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カルマ真仙教事件
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カルマ真仙教事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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本当は、表に出ていない一般人が知らない事がいっぱいあるんだろうなと思いました。 | ||||
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3巻全て見ました。 宗教団体が起こした一連のテロについて、捜査側(しかも公安)の視点からみれたのは面白かったです。 作者の当時の想いや事実もあったのではないかと勝手に思っています。もちろん小説なのでフィクションなのですが、、 | ||||
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濱 嘉之さんのシリーズは大好きです。 真に迫っておりました。一網打尽も購入しました。 | ||||
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おもしろかったが、主人公が警察官を辞してからの話は単調で展開もなかったように思える。 | ||||
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カルマ新仙教事件 上、中、下巻 一気に読みました。濱さんの小説は ほとんどノンフィクション。最高です。 | ||||
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どこまでが真実(事実)であるかはさておき、作者の実体験に基づくと思われるプロットや描写そしてディテールは、非常な迫力でした。特に、阿佐川逮捕の経緯・瞬間や教団と北朝鮮の関係(原発・核開発・ロケット技術情報、長官狙撃事件、スーパーノートなどをめぐる闇の部分)等、内容てんこ盛りで、昨年末を飾るに相応しい読書体験となりました。(そういえば、かつて読みましたが、手嶋龍一氏の『ウルトラ・ダラー』(新潮社)も面白かった。)フィクションではありますが、かの事件の全容(あるいはその可能性)が朧げのみではありますが評者なりにイメージできてきたように感じています。今後、事件を語る際の基本書ともなり得べき一書ではないでしょうか。 「取調官の進堂は、改めて関係書類に慎重に目を通して事件全体と要点を掴むよう努めた。さらに犯行内容に対しては、どのような刑罰法令の、どの条項に違反しているのかを確認し、構成要件と立証方法を検討しておくのだ。あらかじめ、どの線で攻めて犯罪を立証するかイメージしておくことが重要なのだ」(18頁、調書作成の技法ですな)。 「結局三課の主任は何のお咎めもなかった。不祥事を握りつぶせて初めて幹部は幹部になるのか、と鷹田は強い憤りを覚えた」(174頁)。 「今、課長がおっしゃったことは、情報マンとして僕も最も気を付けています。どんなに有益な情報を得ても、それを自分の目線で考えてはならないと。いかの相手の目線に立てるかです。自分の目線だけで物事を判断してしまうと、大きなミスを犯してしまうと思います」(218頁) 「故金正男は北朝鮮の闇金の運用を手がけていたと言われる。運用益を中国にみすみす取られてしまったために、命を落とすことになったと憶測されている」(282頁)。 あとは、橋本龍太郎の中国ハニートラップ事件を想起させる描写(134頁、197頁)や林泰男に「北朝鮮の血が入っていたこと」(204頁)、長官狙撃を教団のテロと断じた当局(東京都、警視総監)が名誉毀損で教団に訴えられ敗訴した一件(232~3頁)、銀座のクラブが北朝鮮の情報収集・交換場所となっている話(141頁、200頁)など、大いに興味を覚えましたね。 | ||||
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年配者であればリアルタイムで見聞きした、あの地下鉄サリン事件をモデルにしたミステリー小説。年配者には当時を冷静に検証するのに役立つし、若い世代には「歴史は繰り返す」にならないための転ばぬ先の杖となる。本来は心を豊かにするはずのものが、一歩間違えると悪い意味でマインドコントロールされて「精神的な背乗り」の犠牲になってしまうところが恐い。また、事件を操作する人々が実務上行き当たる苦悩がリアルに描かれている。すべての世代の人にぜひ一読をお勧めする。 | ||||
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中巻は、地下鉄サリン事件発生から、球団施設の強制捜査、警察庁長官の銃撃から、教団幹部の刺殺と物語が一気に動いたので、時間を忘れて読み進んだ。最後は下巻への含みを持たせる終わり方だけに、自分が知り得なかった事実が書かれているとこに期待したい! | ||||
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上巻、中巻を読みました。本の宣伝に自らの捜査経験を元にとありますから、これは濱嘉之の自伝ですよね。いつものカルテットの自信満々、失敗皆無の主人公と全く異なって結局サリンテロを防げなった失敗事例の一進一退劇。仮名が多数出てくるのですが、実名を想像させるような名前になっていますので大体誰のことかわかりますが非常に危なそうな人は調べても実名がわかりません。調べ方が悪いのか実在しないのかもしれませんがね。当時の警察最上層部や政権の権力者がいずれも故人となったことでこれを書けるようになったのでしょうね。濱さん、余り書くと神仙教の残党や闇の組織に狙われたりしないですかね?下巻が待ち遠しいです。 | ||||
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オーム真理教で日本中が大騒ぎに成っていた頃を思い出しました。 裏では教団と公安、警察の攻防があったんだと思い知らされました。 宗教は信教の自由という大命題にまもられておりますが、それも秩序 の中の範囲で可能です。逸脱すればテロ行為といわれます。 いずれにしても平和を破壊しても、その善悪が分からない高等教育を受けた 人間が存在することに脅威を覚えます。 知識より道徳が優先することが大事だとおもいます。 | ||||
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上・中巻ともに半日で一気に読んでしまいました。 警察小説としても良作です。少しだけネタバレをすると、上巻の始まりと中巻の終わりがこの小説の本筋部分です。平成という時代の中で、90年代の混沌とした時代を振り返るのも楽しいと思います。警察・宗教・政治・反社会性力がからみあって物語が進むので、特に当時の経済事件およびそれに関わる闇社会についての背景知識があるとより楽しめると思います。 著者について事前に見ていなかったので、フィクション作家の方が書かれたのかと思っていましたが、どうやら主人公のモチーフだったようです。そうやって読むと、主人公がスーパーである分、若干、興ざめしてしまいました。 一方、個人的な経験として、当時、関西に在住で阪神大震災で被災した身としては、阪神大震災が2週間で賞味期限が切れたような扱いとなり、オウム真理教がトップ記事を飾り続けたことに釈然としないものを感じておりましたが、フィクションであっても、こういった事実に基づいた背景を読むと、日本に大きな爪あとを残した大事件だったのか身にしみてわかりました。 執筆の経緯については講談社の特設サイトにインタビューがありますのでそちらを目にするのも良いかと思います。 | ||||
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リアルタイムで見てきたオウム真理教の事件がその時代背景や、政治状況、裏社会とともに展開されることで、厚みを持って思い起こされた。下巻ではそのクライマックスと未だ隠された財産が語られそう。発売が待ち遠しい。 | ||||
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リアルなストーリー展開で、仮名で述べられている人たちが誰なのか、類推しながら読み進めるのも楽しい。 | ||||
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オウム真理教のことが、記憶に残っているからこそか、裏事情で厚みをました話がスピード感もりもりに展開していく。あっという間に中巻につづく、となった。 | ||||
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作者の実体験に基づく経験の迫力と濃密さの故に、自身としても筆が乗ったのだと思いますが、一気読みでした(読まされました)。上巻に比べて、文章も流れも格段に引き締まって良くなっています。それにしても、虚実の境目は一読者たる評者には知りようもないのですが、あの日あの刻舞台裏ではこういうこと(政治、取引、暗闘、駆け引き、苦悩など)が起こっていたのかと、判然とした思いです。一気読みでした。 「第一サティアンにいけば、うろうろしていますよ。男児も女児も本当に不思議なくらい、みな尊師に似ているんです。四つ子、五つ子どころではないですよ。母親は様々なのに。想像できますか?」(25頁) 「一九九五年三月二十日 この日は、公安警察にとって・・・・・・ 生涯忘れられない、敗北の日になります」(54頁) 「警察庁内の二大派閥と呼ばれる兵庫県人会と静岡県人会」(83頁) 「現場の状況。狙撃現場から朝鮮人民軍のバッジや大韓民国の十ウォン硬貨が遺留物として発見されている」(211頁) 「跳弾を標的に当てるなんて・・・・・・ まるでデューク東郷ではないですか」「デュークはライフルだけど、こっちは拳銃だぞ。レベルが上だよ」(212頁) 「あれは明らかに外国人のプロのスナイパーの仕事よ」(222頁、なお263~5頁参照) 「北朝鮮にとってカルマ真仙教は大事な取引き先なのかもしれない。長官狙撃事件は、カルマ真仙教ではなく、カルマ真仙教を守ろうとした北朝鮮の仕業だったと考えてみることもできるような気がした。言葉通り援護射撃だと。」(273~4頁) 「実はな、教団は村本正雄を差し出してもいいと言っているんだ」(277頁) 「自分の恋人を阿佐川に差し出して忠誠を誓ったことで、周防は阿佐川から信頼を得たようです」(283頁、上祐史浩のことか) 「阿佐川はその時々で側近を替えますよね。奴なりの組織運営のやり方なのでしょう」(同頁) 「「阿佐川にとって村本は、サリンができたら、もうお役御免という程度の男なのですか。もっと働かせることもできるでしょう」 逆に、阿佐川は村本ならどこに出しても口を割らないと思っているのかもしれなかった。」(同頁) 内容的には、やはりサティアン強制捜査と長官狙撃事件の描写が白眉でした。しかし、我が身を守るために敵前逃亡したとんでもない刑事局長(250~1頁)って、本当にいたんでしょうか? 乞下巻極力早期刊行。 | ||||
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文体が硬質である上に、警察組織の複雑さに関する注などもないことから、正直読みづらい一書であったが、著者のおそらくは実体験と膨大な情報量に裏打ちされている内容だけに迫力は満点で、殆ど一気読みでした。早速、続けて中巻を読み始めているところです。 「勝海舟も言っていただろう。清濁併せ呑んでも、なおかつ、清波を漂わすことができるか。汝、海のごとき男たれ。」(68頁) 「何かの折に、任侠という言葉の本来の意味が伝わればいい。ただ仁義だけじゃ私らも食っていけない。最も大事なことは、人がやらない仕事を率先して事業に変えていく姿勢だ」(71頁) 「こうやって人は伸びていくんだ。礼節をわきまえ、それでありながら貪欲に吸収する」(73頁) 「シンセン化計画で理想郷を作るためには、まずジェノサイドによって日本を征服することが不可欠であるとして、密かに武装化を計画し始めたんです」(186頁) 「首都圏中枢部で二・二六事件のようなクーデターを起こし、カルマ真仙教国家を建国する企てがあります」(188頁) 「すべて尊師のご意思です。競わせたり、協力させたり」(206頁) 「覚醒剤は製造過程で、もの凄い悪臭が出るんですよ。悪臭対策に非常に神経を使うといいますね」「小岩道場での悪臭は覚醒剤との関連があったのではないですか」(237~8頁) サリン事件当時、評者は米国にて在勤中であったため、皮膚感覚としてこの事件を理解または同時代体験しているとは言えなかったのであるが、本書を読んで、そのスピード感と間断無い情報・状況展開により、多少はその境地に近づけたように感じている。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 上、中ともノンフィクションとして読んでいます。 あの事件の裏側(捜査側)を知ることが出来ました。 そうだったんだ情報は漏れていたんだ、 解毒剤とかそういう風にして対応されたんだ…などなど凄い!…と。 公安部、刑事部、警察庁、警視庁、マスコミ、反社会的勢力等々 一般人では知りえない世界も分かりやすく、リアルで凄いとしか表現できません。 年月の経過も速く、事件も風化しつつある昨今 今一度、あの忌まわしい事件を振り返り、何があのような怪物? を生み出したのか考える機会を持ちました。 事件を知らない若い人は勿論のこと 多くの人に読んで欲しい!と痛切に思います。 | ||||
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上から読んでますが、ぐんぐん読める。 あの事件は類似事件を2度と起こさせない為にも、検証が必要かと思うのですが、民放の特番程度では底が浅すぎますよね。フィクションという形ですが、物語性も有り(検証とは少し離れますが)稀有な書籍かと思います。主人公以外にも、色んなキャラクターが色を放ってますし、私はこのシリーズをこの本から逆に読みました。盆はどこも混むので家で読書でもどーぞ | ||||
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とても、面白い。 一気に読んでしまいました^o^ 下巻も必ず読みます^o^ | ||||
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どこまでが、本当か嘘か! でも、ネットで検索しながら読むと面白いです。 公安、やくざ、政治家が絡みすぎているので、 今さらだけど、今だから出版できたのかな! | ||||
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