■スポンサードリンク
カルマ真仙教事件
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
カルマ真仙教事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 41~48 3/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文体が硬質である上に、警察組織の複雑さに関する注などもないことから、正直読みづらい一書であったが、著者のおそらくは実体験と膨大な情報量に裏打ちされている内容だけに迫力は満点で、殆ど一気読みでした。早速、続けて中巻を読み始めているところです。 「勝海舟も言っていただろう。清濁併せ呑んでも、なおかつ、清波を漂わすことができるか。汝、海のごとき男たれ。」(68頁) 「何かの折に、任侠という言葉の本来の意味が伝わればいい。ただ仁義だけじゃ私らも食っていけない。最も大事なことは、人がやらない仕事を率先して事業に変えていく姿勢だ」(71頁) 「こうやって人は伸びていくんだ。礼節をわきまえ、それでありながら貪欲に吸収する」(73頁) 「シンセン化計画で理想郷を作るためには、まずジェノサイドによって日本を征服することが不可欠であるとして、密かに武装化を計画し始めたんです」(186頁) 「首都圏中枢部で二・二六事件のようなクーデターを起こし、カルマ真仙教国家を建国する企てがあります」(188頁) 「すべて尊師のご意思です。競わせたり、協力させたり」(206頁) 「覚醒剤は製造過程で、もの凄い悪臭が出るんですよ。悪臭対策に非常に神経を使うといいますね」「小岩道場での悪臭は覚醒剤との関連があったのではないですか」(237~8頁) サリン事件当時、評者は米国にて在勤中であったため、皮膚感覚としてこの事件を理解または同時代体験しているとは言えなかったのであるが、本書を読んで、そのスピード感と間断無い情報・状況展開により、多少はその境地に近づけたように感じている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読んでしまいました。 上、中ともノンフィクションとして読んでいます。 あの事件の裏側(捜査側)を知ることが出来ました。 そうだったんだ情報は漏れていたんだ、 解毒剤とかそういう風にして対応されたんだ…などなど凄い!…と。 公安部、刑事部、警察庁、警視庁、マスコミ、反社会的勢力等々 一般人では知りえない世界も分かりやすく、リアルで凄いとしか表現できません。 年月の経過も速く、事件も風化しつつある昨今 今一度、あの忌まわしい事件を振り返り、何があのような怪物? を生み出したのか考える機会を持ちました。 事件を知らない若い人は勿論のこと 多くの人に読んで欲しい!と痛切に思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上から読んでますが、ぐんぐん読める。 あの事件は類似事件を2度と起こさせない為にも、検証が必要かと思うのですが、民放の特番程度では底が浅すぎますよね。フィクションという形ですが、物語性も有り(検証とは少し離れますが)稀有な書籍かと思います。主人公以外にも、色んなキャラクターが色を放ってますし、私はこのシリーズをこの本から逆に読みました。盆はどこも混むので家で読書でもどーぞ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても、面白い。 一気に読んでしまいました^o^ 下巻も必ず読みます^o^ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこまでが、本当か嘘か! でも、ネットで検索しながら読むと面白いです。 公安、やくざ、政治家が絡みすぎているので、 今さらだけど、今だから出版できたのかな! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テレビの特番などでは、脱会した信者目線で語られることが多いが、この書は、公安の刑事目線で、フィクションとして、オーム真理教の 事件が語られている。 社会を揺るがせた凶悪事件であるものの、多分公判が継続中ということで、あまり書籍ではなかった。 内容は、よく知られている流れであるが、情報を手に入れるために、ヤクザの幹部を訪ねていくくだりは、一歩間違えたら命をなくすだろうし、向こう側に入れられる危険もあり、命がけという表現がぴったり。 サティアンの偵察も同じように命がけの侵入であり、怖かった。 これから、いろいろな舞台裏も出てくるだろうし、続編が楽しみ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「平成最悪のテロ事件」とは、タイトルから想像できる通り、オウム真理教が引き起こした一連の犯罪事件のことだ。 著者の濱嘉之は当時公安部に在籍し、実際にあの事件の捜査にあたった元警察官。バリバリの当事者らしい。 そんな稀有な経験をした警察官が二十年の時を経て、あの事件を警察目線で描いたのがこの小説。 そんなわけで、すこぶるリアルで、めちゃくちゃ面白い。 警察がいつごろからオウムをマークし始めたのか。どう捜査を進め、どこで迷い、どこで足踏み、そして本の帯にある通り、なぜ「公安は防げなかった」のか。そこに元警察官ならではの、「悔い」が作中に滲む。そこがまたいい。 本当に鳥肌ものの一冊。ああ、続きが早く読みたい!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元公安警察の濱嘉之による、渾身の一作の幕開けである。登場人物の名前は実際とは異なるが、ほぼノンフィクションであると考えられる。 今後発売される〈中〉〈下〉では、警視庁とカルマ真仙教の全面対決が描かれるのであろうが、非常に読むのが待ち遠しい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!