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評判
接触の評価:
4.25/5点 レビュー 4件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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尚、この小説の設定ではゴーストは多数おり完全に謎な存在ではなく、極まれにその存在を知る人がいることになっている。
主人公ケプラーは若く健康な体を好むゴーストで、その条件を満たすなら浮浪者や売春婦をも宿主とする。ケプラーは普段は律儀な性格で宿主候補と交渉し、金銭等を支払いや借り受ける期限を設定して合意の上で乗り移る。性別は不明になっているが、なんとなく女っぽい。
物語はケプラーが宿主として契約していた若い女性(ジョセフィン・ゼブラ 自称19歳)が駅で謎の殺し屋から襲撃される場面から始まる。ゴーストとしてのケプラーを標的とした犯行なのは間違いがないが、殺し屋はケプラーが抜けたと思われる元宿主のジョセフィンにとどめを刺した。なぜケプラーだけではなく、ただの宿主でしかないジョセフィンをも殺害対象をしたのか? 自分を狙うものは何者なのか? 謎を解くためケプラーは次々と体を移り変わり自分を襲撃した男の中に入る。
この先の展開は、殺し屋から別の人間に乗り移り殺し屋を尋問。過去に宿主として契約した人間たちに協力を頼み、殺し屋の男の身元やその背後の組織を調査。自身や他のゴーストの過去のエピソード。 以上。
前作【ハリーオーガスト15回目の人生】よりもずっと文学っぽく、説明少なめで情景描写が多い。セリフは少なめでしかも淡泊。
主人公が頻繁に他の人間に乗り移り、過去にも話が飛ぶため、誰、どこ、いつ、が分かりにくい。
広義ではSFなのかもしれないがサイエンスの要素は全くなく、ミステリー要素も薄い。
590ページの大ボリュームだがストーリーとしては大味でなかなか進まない。
どんな小説かを強いて言えばロマンティックな小説。
私の感性では難しい小説だが、ハード目な翻訳小説を読める人が読めばもっと評価が高いかもしれない。