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幸運の逆転
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幸運の逆転の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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金田一耕助の登場しない横溝作品。放射線状に入り組んだ階段という迷路が事件の舞台であり、登場人物は誰もかも曰くありげな人物ばかりという外連味溢れる作品なのだが、肝心の迷路階段が実際にはどのような形状であるのかが分かりにくいので、事件の様相を思い描くのに苦労する。殺人にしてもかなり無理がある手段が使われていて納得しがたいものもある。真相の背後に横たわる「作家の秘密」には高い評価を与えられるとは思うのだが、物語の構築としてはむしろ平凡すぎる。 | ||||
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互いに不満を抱えつつも、銀婚式目前まで平凡な夫婦生活を営んできた、ジェフとスーザン。 ある日、スーザンが何気なく買ったサッカーくじが大当たり、巨額の賞金を手にする。 そこから徐々に歯車が狂い出す。 授与式のインタビューが新聞に載ると、二人は有名人になってしまい、転居を余儀なくされる。 それまで主婦として夫のサポートに専念してきた妻は、慈善活動に精を出し、表に出ることの快感に目覚める。 やがて互いに秘密を持ち、裏切り、これまで押し込めてきた不満が噴出、相手の破滅を密かに望むようになってゆく。 そして、愛も仕事も失い、自暴自棄になったジェフは、恐ろしい計画を企て、実行に移していく。。 些細なことから絶望的なまでに狂って行く人間関係の恐ろしさ、最後まで何をしようとしているのか読めないジェフの企み、いずれもミステリーとして秀逸。 しかし彼の心情、行動には、どうにも共感は出来なかった。 | ||||
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