ビアンカ・オーバースタディ

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評判

ビアンカ・オーバースタディの評価:

3.68/5点 レビュー 80件。 D ランク

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平均点3.68pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全134件 81〜100 5/7ページ
No.54
(1pt)

ロートレック荘から何も成長していない

下品なパロディ、とも呼べない精子の山。別に比喩ではなく、そういう内容。
いや、うん。新規性ないわこれ。「プロパーが持てない外部からのメタ視点で驚かせてやるのだフフン」と豪語して出て来たものがこれか、と失望を禁じ得ない。内側の人間って、ためつすがめつメタったりアンチったりするのも大好物なのだ。この程度のもので「お前らが想像も出来なかった一次元上の視点だ!どうだ驚愕しただろう」と言われても。
やはりメタ・アンチは愛あってこそと痛感する。外からの視点で中の滑稽さを戯画化するつもりで、実際の所、外からの無理解に満ちた偏見をそのまま曝すだけではお粗末。痛い所を鋭く衝いて怒らせてやろうという企画意図を実現できてないだろ…。嫌いだから嫌がらせして怒らせるだけで、批評や揶揄になり得ていない。ロートレック荘をミステリプロパーには思いもよらない画期的なものと自画自賛していた時代から何も成長していない。

ラノベをナメているのみならず、筒井康隆をもナメているように感じる。筒井っぽさの低次元なセルフ模倣にしか見えない。これぞ筒井と思う人は、本当の筒井康隆を知らないのでは。かつては叩かれても面白くしに行くイチビリ気質で、叩かれるのは結果だった。だが今や、それが目的。いつからか、叩かれるのが正義の証で大勝利という予防線含みのカルト気質に変容してしまった。痛々しい。

昔のように権威をおちょくり噛み付けば批評性も持ち得ようが、その逆で、権威が気に入らないものを踏み躙りにかかる唾棄すべき営為に堕している。「若造ラノベオタ発狂ザマアミロ、思い知ったか」は憎しみと蔑視によるバッシングにすぎない。よろしい、ならば戦争だ。
いや、感情の赴くままに気に食わない物を叩くのは、まだ理解はできる。「これでラノベしか読めないガキどもに本物を教えて取り込める」という、自分は高みにいると奢った植民地主義言説がおぞましすぎる。なんでこう、マンガやラノベやYAの読者を奴隷狩りの対象と捉える驕った発言が出るんだろう。なんである年齢以上の世代って、口汚く罵れば配下に組み込めると思ってるんだろう。お前おっくれってるぅーと頭ごなしに罵倒されたら羨ましがって物買ったり弟子入りしたりするのは、同一価値観の上での優劣を信じていた激マゾな昭和人だけ。現代人は当然、そんなことされたら敵かねじれの位置に回るよ?そういう態度がニュービーに反感を抱かせ先細らせてきたのではないか。これは筒井康隆当人ではなく筒井を神輿に担ぎたがるような人々の罪。猛省を促したい。
ただまあ、批評性を捏造して遊ぶのって、まれによくある。この本が批評として機能するかというと到底しないが、この本を取り巻く高評価は批評への批評として機能するだろう。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.53
(1pt)

ロートレック荘から何も成長していない

下品なパロディ、とも呼べない精子の山。別に比喩ではなく、そういう内容。
いや、うん。新規性ないわこれ。「プロパーが持てない外部からのメタ視点で驚かせてやるのだフフン」と豪語して出て来たものがこれか、と失望を禁じ得ない。内側の人間って、ためつすがめつメタったりアンチったりするのも大好物なのだ。この程度のもので「お前らが想像も出来なかった一次元上の視点だ!どうだ驚愕しただろう」と言われても。
やはりメタ・アンチは愛あってこそと痛感する。外からの視点で中の滑稽さを戯画化するつもりで、実際の所、外からの無理解に満ちた偏見をそのまま曝すだけではお粗末。痛い所を鋭く衝いて怒らせてやろうという企画意図を実現できてないだろ…。嫌いだから嫌がらせして怒らせるだけで、批評や揶揄になり得ていない。ロートレック荘をミステリプロパーには思いもよらない画期的なものと自画自賛していた時代から何も成長していない。

ラノベをナメているのみならず、筒井康隆をもナメているように感じる。筒井っぽさの低次元なセルフ模倣にしか見えない。これぞ筒井と思う人は、本当の筒井康隆を知らないのでは。かつては叩かれても面白くしに行くイチビリ気質で、叩かれるのは結果だった。だが今や、それが目的。いつからか、叩かれるのが正義の証で大勝利という予防線含みのカルト気質に変容してしまった。痛々しい。

昔のように権威をおちょくり噛み付けば批評性も持ち得ようが、その逆で、権威が気に入らないものを踏み躙りにかかる唾棄すべき営為に堕している。「若造ラノベオタ発狂ザマアミロ、思い知ったか」は憎しみと蔑視によるバッシングにすぎない。よろしい、ならば戦争だ。
いや、感情の赴くままに気に食わない物を叩くのは、まだ理解はできる。「これでラノベしか読めないガキどもに本物を教えて取り込める」という、自分は高みにいると奢った植民地主義言説がおぞましすぎる。なんでこう、マンガやラノベやYAの読者を奴隷狩りの対象と捉える驕った発言が出るんだろう。なんである年齢以上の世代って、口汚く罵れば配下に組み込めると思ってるんだろう。お前おっくれってるぅーと頭ごなしに罵倒されたら羨ましがって物買ったり弟子入りしたりするのは、同一価値観の上での優劣を信じていた激マゾな昭和人だけ。現代人は当然、そんなことされたら敵かねじれの位置に回るよ?そういう態度がニュービーに反感を抱かせ先細らせてきたのではないか。これは筒井康隆当人ではなく筒井を神輿に担ぎたがるような人々の罪。猛省を促したい。
ただまあ、批評性を捏造して遊ぶのって、まれによくある。この本が批評として機能するかというと到底しないが、この本を取り巻く高評価は批評への批評として機能するだろう。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.52
(3pt)

どう読む?

筒井御大のライトノベル。メタフィクションとするか、遊び、駄作、無意味どうとでも
とれます。でも筒井康隆のSF小説なのです。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.51
(3pt)

どう読む?

筒井御大のライトノベル。メタフィクションとするか、遊び、駄作、無意味どうとでも
とれます。でも筒井康隆のSF小説なのです。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.50
(4pt)

ライトノベルのパロディ。そして喧嘩を売る作品。太田が悪い。

筒井作品はデビュー作『お助け』から『東海道戦争』『メタモルフォセス群島』等の初期ショートショート、『俗物図鑑』『虚構船団』『旅のラゴス』等の長編、『家族八景』シリーズ、『時をかける少女』などの若年層向け、果ては『朝のガスパール』などの実験的作品まで数多くを貪るように読んできました。
知ってますか? 筒井康隆という大作家、実は昔、漫画を描いたこともあるんですよ?

そんなチャレンジングな精神を常に持ち合わせてる重鎮が「ライトノベル」として書いた今回の作品、私は久々の痛快な筒井節にニヤリとさせられました。
これは、帯にあるような「2010年代の『時をかける少女』」みたいな健全な物ではなく、ライトノベルのパロディであり、ライトノベルとその読者に対する『何か』なのです。

ストーリーは学園一の超絶美少女、ビアンカの常識外れな生物実験が、いつの間にか未来世界の人類の存亡を掛けた巨大バッタとの戦いに巻き込まれていくというドタバタコメディ。
しかし、ストーリーや登場人物自体は、この作品にとってそれほど重要ではありません。
筒井御大自身があとがきで記している通り、この作品はエンタメとしての読み方とメタ的な読み方が出来ます。

エンタメとして読むと、同じ若年層向け作品の「時をかける少女」ほど凝った作りではありません。
正直、ストーリーとしてはまさに子供だましのご都合主義と言わざるを得ません。

しかしながらメタ的な読み方をすると印象はまるっきり変わってきます。
読解力のある方、または筒井作品に慣れている方は勘付かれていると思いますが、実は、3流と思えるストーリーも「わざと」だし、端々に見える取ってつけたようなラノベ的要素も「わざと」なのです。

この作品は「お前らが鼻息荒くして読んでるライトノベルは所詮この程度のレベルの読み物でしかなく、お前らもその程度の人間なんだよ」
と、ラノベ読者を含めて、ライトノベルに携わる人間全てに対して真っ向から喧嘩を吹っかけているのです。
曰く
・続編、続巻で必ず繰り返し行われる、コピペと見まがうようなキャラクターと世界観の説明的描写
・よく言えば平素、しかし冷静に読むと語彙力が足りず知性が感じられない文章
・女性キャラクターの非現実的な美少女設定。そして女性キャラは全員そんな美少女
・可愛い妹
・巻き込まれ型の情けない男性キャラ
・そんな男にさしたる理由も無く惚れる女性キャラ
・ラッキースケベ
・当たり前のように行われる超展開とそれを当たり前のように受け入れる登場人物たち
・低いモラルと人を傷つける事に抵抗が感じられない描写
・ご都合主義設定
・俺TUEEEE
・あとがきと謝辞 etc...

数えていけば枚挙に暇がありません。
このような、今や掃いて捨てる程溢れ返っているライトノベルのお約束的な要素や手法を、わざとらしく、オブラートにくるまず、生々しく我々に見せつけ、全力でパロディ化しているのです。
また、主人公ビアンカの性格と挿絵の作者の組み合わせも、恣意的な物を感じます。
いっそ、ビアンカに黄色いリボンを付けさせるくらいの遊びがあっても良いと思います。

これらの要素をわずか200ページにも満たないページ数の中に押し込み、更にはアニメや萌え絵に傾倒して現実の女性を口説く事も出来ない若者の情けなさに苦言を呈する事すらしています。
そして、普通のラノベのあとがきで必ず繰り返される出版社、編集者、イラストレーターなどへのしつこい謝辞までも揶揄しています。

この作品は、表紙、挿絵、本文、あとがきに至るまですべてをひっくるめて、初めて一つの完成形になるのでしょう。
この作品は、本全体、存在そのものがライトノベルのパロディなのです。これは太田が悪い。

表現が生々しく毒が溢れているのは筒井作品らしく私は好きなのですが、筒井作品らしいがために万人にお勧めするのは躊躇われます。
そのため☆は4つ。
太田が悪い。

※「太田が悪い」のフレーズは作品を読んでもらえればご納得いただけるはずです(笑)
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.49
(4pt)

ライトノベルのパロディ。そして喧嘩を売る作品。太田が悪い。

筒井作品はデビュー作『お助け』から『東海道戦争』『メタモルフォセス群島』等の初期ショートショート、『俗物図鑑』『虚構船団』『旅のラゴス』等の長編、『家族八景』シリーズ、『時をかける少女』などの若年層向け、果ては『朝のガスパール』などの実験的作品まで数多くを貪るように読んできました。
知ってますか? 筒井康隆という大作家、実は昔、漫画を描いたこともあるんですよ?

そんなチャレンジングな精神を常に持ち合わせてる重鎮が「ライトノベル」として書いた今回の作品、私は久々の痛快な筒井節にニヤリとさせられました。
これは、帯にあるような「2010年代の『時をかける少女』」みたいな健全な物ではなく、ライトノベルのパロディであり、ライトノベルとその読者に対する『何か』なのです。

ストーリーは学園一の超絶美少女、ビアンカの常識外れな生物実験が、いつの間にか未来世界の人類の存亡を掛けた巨大バッタとの戦いに巻き込まれていくというドタバタコメディ。
しかし、ストーリーや登場人物自体は、この作品にとってそれほど重要ではありません。
筒井御大自身があとがきで記している通り、この作品はエンタメとしての読み方とメタ的な読み方が出来ます。

エンタメとして読むと、同じ若年層向け作品の「時をかける少女」ほど凝った作りではありません。
正直、ストーリーとしてはまさに子供だましのご都合主義と言わざるを得ません。

しかしながらメタ的な読み方をすると印象はまるっきり変わってきます。
読解力のある方、または筒井作品に慣れている方は勘付かれていると思いますが、実は、3流と思えるストーリーも「わざと」だし、端々に見える取ってつけたようなラノベ的要素も「わざと」なのです。

この作品は「お前らが鼻息荒くして読んでるライトノベルは所詮この程度のレベルの読み物でしかなく、お前らもその程度の人間なんだよ」
と、ラノベ読者を含めて、ライトノベルに携わる人間全てに対して真っ向から喧嘩を吹っかけているのです。
曰く
・続編、続巻で必ず繰り返し行われる、コピペと見まがうようなキャラクターと世界観の説明的描写
・よく言えば平素、しかし冷静に読むと語彙力が足りず知性が感じられない文章
・女性キャラクターの非現実的な美少女設定。そして女性キャラは全員そんな美少女
・可愛い妹
・巻き込まれ型の情けない男性キャラ
・そんな男にさしたる理由も無く惚れる女性キャラ
・ラッキースケベ
・当たり前のように行われる超展開とそれを当たり前のように受け入れる登場人物たち
・低いモラルと人を傷つける事に抵抗が感じられない描写
・ご都合主義設定
・俺TUEEEE
・あとがきと謝辞 etc...

数えていけば枚挙に暇がありません。
このような、今や掃いて捨てる程溢れ返っているライトノベルのお約束的な要素や手法を、わざとらしく、オブラートにくるまず、生々しく我々に見せつけ、全力でパロディ化しているのです。
また、主人公ビアンカの性格と挿絵の作者の組み合わせも、恣意的な物を感じます。
いっそ、ビアンカに黄色いリボンを付けさせるくらいの遊びがあっても良いと思います。

これらの要素をわずか200ページにも満たないページ数の中に押し込み、更にはアニメや萌え絵に傾倒して現実の女性を口説く事も出来ない若者の情けなさに苦言を呈する事すらしています。
そして、普通のラノベのあとがきで必ず繰り返される出版社、編集者、イラストレーターなどへのしつこい謝辞までも揶揄しています。

この作品は、表紙、挿絵、本文、あとがきに至るまですべてをひっくるめて、初めて一つの完成形になるのでしょう。
この作品は、本全体、存在そのものがライトノベルのパロディなのです。これは太田が悪い。

表現が生々しく毒が溢れているのは筒井作品らしく私は好きなのですが、筒井作品らしいがために万人にお勧めするのは躊躇われます。
そのため☆は4つ。
太田が悪い。

※「太田が悪い」のフレーズは作品を読んでもらえればご納得いただけるはずです(笑)
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.48
(3pt)

読者への挑発は健在

ここのレビューでけなしてる、若い連中の反応は、まさに筒井康隆御大の狙いそのものだ。ライトノベルの読者層と業界を罵倒し、侮辱し、冒涜する為の下ネタ三昧で、その為に読者レベルを考えて、直接的な攻撃を避けてはいるが、ライトノベル愛好者が傷つくのも無理はない。かと思うと終盤では直接的な説教そのものを始めたりと、遣りたい放題も健在。もっとも、オールドファンへのサービス的なドタバタを書くことについては、それだけではモチベーションが続かず、最後まで書けなかったかもしれない。そこを支えたのは、自分自身が最初期のジュブナイルに関わった事で、後世にラノベという奇形を世に産み落とした、という自負と自責の念なのだろう。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.47
(3pt)

読者への挑発は健在

ここのレビューでけなしてる、若い連中の反応は、まさに筒井康隆御大の狙いそのものだ。ライトノベルの読者層と業界を罵倒し、侮辱し、冒涜する為の下ネタ三昧で、その為に読者レベルを考えて、直接的な攻撃を避けてはいるが、ライトノベル愛好者が傷つくのも無理はない。かと思うと終盤では直接的な説教そのものを始めたりと、遣りたい放題も健在。もっとも、オールドファンへのサービス的なドタバタを書くことについては、それだけではモチベーションが続かず、最後まで書けなかったかもしれない。そこを支えたのは、自分自身が最初期のジュブナイルに関わった事で、後世にラノベという奇形を世に産み落とした、という自負と自責の念なのだろう。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.46
(5pt)

保守的な作品ではない。色々挑戦している

家族八景、七瀬ふたたび、パプリカが自分にとってバイブルなので、迷わず買いました。
流れるように、すらすらと読めます。
生殖に関して斬新な切り口で読者の興味を引き、下品にならないように組み立てる。
展開が面白すぎです。
文章とはこう書くものかと、ただただ尊敬させられます。

本書では色々なタブーを扱っています。
突拍子も無いやり口に抵抗が無い人には楽しいはずです。
自慰行為などに嫌悪感を覚える世代や趣向の人には下品に映るかも知れません。

タイムパラドックスを追求していく本格的なSFではありません。そっち方向を期待し過ぎないように。
作品のスパイスとしてよく活きていると思います。

挿絵は、好き嫌いがはっきりする絵柄なのと、女キャラを可愛く描く事に重点が置かれており、情景描写的なものが無く、
特に人物の外見に関して読者の想像力を断ち切ってしまうので、あまり好きにはなれませんでした。(キャラ絵が嫌いというより、ハルヒや見崎鳴ほどの完成度に至ってない気がします)

ガチガチの小説だと、敷居が高すぎてとてもそういう気にはなりませんが、
本書は、切り口次第でこんなに楽しく書けるのか、自分でも何か書いてみようかな、と想像力を刺激してくれる素晴らしい作品です。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.45
(5pt)

保守的な作品ではない。色々挑戦している

家族八景、七瀬ふたたび、パプリカが自分にとってバイブルなので、迷わず買いました。
流れるように、すらすらと読めます。
生殖に関して斬新な切り口で読者の興味を引き、下品にならないように組み立てる。
展開が面白すぎです。
文章とはこう書くものかと、ただただ尊敬させられます。

本書では色々なタブーを扱っています。
突拍子も無いやり口に抵抗が無い人には楽しいはずです。
自慰行為などに嫌悪感を覚える世代や趣向の人には下品に映るかも知れません。

タイムパラドックスを追求していく本格的なSFではありません。そっち方向を期待し過ぎないように。
作品のスパイスとしてよく活きていると思います。

挿絵は、好き嫌いがはっきりする絵柄なのと、女キャラを可愛く描く事に重点が置かれており、情景描写的なものが無く、
特に人物の外見に関して読者の想像力を断ち切ってしまうので、あまり好きにはなれませんでした。(キャラ絵が嫌いというより、ハルヒや見崎鳴ほどの完成度に至ってない気がします)

ガチガチの小説だと、敷居が高すぎてとてもそういう気にはなりませんが、
本書は、切り口次第でこんなに楽しく書けるのか、自分でも何か書いてみようかな、と想像力を刺激してくれる素晴らしい作品です。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.44
(3pt)

メメタァ!(カエルだけに)

御歳77歳、「時をかける少女」の作者で
断筆宣言騒動やら、関西ローカルのビーバップ!ハイヒールの
かしこブレーンのあの筒井康隆がラノベ書いた!

ってな感じで興味がわいて買いましたが
さすがにキッツいわー、、イタすぎる。
いわゆる文面を通して作者のイタさが伝わってくるタイプの作品です。
そりゃ70台でラノベ書いたらこうなるわ。

文章そのものはスラスラと読めるので
フィルターかければそれなりに楽しくは読めるけど、、
キャラにおっさん臭い言動や行動が目に付く。
そんなキャラ設定でもないのにいきなり女のケツ触るキャラ
とか、○○を切り取っちゃうキャラとかもうダメ。

あとカエルやカマキリの戦いなんて描写されてもつまんね。
どうせイタくてメタなら厨二病設定でも入れてくれた方がマシだと思う。
いとうのいぢの絵が無かったら読んでられなかったね。

個人的には小学校高学年くらいがターゲットの
えっち風味のラノベとしてなら許せるかなって内容でした。

メタラノベとしても読めるって言われても
エンタメラノベとしてイマイチな内容なのに
ラノベなんて換骨奪胎すればこんなもんだろってメッセージされてもねぇ。
メメタァ!
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.43
(3pt)

メメタァ!(カエルだけに)

御歳77歳、「時をかける少女」の作者で
断筆宣言騒動やら、関西ローカルのビーバップ!ハイヒールの
かしこブレーンのあの筒井康隆がラノベ書いた!

ってな感じで興味がわいて買いましたが
さすがにキッツいわー、、イタすぎる。
いわゆる文面を通して作者のイタさが伝わってくるタイプの作品です。
そりゃ70台でラノベ書いたらこうなるわ。

文章そのものはスラスラと読めるので
フィルターかければそれなりに楽しくは読めるけど、、
キャラにおっさん臭い言動や行動が目に付く。
そんなキャラ設定でもないのにいきなり女のケツ触るキャラ
とか、○○を切り取っちゃうキャラとかもうダメ。

あとカエルやカマキリの戦いなんて描写されてもつまんね。
どうせイタくてメタなら厨二病設定でも入れてくれた方がマシだと思う。
いとうのいぢの絵が無かったら読んでられなかったね。

個人的には小学校高学年くらいがターゲットの
えっち風味のラノベとしてなら許せるかなって内容でした。

メタラノベとしても読めるって言われても
エンタメラノベとしてイマイチな内容なのに
ラノベなんて換骨奪胎すればこんなもんだろってメッセージされてもねぇ。
メメタァ!
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.42
(1pt)

「まともなラノベ」として期待してはいけません

高評価をつけている方が描かれているように、これはいわゆる「まともなラノベ」ではありません。萌えキャラに胸キュンな展開は一切ありません。
鬼才・筒井康隆がラノベの枠組みを借りて、お得意のスラップスティック小説ごっこで悪乗りしている感じです。というより、もうそれだけです。
その前提がわかっていたとしても、この駄作(とはっきり言いますが)に1,000円近いお金を投資したと思うと腹が立つと思います(あ、私は図書館で借りましたが)。要するに、そんな出来の作品です。
ラノベを愛している方は決して読まないでください。自分の愛しているものを馬鹿にされて気分が悪くなると思います。それくらいに、作者はラノベの特徴(軽薄な文体、薄っぺらな世界観、安直な展開)をデフォルメしてとことん揶揄しています。
そこに、筒井康隆らしいひねくれた悪意を見出して面白がればいいのでしょうが、ラノベの世界にシンパシーを覚える者としては不愉快さが先にたってしまいます。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.41
(1pt)

「まともなラノベ」として期待してはいけません

高評価をつけている方が描かれているように、これはいわゆる「まともなラノベ」ではありません。萌えキャラに胸キュンな展開は一切ありません。
鬼才・筒井康隆がラノベの枠組みを借りて、お得意のスラップスティック小説ごっこで悪乗りしている感じです。というより、もうそれだけです。
その前提がわかっていたとしても、この駄作(とはっきり言いますが)に1,000円近いお金を投資したと思うと腹が立つと思います(あ、私は図書館で借りましたが)。要するに、そんな出来の作品です。
ラノベを愛している方は決して読まないでください。自分の愛しているものを馬鹿にされて気分が悪くなると思います。それくらいに、作者はラノベの特徴(軽薄な文体、薄っぺらな世界観、安直な展開)をデフォルメしてとことん揶揄しています。
そこに、筒井康隆らしいひねくれた悪意を見出して面白がればいいのでしょうが、ラノベの世界にシンパシーを覚える者としては不愉快さが先にたってしまいます。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.40
(3pt)

時をかけるスペルマ

『ビアンカ・オーバースタディ』です。77歳の筒井康隆がついにライトノベルに参戦、という話題作です。
あとがきに言及があるように、本書には二つの読み方があって、一つは看板通りのライトノベル的読み方。もう一つは従来の「筒井文学」としての読み方だそうです。
読み方を選ぶ権利はもちろん読者にありますし、大御所がラノベに参戦、という看板で本書を買ったのですし、「筒井文学」というのが未読ということもあり、自分はラノベとして読みました。

ラノベとしての感想は、面白かったのですが、色々と引っかかる部分が多かったです。
中身の分量の少なさの割には値段はガッツリ高いですし。
手○キとか金○○切除とか、ラノベでそこまでヤっちゃダメじゃないの、という展開には引いてしまいましたし、意図的とはいえ、同じ文章を繰り返す冒頭部分も、どうしても手抜き感をぬぐえませんでした。
ほんのりSF風味で21世紀版時をかける少女というのは上手い味付けでしたし、ラストの展開はきれいで、そのきれいさをたった一行でぶち壊すオチも秀逸でした。
いとうのいぢのイラストは本編もカラーで、こちらは良かったと思います。
評価は★3。面白かったのは面白かったです。が、減点ポイントも多かったということです。
これを出版したのが星海社フィクションズ、ということで、実績の出ていないレーベルが迷走した結果かな、という思いも無きにしもあらずでした。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.39
(3pt)

時をかけるスペルマ

『ビアンカ・オーバースタディ』です。77歳の筒井康隆がついにライトノベルに参戦、という話題作です。
あとがきに言及があるように、本書には二つの読み方があって、一つは看板通りのライトノベル的読み方。もう一つは従来の「筒井文学」としての読み方だそうです。
読み方を選ぶ権利はもちろん読者にありますし、大御所がラノベに参戦、という看板で本書を買ったのですし、「筒井文学」というのが未読ということもあり、自分はラノベとして読みました。

ラノベとしての感想は、面白かったのですが、色々と引っかかる部分が多かったです。
中身の分量の少なさの割には値段はガッツリ高いですし。
手○キとか金○○切除とか、ラノベでそこまでヤっちゃダメじゃないの、という展開には引いてしまいましたし、意図的とはいえ、同じ文章を繰り返す冒頭部分も、どうしても手抜き感をぬぐえませんでした。
ほんのりSF風味で21世紀版時をかける少女というのは上手い味付けでしたし、ラストの展開はきれいで、そのきれいさをたった一行でぶち壊すオチも秀逸でした。
いとうのいぢのイラストは本編もカラーで、こちらは良かったと思います。
評価は★3。面白かったのは面白かったです。が、減点ポイントも多かったということです。
これを出版したのが星海社フィクションズ、ということで、実績の出ていないレーベルが迷走した結果かな、という思いも無きにしもあらずでした。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.38
(3pt)

久しぶりに筒井康隆作品に触れました。

恐らく、内容はともかく筒井康隆が大好きという人は評価が高いのでしょう。

内容は、ラノベとしてもメタラノベとしても筒井康隆が書いたとしても普通です。

ただ、読みながら「筒井康隆もラノベを読んでこう解釈したんだ」とか
想像するのは楽しいです。

私が面白かったのは「ウブメ効果」です。
筒井康隆も京極夏彦を読むんだ・・・しかも、物語の特性に名前をつけて活用してるという点で
さすがだなと思いました。そういうのを探すには楽しい作品です。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.37
(3pt)

久しぶりに筒井康隆作品に触れました。

恐らく、内容はともかく筒井康隆が大好きという人は評価が高いのでしょう。

内容は、ラノベとしてもメタラノベとしても筒井康隆が書いたとしても普通です。

ただ、読みながら「筒井康隆もラノベを読んでこう解釈したんだ」とか
想像するのは楽しいです。

私が面白かったのは「ウブメ効果」です。
筒井康隆も京極夏彦を読むんだ・・・しかも、物語の特性に名前をつけて活用してるという点で
さすがだなと思いました。そういうのを探すには楽しい作品です。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182
No.36
(5pt)

冒頭で止めたら損

ラノベは余り読まないのですが、話題性で購入しました。

冒頭からの流れで「下品過ぎる」「ラノベ=エロというイメージなのだろうか?」
と引いてしまったのですが、文章がとても読みやすかったので最後まで読みました。

最終的には「面白かった!」という感想。
あざといまでの冒頭も最終的には成る程と思う結果に。
下品な冒頭がどうしても駄目でない限りは、「買ったけど途中で投げた」という方には是非先に進んで頂きたいです。
読みやすく読者に親切な作りのライトなノベルでありラノベではない、そういった印象を受けました。

メタ世界に対する警鐘のような表現もあるので好き嫌いは分かれると思います。
個人的にはビアンカがとても可愛いと思えましたが、萌え!ラッキースケベ!という展開を求めている方にはお勧め出来ないと思います。
ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)より
4061388371
No.35
(5pt)

冒頭で止めたら損

ラノベは余り読まないのですが、話題性で購入しました。

冒頭からの流れで「下品過ぎる」「ラノベ=エロというイメージなのだろうか?」
と引いてしまったのですが、文章がとても読みやすかったので最後まで読みました。

最終的には「面白かった!」という感想。
あざといまでの冒頭も最終的には成る程と思う結果に。
下品な冒頭がどうしても駄目でない限りは、「買ったけど途中で投げた」という方には是非先に進んで頂きたいです。
読みやすく読者に親切な作りのライトなノベルでありラノベではない、そういった印象を受けました。

メタ世界に対する警鐘のような表現もあるので好き嫌いは分かれると思います。
個人的にはビアンカがとても可愛いと思えましたが、萌え!ラッキースケベ!という展開を求めている方にはお勧め出来ないと思います。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)より
4041037182