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かわいそうだね?

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評判

かわいそうだね?の評価:

4.12/5点 レビュー 68件。 B ランク

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平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全123件 81〜100 5/7ページ
No.43
(5pt)

挑戦は続く

「インストール」、「蹴りたい背中」は情景描写が素晴らしかった。いずれも女子学生を主人公としていて、おそらく綿矢さんが書きやすいものだったのだろう。

しかし、「夢を与える」以降では芸能人の学生・OLを主人公にしたが、苦戦していたように思えた。情景描写の一貫性を感じられなかった。

ところが、今回、またOLを主人公とした文章だが、得意とする情景描写も完璧。(綿矢さんらしさもでてた)そしてラストの心情描写は圧巻。ただ村上龍には負けるが。

そういうところで綿矢さんの成長を感じた次第。

また、2作目の「亜美ちゃんは美人」は「かわいそうだね」と同じような描写で少し残念だったが、おもしろかったのでそれはそれでいいです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.42
(1pt)

何もない

ここまでテーマもなく、読んだあとに何も残らない作品は久しぶりだ。

登場人物は一人も好きになれず共感もしにくく、何が言いたいのかも分からない。
むしろ読んだあとにむかむかしてくる。何なんだこいつら?という感じ。
文章ははっきりいって普通以下。たくさん出してるならまだしも、何年かに一度出してる本でこれは異常。
読めないことはないが、文学作家が書く文章じゃねえだろ(笑)
前作まで句読点が異常に少なかったのを散々叩かれたためか今作はあるにはあったが、その句読点の打ちかたが下手でテンポが悪すぎ。さらに中途半端に入れたせいで、前までどうにかあった個性もなくなった。これじゃこの人の小説を読む意味がない。テーマもへったくれもない、よくある話でよくある登場人物の話(しかも全員性格悪い)を、下手な文章で読むだけなんだから。
とりあえずこの作家に期待をして、ハードカバーで買ってしまった自分を殴りつけたくなる本。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.41
(4pt)

読みやすさ

書下ろし長編とおもいきや、文學界初出の「亜美ちゃんは美人」も併録なため、中編2つでした。長さから軽く読むのには丁度良い感じです。
両方とも、そこそこの面白さでした。表題作の英語教師のアドバイスのところでは、書き手がわかってなく、読者がわかるように構成しているのは、面白いとは思いましたが、書き手視点の物語だけに、ちょっと微妙な感じもしました。主人公の職業についてなど、取材は良くされている感じがあります。ただ、喫煙がやや美化されているのは(毒を吸い込むというのは書いていますが)、やめて欲しい感じでした。
亜美ちゃんは美人、は雑誌で既読でしたが、男性には伺えない女性の心理が良く出ていたと思います。美人を著者がどう描くのは特に男性ファンには興味が持てるところかもしれません。
著者の代表作とはいかないかもしれませんが、著者のファンであれば楽しんで読めると思います。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.40
(5pt)

リアリティーあり!

求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した恋人「隆大」
「おれがアキヨを助けるのをどうしても許せないのなら、申し訳ないけれど、おれは樹里恵と別れる」
と、申し渡されました。
表題作「かわいそうだね?」の冒頭の設定。

話はそれますが、専業主婦(無職)、子供無しの妻を残し単身赴任した人がいる、と噂に聴いた事があります。
その妻の側から描いた山本文緒の小説があります。

アキヨがうまく隆大を篭絡し、結婚にこぎ着けば、隆大の稼ぎに頼って、働かずに食べていける生活を手に入れることができるでしょう。


で、男の子は綺麗な恋人が出来たら、深窓の令嬢として世間から隔絶しようとする、と批判し
「女の子は日の当たるところを歩いていたいのよ。」
とシンディーローパーが歌っています。
僕は高校生の時に、同級生と一緒に聴いて「もっともだ。」と納得しました。
アキヨも、表面上は就活し、自活することを目指しているかのように装っています。自分自身もそのつもりだと思います。
このタイプの人も、シンディーローパーの曲を聴いて「男って、保守的よね。」と平然と批判します。
その実、アキヨは隆大の稼ぎに頼って、働かずに食べてゆける生活を目指していると思います。

隆大がアキヨの術中にはまれば、人生を棒に振るかもしれません。あるいは子供を設ければそれなりの人生になるかもしれませんが。
恋人の樹里恵としては、恋人の為を思えば、アキヨをなんとかして排除してあげたいところです。
しかし、それはどうすれば可能なのか。
と言うようなことを考えながら読みました。

結論としては、隆大は不慮の事故で死んでしまった。と考えて諦めるのがベターです。
隆大は人生を棒に振るかもしれませんが、樹里恵は別の男を見つければ、棒に振らずに済みます。隆大と過ごした時間は無駄になるかもしれませんが、無駄にしたものに執着して、その後も無駄を続ける必要はありません。経済学で言うところのサンクコストの呪縛からは逃れるべきです。
男性としては、世の中にはこんな女もいる、と教訓になります。昔ほど離婚は面倒ではなくなったようですが、こんな女と結婚したら離婚するのは至難の業です。遠大な計画を立てて、自立心とプライドを持たせるところから始めなくてはなりません。愛情を感じない相手に子育てのようなことをする必要が生じます。大人を一人作るわけです。

併録の「亜美ちゃんは美人」も面白く拝読しました。
「友人を理解する」と言うことがどういうことか。
自分を理解してくれている友人がいると言うことの僥倖をあらためて感じました。
肉親に「理解者」を求めるのが難しい場合もある、と言うテーゼも得ました。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.39
(4pt)

さりげなく、心をえがく技量

ポップで軽やかな世界観に、骨太なメッセージが横たわっている。
「人間というもの」を見つめることが文学であるなら、2編ともにまさしく文学で
繊細な心の動きが的確に、それでいてさりげなく描かれている。
このさりげなさが、綿矢りさ氏の特徴だ。
平易な言葉を紡いだ文章は美しく、透明で、表現力が素晴らしい。
大江健三郎賞受賞と聞けば、難解で重厚な作品を連想するが、
テーマは重厚であるにも関わらず、逼迫する息苦しさとは無縁の
明るく健康的な世界観がただよっていて、作家の技量の高さが存分に発揮されている。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.38
(3pt)

『かわいそうだね?』は星は3.5ーなかなかいいけど上手くなってないー

綿谷りささんの作品を読むのはずいぶん久しぶりになる。「インストール」「蹴りたい背中」を読んで、特に後者の技巧は未熟だったけれども、作品全体を貫く瑞々しい感受性に感銘を受けた記憶が鮮明だ。その後「夢を与える」を読んで、綿谷さんの強みがすっかり失われてしまった凡庸な作品に落胆した覚えもある。その位久しぶりだ。
 まず表題作の「かわいそうだね?」だが、前半は樹理恵の仕事や彼氏の元彼女との微妙な三角関係が描かれるとともに、そこに炙り出されるテーマが浅い事と、ストーリー展開やアイディアも類型的で冗漫な件を観て『綿谷さん中間小説作家になっちゃったのかなー?」と平凡な印象と同時に、「働く女の子の応援歌的小説なのかなー?なんか最近の女の子ミュージシャンの歌詞みたいだなー」と、あまり感心できない所見だった。
 だが、樹理恵が彼氏の携帯電話の元彼女とのメールのやり取りと盗み見る件から、作品は一挙に迫力を増す。樹理恵の関西弁の使い方もなかなかいいし、この辺りの展開に綿谷さんのソウルが強く伝わってくる。ここから終わりまで創造性が枯渇することなく一気に読めた。
 だが、難点もある。文章はリーダブルで読みやすいのだが、綿谷さんの生理というか何というべきか才能のコアが伝わってくる味やオリジナリティーも無く、やや稚拙だ。この辺りは2001年に「インストール」でデビューしてから本作が執筆された2011年まで10年も経ているが文章の上達が見られない。僕は綿谷さんの熱心な読者ではないので、その他の作品や最近のものはわからないのだが、デビューから10年経過しても技巧の上達が見られないのはまずい。内容自体は良いのにその点が残念だ。
 「亜美ちゃんは美人」だが、これは及第点以下。絶世の美しさを持つ亜美とその友人の複雑な友情や葛藤がテーマなのだが、綿谷さんが人気作家だから『文学界』に掲載されただけの作品だ。著者ほど著名な作家でなければ、編集者にボツにされているレベルでしかない。それにテーマの掘り下げも浅い。僕は男なので女性同士の友情はよくわからないが、純文学として仕上げる上で、これだけ魅力的な設定にしているにも関わらず、もっとどろどろとした二人の確執があるだろう。その辺りも浅いまま作品は終わりを遂げる。結果「亜美ちゃんは美人」に関しては、なんだかなー、という淡泊は印象で終わった。
 久しぶりに綿谷さんの作品を読み、他のレビューを散見すると『かつての綿谷りさが帰って来た』というものもあり、概ね高評価だ。僕も「かわいそうだね?」のテーマの掘り下げは良いと思うのだが、前述した技巧の拙さから、今一歩感心できる小説ではなかったというのが正直な読後感であり、10年書き続けても上達が見られない事から、綿谷さんの努力不足なのか才能の限界なのかは定かでないが、もっと頑張れ、という感想が残滓のように後に残った。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.37
(3pt)

初綿矢りささん

面白かった。

でも、重くて苦しかった、、

人によって感じ方も違うのかな
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.36
(4pt)

痛快! すkっきり

恋人が他の女性を助ける。そこに肉体関係が存在するのかしないのか、訝る彼女。我慢に我慢を重ねてきたけれど、ついに爆発・炎上。最後は痛快だった。読んでいてすっきりした。はっきりしない男の態度に刃を突き立てるこの女の子、私は好きです。
もう1編の「亜美ちゃんは美人」も、女の心の複雑さが巧妙に描かれていて、面白かった。美人に生まれてくると、世間の人は羨ましがるけれど、本人にとってはそれほど幸せなことばかりとは言えない。嫉妬、羨望、いじわる・・・様々な試練が待ち受けている。しかしこの作品に登場する亜美ちゃんは、不思議とそういう仕打ちを受けない。それはどうしてなのか、作者はよく描いていると思う。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.35
(5pt)

人と付き合うってこういうことでいいんだ

かわいくて、美人のあみちゃん。いくつになってもみんなのかわいいあみちゃんで自分はいると思っている。大人になってみんな人の中身を見るようになる。あみちゃんのことをみんなだんだん忘れていく。そんなあみちゃんをさかきちゃんはいつだって救い出す。
さかきちゃんはあみちゃんのことが嫌いだったんじゃなくて、好きだったんだと思う。私はあみちゃんもさかきちゃんも大好きです。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.34
(4pt)

表題作よりももうひとつの作品が良いです

初めての綿矢りささんでした。
結論からいうと、ほかの作品も読んでみたいです。

本書はふたつの作品からなっているのですが
最初の表題作は正直・・・
どうして主人公がその男に執着するのか
わかりませんでした。
なぜ元カノといっしょに住むと主張する男と
そのまま交際を続けようと思えるんだろうって
終始謎でした。
そこまで好きになれる理由が
あったのか、と今でも思います。

ふたつめの作品はとてもいいですね!!!
女の子ふたりの友情?のお話です。
とても好きです。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.33
(2pt)

うぬぬぅ。

綿矢りさが好きなので、読んでみたがショックだった。
『亜美ちゃんは美人』は良かったけれど、表題作は既成の「ある小説」を思わせられた。
もっと個性の強い小説を楽しみにしてます。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.32
(1pt)

面白くなかった

面白くなかったです。
綿矢りささんの作品好きだったのに。

また綿矢りささんの作品で
面白いのと出会えたら
買いたいと思います。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.31
(5pt)

心の中のキラキラした部分

「かわいそうだね?」も「亜美ちゃんは美人」も、設定としてはドロドロしそうな話。「かわいそうだね?」は、なんだかうっとおしい理由で男女の三角関係に巻き込まれる樹理恵さんの話。敵であるアキヨの描写がうまい!美人でもなくグラマーでもない貧乏くさい女。こういう女が一番、厄介なんだよなぁ。
で、このアキヨのメールがこれまためちゃくちゃリアル。小文字や絵文字をやたらに挟んでやがるんですよ。本当にいるいる過ぎて綿矢さん凄いなぁ。同じ年代の女性作家は他にもいるけど、綿矢さんぐらい現代の普通の女性の描写がうまい人はいない。これってたぶん綿矢さんが作家でいながらも普通の人から離れずに、普通の人々を普段からよくよく観察しているってことなんでしょうね。で、そんなうさんくさいアキヨとうっとおしい彼氏に対する最後のどっせい~しゃーない。ほんと、スッキリ。あほにつける薬ないで!主人公が基本的にお人よしで品性があるため、さわやかに終わります。
「亜美ちゃんは美人」は、美人とその付きそいの友達問題という結構オードソックスな、女性作家が好きそうな設定。でも嫉妬や妬みでドロドロドロドロ、女の心の醜い部分を描くのではなくて(そこは結構サラッと流して)
美人である亜美ちゃんの心の中の深い部分、そしてそれに気が付いた友達が本質的な友情に目覚める流れが本当に素晴らしい。最後の結婚式の
スピーチや結末の会話が、ドロドロを乗り切って心の中のキラキラした部分をちゃんと見つけられた主人公を見事に描いていてそこまできちんとかける作家さんって本当に貴重だと思う。あと、亜美ちゃんの彼氏が面白すぎて、でもこれまたいるいる、って感じで。個人的には最近の窪塚洋介さんをイメージしながら読みました(あそこまで容姿端麗ではないんだろうけどね、話の内容の薄い感じが似てますね)
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.30
(5pt)

初めての綿矢りさ、食わず嫌いを反省。才能あり。

なんとなく敬遠していた綿矢りさを初めて読んだ。

面白い。デフォルメしつつも現在の女性像を上手に書いていてリアリティを感じた。ありきたりな恋愛小説ではなく、展開が読めなくて、かと言って破天荒でメチャクチャな訳でもなく納得いく終わり方だった。他の作品も読んでみます。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.29
(5pt)

「らしさ」を復活させた一冊

タイトルは読みすすめていくうちに、理解できる。ひとりの女性像の作品としてよりリアル感を感じれる作品である。
著者の作品である、「勝手にふるえてろ」と比べ、おこがましいが大きな成長と期待を感じた。そしてなにより、著者作品、「蹴りたい背中」の
あの心が震えるような、繊細ながらも彩りある文体の復活をこの作品は意味している。
つまり、綿矢りさ「らしさ」である。
物語を楽しむのが小説の醍醐味かもしれない。が、文章そのものを楽しむ事、そのメタファーや比喩、余韻に浸る事の素晴らしさを
綿矢りさは教えてくれる。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.28
(5pt)

表題作ではない「亜美ちゃん」のほうが、個人的には気に入ってるが、どちらもクォリティが高い

題材が非常に面白そうで気に入った「亜美ちゃんは美人」目当てだったが、これはアタリだ。

天性の美貌を持って生まれたが、人格には非常に問題のある女性の堕ちていく様が、そんな彼女の影に隠れて鬱蒼と生きてきた女性の視点で、非常に愉快に書かれている。作者のブラックユーモアは、本作でも切れ味が鋭い。

この作者の本は、評判の悪いタイトルでも、私は面白くて気に入ってるのだが、それでも尚、作者で一番面白い小説じゃないかと思う。

やはり全体的な評価も非常に高いようだ。

一つ疑問なのは、さかきちゃんの彼氏が童貞じゃなかったって話。この下り、必要あった?

表題作「かわいそうだね?」は、タイトルにもなってるが、「亜美ちゃん」ほどの面白さではないと感じた。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.27
(4pt)

ぜひ彼女欲しい男の子に読んで欲しい。参考になりますよ!

この本には2作入ってまして、2作目の「亜美ちゃんは美人」を強くおすすめします。
特に、彼女が欲しいけど女の子とコミュニケーションがなかなかうまくいかないと悩んでいる男の子にすすめたい。

女の子の世界というか力関係とでもいおうか、男の子とはかなり違うことがわかります。

コンパなどで失敗しない参考になるでしょう。

この話に出てくるさかきちゃんみたいな女の子は結構いると思いますよ。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.26
(5pt)

なんか知らんがスッキリ。

弛みのない言葉で綴られる樹理恵の物語。
スラスラ進むストーリーに時折挟まる樹理恵の思索がいちいち良く。

そして、「どっせい、どっせい、どないせっちゅうねん!」から始まるラストシーンに
なんだかとてもカタルシスを感じたのでした。なんか知らんがスッキリ。

そして、併録の「亜美ちゃんは美人」。日々のもやもやした気持ちや感情を、
言葉として表現することは難しいわけだけど、それをスラスラと語ってくれる
綿矢さんの文章はとても気持ちがいい。

知的で、饒舌に語る少女漫画の主人公たちの次の物語が、また楽しみ。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.25
(5pt)

綿矢りさデビュー

衝撃、おもしろい、リアル。

この本を読んでいる最中に、綿矢りさ作品三冊追加購入してしまったほど。

キレイな文体の整った恋愛小説が気にくわない女性にオススメの、飽きさせないストーリーが魅力。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.24
(4pt)

二話とも読みやすい!

さすが綿矢さん!
前から発売されるたびに読んでいましたが、
今回も期待を裏切ること無く、楽しかったー!
とくに、「かわいそうだね?」の快進撃が楽しい。
20〜30代の女性が共感できる部分が多く、読みながら、頭の中でかなりイメージできました。
もう1話も、主人公のような「引き立て役」の気持ちになったことのある人って、多いと思う。
私とは違うなぁなんて思いながらも、読み進めて行くうち、最後のさかきちゃんの祝福に感動。

簡単に読めて、楽しい。
おすすめです。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022