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黄泉坂案内人
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黄泉坂案内人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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へーこんな発想があったのか!という感じです。 この世に未練を残した人の未練を解決して あの世への入口までタクシーで送る仕事を 半分死んで半分生きてる人が行うあたりの設定が面白い。 | ||||
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現世と、黄泉の国の端境にきてしまい、まよえる魂を運ぶ運転手になってしまう話です。 | ||||
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う~ん、死者とあの世をつなぐ場所に生者が迷い込んでという使い古された設定をどう使うかが腕の見せ所ですが、いかにもアニメキャラクターになりそうな男勝りの少女をメインに据えた時点で擦れた読者は食傷気味になります。これに天狗、河童、だいだらぼっち、各種神様などを適当に配して、はいファンタジー一丁上がり、縦糸には父娘再会・別離を用いてお涙を頂戴しましょうという、既視感満載のまあ安易な作りです。昔、北方謙三のエッセイに、あえて横浜・船員・酒場という手あかのついた設定を用いてハードボイルドに挑んだときの覚悟を書いていましたが、この方は挑戦の心構えもないままシリーズ化して売ることを考えたのかなという感想でした。 | ||||
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この世とあの世の境。六道の辻のある辺り。 黄泉坂を上った先、川の手前に、その集落はある。 かつて奈良県にあったという入日村。玉置神社に見守られる山裾の村だ。 村人達は黄泉坂を上りかねている死者たちが成仏するよう手伝ってきた。 そんな村に、主人公は引っ張り込まれる。この世とあの世を繋ぐ案内人になるように。 神様と妖たちと共存する昔話のような世界で、主人公のハヤさんはこの世に残した妻と娘を思いながら、死者たちの心残りに触れていくのだ。 その死者一人一人のドラマが、どれもまた珠玉の味わいで、しんみりとしたり、ほろりとしたり。 けれども、ハヤ君の相棒を勤める彩葉という元気のよい少女のおかげで、決して暗くはない。 言い尽くさなかったところに、想像の余地が残るのもよいと思う。切ないけれど。 | ||||
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本来なら結構重い話なのに、面白く、すんなり読めてしまう。読み終わった後で、ふう~ん。少ししてなんだか寂しい。そんなお話。 | ||||
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はじめのほうの個別の話は面白いのだが、後半で全体を説明するようになってくると良くわからなくなり、話に入り込めなくなる。 | ||||
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シリーズ化したらいいのになぁ、という印象。 よくありそうな設定なのに、独特でおもしろい。 ハヤさんと彩葉以外の人物がどんな考えに基づいて行動していたのか、もう少し書きこんでくれたらなと思いましたが、それでも十分面白かったです。 前半はマヨイダマ一人ひとりについて掘り下げていて読み応えがあったので、もう一人か二人分エピソードを加えてほしかったですね。 | ||||
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読んだ時期がちょうど夏の豪雨で十津川村に大きな被害があった後で、どうしてもそちらに引きずられてしまいました。 フィクションとして心から楽しめなかったのが残念。 まさか作者や編集も、モデルにした地がこんなことになるとは思わなかったでしょうね。 迷える魂の未練を消して、あの世へ送る仕事ということで、どうしても死者が主役。 「死者」と「未練」の組み合わせはどうしても切ないお話が多くなります。 「ねこのこ」が特によかったです。 このまま切なくもあたたかいお話の連作かと思いきや、中盤からは村人の複雑な心境が描かれたり、大国さんのちょっと黒い面が見え隠れするなど思わせぶりな展開になり、一気に意外なラストへ。 率直に言って、最中盤あたりからの書き込みに枚数が足りないように感じ、消化不良です。 そのまま2巻へ続く・・・かと思いきや、え?終わり???みたいな。 もう少しいろいろ書き込んでくれるとよかったのに。 だいだらさんとかやったんとか、妖怪キャラが魅力的ですし、村の成り立ちや生活なんかの描写もおもしろかったので、今度は彩葉を主人公にして、村の話が読みたいです。 | ||||
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冒頭の書き始めからは、想像してなかった内容に涙してしまいました。 通勤電車で読んでいるのでおかしな人に見えるかも・・・ マヨイダマにならないように精一杯生きようって思いました。 | ||||
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社長からタクシードライバーに転身した磐田速人(通称ハヤさん)は、ある日この世とあの世の境にある村に迷い込んでしまいます。出会った少女、彩葉に導かれ、村から抜け出す方法を探しながら、世に未練を持った者たちが成仏できるのを助ける仕事を始めます。 物語の中盤までは、村での生活に関する描写と、亡者を導く「仕事」に関する描写が交互に描かれる連作になっています。前者では、村人や村に現れる妖や神々との交流が描かれ、後者では亡者の未練やそれを取り除く方法を見つけ出そうと奔走する速人と彩葉の姿が描かれています。終盤は一転して、シリアスな雰囲気となり、最後は意外な結末を迎えます。 未練を持った亡者を導くという「仕事」に関する描写は、どこかで聞いたことがある話というのが正直な感想です。どちらかと言えば、この作品の魅力は、この世とあの世の狭間に存在する者たちとの交流の描写だろうと思います。 しかし比較的テンポが早く、登場するキャラクターも多いので、物語としては全体的に説明不足な感は否めませんでした。謎の多い「あの世」、鍛冶の神さま「だいだらさん」や小心者の土地神さま「玉置さん」などの魅力的な世界観やキャラクターの背景についてもっと深い描写を読みたかったという気持ちがあります。 全体的に惜しいと感じるのも、世界観やキャラクターに魅力を感じたからですので、読んで損はないかと思います。 | ||||
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