ビアンカ・オーバースタディ

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評判

ビアンカ・オーバースタディの評価:

3.68/5点 レビュー 80件。 D ランク

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Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全134件 101〜120 6/7ページ
No.34
(1pt)

麒麟も老いては

登場人物のキャラクタに魅力がなく、物語はただ下品なだけです。

麒麟も老いては駄馬にも劣る、とかいいます。
作者は老醜をさらけだしているように思います。

読みたくなかった。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.33
(1pt)

麒麟も老いては

登場人物のキャラクタに魅力がなく、物語はただ下品なだけです。

麒麟も老いては駄馬にも劣る、とかいいます。
作者は老醜をさらけだしているように思います。

読みたくなかった。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.32
(5pt)

日本国は筒井康隆を全力で保護すべし

筒井康隆の信者としては、実に嬉しい作品だ。

ライトノベルである。見てもわかる通り、このイラストである。筒井康隆は私の父より年長の77歳である。あの「時をかける少女」の作者である。

それなのに各章のタイトルは「哀しみのス××マ」他、すべてス××マが入っている。そして入っているだけではなく、実際にストーリーに重要な役割を果たしているのである。こんな小説、私が中学生の時に読んだら鼻血を出していただろう。

かと言って、下品なアダルトビデオもどきではなく、もちろん一級のSF娯楽小説だ。ドタバタがとにかくいい。電車の中で何度か声を出して笑ってしまった。

このイラストと作者名(時をかける少女)を見て買ったはいいが、冒頭の数ページで投げ出す少女、筒井康隆は好きだが、何だ子供向きかと買おうとしない大人の読者......必ずいるはずだ。「時をかける少女」の作者が書いたライトノベルというだけで、普通に書けば売れるはずなのだが、あえて読者を選んでいるとしか思えない。巨匠じゃないと、とてもこんなことはできない。

昔、筒井康隆を読んで面白かった記憶のある方、もちろん今も読んでいる方、ぜひこの本を買って欲しい。私は自分が筒井康隆と同時代に生まれたことを心から嬉しく思う。77歳でこんな凄い作品が書けるなんて。巨匠のあの方やあの方(あえて名を秘す)は晩年、結構パワーが目に見えて落ちていたものだった。

ところが、筒井康隆は違う。まったく衰えていない。こんな老人に私もなりたい。巨匠に向かって失礼だが、あえて申し上げる。筒井康隆、本当に恐るべし!
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.31
(5pt)

日本国は筒井康隆を全力で保護すべし

筒井康隆の信者としては、実に嬉しい作品だ。

ライトノベルである。見てもわかる通り、このイラストである。筒井康隆は私の父より年長の77歳である。あの「時をかける少女」の作者である。

それなのに各章のタイトルは「哀しみのス××マ」他、すべてス××マが入っている。そして入っているだけではなく、実際にストーリーに重要な役割を果たしているのである。こんな小説、私が中学生の時に読んだら鼻血を出していただろう。

かと言って、下品なアダルトビデオもどきではなく、もちろん一級のSF娯楽小説だ。ドタバタがとにかくいい。電車の中で何度か声を出して笑ってしまった。

このイラストと作者名(時をかける少女)を見て買ったはいいが、冒頭の数ページで投げ出す少女、筒井康隆は好きだが、何だ子供向きかと買おうとしない大人の読者......必ずいるはずだ。「時をかける少女」の作者が書いたライトノベルというだけで、普通に書けば売れるはずなのだが、あえて読者を選んでいるとしか思えない。巨匠じゃないと、とてもこんなことはできない。

昔、筒井康隆を読んで面白かった記憶のある方、もちろん今も読んでいる方、ぜひこの本を買って欲しい。私は自分が筒井康隆と同時代に生まれたことを心から嬉しく思う。77歳でこんな凄い作品が書けるなんて。巨匠のあの方やあの方(あえて名を秘す)は晩年、結構パワーが目に見えて落ちていたものだった。

ところが、筒井康隆は違う。まったく衰えていない。こんな老人に私もなりたい。巨匠に向かって失礼だが、あえて申し上げる。筒井康隆、本当に恐るべし!
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.30
(4pt)

老獪な手腕による全力投球の手抜き小説。でも、それが良い。

あの筒井康隆が再びライトノベルを書いたのかと興味を抱き購入。
一気に簡単に読めました。
所要時間は1時間もかからないとおもいます。
ライトノベル好きには楽しく読めるかと思います。
是非読んでください。
後書きは、本当に全部読んでから読んでください。

以下、ネタバレにつき、未読者は注意してください。

途中の展開が粗いので、
「筒井康隆も年をとって腕が落ちたんかな、もしくは、商業主義に走り適当に書いてんのかな」
と思ってましたが、あとがきを読むと納得。
完全なメタ小説です。
妥協は一切なし、筒井康隆の全力投球の手抜き小説。
むしろ、この小説は「後書き」のために存在していると言っても過言ではないと思う。
すべては、この「後書き」を書きたいがために、書いたんじゃないかと邪推したくなる。

ライトノベルの先駆け的存在である筒井が、現状のライトノベルに杞憂し、全身全霊をかけて書いたかと思われる。
つまり、現状のライトノベルの特徴を無駄なくスマートに取り入れつつ、筒井テイストを残す手腕は正に、
「老獪」の一言に尽きる。
すべては、今の若者を自分の書いた小説、パプリカ、七瀬ふたたび、等の名作に誘導するための罠と、
明確に後書きに書いてある事に、少なからず感動した。
あんな爺さんでも、現状を打破すべく努力している姿に。
おそらく、この小説を書くために現状のライトノベルを色々読み勉強したかと思われる。
・布石も説明もなしで、突飛な展開で無理矢理読者の興味を引き出す。
・主人公や周辺の少年が特に努力も無しに、唐突にモテたりする展開。
・キャラクター造形が、テンプレートのコピペでしか無く、現実感がない。不良は喧嘩が強く根が優しい。ヤクザは金持ちで豪邸に住む等のペライ描写。
・基本、取材はせずに適当に自分の妄想で適当に書く。
などの、現状のライトノベルの特徴をうまく取り入れ、読者を自分側に引き入れようとしているのが、良くわかる。

でも、SF作家としての意地なのか、受精や体外受精等の科学的描写には妥協なくちゃんと正確に書いてあるあたりが、一般のライトノベルと一線を画する。ただ、イラストレーターが不勉強なせいで、アフリカツメガエルの描写が殿様ガエルになっている。ちょっと勉強してから書けばよいのにと。

という事で、旧来の筒井好きには不満が残る可能性もありますが、後書きがオチと考えれば納得できました。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.29
(4pt)

老獪な手腕による全力投球の手抜き小説。でも、それが良い。

あの筒井康隆が再びライトノベルを書いたのかと興味を抱き購入。
一気に簡単に読めました。
所要時間は1時間もかからないとおもいます。
ライトノベル好きには楽しく読めるかと思います。
是非読んでください。
後書きは、本当に全部読んでから読んでください。

以下、ネタバレにつき、未読者は注意してください。

途中の展開が粗いので、
「筒井康隆も年をとって腕が落ちたんかな、もしくは、商業主義に走り適当に書いてんのかな」
と思ってましたが、あとがきを読むと納得。
完全なメタ小説です。
妥協は一切なし、筒井康隆の全力投球の手抜き小説。
むしろ、この小説は「後書き」のために存在していると言っても過言ではないと思う。
すべては、この「後書き」を書きたいがために、書いたんじゃないかと邪推したくなる。

ライトノベルの先駆け的存在である筒井が、現状のライトノベルに杞憂し、全身全霊をかけて書いたかと思われる。
つまり、現状のライトノベルの特徴を無駄なくスマートに取り入れつつ、筒井テイストを残す手腕は正に、
「老獪」の一言に尽きる。
すべては、今の若者を自分の書いた小説、パプリカ、七瀬ふたたび、等の名作に誘導するための罠と、
明確に後書きに書いてある事に、少なからず感動した。
あんな爺さんでも、現状を打破すべく努力している姿に。
おそらく、この小説を書くために現状のライトノベルを色々読み勉強したかと思われる。
・布石も説明もなしで、突飛な展開で無理矢理読者の興味を引き出す。
・主人公や周辺の少年が特に努力も無しに、唐突にモテたりする展開。
・キャラクター造形が、テンプレートのコピペでしか無く、現実感がない。不良は喧嘩が強く根が優しい。ヤクザは金持ちで豪邸に住む等のペライ描写。
・基本、取材はせずに適当に自分の妄想で適当に書く。
などの、現状のライトノベルの特徴をうまく取り入れ、読者を自分側に引き入れようとしているのが、良くわかる。

でも、SF作家としての意地なのか、受精や体外受精等の科学的描写には妥協なくちゃんと正確に書いてあるあたりが、一般のライトノベルと一線を画する。ただ、イラストレーターが不勉強なせいで、アフリカツメガエルの描写が殿様ガエルになっている。ちょっと勉強してから書けばよいのにと。

という事で、旧来の筒井好きには不満が残る可能性もありますが、後書きがオチと考えれば納得できました。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.28
(3pt)

う〜〜ん

何とも微妙。キャラはそれなりに良いんだけど、細部でかゆいところに手が届かない的なもどかしさを感じてしまう。
筒井氏の作品は40冊以上は読みあさった身だが、これはその中で言えばどちらかというとつまらない方に分類される。
いや、そもそも氏の代表作に上がる「時をかける少女」自体、映画やドラマで人気が出ただけで、そんなに面白い作品ではない。
そのつまらない作品の現代版なのだから期待したのがまずかったのかも。
筒井作品の本来の下劣さや面白さはこんな低レベルじゃないわけで、ファンとしてはちょっと残念だ。
それとも氏も歳を取って作品の刺々しさが削れてしまったということなのだろうか。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.27
(4pt)

万人向けではありません

はじめに断っておくと、万人向けではありません。特に筒井康隆の他の作品を読んでいない人にとっては「なにこれ?」状態でしょう。あくまでも筒井作品を読んだ人が手を出すモノであると私は思います。もし筒井作品で最初にこれを読んで「面白い」と感じることができれば安心して他の作品もおすすめします。また筒井作品を読み続けている方ならこの作品も楽しめるでしょう。わたしはもともと筒井作品のファンなのであとがきも含め十分楽しめました。彼の言うとおり続編を期待したいです。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.26
(4pt)

破壊的な大御所「筒井」が書くラノベ風書き物

興味極大な、女の子を主人公にしたラノベ調書き物

筒井といえば、御年77歳になるそうです。映画化やアニメの
原作によく使われる「時をかける少女」や、家族八景などすごい
作品を多く出している方です。(知っている人には余計ですが)

あらすじは、科学すきな美少女ビアンカが、ウニの生殖に飽きたらず
下級生の精子まで取ってしまうほどの好奇心旺盛な女子高生が主人公です。
そのビアンカと、謎の先輩そして、未来人、巨大バッタ、人面カエルと
まさに「筒井ワールド」そのもののような話を展開してゆきます

ラノベにありがちな、イベントとかはありません.どちらかというと
筒井特徴のSF調の展開で、いわば「ラノベの言葉使いの筒井ワールド」
のような書き物になっています。
ラノベと見たときは、学園でのイベントもなく、科学教室の中で話しが
展開してしまいちょっとなんだかなぁと思いますし
筒井小説として見たときには、筒井小説特有の「毒」や人間のしがらみ
そして悲喜劇なドタバタ感が薄いちょっと中途半端な作品になって
しまっているかなぁと思いました。

とはいえ、老獪ともいえる「筒井」がラノベ調の作品を作ってしまえるのは
まさに天才だし、話の流れもさすがベテランというべき、めちゃくちゃなのに
筋が通っているというのがすごいと思います。

ちょっと実験小説っぽいところもありますが、久しぶりに読む「筒井ワールド」
なつかしさがこみあげてきました。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.25
(4pt)

いつもの筒井康隆です

私は、筒井康隆に中学生からはまり、一部のジュヴナイル以外はほとんど読破しています。
ライトノベルは全く読んだことはありませんが、久々の筒井先生の作品ということで購入しました。

一言で言うと、

いつもの筒井康隆です(笑)。

多分、ラノベじゃないような気がします。筒井作品としては、エロやスプラスティックな表現は控えめ。
でもこれが書ける77歳は他にどこにもいないと思います。

先生、お元気そうで何よりです。こんな新作が読めるだけで有り難や、有り難や。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.24
(5pt)

筒井康隆のメタラノベである。太田が悪い。

これをラノベだと思って読んではいけない。
ラノベだと思って読んでも良いと書いてあったが、
それは筒井さんの本心ではない。
メタラノベあるいはパララノベとして読むべきなのであるが、
人面ガエルとオオカマキリの戦闘シーンは昔の筒井さんならもっと凄惨滑稽になったとも思う。
太田が悪い。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.23
(1pt)

期待はずれ

最近のライトノベルは一調子で読むに耐えないものが多かったので、巨匠筒井康隆氏が手がけたライトノベルなるものが発売されたと聞き、「これは絶対面白いはず!!」と、少々高めの金額でしたが迷わず買いました。

しかしいざ読んでみるとその内容は無意味で、つまらなくて、いままでのライトノベルと同じか、むしろそれにも劣っていると感じました。

ラノベ界に一言物申す作品だと期待していたのに、逆にライトノベルの汚点をふんだんに盛り込んだような印象です。

筒井先生は本当に本気でこの作品を書いたのでしょうか。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.22
(5pt)

これはひどい

悪ふざけ甚だしい。誠に素晴らしい。
ラノベを書きながらラノベ読者のニーズを完全に無視している。最高。
こんなイカれた小説は彼にしか書けないだろう。
爆笑必至。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.21
(4pt)

ライトノベル。

ライトノベルの看板掲げて実質的にはSF要素のエロ小説。

しかしながら、筒井康隆さんの往年の狂気じみたハチャメチャさは、ない。

とりあえず、ライトノベル初心者と、筒井康隆さんの作品苦手ならば読まない様に。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.20
(5pt)

筒井作品をアニメから知った人への自己紹介作品

冒頭のエロチズム、不謹慎な笑い、SF、ドタバタのエスカレーション、ちょっとしたパロディ、ラストの下げ、と、
筒井作品らしさがしっかり出ていて、さらにラノベというキーワードが加わることで本当によくできた筒井作品入門書だと思います。

特に中盤あたりはファンとしての期待感からニヤニヤしながら読んでしまいました。

劇場版アニメ「」を観て感動した人は是非このラノベも読んでみてください。

これもまた筒井作品です。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.19
(3pt)

良くも悪くも「ライトノベル始めました」な作品

挿絵担当がいとうのいぢさんで一見オタク向けなのに、そういう層に対する配慮が清々しい程にないというのが本作に対する率直な印象です。
オタクが発狂し主人公の女の子がビッチと叩かれかねない危うさがあるのが本作の特徴かも知れません。

●女主人公たちはある目的の為に前半部分だけで男二人に何度か手コキしてあげて精子を採集する。(採集される側の男が本当に気持ち悪い!)
●男キャラは女キャラの尻を触る、触る。なんというか男キャラが総じて悪い意味で変態すぎる。
●ある女の子はモブキャラの玉袋を剃刀でちょん切る。(ひぎぃぃぃ!)

ストーリーはタイムトラベルものですが、タイムパラドックスなんかの具体的な説明はせず、ただ時間移動をする程度のお話。
ただし、あとがきにもあるように、現代世界を思わせるメタ要素もあり。

文字通りライトノベルで、あっさりと活字を楽しみたい方にはおススメ。
著者の他の作品のように手元に残しておきたいと思えるほど記憶に残る作品ではありませんでした。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.18
(2pt)

微妙?かな

筒井康隆氏の作品は、昔「時をかける少女」を読んだくらいしか記憶にないのですが。正直、読んでいて段々読むのが苦痛になってくる感じでした。文体や用語、設定等が古臭い('80年代)のは著者の年齢を考慮すれば仕方ないとしても、内容も薄っぺらく感じました。ライトノベルってそういんじゃないよなあ。著名な作者と人気のイラストレーターの挿絵でラノベを作れば売れるんじゃないのっていう出版社側の下心がみえみえ。購入前にレビューはざっと目を通して予想はしていましたが、まさかここまでとは..。あとがきで、この本の読者を著者の本来の作品に誘導したいとあったが逆効果では?
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.17
(3pt)

自分も同意見ですね。

確かに内容は面白いのですが・・・900円の価値分あるか?
と言われればないとしかいいようがないですね。うすぺらい同人誌を見てる感じです。
内容も濃いかといえばうすぺらかったです。ファンの人にはたまらないのかもしれませんが・・万人向けではないと思いますね。
1000円近い書籍ですともっとボリュームがあってしかるべきだと思います。
(少なくともあと1,5倍はあったほうが)
文字ばっかりという意見もありましたが・・・本当にそうか?と言いたいですね。文字数は現在出てるライトノベルに比べても少ないと思いますよ。
ハルヒはぎっしりと感じましたがそれに比べると月とスッポンくらいに少ないですよ。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.16
(4pt)

「普通に」面白い

正直な話、あとがきが一番面白い。チラシの裏に書いていろ、というような下らなさなのに面白い。

筒井さんがラノベ、というので話題にはなっていたけれど、期待していたようなものでもなかった。ジュブナイルみたいなものを期待していたのに……
別に際立ったストーリーがあったとも思えないし。どちらかと言ったら文学的なものに属するんじゃないのだろうか。面白いけど。

ページ数が少ないせいもあったのか、別にキャラクターが良いとかは一切なかった。キャラ萌えというものの存在しない作品だと思う。
それでも、なんだか変な空間に迷い込んだ気分になってしまったのが悔しいと言えば悔しいわけだが。

完全に、筒井先生がラノベを書いたという時点で成功している作品だなあ、と。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.15
(5pt)

一種の啓蒙書です。

学園一のハーフ美少女 だけど生物部で変人
文芸部の白皙の少年 だけど痛い詩をヒロインに捧げる
巨乳美人 だけど元ヤンキーか何かで敬遠されてる
外見はスポーツマン だけど軟弱な未来人

なんだか残念な人たちが生物部に集まって……と書くと、友達が少ない某ラノベを連想するが、さにあらず。はがない(もう言っちゃってるが)が伝統的なラノベのエッセンスを凝縮した 創部物語=ハルヒ要素+オタク要素のハイブリッド製品 ならば、本作はラノベの皮を被った、軟弱な現代の青少年への激励/啓蒙の書だ。
ひたすら傷つくのが恐くて縮こまっていい人を演じ、内にこもって集団内で差別を繰り返すような、陰湿な日本人に見られる一般的心性へのアンチテーゼを、わかりやすーくラノベ形式で表現している。若者に、恐れるな、戦え、と叫んでいる。
作中の性表現も、あえて過激な描写を選んでいるのだろう。章タイトルからして反骨精神の塊です。スペルマって……。

つっこみどころはいくつかある。
排卵後、卵子は1−2日で受精しなくなるので、生理と一緒に流れてきた卵子を受精卵にすることはできないこととか。そんなつっこみをするのが空しくなるようなメッセージ性のある作品に仕上がっていると思う。
これほどの問題作を、新人作家が投稿しても見向きもされないだろう。だからこそ、あえて喜寿の体を鞭打って書き上げたのだろう。ラノベ界広しといえど、こんな怪作にはなかなか出会えない。
文章量は少ないしその割に高価だが、この作品を文章量に対して割高である、などという理由で敬遠するのは洗練された消費者の姿ではないと思う。自己の利益に汲々として、経済性を理由にして趣味にさえ自分で制限を設けるようでは、子供も持たず結婚からも逃げる情けない大人になるだろう。
昔の農村社会とは異なり、現代社会では子供は負債でありお荷物だ。経済的には。子供には苦労させられっぱなしで、成人しても感謝もしない。そのせいか出生率は人口置換水準を下回り、100年後には日本の人口は7000万人も減少すると予想されている。それでも、筒井氏の言葉を借りれば、
「人類をいつまでも繁栄させておこうとするのは、宇宙に対する人間の責任だし、義務」
なのだ。
経済性を越えて、力強く子孫を生み育てるための新しい哲学がいま、求められている。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182