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呪われた町



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呪われた町の評価: 4.12/5点 レビュー 51件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 1~20 1/3ページ
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No.51:
(4pt)

人物描写が巧み

「吸血鬼もの」とは知らず、実は読み始めた作品である。
単なるホラーとはいえない。
登場する人間たちを実によく掘り下げている。
キングをまだそんなに多くは読んではいないのだけれど(7~8作品ほど)、この作家の人間描写の深さについては、毎回、
感心させられている。
ミステリーとかホラーの概念を超えて、人間の奥深さをよくとらえている。
心の奥に、過去の痛みや思いを抱えている人間の心理をさりげなく描写している。
読み始めたら、止まらなくなってしまう。
キングの小説はいつもなのだれど…。
さりげない言葉の一つ一つが心に残る。
呪われた町 (下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (下) (集英社文庫)より
4087606368
No.50:
(5pt)

ホラー好きなら必読、正統派の現代版吸血鬼ホラー

現代(とはいえ1970年代)を舞台とした、正統派の吸血鬼ホラー。「キャリー」に続く著者2作目ながら、代表作のひとつに必ず挙げられる傑作。日本国内での知名度はそれほど高くないように思うが、解説によると「シャイニング」「ザ・スタンド」と並び3Sと呼ばれ、高く評価されているという。
上巻の大半で、町の住人たちの人となりや生活ぶりが語られ、なかなか物語が前に進まない。ただ、そんな中にもどことなく不穏な空気が流れており、この辺りの不気味さを楽しめるかどうかで作品の評価が大きく変わる気がする。上巻の後半から下巻を通しては一気に吸血鬼ホラーが炸裂し、手に汗握る展開が続く。吸血鬼の行動形態は古典的ルールに乗っ取りながらも、主人公たちと駆け引きや頭脳戦を展開するところが新しいし、面白いと感じた。キングが好きなら必読の書。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.49:
(5pt)

ゾクゾク

読み進めていくとジワジワ怖さが迫ってきます。キング初期にして屈指の名作!
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.48:
(5pt)

アメリカを舞台にした吸血鬼ものが意外にはまっていた

「ジョイランド」に続いて読んだ2冊目です。まだキング初心者でどんな作風なのかよくわかっていません。この作品も宇宙人が知らない間に町に入り込んでくるSFかと思っていました(汗)。読んでみたら正統派の吸血鬼小説ではないですか。吸血鬼ものは小説も映画も大好きで「ドラキュラ」や「カーミラ」はもちろん、それ以前の古い作品も掘り出して読んでいます。ハマーの映画シリーズも大好きです。

最初は「アメリカに吸血鬼?」と思いましたが違和感がなかったのが驚きでした。アメリカを舞台した吸血鬼ものは映画でもどこかポップなイメージがあり結局は合わない気がしていたからです。もっともこれは東部のニューイングランド地方だから合ったのかもしれません。やっぱり西部のカリフォルニアとかだと無理な気がします。
90年代に大ヒットしたテレビドラマで「ツイン・ピークス」というのがありますが、雰囲気が似ていると感じました。誰もがお互い顔を知っているような小さな田舎町が舞台。最初は住民たちの群像劇が描かれていきます。わけあり、変人も多い。このあたりの奇妙な味は私は好きですがレビューを拝見すると賛否両論のようです。
そんな中にじわじわと浸透していく異常事態。明らかにおかしいのに自分の目で見るまで誰も信用しない、そうして危機は取り返しがつかないスピードで進行していきます。主要登場人物が容赦なく襲われ死んでしまうのにも唖然としました。その後、やるかやられるかの命をかけた吸血鬼退治の悲壮さが凄まじいです。

マッチョ志向のアメリカで一般的にはオタクといじられるタイプのマーク少年が、そのすぐれた知能でいじめをかわし、大人並みの冷静さで生き抜いていくのが印象的でした。自立しようとする娘スーザンを支配で引き戻そうとする偏狭な母親の毒親としての描き方も古びていなくて、老教師マークの聡明さもよかったです。
エルサレム・ロットではなくジェルサレム・ロットと訳されているのは意図的なものか?それともただ単にスペルをそのまま日本語にしただけでしょうか?エルサレムという名をつけたのには意味はあるのか気になりました。
あえて古典的な吸血鬼ルールを踏襲したところがよかったと思います。めでたしめでたしのハッピーエンドではなく残された者の心の傷やむなしさが悲しく、彼らはこれからどうして生きていくのだろうと考えさせられます。それにしてもこれで吸血鬼を完全に撲滅することができたのでしょうか。気になります。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
4087600866
No.47:
(5pt)

雰囲気がドラマ「ツイン・ピークス」に似ていた

「ジョイランド」に続いて読んだ2冊目です。まだキング初心者でどんな作風なのかよくわかっていません。この作品も宇宙人が知らない間に町に入り込んでくるSFかと思っていました(汗)。読んでみたら正統派の吸血鬼小説ではないですか。吸血鬼ものは小説も映画も大好きで「ドラキュラ」や「カーミラ」はもちろん、それ以前の古い作品も掘り出して読んでいます。ハマーの映画シリーズも大好きです。

最初は「アメリカに吸血鬼?」と思いましたが違和感がなかったのが驚きでした。アメリカを舞台した吸血鬼ものは映画でもどこかポップなイメージがあり結局は合わない気がしていたからです。もっともこれは東部のニューイングランド地方だから合ったのかもしれません。やっぱり西部のカリフォルニアとかだと無理な気がします。
90年代に大ヒットしたテレビドラマで「ツイン・ピークス」というのがありますが、雰囲気が似ていると感じました。誰もがお互い顔を知っているような小さな田舎町が舞台。最初は住民たちの群像劇が描かれていきます。わけあり、変人も多い。このあたりの奇妙な味は私は好きですがレビューを拝見すると賛否両論のようです。
そんな中にじわじわと浸透していく異常事態。明らかにおかしいのに自分の目で見るまで誰も信用しない、そうして危機は取り返しがつかないスピードで進行していきます。主要登場人物が容赦なく襲われ死んでしまうのにも唖然としました。その後、やるかやられるかの命をかけた吸血鬼退治の悲壮さが凄まじいです。

マッチョ志向のアメリカで一般的にはオタクといじられるタイプのマーク少年が、そのすぐれた知能でいじめをかわし、大人並みの冷静さで生き抜いていくのが印象的でした。自立しようとする娘スーザンを支配で引き戻そうとする偏狭な母親の毒親としての描き方も古びていなくて、老教師マークの聡明さもよかったです。
エルサレム・ロットではなくジェルサレム・ロットと訳されているのは意図的なものか?それともただ単にスペルをそのまま日本語にしただけでしょうか?エルサレムという名をつけたのには意味はあるのか気になりました。
あえて古典的な吸血鬼ルールを踏襲したところがよかったと思います。めでたしめでたしのハッピーエンドではなく残された者の心の傷やむなしさが悲しく、彼らはこれからどうして生きていくのだろうと考えさせられます。それにしてもこれで吸血鬼を完全に撲滅することができたのでしょうか。気になります。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.46:
(5pt)

吸血鬼の価値観を変えられる傑作。

田舎町セイラムズ・ロットで起こる、吸血鬼を題材にしたミステリーホラー作品。

吸血鬼と言えばややファンタジー色が強く、直接的に怖いと感じたことはないのだが、本作で描かれる吸血鬼はリアルで恐怖を感じられる。
ジワジワと忍び寄り、町が恐怖に侵食されていく様子は何とも不気味。

町の情景や人物がしっかり深掘りされているから、実在する町で起きた出来事のようにさえ思える。
登場人物は多いし、本筋に関係ないような話しも多いのだが、これらの外堀が仕上がっているからこそ、その中に入り込んで恐怖を実感できる。
文字は小さめでギッシリ描き込まれた小説で、挿絵も一才ないため、合う合わないは確かにある作品だと思う。
しかし、想像してじっくり理解して読み進めるとやめ時を見失うくらい夢中になれる。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.45:
(5pt)

Loooove

One of my favourite of King
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
4087600866
No.44:
(5pt)

なし

なし
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.43:
(5pt)

なし

なし
呪われた町 (下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (下) (集英社文庫)より
4087606368
No.42:
(5pt)

best of king novels

superb
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
4087600866
No.41:
(1pt)

つまんなかった~

最後まで読み切りましたがやっぱりアンデッドものは私には余りにもリアリティがなさ過ぎて全然怖くない上に登場人物が町中全員出すのかというくらい多いのでウンザリしてきます。
その人そっちがわにしちゃうの~っていう驚きはありましたがなんか物足りなかったです。
呪われた町 (下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (下) (集英社文庫)より
4087606368
No.40:
(1pt)

手抜き出版の極み

集英社文庫の版権が切れたので、文春文庫で発刊、これでキングの代表作品が出そろったのだろうが、翻訳は83年のままなのが難。今どき「センチ」などという言葉が通じるだろうか?
せっかく版権を得たのだから、これはハヤカワ文庫や創元推理文庫のように「新訳」すべきだったのではないか?
ただでさえ文春文庫は印字が薄く、一年も経てば本が反ったりページの端が黄色く変色するほど紙質が悪いのだから。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.39:
(2pt)

登場人物が多過ぎてよく分からん

スティーブン・キングとなるとそれだけでハードルが上がりますが、これは逆にスティーブン・キングだからなんとか星二つにしたというくらい上巻の段階ではつまらないです。
登場人物が多過ぎて的が絞られていないのかすべてのシーンがピンボケという印象です。
これがホラーなのか・・というくらい怖くないです。

田舎町ののどかな描写とジワジワと迫りくる恐怖、という対比なんですがどちらかというと今のところはサスペンスに近い雰囲気です。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.38:
(5pt)

とても綺麗な状態で届きました。

とても綺麗な状態で届きました。
呪われた町 (下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (下) (集英社文庫)より
4087606368
No.37:
(4pt)

最新作かと思って購入しました。

まあ懐かしい気分で読めました。キングらしいストーリーですが最近のメルセデスとかに比べるとやはり稚拙なストーリー。
呪われた町 (下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (下) (集英社文庫)より
4087606368
No.36:
(4pt)

Want a good old fashioned vampire story?

One of the better vampire stories out there. Give it a read.
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
4087600866
No.35:
(4pt)

なかなか面白かった

吸血鬼が登場!子供のころは、怖くてトイレにも行けなくなったものですが、大人ななって読むと、結末はどうなるのか気になって読み進めました。
呪われた町 (下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (下) (集英社文庫)より
4087606368
No.34:
(4pt)

ハンバーガー

(上下巻通してのレビューです)小野不由美さんの『屍鬼』の種本と言われていますが、『屍鬼』のほうが日本的にアレンジされていて、医学的、心理的な(?)肉付けもされていて読みごたえがありました。ハンバーガーと和食の違いでしょう。お好みでどうぞ。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X
No.33:
(1pt)

梱包が雑

プチプチ付きのA4サイズの封筒に文庫本3冊がシュリンクもなしにそのまま入っていました。案の定内1冊が表紙と本文の一部が折れた状態で届きました。非常に残念です。本当は星一つもつけたくないくらい不愉快です。次回からは一冊ずつ購入しようと思います。
呪われた町 (下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (下) (集英社文庫)より
4087606368
No.32:
(5pt)

トイレが恐い…

初めて読んだのは中学生の時。もっと小さな頃からお化け、幽霊の本や映画が好きで。
単行本で当時、中学生だった自分には買うのに迷った覚えがありますが、結局は清水の舞台から飛び降りた覚悟で購入。
何より吸血鬼物で、舞台が現代と言うのが惹き付けられて…
読み始めると止まらない、そして恐い。最初は日常が細かく、まどろっこしいと読んだ記憶がありますが、読み進める内にジワジワと恐さが込み上げる。
夜中にトイレに行くのが恐くて、まずベッドから降りるのも恐くて(笑)紙で十字架を作り、自分の前にかざして暗い廊下をトイレに行きました。
あれから40年経ちますが、未だに何年かに一度は読み返したくなる、面白さと恐怖と懐かしさは他には無いですね。
最近[IT]の前編が映画になり、満足の出来でしたが、今度こそマトモな[呪われた町]を映画でも観たいなあ。
兎に角、最初に読んだ時の恐怖は忘れられません。
呪われた町 (上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:呪われた町 (上) (集英社文庫)より
408760635X

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