■スポンサードリンク


ザ・ブリーチ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
THE BREACH (小学館文庫)

ザ・ブリーチの評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

平凡なタイトル、中身は秀逸!

これがパトリック・リーのデビュー作、
2011年当時は話題にもならなかったけど、SFファン大好きのいわゆる「ループもの」です。
でも、どちらかというとスピルバーグの映画の「ゲームプレイヤー・ワン」に似ています。
そして映画化を待望したくなる様な小説です。
勿論監督はスピルバーグで。
文庫本でもいいけど、読みながら分からない語句の意味検索をするのにkindleも悪くないんじゃないかと思います。
私はこれを機に、この作家を追いかけてみようかと思いました。
THE BREACH (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:THE BREACH (小学館文庫)より
409408469X
No.1:
(5pt)

過去に似た様な物語があるにせよ、着想、発想の面白さには脱帽しました!

目まぐるしいストーリー展開、(根本的な意味では敵も味方も無いのだが...)敵対する二つの組織がそれぞれ先手を競い合い
どっちが優位に立っているのか、さっぱり予測がつかない。後になってこの<競い合う>というのが別の意味を持つのだが...
全部で440P程度の、そんな長編ではないのだが、”有体物”<<ウイスパー>>への避けがたい思い込みもあり、426P(!)まで、
作者がこの物語を何処に着地させようとしているのか、頭ヘロヘロになりながらも、やっぱり分からんかった!!
(後書きにでっかいヒントが有ったんだが...)
結末は確かに驚愕ではあるが、結末から物語を振り返ったりしてみると、スイスでのあれ程の大、大虐殺(40名で2万人以上を
撃ち殺した!?)などは避けられたのでは、と突っ込み所はあるのだが、この驚きの物語全体を破綻させる程の物ではないので許容範囲。
好き嫌いはあるでしょうが、これほどのエンターテインメントにはナカナカ出会えないのではと思うので、殺戮描写が気にならない、ハード系が
お好きな方には読了お勧めします。
ただ、続編は当然あるべきと思われます。今回の主役<<ウイスパー>>への物語はケリがついたが、肝心の<あれ>は何なのかは謎のまま。
結末からヒントはあるんだが、それでいいのか? 続編ですっきり決着つけてくれ!
THE BREACH (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:THE BREACH (小学館文庫)より
409408469X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!