桜雨: 渡り用人片桐弦一郎控
- 渡り用人片桐弦一郎控シリーズ (5)
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渡り用人シリーズの2作目。 読みやすく、話がわかりやすく、小説としても面白いのだけど、前作から得た期待感に比してちょっとどうかな・・・との印象を受けた。 浪人・片桐弦一郎が旗本の臨時用人に雇われて辣腕を振るう、という点においてとても面白い設定だと思うのだが、今作はその表看板がうまく機能していない。 早くもネタの行き詰まりか・・・。 2万石の信濃・飯坂藩のお家騒動を収めるために、まったくのよそ者である主人公が奔走するという話。 しかし、後半になってシリーズの帳尻を合わせるかのように某旗本の用人を偽装させたり、旅先の危難を切り抜けるために旧知の借金取り立て屋・青茶婆を登場させたりと、話の持って行き方が都合良すぎる。 物語そのものは楽しめるのだが、はっきり言って展開の手法が今いち。 雰囲気は藤沢周平の“用心棒日月抄”シリーズにも似ているように思っていたのだが、ちょっと違うのかな。 発想が面白く、前作が良かっただけに残念。 もっと作品全般に“渡り用人”としての活躍ぶりを持って来てほしい。 | ||||
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久しぶりに「早く続きが読みたい!!」と思いました。すごく面白くてどんどん引き込まれていきます。主人公が様々な難関を正面から受け止め、正攻法で解決していく姿に共感を覚えます。全編を通じて清潔感が漂い、読んでいてすがすがしく感じます。最近このような感想を抱く本は少なく、その点でも貴重です。 私も主人公の様に困難から逃げずに、胸を張って生きていきたいと思いますが、現実は厳しくなかなか思う様に行きません。 次刊がなかなか出ないので、もどかしさを覚えます。 | ||||
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