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(短編集)

吸血鬼は炎を超えて



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吸血鬼は炎を超えての評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ちょっと物足りない

数年前、シリーズ一作目「吸血鬼はお年ごろ」で見事にハマり、以来新作は欠かさずチェックしていますが、最近は少々ストーリーがあっさりし過ぎているように思います。

基本的に短編ですから二転三転ということは無いにしろ、少し前までは「おっ、こうきたか」となる展開がありました。

この最新作ではそのアッサリ感が顕著で、あれ、もう終わっちゃった、という感じです。 特に一話目などは、もう少しページを使ってでも展開を増やして欲しかったかな。
次回作に期待です。

…しかし、涼子さんは本当にたくましくなりましたね。 「からかっちゃいやだわ、エリカさん」の彼女は何処に。
母は強し、ということなのでしょうか。
吸血鬼は炎を超えて (吸血鬼はお年ごろシリーズ) (コバルト文庫)Amazon書評・レビュー:吸血鬼は炎を超えて (吸血鬼はお年ごろシリーズ) (コバルト文庫)より
4086017350
No.1:
(3pt)

すかっとした読後感

このシリーズも長くなったものです。
そして、主人公のクロロックも非常に「人間的」になりました。
もっとも、最初から血を吸わない吸血鬼でしたが、最近は、いろんな能力もほとんど使いません。
せいぜい鋭い感覚とか、催眠術くらいです。
従って、吸血鬼である必然性は全くなくなっているのですが、読者層を考えてのことでしょうか。
ただ、内容は他の作品群と一緒で、非常に現代の体制に対して批判的な作品になっています。
強者をたたいて、弱者を救う。
その方向性が全くぶれていないことが、シリーズものを多く維持している理由かも知れません。
本作品もすかっとする気持ち良い読後感の作品です。
吸血鬼は炎を超えて (吸血鬼はお年ごろシリーズ) (コバルト文庫)Amazon書評・レビュー:吸血鬼は炎を超えて (吸血鬼はお年ごろシリーズ) (コバルト文庫)より
4086017350

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