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窓辺には夜の歌



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窓辺には夜の歌の評価: 3.17/5点 レビュー 6件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

古い

手に入って良かった
窓辺には夜の歌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:窓辺には夜の歌 (講談社ノベルス)より
4061821539
No.1:
(2pt)

辛い・・・

田中芳樹の本は大体もってます。この作品に限ったことではないのですが、なぜ現代劇をえがくと、こうも爺くさい作風が多いのか。
1990年発売という、古い作品だということもあるのでしょうが

たとえば小説化志望の中学生が、背伸びをし、想像で大人の世界をえがこうとする。
文章力はともかく、大人から見て、おかしな大人の世界がえがかれることになりますが、これはその逆。

設定では14歳になった来夢ですが、あいかわらず私が抱く印象は、幼稚園児
年齢どおりに描けていない挿絵のせいもありますが、とにもかくにも台詞が幼児的。

耕平は耕平で、30代半ばを連想させます。
台詞はもとより、彼の思考、行動は完全に若者ではありません。

その理由は、作者である田中芳樹の思考を、若者であるはずの主人公に代弁させるからであり
それが世界観をぶち壊しにしているんです。
これはなにも田中芳樹にかぎった話ではなく、中年すぎの作者が主人公を若者に設定した場合、たいていこういう空気になります

作品当時の若者の文化になじめず。否定的で、その考えは懐古的
そんな主人公を「変っている」という表現で落ち着かせようとするのですが、無理があります。
読んでいてキツイです。

50歳のおっさんが、10代になりすましてネットで書き込みしているのと同じこと。無理があります。
アイドルや、大学の友人なども登場しますが、彼らの台詞や、行動が、どうにも設定年齢にリンクせず
それが気になって、物語にはいりこめませんでした。
窓辺には夜の歌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:窓辺には夜の歌 (講談社ノベルス)より
4061821539

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