(短編集)

Iの悲劇

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評判

Iの悲劇の評価:

3.88/5点 レビュー 73件。 B ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全137件 61〜80 4/7ページ
No.77
(5pt)

I wasn't sure how everything was going to be tied....

Read "満願" before and I enjoyed it. He did not disappoint me.
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.76
(3pt)

Iターン

過疎化の市に、Iターンで住民を呼ぶという真面目なテーマと、その住民たちに起きるちょっとした出来事をミステリアスに描く。このようなテーマで一冊に仕上げるとは、大したもんです。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.75
(3pt)

Iターン

過疎化の市に、Iターンで住民を呼ぶという真面目なテーマと、その住民たちに起きるちょっとした出来事をミステリアスに描く。このようなテーマで一冊に仕上げるとは、大したもんです。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.74
(4pt)

連作短篇集の良い所が出た

この著者の作品は、正直これまで余り相性が良くなかったです。確か、途中で挫折した作品もあったはず。文体が気取ってるとか、構成が複雑過ぎるとか、理由は些細なことだと思うのですが。

 けれど、本作は割と面白い。連作短篇集なのですが、最後の章でこれまでの全ての伏線を回収するという離れ業を見せてくれます。もう、スッキリと完璧なカタルシス。これぞ連作短篇集ならではの醍醐味でしょう。

 同じ登場人物たちの続編があれば、是非読んでみたいです。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.73
(4pt)

連作短篇集の良い所が出た

この著者の作品は、正直これまで余り相性が良くなかったです。確か、途中で挫折した作品もあったはず。文体が気取ってるとか、構成が複雑過ぎるとか、理由は些細なことだと思うのですが。

 けれど、本作は割と面白い。連作短篇集なのですが、最後の章でこれまでの全ての伏線を回収するという離れ業を見せてくれます。もう、スッキリと完璧なカタルシス。これぞ連作短篇集ならではの醍醐味でしょう。

 同じ登場人物たちの続編があれば、是非読んでみたいです。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.72
(5pt)

意外なラスト

ミステリーでもあり、社会小説でもあり、ヒューマンドラマでもあり。非常に良く出来ていた。端的に言えば、過疎化で無人になった僻地に住民を移住勧奨する市役所の奮闘記。心が凍るラスト。でも、その通りなんだよね。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.71
(5pt)

意外なラスト

ミステリーでもあり、社会小説でもあり、ヒューマンドラマでもあり。非常に良く出来ていた。端的に言えば、過疎化で無人になった僻地に住民を移住勧奨する市役所の奮闘記。心が凍るラスト。でも、その通りなんだよね。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.70
(4pt)

壮大だが悲痛な大仕掛けの中で、「Iターン」生活の難しさ・落とし穴と軽いミステリ・タッチとを巧みに混淆させた快作

簔石という廃村を舞台として「Iターン」をテーマとした軽いミステリ・タッチの作品。「Iターン」支援を担当するのは市の出張所の"甦り課"の万願寺と新人の天真爛漫な遊香と"能ある鷹は爪を隠す"西野課長。本作は長編だが、第一章「軽い雨」、第四章「黒い網」、第三章「重い本」及び第六章「白い仏」は短編として既に雑誌に先行発表しており、残りの約1/3が書き下ろしの由。そう言われなければ分らない自然な流れである。

作者としてはミステリ色が濃くないが、それは"甦り課"と名付けた遊び心からも自然と窺える。むしろ、「Iターン」に潜む危険性や「そんなに現実は甘くないよ」という警鐘を鳴らした感が強い。作者の作風は「満願」が示す様に多彩だが、「Iターン」生活の難しさ・落とし穴(都会人は農業の基本さえ知らない)と軽いミステリ・タッチとを巧みに混淆させた物語構成力を本作でも発揮しており(当事者ではない)私には楽しめた。(名称こそフザけているが)"甦り課"の移住者審査やその後の管理・支援の厳しさもキチンと描かれている点にも好感が持てる。

短編中で、「黒い網」の夫が「(トラブル・メーカーの)妻は他人から渡された物は絶対に飲み食いしない」と明言しているにも関わらず、他人が調理(BBQ風)して大皿に載せた物を"選んで"食べて食虫毒になるという謎はシャープだと思った。そして、書き下ろしの序章と終章との照応が(強引だが)驚愕に値する程壮大だが悲痛な大仕掛けで、滅び行くモノへの哀愁が読む者の心に染み渡る快作である。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.69
(4pt)

壮大だが悲痛な大仕掛けの中で、「Iターン」生活の難しさ・落とし穴と軽いミステリ・タッチとを巧みに混淆させた快作

簔石という廃村を舞台として「Iターン」をテーマとした軽いミステリ・タッチの作品。「Iターン」支援を担当するのは市の出張所の"甦り課"の万願寺と新人の天真爛漫な遊香と"能ある鷹は爪を隠す"西野課長。本作は長編だが、第一章「軽い雨」、第四章「黒い網」、第三章「重い本」及び第六章「白い仏」は短編として既に雑誌に先行発表しており、残りの約1/3が書き下ろしの由。そう言われなければ分らない自然な流れである。

作者としてはミステリ色が濃くないが、それは"甦り課"と名付けた遊び心からも自然と窺える。むしろ、「Iターン」に潜む危険性や「そんなに現実は甘くないよ」という警鐘を鳴らした感が強い。作者の作風は「満願」が示す様に多彩だが、「Iターン」生活の難しさ・落とし穴(都会人は農業の基本さえ知らない)と軽いミステリ・タッチとを巧みに混淆させた物語構成力を本作でも発揮しており(当事者ではない)私には楽しめた。(名称こそフザけているが)"甦り課"の移住者審査やその後の管理・支援の厳しさもキチンと描かれている点にも好感が持てる。

短編中で、「黒い網」の夫が「(トラブル・メーカーの)妻は他人から渡された物は絶対に飲み食いしない」と明言しているにも関わらず、他人が調理(BBQ風)して大皿に載せた物を"選んで"食べて食虫毒になるという謎はシャープだと思った。そして、書き下ろしの序章と終章との照応が(強引だが)驚愕に値する程壮大だが悲痛な大仕掛けで、滅び行くモノへの哀愁が読む者の心に染み渡る快作である。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.68
(5pt)

過疎地行政の課題を思わぬ展開で別次元に導いた作者の力量に脱帽

改めて米澤穂信さんのミステリ作家としての力量の確かさを知る1冊と出会った気がします。

過疎地のIターン行政を上手く題材に選んだものです。
まさしく過疎地対策の甦りを果たす公務員の活躍ぶりを、ペーソスをもって描き出すと思っていたのですが、最終章までこのような形で引っ張り、見事などんでん返しを見せてくれた短編連作集でした。

「簑石」は日本のどこにでもある過疎地です。題材のIターン支援プロジェクトも全国各地で繰り広げられています。
万願寺邦和の努力はとてもよく描けていました。観山遊香の新人公務員の仕事ぶりも分かりやすい描き方でした。課長の西野秀嗣の存在感を消す展開ぶりには感心しました。

新しい感触のミステリです。こんなストーリーも書けるのだというところに米澤穂信さんの作家としての力が現れていました。脱帽です。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.67
(5pt)

過疎地行政の課題を思わぬ展開で別次元に導いた作者の力量に脱帽

改めて米澤穂信さんのミステリ作家としての力量の確かさを知る1冊と出会った気がします。

過疎地のIターン行政を上手く題材に選んだものです。
まさしく過疎地対策の甦りを果たす公務員の活躍ぶりを、ペーソスをもって描き出すと思っていたのですが、最終章までこのような形で引っ張り、見事などんでん返しを見せてくれた短編連作集でした。

「簑石」は日本のどこにでもある過疎地です。題材のIターン支援プロジェクトも全国各地で繰り広げられています。
万願寺邦和の努力はとてもよく描けていました。観山遊香の新人公務員の仕事ぶりも分かりやすい描き方でした。課長の西野秀嗣の存在感を消す展開ぶりには感心しました。

新しい感触のミステリです。こんなストーリーも書けるのだというところに米澤穂信さんの作家としての力が現れていました。脱帽です。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.66
(3pt)

面白いが、すごく面白いわけでは無い

米澤さんの愛読者なら読んで損は無いと思います。が、著者の過去の名作に比べると今ひとつ。一つ一つの話は面白いです。しかし、全体としての話のオチが半分くらい読み進めてわかってしまうのはどうかなー。もう少し、ひねりがあれば良かったかな。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.65
(3pt)

面白いが、すごく面白いわけでは無い

米澤さんの愛読者なら読んで損は無いと思います。が、著者の過去の名作に比べると今ひとつ。一つ一つの話は面白いです。しかし、全体としての話のオチが半分くらい読み進めてわかってしまうのはどうかなー。もう少し、ひねりがあれば良かったかな。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.64
(4pt)

この作家、うまい。

これ、雑誌連載作品なんですね。でも、全体通して読まないと趣旨がわからない。タイトル通り「悲劇」なんですね。現代に問うミステリーでした。この作家、うまい。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.63
(4pt)

この作家、うまい。

これ、雑誌連載作品なんですね。でも、全体通して読まないと趣旨がわからない。タイトル通り「悲劇」なんですね。現代に問うミステリーでした。この作家、うまい。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.62
(3pt)

著者の作品として凡庸

著者の作品は全て読んでいるが、その中では凡庸なできかな。社会派的なテーマとして地方復興の不可能性を描いていて、この手の作品としては異色と言える気がする。止められない地方の衰退というのは厳然たる事実で、現実には地方の復興なんていうのは選挙の票稼ぎ程度の意味しかないからだ。
 一方謎の方はといえばそこまで出色のできと言えるほどのものはなかったけれど及第点といった感じ。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.61
(3pt)

著者の作品として凡庸

著者の作品は全て読んでいるが、その中では凡庸なできかな。社会派的なテーマとして地方復興の不可能性を描いていて、この手の作品としては異色と言える気がする。止められない地方の衰退というのは厳然たる事実で、現実には地方の復興なんていうのは選挙の票稼ぎ程度の意味しかないからだ。
 一方謎の方はといえばそこまで出色のできと言えるほどのものはなかったけれど及第点といった感じ。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.60
(3pt)

またこのパターン…

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、同じ作者さんの『本と鍵の季節』と似たような感じの本でした。先入観なしに読んだら面白く感じる人もいるかもしれませんが、たぶんそうなるだろうなぁと思って読んでしまったので、最後まで読んでもあまり驚きもなく…。殺人事件が起こるわけでもなく、1つ1つの謎も日常的過ぎて、ミステリーとしてもあまり面白いとは思えませんでした。同じようなパターンの本が最近増えている気がして、ちょっとこのパターンの本はもう限界かも、と感じてしまいました。作者さんは好きなので次作に期待しています。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311
No.59
(3pt)

またこのパターン…

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、同じ作者さんの『本と鍵の季節』と似たような感じの本でした。先入観なしに読んだら面白く感じる人もいるかもしれませんが、たぶんそうなるだろうなぁと思って読んでしまったので、最後まで読んでもあまり驚きもなく…。殺人事件が起こるわけでもなく、1つ1つの謎も日常的過ぎて、ミステリーとしてもあまり面白いとは思えませんでした。同じようなパターンの本が最近増えている気がして、ちょっとこのパターンの本はもう限界かも、と感じてしまいました。作者さんは好きなので次作に期待しています。
Iの悲劇 Amazon書評・レビュー: Iの悲劇より
4163910964
No.58
(5pt)

やるせない物語

Iターン事業にまつわる市役所員の目線から、廃村の復興と悲喜こもごもを描いたミステリ。
各章の謎と解決は秀逸なもの、小粒だがぴりりとしたものまで様々だが、とにかく「静かなるフィニッシュブロー」とでも言うべき幕引きが強烈(帯にも書かれているのでネタバレじゃないだろうと信じつつ)。それもガツンという類のものではなく、じわじわと臓腑に重石を置かれるような塩梅のやるせなさが漂うもので、本作の読後感もまさにそれ。
さわやかとかすっきりとは縁遠いけれど、読んで損はない物語だと思う。
Iの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: Iの悲劇 (文春文庫)より
4167919311