ノースライト

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評判

ノースライトの評価:

3.76/5点 レビュー 184件。 B ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全360件 341〜360 18/18ページ
No.20
(1pt)

期待外れ

待っていた新作でした ゆっくり味わいながら読み進めていきましたがまったくの期待外れ 何かこれ?って感じで読了しました
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.19
(5pt)

待った甲斐のある傑作!

発売日に到着した本作をじっくり、ゆっくり味わいながらの読了となりました。
クライマーズ・ハイ、県警モノと最新作が都度最高傑作と評価を得ていた横山秀夫サン。

しかし、希代の傑作『64』を超える作品は発表されないものと思っていたところ発表された
本作は『動の64』に対して『静のノースライト』または『深のノースライト』だと感じました。

久しぶりに読書好きの友人に『横山秀夫のノースライト読んだ?』とメールを入れたくなります。
映像化されるのなら、64で原作の意図をブチ壊した単発モノ映画ではなくWOWOWか公共放送協会の
連続ドラマが良いですね。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.18
(2pt)

これってミステリー? 動機にリアリティがなさすぎる!

途中までは著者の筆力にぐいぐい引っ張られて、読書の楽しみにひたることができた。
「陰の季節」や「動機」同様息詰まるほど心の襞を精密描写する圧倒的な筆力は健在。

読者は謎の結末を知りたくてページをめくるのももどかしいくらいだろう。
 ところが、最後に解き明かされる謎があまりにも不自然な動機で一気にシラケた。

大木こだま・ひびきの漫才を思い出してこう叫んでしまった。
「そんなヤツおらへんやろ~! 往生しまっせ~!」

あるいは古今亭志ん生が話のマクラでよくやる見世物小屋の小咄にも似た感じかな。
「さあさあ、見ないと損だよー。山から生け捕った六尺の大イタチ!そばによると危ないよ!」
「大イタチってどれ?」と見世物小屋に入った客。
「お前さんのそばにあるだろホラッ! 近寄ると危ないよっ!」
「大きな板が立てかけてあるだけじゃないかね?」
「そうさ、六尺もあるんだその板は。板の真ん中に赤いもんがついてるだろ?
 それは血だよ、血! だから、六尺の大板・チ!」
「山から生け捕ったって言ってたじゃないか!?」
「そうさ、川じゃ取れないっ!」
「近寄ると危ないって言ってたじゃないか!?」
「倒れると危ないだろっ!」
(お客爆笑)

これはミステリーではなくファンタジーなのか?やはり横山秀夫は警察小説で光る小説家。
大好きなファンの一人としては次の作品に期待したい。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.17
(4pt)

光がひもとく。

やはり「64」が秀逸だったので、そのイメージがついてくる。
文章にはペンを塗り重ねていくような手法が伺える。
一見、警察関連のイメージが漂うが、違うカテゴリー。
建築設計に関連したユニークなミステリアス題材。
桂離宮の真価を評価したといわれるブルーノ・タウトにまつわる話。
不穏な空気と建築美に包まれてストーリーが展開していく。
家族、職場関係のほろ苦くて切ない人間模様が描かれていく。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.16
(4pt)

時々読者が置き去りにされる

まず重い、本の重さが534gある。「534」と名づけて欲しいくらいである。
本の重さが内容に繋がっているのかも知れない。最後に向けて、数々のプロットが散りばめられているが、
時に、読者が置き去りにされる。主人公の頭の早走りに読み手の頭がついていけないことが時々ある。
最近、タウトの「緑の椅子」についての本が出版されて、タウトの椅子にも興味が湧く。
最後は、怒涛のような結末で一気に読ませる。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.15
(2pt)

これってミステリー? リアリティがなさすぎる!

途中までは著者の筆力にぐいぐい引っ張られて、読書の楽しみにひたることができた。
にくいほど心の襞を精密描写する筆力はいつも通り研ぎ澄まされている。
読者は謎の結末を知りたくてページをめくるのももどかしいくらいだろう。
 ところが、最後に解き明かされる謎があまりにも不自然な動機で一気にシラケた。

大木こだま・響きの漫才ネタを思い出してこう叫んでしまった。
「そんなヤツおらへんやろー!」

あるいは古今亭志ん生が話のマクラでよくやる見世物小屋の小咄にも似た感じかな。
「さあさあ、見ないと損だよー。山から生け捕った六尺の大イタチ!そばによると危ないよ!」
「大イタチってどれ?」と見世物小屋に入った客。
「お前さんのそばにあるだろホラッ! 近寄ると危ないよっ!」
「大きな板が立てかけてあるだけじゃないかね?」
「そうさ、六尺もあるんだその板は。板の真ん中に赤いもんがついてるだろ?
 それは血だよ。 だから、六尺の大板・チ!」
「山から生け捕ったって言ってたじゃないか!?」
「そうさ、川じゃ取れないっ!」
「近寄ると危ないって言ってたじゃないか!?」
「倒れると危ないだろっ!」
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.14
(4pt)

光がひもとく。

やはり「64」が秀逸だったので、そのイメージがついてくる。
文章にはペンを塗り重ねていくような手法が伺える。
一見、警察関連のイメージが漂うが、違うカテゴリー。
建築設計に関連したユニークなミステリアス題材。
桂離宮の真価を評価したといわれるブルーノ・タウトにまつわる話。
不穏な空気と建築美に包まれてストーリーが展開していく。
家族、職場関係のほろ苦くて切ない人間模様が描かれていく。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.13
(4pt)

時々読者が置き去りにされる

まず重い、本の重さが534gある。「534」と名づけて欲しいくらいである。
本の重さが内容に繋がっているのかも知れない。最後に向けて、数々のプロットが散りばめられているが、
時に、読者が置き去りにされる。主人公の頭の早走りに読み手の頭がついていけないことが時々ある。
最近、タウトの「緑の椅子」についての本が出版されて、タウトの椅子にも興味が湧く。
最後は、怒涛のような結末で一気に読ませる。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.12
(5pt)

横山秀夫が時間をかけると

64から6年強。横山秀夫が時間をかけると、緻密でレヴェルの高いミステリーになるんですね。
時間的・地理的なコントラストもイイ。必然性やリアリティにもかなりの推敲を重ねたんでしょうね。いつもの警察ものじゃないのに、建築を長年得意分野にしてきたかのようにすら感じる。ミステリーとしても当然レヴェルが高く、伏線が敷いてあることに気づいても中々、解けない。御見それしました。

64の次が平成最後の年に出版ってのも意味深でイイですね。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.11
(5pt)

横山秀夫が時間をかけると

64から6年強。横山秀夫が時間をかけると、ぐうの音も出ないくらいレヴェルの高いミステリーになるんですね。
時間的・地理的なコントラストもイイ。必然性やリアリティにもかなりの推敲を重ねたんでしょうね。いつもの警察ものじゃないのに、建築を長年得意分野にしてきたかのようにすら感じる。ミステリーとしても当然レヴェルが高く、伏線が敷いてあることに気づいても中々、解けない。御見それしました。

64の次が平成最後の年に出版ってのも意味深でイイですね。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.10
(5pt)

最近の本屋大賞が霞む

ここ最近の本屋大賞、直木賞などがこの本の前では霞みます。一文、いや、一語一句のがさず、ゆっくり大切に読み進めるべき本です。行間もまたしかり。帯の文句はあまり信用しない方ですが、この本に限っては間違いではありません。美しい静かな物語りです。大人なら、是非御一読を。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.9
(5pt)

最近の本屋大賞が霞む

ここ最近の本屋大賞、直木賞などがこの本の前では霞みます。一文、いや、一語一句のがさず、ゆっくり大切に読み進めるべき本です。行間もまたしかり。帯の文句はあまり信用しない方ですが、この本に限っては間違いではありません。美しい静かな物語りです。大人なら、是非御一読を。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.8
(2pt)

作り込みが過ぎ、筆致もそぐわない!

帯に「横山ミステリー史上最も美しい謎」「熱く込み上げる感動」とある。確かに物語は、そのように展開する。しかし著者横山秀夫の念を入れ過ぎた作り込みと、硬い2字熟語や見慣れない画数の多い漢字の使用、そして短く突き進むような乾いた筆致は、大団円に終わる心の物語のリアリティーや味を削ぐことはあっても、深めるではなく、その不適合さに鼻白む思いがした。専ら謎を追う「64」とは真逆の効果、となっている。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.7
(2pt)

作り込み、筆致がそぐわない!

帯に「横山ミステリー史上最も美しい謎」「熱く込み上げる感動」とある。確かに物語は、そのように展開する。しかし著者横山秀夫の念を入れ過ぎた作り込みと、硬い2字熟語や見慣れない画数の多い漢字の使用、そして短く突き進むような乾いた筆致は、大団円に終わる心の物語のリアリティーや味を削ぐことはあっても、深めるではなく、その不適合さに鼻白む思いがした。専ら謎を追う「64」とは真逆の効果、となっている。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.6
(2pt)

筆致がそぐわない!

帯に「横山ミステリー史上最も美しい謎」「熱く込み上げる感動」とある。確かに物語は、そのように展開する。がしかし著者横山秀夫の、短く突き進むような乾いた筆致は、物語を味を削ぐことはあっても、付加することがなく、その不適合さに途惑いを感じた。専ら謎を追う「64」とは真逆、と言えよう。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.5
(5pt)

美しくたおやかな光の中へ——

住まいの設計においてはリビングなどの主要スペースは陽射したっぷりの南面に配することがあたりまえになっているが、もし北面にレイアウトしたらどうだろう。陽はダイレクトには射さないが、青空や木々に照り返されたマイルドな光が優しく降り注ぐ。南面だと窓外の風景は逆光になってしまうが、北面なら順光で、まさしく一幅の絵画となる。南向きの人生と北向きの人生。フラッシュバックのように挿入される少年時代の記憶も元妻との思い出も建築家としての自恃も、すべてが最後に環となってつながる。南からの光では陰になって見えなかったものも、北からの光によって美しく映える。単純な謎解きを超えた、心の淵に寄せ来る幾重ものさざ波。これこそが本を読む感興というものだろう。凡百のミステリーを超えた、実に奥深い物語世界は、そのまま人の心の奥深さに通底する。ある程度の人生経験を経た中高年限定です。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.4
(5pt)

美しくたおやかな光の中へ——

住まいの設計においてはリビングなどの主要スペースは陽射したっぷりの南面に配することがあたりまえになっているが、もし北面にレイアウトしたらどうだろう。陽はダイレクトには射さないが、青空や木々に照り返されたマイルドな光が優しく降り注ぐ。南面だと窓外の風景は逆光になってしまうが、北面なら順光で、まさしく一幅の絵画となる。南向きの人生と北向きの人生。フラッシュバックのように挿入される少年時代の記憶も元妻との思い出も建築家としての自恃も、すべてが最後に環となってつながる。南からの光では陰になって見えなかったものも、北からの光によって美しく映える。単純な謎解きを超えた、心の淵に寄せ来る幾重ものさざ波。これこそが本を読む感興というものだろう。凡百のミステリーを超えた、実に奥深い物語世界は、そのまま人の心の奥深さに通底する。ある程度の人生経験を経た中高年限定です。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027
No.3
(5pt)

創作者たちへの鎮魂と喝采

「ノースライト」(作:横山秀夫 新潮社)を読む。
 あの「64」から6年。「64」後半の謎解きのダイナミズム、その興奮を今でも思い出します。今回の「ノースライト」は、浅間山を望む北からの光と「あなた自身が住みたい家を建ててください」という一言が清冽な謎を呼び、物語が始まります。建築士たち、無人の邸宅、わたり、ブルーノ・タウト、「同心梅」、埋めること、メモワール。。。。そして、"家族"。ミステリーですから、いつものようにこれ以上語ることはできません。
 今回は、「64」に比べるとミステリー的興趣は少し薄いかもしれません。しかし、作者のその心の熱さに変わりはないのだと思えました。「人間の良心」という言葉を思い浮かべながら、尽きるところ、物語の中で一つのプロジェクトが動き出すことによって語られる様々な<喪失>が、そのそれぞれの謎が少しずつ明らかになるにつれて、次第に収斂し、<再生>していく過程がこの小説の感動の源であるような気がします。読書中、何度も心震える瞬間がありました。
 また、この物語は、芸術家、職人、何かを作り出そうとするすべての創作者たちの苦難への"共感"と"鎮魂"をも静かに描きながら、尚且つ創作者たちへの"喝采"の物語でもあったのでは?と思わせます。
 少し話を変えてしまいますが、2019/2/5、花の画家と呼ばれた堀文子さんが100歳で亡くなりました。彼女は、アマゾン川を渡り、インカ遺跡を辿り、ヒマラヤ山脈を歩きながら絵を描き続けました。創作し続けること、そしてその思いを"伝承"することなくして創作者たちの創作に終わりはないのだと思い至ります。
「俺は俺の人生しか生きられない」男たちの埋め合わせの物語。そして、そこには聖母のような女たちの愛もまた静かに、そう、北向きの窓から差し込む柔らかな光のように彩りを加えています。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.2
(5pt)

最も美しいミステリー

「64」から6年ぶりの新作です。発売日に購入し、いっきに読み切りました。
帯に「横山ミステリー史上 最も美しい謎」とありますが、それと同時にひとりの建築士の再生の物語だと思います。
建築家ブルーノ・タウトの椅子が、物語に厚みを与えています。
文章を読んでいくだけで、目の前に「メモワール」が、次第に建ち上がっていきます。
読後は、暖かいものが胸に広がりました。
ノースライト (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.1
(5pt)

創作者たちへの鎮魂と喝采

「ノースライト」(作:横山秀夫 新潮社)を読む。
 あの「64」から6年。「64」後半の謎解きのダイナミズム、その興奮を今でも思い出します。今回の「ノースライト」は、浅間山を望む北からの光と「あなた自身が住みたい家を建ててください」という一言が清冽な謎を呼び、物語が始まります。建築士たち、無人の邸宅、わたり、ブルーノ・タウト、「同心梅」、埋めること、メモワール。。。。そして、"家族"。ミステリーですから、いつものようにこれ以上語ることはできません。
 今回は、「64」に比べるとミステリー的興趣は少し薄いかもしれません。しかし、作者のその心の熱さに変わりはないのだと思えました。「人間の良心」という言葉を思い浮かべながら、尽きるところ、物語の中で一つのプロジェクトが動き出すことによって語られる様々な<喪失>が、そのそれぞれの謎が少しずつ明らかになるにつれて、次第に収斂し、<再生>していく過程がこの小説の感動の源であるような気がします。読書中、何度も心震える瞬間がありました。
 また、この物語は、芸術家、職人、何かを作り出そうとするすべての創作者たちの苦難への"共感"と"鎮魂"をも静かに描きながら、尚且つ創作者たちへの"喝采"の物語でもあったのでは?と思わせます。
 少し話を変えてしまいますが、2019/2/5、花の画家と呼ばれた堀文子さんが100歳で亡くなりました。彼女は、アマゾン川を渡り、インカ遺跡を辿り、ヒマラヤ山脈を歩きながら絵を描き続けました。創作し続けること、そしてその思いを"伝承"することなくして創作者たちの創作に終わりはないのだと思い至ります。
「俺は俺の人生しか生きられない」男たちの埋め合わせの物語。そして、そこには聖母のような女たちの愛もまた静かに、そう、北向きの窓から差し込む柔らかな光のように彩りを加えています。
ノースライト Amazon書評・レビュー: ノースライトより
4104654027