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窓辺には夜の歌
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窓辺には夜の歌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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手に入って良かった | ||||
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田中芳樹の本は大体もってます。この作品に限ったことではないのですが、なぜ現代劇をえがくと、こうも爺くさい作風が多いのか。 1990年発売という、古い作品だということもあるのでしょうが たとえば小説化志望の中学生が、背伸びをし、想像で大人の世界をえがこうとする。 文章力はともかく、大人から見て、おかしな大人の世界がえがかれることになりますが、これはその逆。 設定では14歳になった来夢ですが、あいかわらず私が抱く印象は、幼稚園児 年齢どおりに描けていない挿絵のせいもありますが、とにもかくにも台詞が幼児的。 耕平は耕平で、30代半ばを連想させます。 台詞はもとより、彼の思考、行動は完全に若者ではありません。 その理由は、作者である田中芳樹の思考を、若者であるはずの主人公に代弁させるからであり それが世界観をぶち壊しにしているんです。 これはなにも田中芳樹にかぎった話ではなく、中年すぎの作者が主人公を若者に設定した場合、たいていこういう空気になります 作品当時の若者の文化になじめず。否定的で、その考えは懐古的 そんな主人公を「変っている」という表現で落ち着かせようとするのですが、無理があります。 読んでいてキツイです。 50歳のおっさんが、10代になりすましてネットで書き込みしているのと同じこと。無理があります。 アイドルや、大学の友人なども登場しますが、彼らの台詞や、行動が、どうにも設定年齢にリンクせず それが気になって、物語にはいりこめませんでした。 | ||||
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