よかっただけに残念な気がする。
芽むしり仔撃ち(新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 芽むしり仔撃ち(新潮文庫)より
B00IP4BYA8