骨を弔う

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

骨を弔うの評価:

3.35/5点 レビュー 31件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 1〜20 1/2ページ
No.28
(4pt)

その謎を突き止めると、浮かび上がるもの。

プチ・ホラーなミステリ小説を。
小学生のころに5人でやった行い。
とあるきっかけで30年前のあの時をたどってみることに。
5人はそれぞれに悩みを持ちつつ、それぞれの道を歩んでいた。
”過去の出来事が今に作用し何かを変えるのかも”という。
それはもしかして、”希望”なのか。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.27
(4pt)

その謎を突き止めると、浮かび上がるもの。

プチ・ホラーなミステリ小説を。
小学生のころに5人でやった行い。
とあるきっかけで30年前のあの時をたどってみることに。
5人はそれぞれに悩みを持ちつつ、それぞれの道を歩んでいた。
”過去の出来事が今に作用し何かを変えるのかも”という。
それはもしかして、”希望”なのか。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.26
(4pt)

話の序盤で仕掛けの種(たね)が割れても、それでもラスト一章は良かったな。なんや、泣いてしもた。

最後の第六章の話の展開が、胸にぐっと来るものがあって、目頭が熱くなりました。
実はこの最終章で、話の序盤で仕掛けられていた種(たね)が開花し、そのポイントをスルーしていた読み手は「えっ! そうだったんだ!」と驚くことになってます。ですが、幸運にも(不運にも?)、わたしはその種に気づいてしまった。でもっ! 著者・宇佐美まことが話に潜ませたこの仕掛けは、わたしには心地よいものでした。「いつ、あのサプライズが発動するかな」とでもいった、何か倒叙ミステリでも読んでいくみたいなわくわく感がありましたね。

囚われた現在にもがくなか、小学生時代に起きたある出来事の謎を解きほぐしていく登場人物たち。そのなかでも、本多豊(ほんだ ゆたか)とその父親との、ぎくしゃくした関係が変わっていく辺りの話に、特に妙味を感じました。

本文庫の巻末の「解説」は、今から二ヶ月前の2023年1月19日に永眠された北上次郎氏。
この解説の最後で北上さんがおすすめされている宇佐美まことの二作のうち、未読の『愚者の毒』が気になるなあ。これは、読まなあかんな。ちなみに、もう一冊の宇佐美まことおすすめ本は、『展望塔のラプンツェル』。これは面白かったな。
うん。解説の最初の一行で北上さんの言うてるとおり、《宇佐美まことは面白い。》p.391
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.25
(4pt)

話の序盤で仕掛けの種(たね)が割れても、それでもラスト一章は良かったな。なんや、泣いてしもた。

最後の第六章の話の展開が、胸にぐっと来るものがあって、目頭が熱くなりました。
実はこの最終章で、話の序盤で仕掛けられていた種(たね)が開花し、そのポイントをスルーしていた読み手は「えっ! そうだったんだ!」と驚くことになってます。ですが、幸運にも(不運にも?)、わたしはその種に気づいてしまった。でもっ! 著者・宇佐美まことが話に潜ませたこの仕掛けは、わたしには心地よいものでした。「いつ、あのサプライズが発動するかな」とでもいった、何か倒叙ミステリでも読んでいくみたいなわくわく感がありましたね。

囚われた現在にもがくなか、小学生時代に起きたある出来事の謎を解きほぐしていく登場人物たち。そのなかでも、本多豊(ほんだ ゆたか)とその父親との、ぎくしゃくした関係が変わっていく辺りの話に、特に妙味を感じました。

本文庫の巻末の「解説」は、今から二ヶ月前の2023年1月19日に永眠された北上次郎氏。
この解説の最後で北上さんがおすすめされている宇佐美まことの二作のうち、未読の『愚者の毒』が気になるなあ。これは、読まなあかんな。ちなみに、もう一冊の宇佐美まことおすすめ本は、『展望塔のラプンツェル』。これは面白かったな。
うん。解説の最初の一行で北上さんの言うてるとおり、《宇佐美まことは面白い。》p.391
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.24
(5pt)

温かくておしゃれなエンディング

昔小学生の頃、一人の女の子がいけ好かない理科の教師を困らせるために骨格標本を
山に埋める。これを行ったのは本人の真美子とあと男の3人と女の子1人の合計5人。
そして30年後、川が氾濫しその標本が姿を現す。だが、そのグループの1人である豊は
考える、おかしい、自分たちが埋めた場所はもっと山奥でこの標本が出てきた場所では
ないと。ひょっとすると自分たちが埋めたのは標本ではなくて本物ではないのか。
彼は今はバラバラに暮らしている仲間たちに声をかけて真相を探ろうとする。仲間たちは
それぞれ40歳の中年男女となって人生の辛酸を舐めているものもいる。彼らは自分たちが
埋めたものは何かという真実探しの旅に出る。この設定と、登場人物たちが中年になって
人生の辛さから抜けられない焦りをそれぞれの視点から描くという発想が巧い。
そして真実らしきものにたどり着くが、真美子はもう白血病で死んだということを知って
しまう。だが、この作品の面白さはこれからだ。最後の数ページは、温かくておもい切り
おしゃれだ。希望を感じながら終わるエンディングは何とも言えない。宇佐美まことの筆力を
見せつけられた気分だ。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.23
(5pt)

温かくておしゃれなエンディング

昔小学生の頃、一人の女の子がいけ好かない理科の教師を困らせるために骨格標本を
山に埋める。これを行ったのは本人の真美子とあと男の3人と女の子1人の合計5人。
そして30年後、川が氾濫しその標本が姿を現す。だが、そのグループの1人である豊は
考える、おかしい、自分たちが埋めた場所はもっと山奥でこの標本が出てきた場所では
ないと。ひょっとすると自分たちが埋めたのは標本ではなくて本物ではないのか。
彼は今はバラバラに暮らしている仲間たちに声をかけて真相を探ろうとする。仲間たちは
それぞれ40歳の中年男女となって人生の辛酸を舐めているものもいる。彼らは自分たちが
埋めたものは何かという真実探しの旅に出る。この設定と、登場人物たちが中年になって
人生の辛さから抜けられない焦りをそれぞれの視点から描くという発想が巧い。
そして真実らしきものにたどり着くが、真美子はもう白血病で死んだということを知って
しまう。だが、この作品の面白さはこれからだ。最後の数ページは、温かくておもい切り
おしゃれだ。希望を感じながら終わるエンディングは何とも言えない。宇佐美まことの筆力を
見せつけられた気分だ。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.22
(5pt)

今までのホラー・ミステリから見事に脱皮、一回り大きくなった印象

結論から言うととてもよかったです。意外と酷評が多いのにびっくりしました。力作だと思います。
作者の作品は、「入らずの森」「虹色の童話」「死はすぐそこの影の中」と読んできました。どれも人間の心の闇を描いたイヤミス、そして地方を舞台にしたどこか横溝正史的なホラー・ミステリでした。
作者の作品は暗いと思い込んでいたので、この「骨を弔う」をラストまで読んでびっくり。まさかこんなに明るいなんて。恐怖と闇で怖がらせるだけでなく、深い内容、そして人間に対する信頼感に満ちていて、作品のスケールが一回り大きくなりました。見事に脱皮したという印象です。

地元の名士たちが理科の授業参観に来る直前に骨格標本を盗み出し、傲慢な教師に恥をかかせてやろうとした小学生5人組。そのうちの1人豊は、30年後になって増水で崩れた河川敷から骨格標本がみつかったという新聞記事をみつけ、怪訝な思いにかられます。自分たちが盗んだものは山の中に埋めたはず。まさか埋められた骨格標本が2つあったはずはない。では自分たちが埋めたものはいったい何だったのか?まさか本物の骨では・・?

ずっと独身で職も転々とし1人暮らしの豊。人もうらやむ議員の妻だが、実態は夫に暴力を振るわれ、義父母にもお飾りとしか思われていない京香。引っ越し後、白血病にかかり過酷な闘病をした真美子。東北で結婚し妻の実家を継いで民宿を経営、幸せに暮らしていたのに、家も家族もみんな津波で奪われてしまった正一。東京で恋人と暮らして広告代理店に勤め華やかな生活を送っているのに、何かが足りないと感じる哲平。
彼らが30年前の出来事を思い起こし、本当に起きたことは何だったのかを探り始めます。それは人生に惑う彼ら自身の自分探しでもありました。
それぞれの事情や心情は現実感に満ちて、1人の身の上話だけでも1本の小説になりそうです。どの人物にも共感できる部分があって話に引き込まれました。
途中から明らかになってくる真実は凄惨です。真相は途中でなんとなくわかってしまいますが、人間ドラマの占める比重が大きいのでそのあたりはあまり気になりませんでした。今までの作品と違って、非現実的なホラー(ほめ言葉でもありますが)の要素はありません。すべて足が地についた現実の物語です。

意表をつくラストと意外な人物の登場にはびっくりしました。あの陰鬱な作風だった宇佐美まこと氏がこんなウィットに富んだ”遊び”をするとは。この部分は賛否両論あるようですが、作者の茶目っ気を感じて思わず笑みが出てしまいました。
希望に満ちた終わり方で後味はとてもいいです。作者の言葉通り「この世界はまだまだ捨てたものじゃない」という実感がこみあげてきました。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.21
(5pt)

今までのホラー・ミステリから見事に脱皮、一回り大きくなった印象

結論から言うととてもよかったです。意外と酷評が多いのにびっくりしました。力作だと思います。
作者の作品は、「入らずの森」「虹色の童話」「死はすぐそこの影の中」と読んできました。どれも人間の心の闇を描いたイヤミス、そして地方を舞台にしたどこか横溝正史的なホラー・ミステリでした。
作者の作品は暗いと思い込んでいたので、この「骨を弔う」をラストまで読んでびっくり。まさかこんなに明るいなんて。恐怖と闇で怖がらせるだけでなく、深い内容、そして人間に対する信頼感に満ちていて、作品のスケールが一回り大きくなりました。見事に脱皮したという印象です。

地元の名士たちが理科の授業参観に来る直前に骨格標本を盗み出し、傲慢な教師に恥をかかせてやろうとした小学生5人組。そのうちの1人豊は、30年後になって増水で崩れた河川敷から骨格標本がみつかったという新聞記事をみつけ、怪訝な思いにかられます。自分たちが盗んだものは山の中に埋めたはず。まさか埋められた骨格標本が2つあったはずはない。では自分たちが埋めたものはいったい何だったのか?まさか本物の骨では・・?

ずっと独身で職も転々とし1人暮らしの豊。人もうらやむ議員の妻だが、実態は夫に暴力を振るわれ、義父母にもお飾りとしか思われていない京香。引っ越し後、白血病にかかり過酷な闘病をした真美子。東北で結婚し妻の実家を継いで民宿を経営、幸せに暮らしていたのに、家も家族もみんな津波で奪われてしまった正一。東京で恋人と暮らして広告代理店に勤め華やかな生活を送っているのに、何かが足りないと感じる哲平。
彼らが30年前の出来事を思い起こし、本当に起きたことは何だったのかを探り始めます。それは人生に惑う彼ら自身の自分探しでもありました。
それぞれの事情や心情は現実感に満ちて、1人の身の上話だけでも1本の小説になりそうです。どの人物にも共感できる部分があって話に引き込まれました。
途中から明らかになってくる真実は凄惨です。真相は途中でなんとなくわかってしまいますが、人間ドラマの占める比重が大きいのでそのあたりはあまり気になりませんでした。今までの作品と違って、非現実的なホラー(ほめ言葉でもありますが)の要素はありません。すべて足が地についた現実の物語です。

意表をつくラストと意外な人物の登場にはびっくりしました。あの陰鬱な作風だった宇佐美まこと氏がこんなウィットに富んだ”遊び”をするとは。この部分は賛否両論あるようですが、作者の茶目っ気を感じて思わず笑みが出てしまいました。
希望に満ちた終わり方で後味はとてもいいです。作者の言葉通り「この世界はまだまだ捨てたものじゃない」という実感がこみあげてきました。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.20
(4pt)

おもしろいだけに残念なところも

ストーリーの展開がとても魅力的で一気に引き込まれました。
主人公が一人設定されているのではなく、登場人物一人一人の人生、細やかな心情や外からは窺い知れない深い部分が丁寧に描かれている群像劇。

一見、普通の中高年に見える登場人物たちが一人一人様々な苦しみや葛藤、迷いやトラウマを抱えつつもがきながら一生懸命生きている姿に、知らず知らずのうちに共感し胸が熱くなりました。

四国の田舎の狭い地域に限定された濃密なドロドロした人間関係と子供達のとある冒険の関係が次第に明らかになり、大人になった子供達の人生に大きく関わって変化させていく展開は一気読み!
人間の醜さや愚かさ、いやらしさ、支え合い助け合える人間の強さ、罪と罰と赦しなど、様々なテーマを内包しつつ、抜群のリーダビリティでグイグイ読ませます。 最後の最後まで驚きの展開が用意されていて、思わずニヤリ!最後まで楽しめたし、希望を感じる結末に読後感も良かったです。

しかし残念なのは、午後のメロドラマというか、火曜サスペンス劇場?的なあまりにも古くさい男女のからみのシーンの多さ……。あれさえなければ、またはもっとすっきりとクールな描写であれば、他の人にも薦めたいのですが、特に若い子に薦める気がしません、、、。
せっかくのストーリーを台無しにしちゃってると思うんです…。そこがとても残念。
魅力的な謎があり、一見田舎なのにそこに深いドラマもある、一人一人の登場人物の成長物語にもなってるのだから、クリスティの作品のように普遍的な作品にもなりえるのになぁ、もったいない…。(勝手な感想、すみません)
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.19
(4pt)

おもしろいだけに残念なところも

ストーリーの展開がとても魅力的で一気に引き込まれました。
主人公が一人設定されているのではなく、登場人物一人一人の人生、細やかな心情や外からは窺い知れない深い部分が丁寧に描かれている群像劇。

一見、普通の中高年に見える登場人物たちが一人一人様々な苦しみや葛藤、迷いやトラウマを抱えつつもがきながら一生懸命生きている姿に、知らず知らずのうちに共感し胸が熱くなりました。

四国の田舎の狭い地域に限定された濃密なドロドロした人間関係と子供達のとある冒険の関係が次第に明らかになり、大人になった子供達の人生に大きく関わって変化させていく展開は一気読み!
人間の醜さや愚かさ、いやらしさ、支え合い助け合える人間の強さ、罪と罰と赦しなど、様々なテーマを内包しつつ、抜群のリーダビリティでグイグイ読ませます。 最後の最後まで驚きの展開が用意されていて、思わずニヤリ!最後まで楽しめたし、希望を感じる結末に読後感も良かったです。

しかし残念なのは、午後のメロドラマというか、火曜サスペンス劇場?的なあまりにも古くさい男女のからみのシーンの多さ……。あれさえなければ、またはもっとすっきりとクールな描写であれば、他の人にも薦めたいのですが、特に若い子に薦める気がしません、、、。
せっかくのストーリーを台無しにしちゃってると思うんです…。そこがとても残念。
魅力的な謎があり、一見田舎なのにそこに深いドラマもある、一人一人の登場人物の成長物語にもなってるのだから、クリスティの作品のように普遍的な作品にもなりえるのになぁ、もったいない…。(勝手な感想、すみません)
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.18
(5pt)

重厚な人間ドラマ

少年時代に、山のなかに骨格標本を埋めに行った、と思っていたら、実はあれは本物の人間の骨だったのではないか、という疑問が生じて、仲間たちに聞き取りにいく、という筋立てです。
殺人にかかわるミステリ部分と、その後の各人の人生を描いた部分と、二層構造になっています。
そして、その二層のどちらも、うーんとうならせてくれます。
特に、東日本大震災で家族を亡くしてしまう正一の体験は、わたしは涙なしで読めませんでした。
また、ミステリ部分になりますが、最後にわかる意外な事項にはまいりましたし、うれしかったです。
ミステリ好きの読者なら、読んで損のない本かと思います。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.17
(5pt)

重厚な人間ドラマ

少年時代に、山のなかに骨格標本を埋めに行った、と思っていたら、実はあれは本物の人間の骨だったのではないか、という疑問が生じて、仲間たちに聞き取りにいく、という筋立てです。
殺人にかかわるミステリ部分と、その後の各人の人生を描いた部分と、二層構造になっています。
そして、その二層のどちらも、うーんとうならせてくれます。
特に、東日本大震災で家族を亡くしてしまう正一の体験は、わたしは涙なしで読めませんでした。
また、ミステリ部分になりますが、最後にわかる意外な事項にはまいりましたし、うれしかったです。
ミステリ好きの読者なら、読んで損のない本かと思います。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.16
(5pt)

美装。

きれいな状態で届きました。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.15
(5pt)

美装。

きれいな状態で届きました。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.14
(5pt)

物語に没入したい人に

紀伊国屋書店員さんが選ぶ「キノベス2019」にランクインしていて手に取りました。ある小さな事件を機に、「小学生だった時にみんなでしたあること」の意味が解きほぐされていきます。そのさらに奥が、明かされていきます。登場人物それぞれが登場した後は、一気読みでした。物語に没入したい人、お勧めです。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.13
(5pt)

物語に没入したい人に

紀伊国屋書店員さんが選ぶ「キノベス2019」にランクインしていて手に取りました。ある小さな事件を機に、「小学生だった時にみんなでしたあること」の意味が解きほぐされていきます。そのさらに奥が、明かされていきます。登場人物それぞれが登場した後は、一気読みでした。物語に没入したい人、お勧めです。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.12
(5pt)

よくこんな話思いつくなと感心

新聞の書評で激賞されていたので読んでみました。期待以上の面白さでした。他のレビューで星1つとか3つとかつけてる人がいるのですが、ちょっと信じられないです。これが傑作でなくて、何が傑作なのでしょう。何より、プロットやストーリー展開には明らかな独創性があります。よくこんな話思いつくなと終始感心しきりでした。最後のオチも小さな工夫ではありますが、ミステリー好きならクスッと笑える仕掛けでしょう。私、この著者の作品は初めてなのですが、もともとサービス精神旺盛な作家なのだと思います。これ以外も是非読んでみたいです。けれど、著者の将来性を見込んで一つ大きな注文があります。それは、もっと文章力を磨いて欲しいということ。特に、文章が荒削りなことから派生する前半のモタモタ感は多くのレビューで指摘されている通り。話が広がる後半も、ストーリー自体の魅力で引っ張るとはいえ、文章力が十分に追いついてない印象です。もっと登場人物たちの内面や状況の描写が的確であれば、より感情移入出来たと思います。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.11
(5pt)

よくこんな話思いつくなと感心

新聞の書評で激賞されていたので読んでみました。期待以上の面白さでした。他のレビューで星1つとか3つとかつけてる人がいるのですが、ちょっと信じられないです。これが傑作でなくて、何が傑作なのでしょう。何より、プロットやストーリー展開には明らかな独創性があります。よくこんな話思いつくなと終始感心しきりでした。最後のオチも小さな工夫ではありますが、ミステリー好きならクスッと笑える仕掛けでしょう。私、この著者の作品は初めてなのですが、もともとサービス精神旺盛な作家なのだと思います。これ以外も是非読んでみたいです。けれど、著者の将来性を見込んで一つ大きな注文があります。それは、もっと文章力を磨いて欲しいということ。特に、文章が荒削りなことから派生する前半のモタモタ感は多くのレビューで指摘されている通り。話が広がる後半も、ストーリー自体の魅力で引っ張るとはいえ、文章力が十分に追いついてない印象です。もっと登場人物たちの内面や状況の描写が的確であれば、より感情移入出来たと思います。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985
No.10
(5pt)

読後感が最高!

一言で言うと「中盤までは今一つだけど、後半の展開~読後感は最高!」でした。
本書は「小学校時代、仲良し◎人組の間に何があったのか? 一体何をやらかしたのか?」系の話なのですが、この手の話は、いかに読者を「一体何があったの?????」と前のめりに引き込めるかどうかが勝負ですよね。
でも、本書はそこが薄い。
「まあ、誰かが誰かを殺したって話なんだろうけど、だからなに?」くらいにしか思えないと言いますか、興味がそそられる謎の提示がほとんど無いので、あまり先が気にならない。
正直、結末だけ読んで終わらせてしまおうかとすら思いました。

ですが、中盤以降の真相解明パートに入ってからの盛り上がりが凄い。
「誰かが誰かを殺したって話」には変わりないのですが、その動機や背景、主要人物の心情等の描写が素晴らしく、良い意味で重々しい展開にぐいぐいと引き込まれます。
更に、ラストの予期せぬどんでん返し。
最近多い「後味悪いどんでん返し」ではなく、重くるしい真相を一気に「爽やかな読後感」に転じさせるサプライズとでも言いますか。ちょっとホロッときちゃいましたよ。
まさか、こんな読後感で終えられるとは思いませんでしたホントに。

というわけで、星4.5あらため五つ星評価とさせていただきます。
骨を弔う (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 骨を弔う (小学館文庫)より
4094067817
No.9
(5pt)

読後感が最高!

一言で言うと「中盤までは今一つだけど、後半の展開~読後感は最高!」でした。
本書は「小学校時代、仲良し◎人組の間に何があったのか? 一体何をやらかしたのか?」系の話なのですが、この手の話は、いかに読者を「一体何があったの?????」と前のめりに引き込めるかどうかが勝負ですよね。
でも、本書はそこが薄い。
「まあ、誰かが誰かを殺したって話なんだろうけど、だからなに?」くらいにしか思えないと言いますか、興味がそそられる謎の提示がほとんど無いので、あまり先が気にならない。
正直、結末だけ読んで終わらせてしまおうかとすら思いました。

ですが、中盤以降の真相解明パートに入ってからの盛り上がりが凄い。
「誰かが誰かを殺したって話」には変わりないのですが、その動機や背景、主要人物の心情等の描写が素晴らしく、良い意味で重々しい展開にぐいぐいと引き込まれます。
更に、ラストの予期せぬどんでん返し。
最近多い「後味悪いどんでん返し」ではなく、重くるしい真相を一気に「爽やかな読後感」に転じさせるサプライズとでも言いますか。ちょっとホロッときちゃいましたよ。
まさか、こんな読後感で終えられるとは思いませんでしたホントに。

というわけで、星4.5あらため五つ星評価とさせていただきます。
骨を弔う Amazon書評・レビュー: 骨を弔うより
4093864985