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人喰観音
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人喰観音の評価:
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1～9 1/1ページ
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| 昔過ぎない昔の話で、仄暗い物語ですが、優しい人達もたくさん登場するのでキツくないです。いわゆるエログロ要素を多少含んだ話なのですが、どちらのシーンも俯瞰してサラッと読める不思議な感じがしました。 | ||||
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| 一体、なんだったんでしょうね。 コワイワー | ||||
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| 悪夢系御伽噺 | ||||
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| 文章がきれいでさくさく読める。 猟奇的な場面も多いが、叙情的な書き方だから全体的に上品な雰囲気だ。 ホラーというより、うっとりさせる伝奇文学とか幻想文学で、離れられない魔力がある。 女性ファンが多いと聞いてたが、母もはまってしまった。 | ||||
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| こわくて艶がある | ||||
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| 薄暗く耽美で、匂いたつような文章。ややグロテスクな表現もあるので人を選ぶとは思うが、刺さる人にはたまらなく刺さるのではないでしょうか。 ファンの声に応えてネットで番外編が無料公開されていますので、本編読了後にどうぞ！(順番大事です) | ||||
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| なんちゅうものを読んでしまったのだろう……、だが面白かった！ 幻想ホラー小説で、タイトルからも分かる（？）ように、カニバリズムを題材にしている。また性的描写もふんだんにあり、さらに性暴力が被害者視点で生々しく描かれる。ゆえに、面白くはあるけれど、読み手はかなり選ぶだろう。 耽美で背徳的。 おぞましさと心地よさの際どいラインを、大きな逸脱はせず、さりとて無難にもまとめない。筆致はわりと攻め気味だ。 苦手な人は絶対に読むべからず。 | ||||
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| 観音様に似た顔を持ち、歳をとらず、託宣をする、人外の生き物スイと、彼女にかかわる人間とが織りなす怪異幻想譚です。 第1章から4章まであり、年代記のようになっていて、それぞれの年代で、スイと薬種問屋の人間が関わります。 非常に凝った文章で、読み始めは慣れなくて苦労しました。 第1章のラストで、ぎょっとするような展開となるのですが、そこまで我慢して読み進むのは、１０人のうちひとりかふたりではないでしょうか。 実はそこからおもしろくなって、第2章、3章と、しだいにエロ、グロのゲスな味付けがされてきて、読みやすくもなるのですが、上記のようなしだいで、そこまで読み進む人は少ないと思います。 1冊を読み終わってみると、「えらく妖しげなものを読んだ」という一種の充足感が私は得られましたが、普通の人には勧めません。 この手のものを好きなかただけが読めばよいと思います。 | ||||
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| スイは何者なのか？因縁あってその正体を探る者は「いならくされた生き物が、生き方を変えられずに歪んでしまったのよ」と、漢代の仙人と同じ名を持つ狂言回しに言う。彼女がいたから、彼女が人喰いに堕ちたから、あの家は歪み、そして崩れていったのか。それとも、あの家が歪み、崩れていったから、彼女が人喰いに墜ちたのか。 陰鬱な空気を文字に移すことができる、篠たまきさんの最新作。これは単なるホラーではない。大人の童話である。 | ||||
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