■スポンサードリンク
闇の子供たち
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
闇の子供たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
例えは何ですが、スタンリー・キューブリック監督の初期の作品「恐怖と欲望」などで、まだキューブリック監督としては未熟でゆるいのですが、人が殺されるシーンになると俄然輝くように、 この「闇の子供たち」は性虐待のシーンだけは力が入っていて、政治の話や心理描写などは全く未熟でゆるいです。 そして、人物像がよく描けていない。 これだけ濃い話なのに、一人ひとりのキャラが立っていないから、肝心のNGO団体の人達の主張も、いまひとつ心に響いてこない。 地理的なことなどは、よく調べてあると思いましたし、臓器売買に関わる男が、焼肉店を営む在日の元やくざなのがリアルだと思った程度。 でも、ペドファイルの裕福なドイツ人夫婦が貧しい子供を養子にもらうことは、一見、政府としても喜ばしいこととしか思われないなど、この本を読まなければ気づけなかったことがある。 一読の価値はあります。 映画も観てみようと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
綿密な取材を重ねたルポルタージュなのかと思い七割ほど読み進めた頃にフィクションである事を知った。 以降は惰性で読んだが時間の無駄になってしまった。 事実に基づかない内容なのに実在の国や地域名を挙げて問題にならないのだろうか? 下手すれば国際問題になったり、多額の賠償を求められるレベルの内容だと思われるが・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供に対して性的虐待する場面にだけ作者の力が入っており 他の場面は薄っぺらもいいとこ、虐待される子供の心理描写 も描写していないも同然だし、ほかの登場人物たちも案山子 みたいでした。事実を元にした創作にしてもひどいです、 著者は本当に児童買春、臓器売買という犯罪に対して世の中 に問題提起する気あるのかと感じてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フィクションとしてなら、それなりの作品かなと思いますが、解説でも事実だと断言しているのでノンフィクションなんでしょうね。個人的にはフィクションだと思いますが。 幼児売春に善悪はないとするマフィアと幼児売春を悪とするNGOがかち合っているようでなっていません。なぜなら貧困という社会悪が両者に大きな壁を作っているからです。 マフィアや幼児性愛者をエゴイストと非難するNGOですが、自分達の感情だけで行動する独善的な場面が多々あり、マフィアたちと同類のエゴイストであると思いました。 特に最後の場面で、帰国を促す南部に、音羽は彼をエゴの塊と判断し、拒絶するシーンがあります。 解説では責任回避をする南部と、全てを賭けて責任をとろうとする音羽の対比であると説明していました。 しかし協力を仰ぐだけ仰ぎながら、協力してもらえないとエゴの塊と判断する音羽は他力本願で無責任極まりないエゴイストだと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はタイ在住17年で、以前は山岳民族関係のプロジェクトにも関わったことがあります。 しかし、売春窟に親に売られる少女の話はあっても、臓器売買の話など聞いたことがありません。 著者の梁 石日は、ノンフィクションとフィクションの間をノラリクラリとさせて、「そんな事実はない」と言われれば「フィクションです」と言い逃れ、一方では「闇に葬られる・・・」とノンフィクションを仄めかす、大変汚いやり方だと思います。 「アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。」と書くなら、実際にそのようなことが行われている国を題材にしたら宜しいと思うのですが、なぜ、わざわざタイを選ぶのでしょうか? また”フィクションであるから、そのようなことが行われている国はない”のであれば、なぜ、わざわざ人目を引くセンセーショナルな内容で、一部の国民を貶めるような本を書くのでしょうか? この梁 石日は、このような重大な問題を含む文章を、何の証拠もなくタイ、日本など、実在の国を登場させて発表することに、何の罪も感じていないのでしょうか? 或いはそうしたい意図があるのでしょうか? 私はこの著者の、如何にも重大な犯罪を告発したような偽善と下世話な興味、他国民を辱めて平気でいられる神経にとても腹が立ってなりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず愛人を作り妻子を捨てた野郎がこういうテーマの本を書いて歪められた結果としても評価されていること自体間違っている。こういうやつがどうしてのうのうと日本で執筆活動ができるのかと本当に腹立たしくなる。この本を読むと別の意味で情けなくて泣きたくなる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆注意◆ネタバレあり◆ 最初の数十ページは、児童の人身売買をテーマにした幼児ポルノ小説。 登場人物の誰一人として人間的魅力無し(人物造形が甘い)。 前半の重要な登場人物が、後半でいつの間にか死ぬ(脇役のセリフでわかる)。 登場人物の視点があっちこっち行ったり来たり。神様視点? 私的には駄作と断定。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ショッキングなんだけど、ホラー的なショックさというか…。 もうちょっとドキュメンタリー的なものを勝手に期待していたので肩透かしをくらったような気がした。 国レベルの貧富の差ってものがこの悲劇の根底にあるんだろうけど、読後は、幼児愛好者に対する嫌悪感が飛びぬけてしまって、他の重大な問題がかすんでしまいました。 あと、この本を読んだタイの人はどう思うのだろう。 良くぞ、言いたくても言えないことを書いてくれた、と喜ぶのか、 暗部ばかりをことさら面白おかしく書きやがって、そんなにしょっちゅうあることじゃないよ!と憤るのか。どっちなんだろう。 どちらかと言えば後者のような気がする…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際のタイ人感覚とは異なる話 売春=悪というのは、労せず学業が出来て企業で働くことが出来る人レベル以上での話し 実際に働いている子達からしたら、楽に稼げて、親に仕送りできて感謝される それが代々続いているだけの話 本当に底辺なのは、タイ国外から連れて来られてタイ人低所得者相手の売春させられている子 それでも大半は自国に居たときには出来ないような生活と、仕送りが出来ている現実 東南アジアは家に壁が無くても過ごせるため、バラックに住むことも日本で考えるよりは大変なことではない。 また田舎のものからすれば、米と野菜以外の食事ができることすら贅沢という地域格差がある。 ただし、それを問題とするのはナンセンス 全ての人類が日本人と同じ生活をしようと思ったら、ガソリンは足りないし、その他の資源も不足する。 つまりは、日本人が今の生活レベルから10分の1以下の極貧生活をしないと、世界平等にはなりえない。 ジェットに乗って旅行し、ホテルに泊まり、ステーキを食べ、多少の取材をして問題提起するのはいいが、問題だと言うなら記者の生活を改めることから勝手にしてくれと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういった事が途上国では行われているのであろう事は、想像に難くないが救いがないし、子供相手の性描写が微に入り細に入りで吐き気がします。こう云うことを小説として書けるのは著者にも相当病的変態気質でも無いとできないのではと思わせる内容です。あと日本がタイで残虐行為を行ったような記述とかは、歴史の歪曲でさすが日本を貶めるためなら何でもする国民総反日の国の方だと思いました。色々あるけれどもK国を貶めるのが本意で無いのでもうやめときますが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヤンソギルの『闇の子供たち』は、人身売買や臓器売買を地下商売にしている大人、幼い子供を玩弄物の如く扱い、凌辱する、大人を、子供の透徹した視点で視ているような感じでグロテスクで汚ならしく描かれた小説であるが、そもそも何の為に、子供の肉体破砕の様をこんなに生々しく描写するのだろうか。社会的なメッセージあって、ジャーナリズム小説として、あえてこのような描き方をするならまだ分かる。しかし、ジャーナリズム小説として考えると、疑問点が多く散見され、真実、というか事実が描かれていない。取材不足、然も云われたり。タイ、バンコクが人身売買が盛んに行われている国であるか否かは別にしても、タイが悪い国だと、汚い国だと、誤見してしまう可能性も充分にある。これは、まずい。タイには、素敵なところが沢山ある。寺院、華麗なる寺院、荘厳で憂愁を感じさせる神秘的空間!まずい、私の、主観的な考えが入り過ぎた。ごめん。時に、もし仮に、この『闇の子供たち』なるわかりにくい小説が、ジャーナリズム小説ではなくて、単なる大衆小説だとしたら、と考えてみたら、評価出来るか。いや、出来ない。子供を凌ずる大人の残忍性を楽しむなんて読者はいないだろうから、素直に楽しめない。ということは、つまり、大衆小説としても、評価は出来ない。ただ、病める精神が、読んだとすれば、幼い子供を弄ぶ表現に勃起するやもしぬので、そういう病んだ、異常な人間が読者なら、大衆小説として、読めるのかもしれない。しかし、私もそうだが、普通の、まともな人間が読者なら、こういう小説を、大衆小説とは見なせない。では、この小説、一体、何なのだろう。ジャーナリズム小説でもなければ、大衆小説でもない。もちろん、寓意小説でもないし、文学なんぞでは絶対にない。わけのわからん小説。最早、読むに耐えない。読まないほうがいい。読んで、その時間を無駄にするな!もし、人身売買、臓器売買、ペドフェリアなど、真実を知りたくば、そんな本は探せば幾らでも見つかる。わざわざ『闇の子供たち』を読む必要なんてないのだ。安直に、事実を知りたいと考えて、この小説に手を出したなら、恥じ入るべきといって、言い過ぎではない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
情報量は多いのだが、ワンシーンにおける描写が淡白で 小説が持つ内面の描写という醍醐味を感じられなかった。 テーマがテーマなだけに取材も念入りにおこなったであろう。 そこで見たこと、聞いたこと全てを詰め込みたい気持ちは わからなくもないが、『小説』の読者は著者のレポートを 聞きたいわけではない。 娘を売る親の価値観や児童売買を黙認する街全体の空気が 羅列的にしか伝わってこなかったのでぺドファイルやバイヤー の虐待シーンも正直淡白な感じがした。 ルポとして読むには他のレビューにもあったが事実や根拠が 不十分であるし、この量では収まらないだろう。 小説としてこのテーマに挑むのであれば、もっと人物や世界を 絞り、ワンシーンを大事にしてほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
554人分の子ども手当申請=養子縁組の韓国人男性−兵庫・尼崎 4月24日12時16分配信 時事通信 兵庫県尼崎市在住の50歳代の韓国人男性が、 タイで養子縁組したという554人分の子ども手当(年間約8642万円分)を 同市に申請していたことが、24日明らかになった。 市は「支給対象にはならない」と判断し、受理しなかった。 同市によると、男性は22日午前、担当窓口を訪れ、 妻の母国のタイで孤児院などの子ども554人を養子縁組したと説明し、 公的機関が発行したという証明書を持参した。 しかし、市が厚生労働省に照会したところ、「極端に人数が多い」などの理由で 支給対象にならないと回答があったため、受理しなかった。 上のニュースを見る限りタイでは子供売買のブローカーが存在しているようです。 この本ももう少し突き詰めて、 子供売買をしている人間の国籍、そのシステムを追求して欲しかったですね。 そうすれば、こんな事件も起こらなかったでしょう。 以上、上記のニュースを読んで思った感慨です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読みながら、事実がどこまで担保された内容になっているのか気をつけねばならないと感じました。 子供に焦点を当てた衝撃的な内容であるだけに、富める者と貧困層、強者と弱者、先進国と発展途上国などなど、どちらが悪くてどちらが善いという単純な二元論に私たちは行き着きやすいものです。 マスコミの扱いも、NGOの活動は概して好意的に報じ、政府、官僚のそれは酷評するという報道姿勢に晒されている国民としては、無意識のうちに、正義と反正義をこうした二元論で色分けされることに抵抗を感じないのかも知れません。 センセーショナルであるだけに、話題性は十分かも知れませんが、それがそのまま真実と受け止めることは危険ではないかと感じました。 読者は、このような内容について検証できないものです。それ故に、この本の内容がどこまで事実を担保したものとなっているのか、著者の梁石日氏は本文中でも、あとがきでも、もっと説明すべきではないでしょうか。 ルポルタージュやノンフクションではなく、小説という形式をとっていることで、内容の異常さは脚色された部分もあることを読者には予めエクスキューズされたものと理解すべきという考え方もあるかも知れません。それなら、伝聞と推定を交えた梁石日氏の創作という観点でこの小説を読むことはできるでしょう。 つまり、如何にもありそうな話かも知れないという程度の受け取られ方です。 この小説の内容の大半が、現実に起きている事実を題材にしているという根拠の明示を行うことは著者たる者の責任ではないか、それができてこそ、世界に警鐘を鳴らし、人身売買や児童虐待が起きる背景や利権とどのように向き合えばよいのか、その掘り下げがあって初めて、本書のセンセーションが意味を持つのではないかと思いました。欧米人や日本人をひどく貶めるために創作された偽善的な臭いがするのも、掘り下げの足りなさに由来する中途半端を感じるからです。 私たちの日常の感覚から見れば、明らかに異常な世界の内容であるだけに、その提示だけで十分という見方もあるかも知れません。しかし、歪んだ社会環境や人間の強欲さを摘出する意義を見出そうとするなら、不満が残る内容です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半は私たちに「幼児売春」の凄惨さを伝えようとしてくれます。 ですがあくまでも「フィクション」の為に「どこまで作者の妄想?」と首をかしげてしまいます。 正直これだけの描写能力があるのだから、ノンフィクションとして事実だけを伝えてくださった方が良かったかもしれません。 後半はぐだぐだしていて、大変偽善的でした。 特に主人公の女性の気持ちに全く入り込めません。 ここまで主人公の行動の1つ1つに疑問をもったのは初めてです。 また、アジアでは日本人だけが売春をするとでも? また日本自虐思想か・・とあきれてしまいます。 作者が外国人なだけあって、ニュートラルなものを期待したのですが。 作者は「コレコレア」、「ライタイハン」という単語をご存知なのでしょうか? ですがこの小説によって児童売春の悲惨さが世に改めて広まったのは事実です。 日本人に考える機会を作ってくださったことに感謝します、ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず描写がともかく粗末 描写が足りなさ過ぎて細かい状況や心証が伝わってこなかったり、逆に大げさすぎて白けさせられたりする せっかく残酷で悲惨な内容を取り扱っているのに、その悲惨さが全く伝わってこない 初見のショックを越えると、共感がないためただだらだらと読み進めるだけになっていく これでは小説の意味がない また、視点がとびとびなせいで、一人一人の登場人物の掘り下げも不十分である よって登場人物に対する共感も、出来事に対する感情も浮かんではこない とってつけたように出てくる実情(といっても程度は知れるが)の説明も、露骨に説明的すぎて作品の勢いを著しく削いでいる 半端な取材による半端なリアルさが、作品を極めてチープにしている ストーリーを完結させたことだけは評価するが、設定のショッキングさだけに頼った内容の粗末さは酷いの一言である | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、、インターネットができる環境にあるのであれば著者の名前ぐらい調べてください。それからまず、本を手にとるかとらないかを決めてください。 wikipediaで調べてみればわかると思われますが、これはフィクションです。騙されないでください。また、著者は在日韓国、朝鮮人と書いてあります。 また、小説というのはフィクションであろうが、ノンフィクションであろうが本に明記する必要はない。それゆえ、ただ本に書いてあることをただ、ただ鵜呑みにするのは実に馬鹿げています。 それから読めばよろしい。碌に調べもせず、本の内容を信ずるのは甚だ愚かである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童売春・臓器売買など、貧しい国を取り巻く状況は確かに深刻なものである。 子供を愛している親でも、生活ができないから子供を売るしかない。 貧困問題は複雑であり、国際援助で金だけ送れば解決するような生易しいものではない。 それは分かる。 が、これは小説。 上記のような問題をどのように物語の中に組込み、キャラクターを配するかが作者の腕の見せ所。 今作では、正義役、悪役の2パターンのみを用意しひたすら正義側の苦闘と子供達の悲劇ばかりを繰り返すだけの構造にしかなっていない。 理想論ばかりを繰り返し、行き当たりばったりの行動を繰り返す主人公達には、正直うんざりしてしまう。 また、これだけ単純な構造にしたにもかかわらず、最後をまとめ切れず、キャラクターに無茶苦茶な言動だけとらせて終わりにしてしまっている。 作者の正義感をキャラクターの口から言わせるだけならば、小説などにせず、オピニオン誌などに載せればいい筈である。 きつねうどんを頼んだつもりが、油ぎとぎとのとんこつラーメンが出てきたみたいで、悪い意味で期待を裏切られたと言わざるを得ない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは女性の日本人NGO職員が児童買売春、内臓売買などの汚濁にまみれたタイの現実に直面する『小説』です。 ネタとしては新しくも無いですし、ストーリーもなんだか釈然としません。 例えばゴミ処理場から故郷に帰って焼死する女児の部分は凄惨さと残酷さを誇張しすぎていて無理やりな感じがしました。 施設の幹部がなぜか一人だけ殺されたり、ラストの記者に対して主人公が抱く感情もその前までの感情をまったく無視した整合性の取れていない文章になっていました。 描写も曖昧で、名前だけ違う顔の同じ人物がたくさん出てきたような感じがします。 また、主軸になると思っていた少女が内臓くりぬかれてしまう様ですがその描写もなく、途中から存在すら出てこなくなります。おそらく全ての話をリンクさせたかったのでしょうが、それは失敗に終わっています。全部の話がブチブチです。 児童を買いに来る人間が欧米人と日本人と少しのアラブ人という設定にも無理を感じます。ノンフィクションのルポでは朝鮮人や中国人が増えていて欧米・日本人の顧客は激減したと書いてありました。作者が朝鮮人なので自民族に不利なことは書きたくなかったのでしょうが、かなりセコいと思います。タイ人のマフィアが突如日本人は昔悪事をしでかしたんだからーと言い出すシーンもむちゃくちゃだと思います。 こういった問題は想像力だけで書いていいものではなく、緻密な取材が必須なのですが、作者はそれをまったく怠っています。義憤を抱く人もいるでしょうが、これは結局よくある小説であってポリ袋に入れられて捨てられた少女も作者の想像でしかありません。そこを無視してまるでノンフィクションのように扱っている一部の人間にこそ義憤を抱くべきではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品に対する感想はだいたいココにレビューを書き込んでる方々と同じ。 でも、ラスト数行でがっかり。 な〜んだ、この作者はこのことだけが言いたかったんだ、 内容関係ないじゃん!と思いました。 ショッキングな題材を選んだのはそれを読ませる為だけなのね・・・ だから取材もおざなりだったのでしょうか? | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!