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(短編集)

さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で



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【この小説が収録されている参考書籍】
さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で (双葉文庫)

さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町での評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

何気ない間合いに浮かぶ見知らぬ町

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

経緯はどうあれ,事件に関わることになり,最後は解決にまでたどり着くのですが,
本当の解決は当事者たちで為されるものであり,決して描かれることのないそのあと,
探偵が町を離れる一方で,そこに残る人々に複雑な思いを抱かせられるのが印象的です.

その去り際も,独特の間とふと漏れる言葉,さらにはコーヒーや音楽といったものが,
じわりと寂しさを漂わせ,知らない場所のはずなのに,その景色を浮かび上がらせます.
また,前巻では薄れていたキャンパー描写が,本巻で少し戻っていたのには思わずにやり.

反面,これはシリーズを通してなのですが,人間関係がやたらと複雑で理解しづらく,
親兄弟に親戚,しかもそれが複数となるため,肝心なところで戸惑うことがたびたび….

なお,三ヶ月連続刊行の最後の巻でしたが,シリーズとしてはこれからも続く模様です.
さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で (双葉文庫)より
4575522686

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