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白い霧: 渡り用人片桐弦一郎控



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【この小説が収録されている参考書籍】
白い霧  渡り用人片桐弦一郎控 (光文社文庫)

白い霧: 渡り用人片桐弦一郎控の評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

面白かった

前に一回読んだことがあった。途中で思い出したが、一気に読んでしまい、二度のご馳走を味わって得した気分になりました。
白い霧  渡り用人片桐弦一郎控 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:白い霧 渡り用人片桐弦一郎控 (光文社文庫)より
4334741134
No.1:
(4pt)

臨時雇いの御用人様

某藩の江戸留守居見習から浪人となった主人公が、旗本の雇われ用人となって活躍する連作短編。
シリーズ1作目の本編は、借金まみれの旗本500石・内藤家の建て直しを図る。

若党1人、中間2人、前用人は謎の死を遂げ、知行地の不況による赤字経営に加えて放蕩息子の遊興による借金も抱える内藤家を、期限3ヵ月・報酬3両で建て直そうという、常識的にはあり得ない話である。
が小説としては面白い。

まず旗本と知行地の関係が描かれる作品は滅多にないので、新鮮味がある。
内藤家の元女中と放蕩息子との関係を探り、取り立て婆の懐に飛び込み、知行地の現況とそこで起こった事件を探り・・・
最後にはそれらが入り組んでひとつの事件となり、解決へと導くわけだが、
これだけのことを3ヵ月の間に成し遂げるのだから、中身は濃密。

ま、こんなこと普通は無理だろう。
しかし中身が濃い分、ストーリーもテンポよく展開されて、一気に読み進める。
次はどんな家のどんな話になるのか、ちょっと気になるシリーズだ。
白い霧  渡り用人片桐弦一郎控 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:白い霧 渡り用人片桐弦一郎控 (光文社文庫)より
4334741134

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