羊と鋼の森

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評判

羊と鋼の森の評価:

3.87/5点 レビュー 563件。 B ランク

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平均点3.87pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全763件 741〜760 38/39ページ
No.23
(4pt)

爽やかな青春小説

私自身よくピアノを弾きますが、調律したてのピアノは本当に良い響きがして、弾いていて気持ちの良いものです。ピアノの演奏は良い楽器、良い調律があってこそ引き立つもので、事実世界的なプロのピアニストはそれぞれのステージにマイピアノを持ち込んだり、お気に入りの調律師とともに行動したりすることも珍しくありません。最近ちょうど世界的ピアノコンクールであるショパンコンクールにおいて、ピアノの調整を任された各ピアノメーカーの調律師の奮闘の舞台裏をドキュメントしたテレビ番組がありましたが、それを見て感銘を受けたところだったので、この本と出会ったのはタイムリーでした。
作品自体は、ピアノの美しい響きに魅せられて、調律師の道に入った若者が、先輩や顧客との交流を通じて成長していく、という一種の青春小説です。仕事上の失敗や先輩からの嫌味など辛い経験を乗り越えつつ、理想的な調律とは何かを自分なりに体得していく、という流れはこういった小説に良くあるパターンで、あまり新味を覚えるものではありませんでしたが、安心して読めるといえばそのようにも言えます。美しい音を詩的に観念的に表現することに重きを置いている作品と思いますが、せっかく調律師という普段あまり脚光を浴びない職業を題材にしているのだから、もう少し作業上の細い描写や、楽器に関する知識などを具体的に盛り込めれば、より厚みのある作品になったのではないかと思います。でも全体に爽やかな風の流れるような小説で、読後感は良かったです。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.22
(5pt)

美しい話

『羊と鋼の森 (文春e-book)』を読み終えました。2016年、初めて読み終えた本。羊と鋼の森と表現される楽器とその楽器に関わる人たちのお話。素晴らしかった。今年初の本がこれでよかった。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.21
(4pt)

爽やかな青春小説

私自身よくピアノを弾きますが、調律したてのピアノは本当に良い響きがして、弾いていて気持ちの良いものです。ピアノの演奏は良い楽器、良い調律があってこそ引き立つもので、事実世界的なプロのピアニストはそれぞれのステージにマイピアノを持ち込んだり、お気に入りの調律師とともに行動したりすることも珍しくありません。最近ちょうど世界的ピアノコンクールであるショパンコンクールにおいて、ピアノの調整を任された各ピアノメーカーの調律師の奮闘の舞台裏をドキュメントしたテレビ番組がありましたが、それを見て感銘を受けたところだったので、この本と出会ったのはタイムリーでした。
作品自体は、ピアノの美しい響きに魅せられて、調律師の道に入った若者が、先輩や顧客との交流を通じて成長していく、という一種の青春小説です。仕事上の失敗や先輩からの嫌味など辛い経験を乗り越えつつ、理想的な調律とは何かを自分なりに体得していく、という流れはこういった小説に良くあるパターンで、あまり新味を覚えるものではありませんでしたが、安心して読めるといえばそのようにも言えます。美しい音を詩的に観念的に表現することに重きを置いている作品と思いますが、せっかく調律師という普段あまり脚光を浴びない職業を題材にしているのだから、もう少し作業上の細い描写や、楽器に関する知識などを具体的に盛り込めれば、より厚みのある作品になったのではないかと思います。でも全体に爽やかな風の流れるような小説で、読後感は良かったです。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.20
(5pt)

強く推す。

何千冊と本を読んできたが、新刊が出る度に
安心して購入でき、そしてそのいくつかの作品が、
本当に心に沁みる作家は現在、
私にはこの宮下奈都しかいない。

『スコーレNo.4』の頃から、初期のアンソロジーに含まれる
短編たちも含めて、彼女は少しずつ少しずつその
世界を押し広げてきた。華やかで、転身の早い
ベストセラー作家に比べると、明らかに軽やかさには欠ける。
しかしここにきて、いぶし銀の輝きを放ち始めた。

設定だけを取り出すと、本書は『スコーレNo.4』の女性主人公を、
草食男性に置き換えただけのように見える。しかし
本当に大事だけれども、些細なモノゴトを掬い上げる視点と
それを感情の襞を通じて紡いでいく端正な文章は
デビュー作の頃から比べると、桁違いに上手い。

羊や森といったキーワードで物語を引っ張っているため
彼女特有の過去と現在を織り交ぜるギミック的構成は
影を潜めているが、『終わらない歌』などで魅せた
畳み掛けるラストの疾走感には脱帽。強く推す。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.19
(5pt)

強く推す。

何千冊と本を読んできたが、新刊が出る度に
安心して購入でき、そしてそのいくつかの作品が、
本当に心に沁みる作家は現在、
私にはこの宮下奈都しかいない。

『スコーレNo.4』の頃から、初期のアンソロジーに含まれる
短編たちも含めて、彼女は少しずつ少しずつその
世界を押し広げてきた。華やかで、転身の早い
ベストセラー作家に比べると、明らかに軽やかさには欠ける。
しかしここにきて、いぶし銀の輝きを放ち始めた。

設定だけを取り出すと、本書は『スコーレNo.4』の女性主人公を、
草食男性に置き換えただけのように見える。しかし
本当に大事だけれども、些細なモノゴトを掬い上げる視点と
それを感情の襞を通じて紡いでいく端正な文章は
デビュー作の頃から比べると、桁違いに上手い。

羊や森といったキーワードで物語を引っ張っているため
彼女特有の過去と現在を織り交ぜるギミック的構成は
影を潜めているが、『終わらない歌』などで魅せた
畳み掛けるラストの疾走感には脱帽。強く推す。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.18
(5pt)

無欲?の努力と迷いと経験…夢は掴めるのかなぁ~♪

欲の多い現代で、この本は私に、日常から離れ無音の読書の快感を、与えてくれました。
たんたんと、ピアノ調律師見習いの主人公が、生活している…でも、でも、漠然とした「夢」が…
読んで損はないです、損…無欲じゃないなぁ~(><)
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.17
(5pt)

無欲?の努力と迷いと経験…夢は掴めるのかなぁ~♪

欲の多い現代で、この本は私に、日常から離れ無音の読書の快感を、与えてくれました。
たんたんと、ピアノ調律師見習いの主人公が、生活している…でも、でも、漠然とした「夢」が…
読んで損はないです、損…無欲じゃないなぁ~(><)
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.16
(5pt)

タイトルの意味が読んでわかり、二度感動!

王様のブランチで紹介された本らしく、なかなか手に入らなかったので購入できて良かったです。宮下奈都さんの他の作品も読んでみたくなりました。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.15
(5pt)

タイトルの意味が読んでわかり、二度感動!

王様のブランチで紹介された本らしく、なかなか手に入らなかったので購入できて良かったです。宮下奈都さんの他の作品も読んでみたくなりました。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.14
(5pt)

良い本です

王様のブランチで見かけた本ですが、評判どおりで次々と先が気になって引き込まれる本でした。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.13
(5pt)

物語表現の豊かさは、他に類を見ない。

素晴らしかった。
美しいものが美しいままで物語の中で結実していた。

著者は学生時代に音楽コンクール入賞の実績があるらしい。それが存分に生かされた作品だ。音楽に関する知識や造詣が、主張しすぎず、しっかりと作品を支える。その上で、登場人物たちがいきいきと生きている。物語表現の豊かさは、他に類を見ない。素晴らしかった。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.12
(5pt)

良い本です

王様のブランチで見かけた本ですが、評判どおりで次々と先が気になって引き込まれる本でした。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.11
(5pt)

物語表現の豊かさは、他に類を見ない。

素晴らしかった。
美しいものが美しいままで物語の中で結実していた。

著者は学生時代に音楽コンクール入賞の実績があるらしい。それが存分に生かされた作品だ。音楽に関する知識や造詣が、主張しすぎず、しっかりと作品を支える。その上で、登場人物たちがいきいきと生きている。物語表現の豊かさは、他に類を見ない。素晴らしかった。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.10
(5pt)

品が良く、あったかい作品

主人公がピアノの調律師という仕事に魅せられ、それを通じて成長していくという物語です。

この作品を読み始めてまず最初に感じたことは、現代は様々な意味において「過剰」だということです。過剰は感覚を麻痺させます。
ショッキングな事故や事件が起こるわけでもないのに、いやだからこそ日常生活の中だけで、これだけの内容に仕上がっていることが素晴らしいです。
読み手に対する媚びがありません。
小説でありながら詩的、哲学的な魅力もありますし、どこまでも時間はゆったりと流れ、自然体です。
ひとりでも多くの方々に読んでもらいたい作品です。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.9
(5pt)

品が良く、あったかい作品

主人公がピアノの調律師という仕事に魅せられ、それを通じて成長していくという物語です。

この作品を読み始めてまず最初に感じたことは、現代は様々な意味において「過剰」だということです。過剰は感覚を麻痺させます。
ショッキングな事故や事件が起こるわけでもないのに、いやだからこそ日常生活の中だけで、これだけの内容に仕上がっていることが素晴らしいです。
読み手に対する媚びがありません。
小説でありながら詩的、哲学的な魅力もありますし、どこまでも時間はゆったりと流れ、自然体です。
ひとりでも多くの方々に読んでもらいたい作品です。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.8
(5pt)

スーッと読める。

とても狭い世界を一般にも少しわかるように書かれていて、文章が柔らかで、さわやかな読後感。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.7
(5pt)

スーッと読める。

とても狭い世界を一般にも少しわかるように書かれていて、文章が柔らかで、さわやかな読後感。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.6
(5pt)

これは読むべし

ピアノ調律師の外村くんのそれからが気になって一気に読んでしまった。何か大切なものに出会うときは、こうして見えない力に導かれるように引き寄せられるものなのかもしれない。追い求めるものが見つからない怖さも、力の及ばないもどかしさも愛おしく思える。ひとりひとりが丁寧に描かれているのはどの宮下作品にも共通すること。読み終わった後に、何かこう力がみなぎってくるのも・・・。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945
No.5
(5pt)

これは読むべし

ピアノ調律師の外村くんのそれからが気になって一気に読んでしまった。何か大切なものに出会うときは、こうして見えない力に導かれるように引き寄せられるものなのかもしれない。追い求めるものが見つからない怖さも、力の及ばないもどかしさも愛おしく思える。ひとりひとりが丁寧に描かれているのはどの宮下作品にも共通すること。読み終わった後に、何かこう力がみなぎってくるのも・・・。
羊と鋼の森 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森 (文春文庫)より
4167910101
No.4
(5pt)

ピアノの音色の様に

宮下さんの本は何冊か読んでいるが、これが断トツで良かった!!読後、胸が柔らかく温かい何かで満たされたような気持ちになった。
仕事というのは自分の人生の方針になるようなもので、狂ったコンパスの様に行くべき道が分からなくなる時もある。
けれどもこの主人公の強く強く前を向いて歩いて行く姿に、エールを貰えるのではないかと思う。
文章の所々に見られる色彩豊かな表現が、まるでピアノの奏でる音色の様に心地よく、うっとりしてしまう作品だった。
羊と鋼の森 Amazon書評・レビュー: 羊と鋼の森より
4163902945