ニート・ニート・ニート
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三羽省吾の小説では、若者のモラトリアムを軽快なユーモアと共に描きつつ、少しの成長を遂げる長編が好き。 本作では広い北海道を縦横無尽に駆けめぐった後の終盤に、デビュー作の「太陽がイッパイいっぱい」の登場人物が重要な役割を持って再登場するのも、両作品が同じ世界観であるのがわかって楽しい。 著者の連作短編集においては、前の小説の登場人物と僅かずつの繋がりを垣間見せるという手法がよく使われるが、全く別な長編小説でそれが行われるのは珍しい。 著者自身もデビュー作に思い入れがあると同時に、冒頭に掲げた共通のテーマであることを示しているのではないかと想像する。 なお、今のところ著者の作品の中では本作が唯一映像化されているが、映画のほうもなかなか良い出来栄えだと私は感じた。 少し心が弱っている時に観ると効果がある。 | ||||
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映画化きっかけで買いましたが原作の方が月子ちゃんのムカつき度ミステリアス度も増し増しでめちゃくちゃおもしろいです。村越くん激推し!!!音楽タイトルがたくさん出てくるので常にBGMがなってるみたいでおしゃれ | ||||
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読む人がおかれた立場にもよるけれど、今の自分の心に響くことが少なくない作品だった。 特に印象が強かったのは、ゴジさんの言葉と月子の真実。 ゴジさんの言葉で一番強く心に響いたびいたのは 「そもそも、自分が為すべきことを為さないものに、他者を救うことなんか出来っこない」 これには、射抜かれたような感覚を受けた。 月子の真実を知った時はこれよりも衝撃が強かったかもしれない。 そして、その結末を見届けたとき、「ああ、ゴジさんがいった、『為すべきことを為すこと』というのはこう言うことなんだ。どんなちっぽけな存在でもちいさな些細なことでも、相手の人生を大きく変えることができるんだ」と思った。 自分がちっぽけでしていることも大したことがないと感じている人に読んでほしい。 あくまでも小説の中だからそんなにも上手く言ったのだけど、ゴジさんの言っていることは外れていないと思う。 | ||||
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