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厭世フレーバー



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【この小説が収録されている参考書籍】
厭世フレーバー
厭世フレーバー (文春文庫)

厭世フレーバーの評価: 4.06/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

日本の姿を描きました?

解説の角田光代さんがおっしゃっています。
「この小説は、この家族を語ることで、日本を語ろうとしているんだ。」と。
 私は残念ながら、そこまで感じなかったなあ。

 高評価のレビューを見て、読ませていただきました。

 まあ、比較的良くある設定。父親の失踪とか、突然の死。それまで気がつかなかった
家族の姿。それが突然明らかになっていく。家政婦の舞台みたいですね。
 リュウさんの話のオチまでは、結構期待したのです。
 さてこれから、って感じだったのですが。
 そこからのひねりがこう来たか。と言う感じで、かなりがっかり。
 73歳の新造さんの章が全てでした。

 本当の認知症の方に接したことが無いんでしょうね。だから、現実感があまりにない。
73歳の方が、一体どんなことを考えて、どんな風に生きていたか。残念ながら、その
実態が把握されていない。

 作者にとって、新造さんの事件って結構衝撃的なのかもしれませんが、その当時は、
よくある話ですよ。特に珍しくもありません。もっと酷い話は、八つ墓村みたく、
結構あるので、ちょっと取材されるといいかと思います。

 まあ、期待を込めて45点。ちょっとお勉強をされてくれるといいかな。
 太陽がイッパイいっぱいに期待します。
厭世フレーバーAmazon書評・レビュー:厭世フレーバーより
4163242007
No.2:
(3pt)

失踪した父親になりたい

父親の失踪を機会に不安を隠しつつ家族がまとまって行くストーリーはありがちなものではあるけれど、最後はなんとなくやられてしまいます。
パターンを使って読者を追い込みます。
失踪した父親の話が続編で出ないかな。
ああ、マネして逃げたい(笑)
厭世フレーバーAmazon書評・レビュー:厭世フレーバーより
4163242007
No.1:
(3pt)

厭世っぽいけど。

5人家族(厳密には6人家族だけど)それぞれが主人公になって、5つのストーリーができている。脇役として登場してた兄の、姉の、母の、祖父の視線に立って、違った角度で出来事を語っていく流れは面白いが、すんなりと仲良し家族に戻っているところが少し物足りなかった。
厭世フレーバーAmazon書評・レビュー:厭世フレーバーより
4163242007

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