カリ・モーラ
評判
カリ・モーラの評価:
2.78/5点 レビュー 37件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1〜12 1/1ページ
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カリ・モーラの評価:
2.78/5点 レビュー 37件。 C ランク
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おそらく70代後半の期間に執筆したのだろうし、まったく衰えを感じさせないというところがまず凄いと思いました。
また、この部分の感想を書いていると気持ちが悪くなってしまうくらいなのですが、国際臓器売買にタッチしている変質サディストたちの描写や、敵対する犯罪者グループの奇妙なエスカルゴ缶詰の製造など、正直言って言葉を失ってしまいました。
「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」で猟奇的な殺人事件や変質者たちを扱うのは、それらと相対する人間の精神の崇高さを浮き彫りにするためだと思っていましたが、本作はただ単に「悪趣味」と切り捨てる読者がいるような気がします。
執筆者トマス・ハリスにしても、本作を読むまではひたすら尊敬していましたが、読後は、「やっぱりこの人ヤバい人かも...」と感じてしまいました。
主人公カリ・モーラにクラリス・スターリングほどの魅力を感じなかったからだと思います。
それはハリスのせいではなく、もしかしたら映画「羊たちの沈黙」で、影のある美女ジョディ・フォスターがクラリス・スターリングを好演したからではないか?と感じました。
カリ・モーラが活躍する続編が出れば、彼女に対する印象も変わるでしょうが、ハリスはもう80代なのでそれはないでしょう。
もちろん、「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」の魅力が失われたわけではありません。大好きな作品たちです。
また、かなり微妙な表現が連続するこの小説は、カリ・モーラが少女時代に生きた世界と比べると、完全にぬるま湯としか思えない現代の日本に暮らす我々にとって「生きるためのバイブル」になる可能性はあると感じました。