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マルトク 特別協力者 警視庁公安部外事二課
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マルトク 特別協力者 警視庁公安部外事二課の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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とても面白くて一気読みしました。 | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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著者の別書「イリーガル非公然工作員」とほぼ同じ内容。フィクションではあるが、外事警察や北朝鮮工作などに関心があるのであれば、興味深く読むことが出来ると思う。特に考えさせられたのは、最近の北朝鮮経済の低迷を理由に国内に体制不満が出てきており、これに乗じて中国や日本などが影響力拡大を企図して工作活動を強化しているのではないかという点。中国は直近まで張成沢をテコ入れ、最終的には体制に粛清されたが、そんなこともあったなと思い出した。本書では北朝鮮国内の鉱物資源を狙って、日本政府が様々な工作活動を繰り広げている様子が描かれているが、さもありなんと考えさせられた一冊。 | ||||
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「ソトニ」シリーズをはじめて読んだ。 テンポよく、スピード感がある。 登場人物が多い割には分かりやすく、一気読みできる。 1匹狼で孤独感を漂わせる元公安スパイハンターの動き。 臨場感があふれ、現実感たっぷり。 水面下でうごめきひしめくストーリーは存分に楽しめる。 終盤にスピードアップして急展開。 そして、戦禍の悲しみがここにある。 | ||||
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スリーパーがとてもおもしろくて子育ての合間に読み進めて3日で読み終えました。このマルトクもやはりとてもおもしろく、後半の緊迫感はスリーパーよりもあった気がします。人物関係が理解しやすかったのはスリーパーでしたが、マルトクもテンポよく進み、とても引き込まれました。筒見さんがどんどんかっこよく見えてしまうのはどうしてでしょうか…。スリーパーを読んでいたときよりもマルトクでの筒見さんが2割増しくらいでカッコよく見えました。次は背乗りを読みます。順番は逆なんですが、私は問題なく読めています。 | ||||
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半年以上前に購入し、読む暇なく放置していた。 先日ふと時間ができたのでたまたま手に取った。 そこから半日読み耽った。 多くのレビュアーが仰る通り素晴らしい作品だ。 その中で指摘されていなかった点を申すと、 本作は、国家の陰謀というスケールのテーマと、 親子の情愛というスケールのテーマとが、 精緻に重層的に奏でられた上質な物語だ。 私のあくまで個人的な事情で、初めてメモを取りながら読書をしたが、 いわゆる伏線回収されなかったのは1点あるかないか。 個人的に、無茶というか説明不足と感じたのは2点。 しかしそんなことは些末なことです。 娯楽性・社会性、それらに付随する多少のことを全て含めてこの作品は極上でした。 レビュアーにあったように映像化を期待します。 2時間では到底不足なので、 テレビドラマ化が希望ですね。 私はテレビドラマを観ませんけど。 原作は読むべきです。 | ||||
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久しぶりに良いもの読んだ気がします。テンポ良く読ませながら、いろいろ考えさせられるものもあり、オススメします。 | ||||
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読んでいる間にどんどん引き込まれていく本です。 ところどころ難しい漢字や言葉が入っているものの、それがまた物語の信憑性を増しています。 戦争後、北朝鮮に残された日本人の苦労やそれを知っていて救い出そうとしない政府、フィションだと分かっていても少し 政府を疑いたくなるような真実味があります。 筆者が現役のリポーターと言う事で深いところまで細かく書かれていて、とにかく凄いです。 最後にはどうなるのか。。。更に続編が気になりますが、1冊でとてもよくまとまっていて、読んでいてハラハラどきどきでした。 | ||||
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楽しく読めた。スピード感もあって、スパイ物、近代史好きな人にオススメできる。 | ||||
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ストーリーの展開が早い。しかし、広げすぎた風呂敷を戻すのに時間が短すぎたかもしれない。罠の解明にもう少し時間をかければ良いのに。ウンチクは素晴らしい。 | ||||
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面白かった。あっという間に読み終えました。ドラマ化か映画化希望。ここまで日本中枢に工作活動されていたとしたら。。本当に恐ろしい。 | ||||
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小説として読んでも、ルポと仮定して読んでも中途半端な印象。 登場人物が多すぎ。本編にあまり関係ない情報を出し過ぎ。 そのせいで話の展開、テンポが悪い。読んでいてつらい。 著者はジャーナリスト出身ということで、一般人より諜報に関する知識をかなりお持ちなのだと思う。それはわかるのだが、新たな登場人物が出るたび、場所が変わるたびに逐一大量の情報を出すので、知識をひけらかしている印象を受けて不快。 ジョン・ル・カレのように、ジリジリじっくり語るか、 ダン・ブラウンのように最小限の情報でアップテンポに語るか、 どっちかに絞らないと、物知りおじさんの自分語りになると思う。 総理婦人の『エビータ』のくだりは、特にくどかった。 PS.★5つにしているレビュアーさんの中に、お友達が複数いるよう ですね。購入履歴を見れば、サクラかどうかはすぐにわかります。あまりこういうことはなさらない方が良いと思います。バレると、その後何を書いても、『そういう人なのか』と思われてしまいますので。 | ||||
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これは単なる諜報ミステリー小説ではない。社会派のスパイ小説である。著者は主人公の筒見慶太郎を通じ、また、登場人物の言葉を借りて数多くの問題提起、主張をしている。例えば片桐治夫の言葉として「日本政府は戦後、北朝鮮に取り残された日本人を助けようともしませんでした。今も重視されているのは拉致被害者だけで、70年も現地に残留した自国民の救出は後回しになっています。これは日本政府の不作為による犯罪です。自国民を見殺しにする国なんて民主的な独立国家ではありません。日本の戦後はまだ終わっていないのです」と主張する。 日本というこの国の姿勢に対し、著者が最も強く指弾したかったことではないか。 そして、全体を通じて著者の政治家やキャリア官僚に対する厳しい目である。自己の利益にのみ走り、国家や国民のことを無視する支配層へは徹底的な嫌悪感を示し、鉄槌を下す。その反面黙々と仕事をこなすノンキャリアの役人たちには温かい目を注ぐ。これが著者が言いたかったことなのではないか。 最初は娯楽性の強いエンターテイメント系のスパイ小説と思って読み始めた本書であったが、読後はその社会性に圧倒されてしまった。さすがにジャーナリストの著者らしい力作である。 | ||||
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降ってわいたように、中国で日本人二人がスパイ容疑で逮捕されるというニュースが駆け巡った。さすが平和ボケの日本人も国際情報戦争の深淵さを垣間見、不気味な感じを抱いた。そんな折しも北朝鮮との間で繰り広げられる熾烈な情報戦を描いたスパイ小説である。 東京—メキシコ・ティファナー福岡—ニューヨークと舞台を変えながら、早いテンポで 話が進む。どこまでが真実でどこからがフィクションなのか判然としない中、手に汗握るストーリー展開はこの著者特有の面白さである。 公安、インテリジェント専門の報道記者として豊富な取材経験に裏打ちされており、読み応えのある作品!⭐️ | ||||
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前作よりも読みやすく、スパイミステリーを読み慣れていない初心者の方にもとっつきやすくなっているかと思います。 (前作は登場人物が多く、ミステリー小説をよく読んでいる私もついていくのが大変だった。) TBSでニュースキャスターとしても活躍されている、同氏が綴る小説の醍醐味は、フィクションとノンフィクションを織り交ぜながらストーリーが進んでいくところでしょう。国家・外交というものに対して、テレビでは表側を、小説では裏側を鋭く描いている。 前作同様、国家という単位の正義は、一般的な正義とは大きく異なるということが、本書を通してよく伝わってくる。 それだけ著者が取材を通してきた、国家の闇は深いのだろう。 主人公の筒見慶太郎のハードボイルドな生き様と終盤に連れて盛り上がるミステリーは必見。 | ||||
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前回の作品が何か余韻を残した終り方だったので、次回作が必ずあると待っていました。 所詮小説の世界の出来事だから、と思っていたことが国家間で次々と起こって来ていることに、あれは小説という形のノンフィクションだったのかと今頃になって戦慄を覚えた。著者の深い取材力は先般亡くなった山崎豊子を彷彿させる。ますます磨きをかけて社会問題にも切り込んで行って欲しい。他所の世界の出来事ではなくなったスパイ、インテリジェンス等、呑気な日本人、政界だったが、早くからこの著者は書いてきていたではないか、早くから危機感を持っていたのだろう。今頃さかんに口にし始めた政府に喝を入れたくなる。取り残された北朝鮮にいる人たちへの深い思いもちゃんと描かれていて、我々日本人が考えさせられる1冊になっている。 | ||||
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「文句なしにおもしろい。とくに、新人作家の小説としては。続編にも期待できる展開なので、ぜひ書きつづけてほしい。その意味もあって星5つです」 前作のレビューに、こう書かせていただきました。 でも、甘かったですね……。これ、もっと面白いじゃないですか!!!!!! 小説としては、第2作だと思いますが、素人が恐縮ですが、文章も圧倒的に読みやすくなりました。話の内容は、前作と負けず劣らずの諜報ミステリで盛りだくさんではありますが、私は、読んでいて混乱した箇所はまったくありませんでした。 前回の敵が中国の外交官=スパイだったのに対して、今度は北朝鮮からの潜入者。暗殺者の影もちらつき、バトルシーンもあり、躍動感もあってか、今日一日で読み切ってしまいました。そして、日本の公安警察が仲間さえ疑い、尾行したり、盗聴したりする場面。このシリーズの醍醐味ですね。 若干ネタバレですが、前回出てきた登場人物はほとんどかぶってこないので、ここから読んでも楽しめますね。むしろ、いまから初めて「ソトニ」 を読むなら、こっちから読んだ方が入りやすいかもしれない。北朝鮮に絡んで父を失った女性捜査官が出てきますが、いいキャラです。著者がテレビ業界の方ですし、本当に映像化が期待されますね。 とにかく、「毎日、テレビに出ていて、どうしてこんな小説が書けたのか?」と……前作のレビューでも書かせていただいたのが1年前。新人賞でデビューした専業作家でも、なかなかコンスタントに作品が出なくて、待ちくたびれてしまうなかで、きちんと続編を出されたことは、本当にすごい。どうやって時間のやりくりをしているのか、教えていただきたいくらいです。 「新人としては期待」と感じたのを裏切らないどころか、はるかに飛び越えてきましたね。読み終わってすぐ、興奮しているうちに書いているので、少し褒めすぎかもしれませんが、楽しめました。星5つです! | ||||
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