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モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
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モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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60ページ読んだだけでもイスラエルのプロパガンダ満載でゲップが出る。海外ルポにありがちな余計なドラマでのかさ増しもあり非常に読みにくい。 ミリタリ物には「民間軍事会社の内幕」同様の情報量と簡潔さを望む。 | ||||
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「ユダヤ人」というのは、傍から見ると不思議な民族である。 そもそもかつては住む土地を持たず(その地を追われたという記憶は共有されている)、話す言葉も単一ではなく、しまいには根幹とおぼしきユダヤ教を信じていなくても、「ユダヤ人」と呼称されることもある。 自分の拙い理解では、どう見積もっても「ある地域の古代国家の王孫を自認するカルト宗教の信者たちが、そこにアイデンティティを見出し、やがて「民族」を自称するようになったもの」というような存在でしかない。 まあ、それを言うと「ヤマト民族」も似たり寄ったりなのかも知れないが。 (極東の島国に集住する、かつて遥か高みから降臨した天孫と、それを扶ける臣下たちの子孫が、ヤマト民族ということになる) しかし、その民族は各地で憎悪され、蔑まれながらも、現代社会ではその知識と富を背景にして、世界に隠然たる力を発揮している。 一説には、ユダヤ人系の財閥が世界の富の大部分を掌握しているという噂すらある。 また、驚きを超えてある種の羨望さえ感じるのは、その民族が各地で忌み嫌われながらも、しかし一歩も退くことなく、強硬な態度を取り続けていられることである。 昨今のガザ侵攻しかり。 彼らは、どれほど世界から非難を浴びようとも、一切妥協せず自身の「正義」を完徹している。 「世界中を敵に回しても」というのは漫画やアニメでよく聞くセリフだが、それを本気で実行する国家が存在するのだ。 本書では、そうした「イスラエル」という鬼子のような国家を陰で支えてきた実力組織、通称「モサド」の活動が語られる。 他国に潜入し、ナチスの残党を非合法に誘拐するくだりなど、まさに衝撃である。 本書を読んで強く思うのは、我が国にもこれぐらいの気概と「実力組織」があれば、たとえば某半島国家から「拉致被害者」を救出することも、可能なのではあるまいかということだ。 いったいいつまで、話の通じない相手に「対話」を呼びかければ済むのだろうか。 また、かの国のような不退転の覚悟さえあれば、露骨に国境を侵犯したり、強引に実効支配を行う週辺国家を、黙らせることもできるのではあるまいか。 たとえば長年問題となっている「北」の領土問題に関していえば、今こそ「防衛出動」で失われた国土を回復することが、遠くはヨーロッパの地で独裁者からの侵略に苦しんでいる国家を救う、何よりの力になるのではないだろうか。 かつて無謀にも、世界を敵に回して戦争を敢行した国にしては、随分と「飼いならされた」ものである。 | ||||
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電子書籍で読むと、540円位で読めます。転売もできない電子書籍は、従来はバカ高いものでしたが・・ 恐らく、公表された事実をまとめ上げた書籍と思いました 報道に関わるある方は、全て事実と話されたようです イスラエルは、ユダヤ教を唯一、絶対的に正しいと信じる人の集団が、英国と米国の許可、証人の元に建国した国家です Debate手法、心理学、諜報活動、暗殺、いろいろ記録されています こんな行動をして来たのか!と驚かされました 第二次大戦後、何度か、ドイツでのホロコーストが何故起きたのか、Reviewが試みられたのですが ユダヤ人らが、その度に「ドイツ人はまだ反省していない」と言って押しつぶしていました ドイツ人は、かつて、今のパレスチナのようになりかけて、先手を打ち、防衛を図る為に やむなく、あのようなジェノサイドに同調したという証言も結構ありました まずは、こんな情報がある、信ぴょう性は別途確認が必要だが、頭に置いて、 自分が思う事を「仮説A」として立てて、「反対仮説 (not A)」をセットし、 どちらが、事実と照合して「矛盾なく説明できているか」比較し、 仮説Aを修正し、事実と矛盾が一つもないように調整し、その制反対を「反対仮説 (not A)」と修正し、 最終的に矛盾が一つもなく説明できている方が、真実または、真実に非常に近いと推定して 眺めると、イスラエル問題に限らず、世界情勢や日本の行政が良く分かるように思いました この手法は、物理学者のニールス・ボーアが提唱し、3回のノーベル賞受賞をもって適切さを立証した手法です。 | ||||
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何気なく購入したが非常に面白かった。 ストーリー性が与えられたノンフィクションであり、何より、一つ一つのエピソードが簡潔でありつつも不足を感じない内容で、隅々まで読み応えがあった。 宗教や歴史、イデオロギー、周辺地域との敵対関係といった複雑な事情で凝り固まる「イスラエル」を理解する一助にもなる一冊だった。 サブタイトルをもう少し工夫すれば、もっとたくさん読まれるのではないだろうか?ちょっともったいない気がする。 | ||||
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文句なしの面白さ。イスラエルを巡る複雑な状況や歴史を知るきっかけが得られた。一気に読める一冊。 | ||||
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手に汗握る。事実は小説より奇なり、というが、現実とは思えない躍動感。面白い。 | ||||
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モサドの類似的な出来事を扱った本よりもより具体的。各出来事が個別の章となっており、読みやすく、臨場感溢れます。 多少間延びする点は大目に見てあげても、と思います。 | ||||
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イスラエルやモサドに興味があるヒトには強くお勧めします。 各エピソードごとに簡潔にまとまっているので、30分でストーリーが楽しめます。 圧巻はナチス将校をアルゼンチンから拉致→イスラエルで有罪判決→死刑の実話。 これは「実話」です。 日本人なら「他国で拉致し、自国で裁判なんて無理。国際法違反」と現実的な「できない論」を並べるでしょう。 拉致された同胞の救出について、アメリカに「助けて下さい」と懇願する日本人には信じられません。 別の本(落合信彦さんの著作「モサド、その真実」)で紹介されている落合さんと元モサド幹部に以下対話が、その点を表現してます。 Q あの(イラク)爆撃は国際法に違反しているという意見が圧倒的ですが? A 先日ドイツのテレビで同じような質問をされた。ナイーブなたわごともいいかげんにしろというのが私の答え。イラクはこの30年間イスラエルの存在さえ認めていない。我々は今も戦争状態にある敵同士。その敵が原爆を作って我々の壊滅をもくろんでいるのに国際法を引っ張り出して我々にお説教をしようというのか。あの攻撃によって確かにイスラエルの評判は落ちたかもしれない。しかし、いかに評判が良くても死んでしまったら何の意味もない。やられた後世界中から同情されるよりも、批判され責められても生き延びたいからね。 イスラエルは、同胞が敵国で捕獲・殺害された場合「死体であっても、イスラエルが捕らえた敵国捕虜との交換を交渉する」方針。どのエピソードもその気概と実行力を示す証左になってます。 日本はイスラエルの情報組織体制だけでなく、技術・気概・ノウハウを学ぶべきです。 | ||||
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「三重スパイ」を読む中で、イスラエルの諜報組織モサドに興味を持ち購入。10章程度に分かれており、各章毎にストーリーを独立させた作りになっています。 ユダヤ系の方の名前が大量に出てくるので、ストーリー、特に「誰が」何をした....という部分が比較的分かり辛かったです。 書籍を通じて感じたのは、イスラエルという国は「離散したユダヤ人に取っての安息の地」であり、守るべき国民は世界中にいるということです。いくつかの事例が、他国で悲惨な目に遭っているユダヤ人の救出でした。 また宗教上、ユダヤ国家が中東というイスラム圏の中に「ポツン」と存在していますので、敵国の潜在的な脅威を取り除く、その為には暗殺を厭わない点も印象的でした。例えば、イランの核開発計画は大幅に後ろ倒しになっているそうですが、これは「研究者の暗殺」や「研究所の破壊」を繰り返し行った”成果”とのことです。 最も印象に残ったのは、シリアで大臣一歩手前まで上り詰めたスパイの話です。まずアルゼンチンに飛び、アルゼンチン系シリア人(?)の特に上流コミュニティで人脈を作る。そこで得た紹介状などを活用し、本国シリアでの上流コミュニティに入り込む。このスパイの能力もさることながら、裏金を相当投資したのだろうな....というエピソードでした。 | ||||
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図書館で借りて、読み切れなかったので購入。 借りたのは、ハード版でしたが、文庫本なので手に出来ました。 | ||||
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私は大学1年生。この年、モサドは凄まじい作戦を実施していたのですね。 このノンフィクションは、冒頭からグイグイ引き込んでくれます。 映画じゃないの? そう思えるような作戦です。 特攻隊? まさにそうです。 国家の存亡をかけて、という決意でなければ、こんな命がけの作戦は行えません。 本書はノンフィクションです。 エボラについての凄いノンフィクション、「ホットゾーン」を読んだばかりなので、現実の世界のリアリティーに痺れます。 本物の世界に日本の若者も触れて、自分たちはどう行動するか、考えてほしいですね。 | ||||
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