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ザ・ブリーチ



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【この小説が収録されている参考書籍】
THE BREACH (小学館文庫)

ザ・ブリーチの評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ドラえもんから着想?

SFサスペンスとして面白いことは面白いのだが、作中登場する超科学のアイテム群が藤子不二雄すぎる。
「透明スーツ」ぐらいなら、なんとか多少のリアリティを保った物語になるが、

「ダブラー」:一方の端から出る光線を任意の物体に当てると、もう一方の端から出た光線の先に寸分違わぬコピーが作られる
「アレス」:半径60cm以内にいる特定の人間を、その外側、半径6m以内にいる人間が無意識にかつ一斉に攻撃する

などといった、子供向け漫画にしか出てこないようなアイテムが次々と出てくる。そのどれもが、動力源など謎で、無限に使用できるそうだ。はあ。
もうギャグとしか受け取れないのだが、この小説、人間を殺すこと殺すこと。そこだけは完全に子供向けではないのだ。
冒頭書いたように決してつまらない話ではないのだが、なんというか、発想のバランスがおかしい。
「アクションやサスペンスの描写は得意だけど、科学的背景など、考えるのが面倒な部分は考えることを放棄したまま書きました」
そんな感じの本だった。
THE BREACH (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:THE BREACH (小学館文庫)より
409408469X

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