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背中、押してやろうか?



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【この小説が収録されている参考書籍】
背中、押してやろうか?
背中、押してやろうか? (双葉文庫)

背中、押してやろうか?の評価: 2.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

殺意は些細なことで生まれる

「学校」という子供だけで作りあげられてる独特な雰囲気を持ち合わせた世界で、事件は起こります。
事故なのか自殺なのかわからない同級生の死、親友の不登校、そして突然始まった「ぼく」へのいじめ。
不登校だった「繭子」と「ぼく」は手を組んで事件の真相を探る。最後に「背中、押してやろうか?」の意味に震えます。
背中、押してやろうか?Amazon書評・レビュー:背中、押してやろうか?より
4575240761
No.1:
(5pt)

その言葉の本当の意味を、君はまだ知らない。

題名から、夢を追いかける友人が、あと一歩を踏み出せず悩んでいる背中を、主人公が後押しして応援するという友情物語りと想像した。
ところが全くそうではなかった。主人公の一平が、繭子という不思議なクラスメートに振り回されてしまうストーリーで、その理不尽さは何とも哀れである。そして繭子の芯の強さに驚く。いじめられればいじめられる程強くなっていく心。何故こんなにも耐えられるのか、そんな心の内もやはり哀れに見える。
ラストは、この本の表紙のように爽やかな、ほっこりとした男女を超えた素晴らしい友情が芽生えるという展開が待っていると期待していたのに、何ななんと一番怖かったぁ〰。
背中、押してやろうか?Amazon書評・レビュー:背中、押してやろうか?より
4575240761

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