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ラストワンマイル



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【この小説が収録されている参考書籍】
ラストワンマイル (新潮文庫)

ラストワンマイルの評価: 4.31/5点 レビュー 45件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21~40 2/2ページ
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No.20:
(5pt)

凄い!

ドンドン引き込まれました、、久しぶりに寝ないで読んでしまいました!
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No.19:
(5pt)

おもしろかった

池井戸潤の本が好きでよく読んでます。楡周平の本を初めて読みましたが面白かった。つぎは再生巨流を読もうと思います。
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No.18:
(5pt)

民間でできることは民間で。

ヤマト運輸がモデルと思われる運輸・物流の経済小説。
事象それぞれが短絡的なところを差し引いても、著者の予見力・推理力は説得力がある。
郵政民営化前、東日本大震災前に出版されているので、事実を知っている読者と、当時の著者の想像力と小説内の登場人物の個性描写は驚嘆します。
産経新聞の「ミッション 建国」は終わってしまったが、ラストワンマイルのようになるのかはこれからの話し。
同じ運輸・物流を舞台にした、「再生巨流」、こちらは佐川急便がモデルと思われる著者作品もお勧め。

これからも面白い小説を書いてくれることは間違いないと思う。
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No.17:
(5pt)

1

いいよ おもしろい でもここんところ ワンパターンですね 朝倉恭介はどこいった
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No.16:
(5pt)

読み応えあり

フィクションとはいえ、事前に細かく取材しており、環境描写もリアリティに富んでいる。
運送業界の方は読めば、やる気にさせてくれる本だと思います。
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No.15:
(4pt)

良かったです

会社の人から奨められて読みました。大変、良かったです。仕事の参考になりました。
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No.14:
(4pt)

今、また新鮮さが蘇る

嘘みたいな、こんなほんとの話が流通の世界で普通に起きてます。
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No.13:
(4pt)

娯楽性が高い

出版された当時の世相をしっかりと見せてくれる、長編小説。

じっくり読むと、?と感じるところはあるが、それらも
登場人物のキャラクターでカバーされる。特に営業担当が
力をこめてゆくところなど、会社員にとっては頷く場面も
多いはず。

筆者らしく、この作品も早いテンポで展開される。
肩の力を抜いて、さっぱりと楽しませてもらった。
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No.12:
(4pt)

ラストワンマイルの強みに再度納得

帯に「高杉良氏、絶賛!」とあったので手に取ったのですが^^;
宅配業界の攻防と、少し前に展開されたIT企業とTV業界の買収事件を
想像する事件が織り込まれ、軽快なテンポで一気に読めました。
顧客に商品を手渡しできる物流ルートを握っている業界は強い!
ハードを握る風下産業(といっていいのか)の可能性を感じました。
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No.11:
(5pt)

楡さんのビジネス物小説が面白い!

楡 周平さんの「再生巨流」も面白かったが、この「ラスト・ワンマイル」も
ビジネス物小説(と勝手に言います)もハラハラドキドキの面白さがあります。

ローソン,TBS,楽天,ライブドア,ヤマトと実在の会社に当てはめて、TBS買収騒動の頃を思い出しながら読みました。
実際には別々のニュースがうまい具合に、一本道に舗装されており、ストーリーの中で提案されるビジネスモデルは、
実社会でそういうサービスが出てきてもおかしくないと思えるくらい、リアリティがあります。

お話なので、ご都合主義的にトントン拍子に話が進んでいきますが、
そこには目を瞑って、どんどん加速していく話のスピード感を楽しんでください♪

読後は、ヤマトがんばれ。郵便嫌いって気になりました^^;

# なお、タイトルの「ラスト・ワンマイル」は通信系で使われているのとは違う意味です。
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No.10:
(4pt)

タイトルはキーワード

架空の会社名だが、現実の会社がチラチラと頭を横切りました。それほど世間を騒がせた出来事(楽○とTB○)を下敷きにし、新しいビジネスモデルを現実にしていく苦労やビジョン、IT企業の弱みなど、なるほどと思いながら一気に読み進めました。
本の半ばに「ラスト・ワンマイル」というキーワードで出てきた時に、タイトルの意味をなるほどと感じました。
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No.9:
(4pt)

ビジネスマン必読!ピンチの裏にチャンスあり!

いやー面白い。『Cの福音』で結構好きになった楡さんですが、今回はちょいと違います。中堅のビジネスマン必読です。仕事ってこんなに面白いんだ!と、改めて思わせてくれる良書です。

勿論、現実のビジネスの現場にはこんな機会は滅多に起きないとは思いますが、読んだ後に自分の職場ではどうだろう?と考える自分に気づく筈。

敵対するIT社長の言動もあくまでも彼のビジネス理念に基づいたものとして描かれており、単なる成り上がりの金の亡者的な悪役では無く、読み手にとってはもしかしたら?とドキドキ感を持続させてくれる素晴らしい設定だと感心しました。

ただ、これはあくまでも会社を舞台にしたエンターテイメントとしての小説ですから、間違ってもこれを読んだからと言って、売り上げに繋がるスキルが身に付く訳ではないのでお間違いなく。(って、これを読むような人にはそんな人居ないか…^^;
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No.8:
(4pt)

痛快娯楽小説

これまで経済小説と言えば、社内の血みどろ派閥抗争、
やけにおじさん側に都合がいいねっとりとしたオフィスラブ、
またはお手盛りがバレバレのヨイショ立志伝のような
ものが多かったですが(そのノリも嫌いではないのですが)

楡さんの経済シリーズは、熱さとリアルさが程よくミックス
されこれまでの経済小説に無いような痛快さがあります。
デビュー作からの持ち味である、やや大げさなストーリー
展開もテーマにマッチして十分楽しめました。
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No.7:
(5pt)

物流の仕事への思いが伝わる、熱きビジネス物語・・・

物流があらゆる産業の足下を支える重要なものであること、またそれが顧客サービスレベルの向上やリードタイム短縮、在庫削減などといったSCMの課題を実現する上で鍵を握っていることは、今日のビジネスにおける常識です。
 しかし、その重要性にもかかわらず、日本では物流業者のことを戦略的なロジスティクス・パートナーとして捉える荷主はまだ少なく、物流業者の方も下請業者の地位に甘んじたまま競合他社との安売り合戦による消耗戦に陥りがちです。
 今日、日本の物流業界を揺るがしているのは、民営化によって物流業に乗り込んできた巨艦・郵政ですが、本書はそんな状況下で日々奮闘している物流マンたちを題材にした熱きビジネス物語です。
 物流の仕事に対する著者の熱い思いが本書から伝わってきて、僕は一気に読み上げました。本書中で引用されている哲学者アランの言葉、「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む」・・・いいですね!
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No.6:
(4pt)

題材が身近でイメージしやすい

運送会社による新規ビジネス立ち上げまでのストーリーを、IT企業とテレビ局の買収劇とうまく絡ませ展開している。

買収側の内幕や精神的プレッシャーもよく描けており、興味深く読んだ。
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No.5:
(4pt)

時事ニュースを組み合わせ、ひとつのビジネス小説としてカリカチュア化

ラストワンマイル―ネットで発注、決済は出来ても、最後にモノを届ける物流こそが商流の要(かなめ)。確かにネットで運べるものってデジタル化可能な文字、音楽、画像、映像であって、食料にしても衣料にしても物流のお世話にならざるを得ない。この小説のカタルシスはまず、IT、ITって浮かれてる世相の中で、もっともアナログな物流がなくっちゃ商売は成り立たないって事実を浮き彫りにした点だよね。ってゆーかITでビジネスのマッチング化が進めば進むほど物流の役割はますます大きくなる。

 この小説が面白く読めるのは、ローソンをめぐる郵政VSヤマト戦争、佐川急便のネット通販進出、ライブドアによるニッポン放送株買収、楽天のTBS株大量取得といった、いまどきのITビジネス、物流をめぐる時事ニュースをパッチワークのように組み合わせ、ひとつのビジネス小説としてカリカチュア化している点だ。「通販生活」や「どっちのどっちの料理ショー」といった小ネタまで巧みに交える著者のリミキサー的手腕はなかなかのもの。

 IT起業家誰しもが口にする“ネットとメディアの融合”ってのを具体的なイメージとして描いている点も評価できる。ネットの玉石混交の情報とメディアのスクリーニング化された情報の使い分けについては、受け手側のリテラシーがますます求められるんだろうな。本書に「ニュースの価値をヒット数や受け手の評価で測定する」って発想は、すでにYAHOO!ニュースなんかでも取り入れられてるけど、ジャーナリズムが数値主義、実績主義、マーケティングだけになっちゃうとヤバい気はするね。

 この小説は、ビジネスの表面的な事象だけではなく、新興勢力であるIT起業家と既存勢力である財界の世代間闘争、課長クラス、部長クラス、役員クラスの世代間連携といった「人間ドラマ」の側面も描けていて、とってもエンターテインメントなビジネス小説になっている。
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No.4:
(4pt)

再生巨流?

読み始めたとき、こう思った。

しまった、買ったのまちがいだったかな?と一瞬思った。

しかしそれは杞憂。本当に楽しめた。

それにしても、モデルになってる企業がバレバレなので感情移入しやすい。
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No.3:
(4pt)

元気が出るガンバリ小説

新聞の書評に惹かれて読んでみたのですが、疾走感ある文章に一気に読み終わりました。楽天証券と、クロネコヤマト、TBSをモデルにした、経済小説ですというと、内幕もののように思えますが、これらの企業は、あくまで素材としているだけで、中身は、新しいビジネスモデル立ち上げを描いた、元気のでるガンバリ小説です。内幕もの的傾向のある高杉良よりも、堺屋太一的な感じがします。

 IT業界はWeb2.0の時代に入ったとされていますが、Web2.0とは、既に社会的に確立された新しいIT基盤を元に、消費者と供給者の間での双方向ビジネスモデルの普及ということに他なりません。本書は、消費者への「ラストワンマイル」を握る物流業界の可能性を色々と示唆してくれ、新興ネット企業が既存体制を破壊することのそれなりの意義や、既存の放送業界の問題点や可能性も描かれています。IT技術は、1970〜80年代に企業と社会のインフラに導入されてきましたが、それらは、単純に人手に頼っていた既存業務をITで置き換えたものでした。90年代後半にインターネットに象徴される新しいテクノロジーによってIT技術は大きく変貌し、これらの技術がビジネスモデル自体を変えるところにきているとされていますが、実は新技術による新規ビジネス牽引の時代は既に終わっていて、今後はビジネス自体が、技術の生かし方を考え、必要な技術は開発すればいい、という時代に入っています。あえて残っている部分といえば、NTTのNGN計画に見られる、携帯・動画など全てのアナログ・デジタル情報を単一のIPネットワーク基盤に統合する、という点ですが、これは時間の問題に過ぎません。本書は新しいITインフラを活用してなにができるか、というWeb2.0の時代の小説の一つと言えるのではないでしょうか。
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No.2:
(4pt)

気楽に読めるゴラク小説。

ネットとメディアの融合、シナジー、というあの当時題目のように連呼された言葉とその裏に隠された、メディアがもつ有形無形の資産を標的にしたマネーゲーム、というプロットがそのまんまなので読みやすい、、、と言うとまるで新鮮味がないようですが、某IT企業に事実上切られた宅配業者の課長サンがその某IT企業のビジネスを根底から揺るがすビジネスモデルを考案・・・というところでお話は俄然盛り上がります。そこがタイトルになっている「ラスト ワン マイル」。エンドに直接繋がる宅配業者は、ビジネスの枠組みそのものを決定するほどの影響力がある、ということをヒョンなことから絵に描いて見せた。

ネタばれになってしまうのでそのビジネスモデルには詳しく言及しませんが、言われてみれば・・・、というヤツです。件の課長氏の発案を口頭で聞いたときはニベもなかった上司の本部長氏も企画書に目を通した瞬間、アナを補うとともに企画のアイディアそのものの素晴らしさ・オリジナリティーが課長氏にあることを認め手柄を立てさせる、という管理者の鏡。後半のTV局との交渉・社内根回しで見せた本部長氏の見事な動きは「経営者・管理者かくあるべし」・何やら企業の管理職研修の様な様相を呈して参りますが、一抹の出来すぎ感はありながらテンポのよい筆致で最後まで引っ張る筆力は流石です。某IT企業マンも宅配本部長氏も座右の銘が「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む(仏哲学者アラン)」という設定。う〜ん。新幹線名古屋往復の友、くらいの軽いゴラクでどうぞ。
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No.1:
(5pt)

思わず膝を打ち、そして唸った

楡氏のこうした発想はどこから浮かんでくるのだろう。前著「再生巨流」でも感じたことだが、氏のビジネスセンスには感嘆の念を禁じえない。本書に書かれたことは長く膠着状態にある某テレビ局と某IT企業との買収攻防戦に決着をつけるとともに、買収をしかけたIT企業の息の根を止めてしまいかねない戦術としてそのまま応用できる。加えて物流業界というのは、いまだ未開発のビジネスチャンスが埋もれている大変な可能性を秘めた業界だということを改めて思い知らされた。本書に書かれている戦術の根底にあるコンセプトはシンプルなものだが、そもそも卓越した戦術・戦略というものはシンプルでなければならないのだ。そしてビジネスは貰いにいくものじゃない、創出するものだ、飯の種は発想を変えれば幾らでも転がっていると思わされる。ビジネスマン諸氏には自分の仕事を原点に立ち返り、改めて見つめ直してみる意味でも一読の価値がある一冊。
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