告白

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評判

告白の評価:

4.48/5点 レビュー 176件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全300件 121〜140 7/15ページ
No.180
(5pt)

理由は本当にあるのか

テーマは作者自身も話している通り「人が人を殺す理由」について。本当の理由なんてものはない、というのがいわばオチなのですが、世の中で求められる「本当の〜」というところに対しての疑問符が常々あるので、作者の文体も展開の仕方も含めて非常に楽しめました。
熊太郎の心理描写が物語の中心にずっとあるのだけど、これだけ様々なことが述べられていても、最後に大立ち回りする本当の理由を彼は見出すことができなかった。
でも、読んでいる人からすると、いやいやこれだけ理由に足ることがあるじゃないかとか、こんな環境で育てばそう思うのも仕方ないとか、勝手に物語を作ってしまうことだろう。
これって昔も今もよくある話で、マスコミにしてもそれぞれにしても素人探偵となってああだこうだと犯人像とかその動機というところを詮索してみるのだけど、実は当人たちにはその瞬間の感情はあっても、別に殺しそのものの動機っていう動機はないことも多いんだろうなと思う。後から思い返せば、確かに殺したいほどの理由でもないなと思うこともあるだろう。
だから周りは怖いと思うし、それを少しでも和らげるためにも論理的な理由を求めたいだけなじゃないかという気がする。

がっつり800P以上も語っておいて、結局何もなかったってなんだよ!と思う人もいると思うけど、それは受け取る側の勝手な願いなだけで、きっと世の中の大半はそんなものだと思う。
不安や恐怖の本質は自分の意思だけではどうしようもないところにあるもので、他人なんてなその最たるものの一つだしね。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.179
(5pt)

理由は本当にあるのか

テーマは作者自身も話している通り「人が人を殺す理由」について。本当の理由なんてものはない、というのがいわばオチなのですが、世の中で求められる「本当の〜」というところに対しての疑問符が常々あるので、作者の文体も展開の仕方も含めて非常に楽しめました。
熊太郎の心理描写が物語の中心にずっとあるのだけど、これだけ様々なことが述べられていても、最後に大立ち回りする本当の理由を彼は見出すことができなかった。
でも、読んでいる人からすると、いやいやこれだけ理由に足ることがあるじゃないかとか、こんな環境で育てばそう思うのも仕方ないとか、勝手に物語を作ってしまうことだろう。
これって昔も今もよくある話で、マスコミにしてもそれぞれにしても素人探偵となってああだこうだと犯人像とかその動機というところを詮索してみるのだけど、実は当人たちにはその瞬間の感情はあっても、別に殺しそのものの動機っていう動機はないことも多いんだろうなと思う。後から思い返せば、確かに殺したいほどの理由でもないなと思うこともあるだろう。
だから周りは怖いと思うし、それを少しでも和らげるためにも論理的な理由を求めたいだけなじゃないかという気がする。

がっつり800P以上も語っておいて、結局何もなかったってなんだよ!と思う人もいると思うけど、それは受け取る側の勝手な願いなだけで、きっと世の中の大半はそんなものだと思う。
不安や恐怖の本質は自分の意思だけではどうしようもないところにあるもので、他人なんてなその最たるものの一つだしね。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.178
(5pt)

ドラマや映画や漫画じゃ物足りない人に

町田康作品は、「きれぎれ」やその他数冊読了していた。
それらはおもろいと思って読んでいたが、特別ではなかった。
ので、「告白」はスルーしてた。
しかし読めば特別だった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.177
(5pt)

ドラマや映画や漫画じゃ物足りない人に

町田康作品は、「きれぎれ」やその他数冊読了していた。
それらはおもろいと思って読んでいたが、特別ではなかった。
ので、「告白」はスルーしてた。
しかし読めば特別だった。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.176
(5pt)

町田康最高傑作

誰が何と言おうと、町田康最高傑作である。
ばばばばばばばばば、以上
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.175
(5pt)

町田康最高傑作

誰が何と言おうと、町田康最高傑作である。
ばばばばばばばばば、以上
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.174
(5pt)

衝撃的でした

同じ関西出身なのですんなり文章が入ってきて、一気に町田ワールドに引き込まれました。
文章力も凄くて、今までにない魅力の持ち主だと思います。
10人斬りの背景もあながちフィクションではないのかもとまで思いたくなる内容でした。
これからも町田作品読んでいきたいと思います。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.173
(5pt)

衝撃的でした

同じ関西出身なのですんなり文章が入ってきて、一気に町田ワールドに引き込まれました。
文章力も凄くて、今までにない魅力の持ち主だと思います。
10人斬りの背景もあながちフィクションではないのかもとまで思いたくなる内容でした。
これからも町田作品読んでいきたいと思います。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.172
(5pt)

よかったよ。

長編小説なので読後感が半端ない。これからも頼むぜ。very good
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.171
(5pt)

よかったよ。

長編小説なので読後感が半端ない。これからも頼むぜ。very good
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.170
(4pt)

「告白」

この「告白」は熊太郎の告白だけなのだろうか。
昔の事件を題材にしてはいるが、もしかしたら「町田自身」の告白が描かれているのではないだろうか。

いろんな思考がめぐり、皆に伝えたいのに伝わらない。伝えているのに伝わらない。それでも伝えなくてはいられない、叫ばずにはいられない。彼のパンクの衝動のような何かが、この、三島の『仮面の告白』のような傑作を書かせたのかとも思う。

そう言ってみると、三島の『金閣寺』のようなラストに向かっての疾走感や、『憂国』のような刃物と血の生々しい描写も感じられる。

現代版関西の三島に、と期待しつつ、星は一つ預けます。

追伸:
町田自身の「告白」だとすると、最初に殺した顔のでかい「葛木ドール」は〇〇〇か?そして最後に殺した「葛木モヘア(熊次郎)」は自分の言うことをアホ扱いしたすべての人々なのか…妄想だが。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.169
(4pt)

「告白」

この「告白」は熊太郎の告白だけなのだろうか。
昔の事件を題材にしてはいるが、もしかしたら「町田自身」の告白が描かれているのではないだろうか。

いろんな思考がめぐり、皆に伝えたいのに伝わらない。伝えているのに伝わらない。それでも伝えなくてはいられない、叫ばずにはいられない。彼のパンクの衝動のような何かが、この、三島の『仮面の告白』のような傑作を書かせたのかとも思う。

そう言ってみると、三島の『金閣寺』のようなラストに向かっての疾走感や、『憂国』のような刃物と血の生々しい描写も感じられる。

現代版関西の三島に、と期待しつつ、星は一つ預けます。

追伸:
町田自身の「告白」だとすると、最初に殺した顔のでかい「葛木ドール」は〇〇〇か?そして最後に殺した「葛木モヘア(熊次郎)」は自分の言うことをアホ扱いしたすべての人々なのか…妄想だが。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.168
(5pt)

「あかんではないか」

文庫本で850頁。上・下の分冊にもなっておらず、持ち運びで荷物になったが、足掛け4日ほどかけて読み継ぎ、読み終えて、1冊に収めた作者なりのこだわりが分かってきたような気がした。それほどに、破局に向かってなだれ込んでいくような連続感・疾走感がうかがえた。

 明治中期、大阪・河内の寒村で起きた極道者2人による「十人斬り」事件を、幾多の記録・資料を踏まえて再現し、やたらと思弁にふける主人公、熊太郎の内面に向かっていく。「河内饒舌体」とでもいうべき、長々しい熊太郎の独白・思弁にはえもいえぬ迫力があり、同時に、地の文での作者自身の作者らしいツッコミなどが顔を出してサービス精神も旺盛。独特の面白さが感じられた。評者が勝手にピックアップした本作のキーワードは、最初のころに2、3回出てくる「あかんではないか」だった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.167
(5pt)

「あかんではないか」

文庫本で850頁。上・下の分冊にもなっておらず、持ち運びで荷物になったが、足掛け4日ほどかけて読み継ぎ、読み終えて、1冊に収めた作者なりのこだわりが分かってきたような気がした。それほどに、破局に向かってなだれ込んでいくような連続感・疾走感がうかがえた。

 明治中期、大阪・河内の寒村で起きた極道者2人による「十人斬り」事件を、幾多の記録・資料を踏まえて再現し、やたらと思弁にふける主人公、熊太郎の内面に向かっていく。「河内饒舌体」とでもいうべき、長々しい熊太郎の独白・思弁にはえもいえぬ迫力があり、同時に、地の文での作者自身の作者らしいツッコミなどが顔を出してサービス精神も旺盛。独特の面白さが感じられた。評者が勝手にピックアップした本作のキーワードは、最初のころに2、3回出てくる「あかんではないか」だった。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.166
(5pt)

一読の価値あり(激しく飛ばし読み推奨)

熊太郎「あかんかった」

うんうん、でしょうね、そうでしょうね、

というだけの話。突き詰めたら(突き詰めなくても)たったそれだけの話。
ものすごく素晴らしいラスト10ページちょいに至るまでが、ものすごく長い長い長い話。
こんなんまともに読むほうが阿呆やわ。この本自体が、熊太郎そのものやん。こんなん相手にするほうがおかしわ。この本読んでなんや分かったよなふりしてレビュー書きこむとか自分阿呆やな。おほほほほほほ。と笑われているような気がするけども何か書き残したくなる傑作。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.165
(5pt)

一読の価値あり(激しく飛ばし読み推奨)

熊太郎「あかんかった」

うんうん、でしょうね、そうでしょうね、

というだけの話。突き詰めたら(突き詰めなくても)たったそれだけの話。
ものすごく素晴らしいラスト10ページちょいに至るまでが、ものすごく長い長い長い話。
こんなんまともに読むほうが阿呆やわ。この本自体が、熊太郎そのものやん。こんなん相手にするほうがおかしわ。この本読んでなんや分かったよなふりしてレビュー書きこむとか自分阿呆やな。おほほほほほほ。と笑われているような気がするけども何か書き残したくなる傑作。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.164
(5pt)

最後の最後まで

今し方読了したが、かつてない脱力と衝撃で、この文字を打つ指がうまく動かない。もう詳しくは読んで欲しいとしか言いようが無い。四の五の言わんで良いから、まずはこの八百頁超の大作の、一頁目を開いてみることをお勧めする。
「人は何故人を殺すか」というテーマ、とあるが、果たしてそうであろうか。作者の町田康がそう言っているのなら、そうかもしれないが、しかしこの惨殺事件の根幹は、城戸熊太郎の個人に問題があって、殺人者全ての共通にはなり得ないだろうと思って読んでいた。
それが覆されたのは、ラスト五頁のことである。
様々な人がこの作品を紹介する際、「思弁的な主人公の、他人に自分を告白できないもどかしさ」と言う。主人公である城戸熊太郎は、確かに「思弁的」である。しかし熊太郎は最後、その思弁が、他人の為で無く、自分の為のみに行われたものだと気づく。本当に最後の最後のことである。
つまり、熊太郎の思弁の中で、最後に辿り着いたのは、「自分の為に思弁する自分」即ち個人である。そうした場合、様々な因果を持つとされる数々の殺人者は、皆最後は個人に帰ってくるという図式が自然に成り立つ。
町田康は、読者の知らぬ間に、熊太郎が信じたもの、縋ったもの、全てがドツボの中の曲がった壁となる様子を、八百頁の中に次々と書いていく。そしてそのドツボに蓋をするのは、熊太郎の最後の考察であり、読者はそこまで到達するまで、熊太郎、アホだなぁ、という風にしか読めないように町田康の文章によって緻密に操られ、そして読者は最後の最後に、熊太郎の最後の最後に到達する。
そして熊太郎の「告白」に至る。
その熊太郎の「告白」がどのような結末を迎えたかは、八百頁超の熊太郎の人生を、町田康に操られながら読んだ読者のみ到達できる地点である。是非、一読すべき作品だ。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.163
(5pt)

最後の最後まで

今し方読了したが、かつてない脱力と衝撃で、この文字を打つ指がうまく動かない。もう詳しくは読んで欲しいとしか言いようが無い。四の五の言わんで良いから、まずはこの八百頁超の大作の、一頁目を開いてみることをお勧めする。
「人は何故人を殺すか」というテーマ、とあるが、果たしてそうであろうか。作者の町田康がそう言っているのなら、そうかもしれないが、しかしこの惨殺事件の根幹は、城戸熊太郎の個人に問題があって、殺人者全ての共通にはなり得ないだろうと思って読んでいた。
それが覆されたのは、ラスト五頁のことである。
様々な人がこの作品を紹介する際、「思弁的な主人公の、他人に自分を告白できないもどかしさ」と言う。主人公である城戸熊太郎は、確かに「思弁的」である。しかし熊太郎は最後、その思弁が、他人の為で無く、自分の為のみに行われたものだと気づく。本当に最後の最後のことである。
つまり、熊太郎の思弁の中で、最後に辿り着いたのは、「自分の為に思弁する自分」即ち個人である。そうした場合、様々な因果を持つとされる数々の殺人者は、皆最後は個人に帰ってくるという図式が自然に成り立つ。
町田康は、読者の知らぬ間に、熊太郎が信じたもの、縋ったもの、全てがドツボの中の曲がった壁となる様子を、八百頁の中に次々と書いていく。そしてそのドツボに蓋をするのは、熊太郎の最後の考察であり、読者はそこまで到達するまで、熊太郎、アホだなぁ、という風にしか読めないように町田康の文章によって緻密に操られ、そして読者は最後の最後に、熊太郎の最後の最後に到達する。
そして熊太郎の「告白」に至る。
その熊太郎の「告白」がどのような結末を迎えたかは、八百頁超の熊太郎の人生を、町田康に操られながら読んだ読者のみ到達できる地点である。是非、一読すべき作品だ。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.162
(5pt)

傑作

町田作品は初めて読みましたが、文体がとにかく新鮮!是非オススメします
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.161
(5pt)

傑作

町田作品は初めて読みましたが、文体がとにかく新鮮!是非オススメします
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695