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ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち
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ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 41~50 3/3ページ
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後日談そのもので、俺は表紙からてっきりあっちだと思ってましたがこっちなのかと思ったところからこの話は始まる。 一話目がいい。二話目もいい。 人と人のエゴが絡み付くような、特に一話目の決して好きにはなれないだろうその視点の話は、最近清廉なものばかり読んでいたところに冷や水を浴びせられたように、泥水かな、でも人とはこういうもんだなと思ったもんだ。 二話目も嫌な奴がいい。人が人を判断するとき、そのなめらかな表面に対して結局バーチャファイター初代のように断面だらけにしか我々は見ることができないのかもと、少しいい言葉思いついたから書いておく。 三話目は「雪の断章」を読まないとどうしようもないと思った。 四話目はさすが、という感じですな。 全体はまとまりの話があるけど、これもさすがって感じ。 ああ、レビューと言っていいかといえばだめだと思うけど、それでも何かコメントしたいと思ったいい作品であります。 | ||||
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完結作の後日譚です。 栞子さんと大輔の子供、扉子に語りかける話で ファンの期待を裏切らず、楽しめる内容になっていると思います。 | ||||
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124ページ5行目「幾原秀実」→「磯原秀美」 142ページ1行目「幾原きらら」→「磯原きらら」ですね。 校閲のお仕事は大変だと思いますが、第2版より訂正していただければと思います。 内容は、今回も大変たのしく読ませていただきました。 | ||||
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短編4作で栞子が娘に扉子に本にまつわるエピソードを語る体です。一つのキーは扉子が7歳の女の子ということ。当然、生々しい事情を、悩みつつも捨象して語るわけですが、それが一つのトーンとなって本作を貫いています。もちろん、読者が読むという一面がありますから、事実を描写する場面はありのままですが、栞子と扉子の間ではそこはあいまいになっています。結果、エピソードの語りはじめと終りとエピソードの描写がきれいに切り分けられ、劇中劇のようになっています。しかしファンにとってはプロローグとエピローグが本編よりお楽しみかもしれません。 第一話は白秋のからたちの花、これはいささか物悲しい。第二話は題名がオチなので伏せられています。第3話は雪の断章、青春です。第4話は百閒の王様の背中、もしかしたら一番このシリーズらしいかも。とくに第4話は推理劇としてはいずれも作者らしいこなれたものです。言い換えると謎解きより登場人物の心理を楽しむ方がメインでしょう。 さて、扉子はどんな風に成長するのでしょう。篠川家の家系は隔世遺伝なのか、それとも蛙の子は蛙なのか。次巻が楽しみです。 | ||||
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六歳、チコちゃんより年上ね。決めセリフはなあに? | ||||
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位置づけとしては外伝になるのでしょうが、内容はこれまでの栞子と五浦の物語に挟み込んでも違和感がありません。登場人物もほぼ共通しています。 数編は語り口が三人称になっており、五浦や栞子がほとんど登場しない話もあるなど、それまでの五浦の一人称の視点からは見えなかった彼らの別の面が垣間見えるのが興味深いです。 ただ、売り物の本を勝手に読んだり触ったりしている扉子には少々不快感がありました。登場人物に指摘させているあたり、作者は分かっててこういうキャラクターにしているのだと思いますが……。 | ||||
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大輔の本って一体なんだろうって読み進めていくと・・・答えは出てるって憎すぎでしょ三上さん。 今までのビブリア好きなら読んで損なしだと太鼓判を押したい。 次回作も楽しみに待てる満足度でした。 お勧めです。 | ||||
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これまでのビブリアが好きだったなら文句無く面白いので買うべし。 前シリーズから7年後の話だが、中の話はシリーズ中から終了後まで飛び飛び。いつも通り本を絡めた人間模様が描かれており、その「些細な事件」のひも解き方が美しい。特に最初の話の語り手の心情が裏返る様にはぞわっとした。語り部が大輔に限定されなくなった分そういう心理描写の繊細さが増していると思う。 他人から見られた栞子と大輔の描写も面白かった。栞子が旦那を語る時の隠し切れない愛情にも笑った。新シリーズとしては重大な要素であろう扉子はまだ狂言回しにもならない程度しか物語には関わっていないが既にいい味を出しており、親夫婦との掛け合いが今から楽しみだ。 本当に文句無く続きが楽しみ。ゆっくり待ちたいと思う。 | ||||
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ビブリアの後日談、中々楽しめました。物語りの展開は栞子が(五浦との)娘である扉子に、結婚後に起こった古書にまつわる出来事を語って聴かせるというものです。海外出張に出ている五浦の大事にしているある本を娘と一緒に探す過程での進行になっています。ビブリアファンの期待を裏切らない1冊だと思いました。 | ||||
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本編エピソードの後日譚を中心に全4話が収録されてます。 プロローグからエピローグまで4話をつないでいく語り手が立っている舞台は、本編から少し時間が経過した世界であり、登場人物たちの生活も相応に変化してますが、読み進めてみればビブリア・・シリーズの魅力が変わることなくそこにありました。 読者の興味や趣味に左右される部分もあると思いますが、古書のディテールがカギになって物語がひろがっていく楽しさは後半エピソードのほうが大きかったです。 | ||||
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