ザ・ブリーチ
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ザ・ブリーチの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これがパトリック・リーのデビュー作、 2011年当時は話題にもならなかったけど、SFファン大好きのいわゆる「ループもの」です。 でも、どちらかというとスピルバーグの映画の「ゲームプレイヤー・ワン」に似ています。 そして映画化を待望したくなる様な小説です。 勿論監督はスピルバーグで。 文庫本でもいいけど、読みながら分からない語句の意味検索をするのにkindleも悪くないんじゃないかと思います。 私はこれを機に、この作家を追いかけてみようかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SFサスペンスとして面白いことは面白いのだが、作中登場する超科学のアイテム群が藤子不二雄すぎる。 「透明スーツ」ぐらいなら、なんとか多少のリアリティを保った物語になるが、 「ダブラー」:一方の端から出る光線を任意の物体に当てると、もう一方の端から出た光線の先に寸分違わぬコピーが作られる 「アレス」:半径60cm以内にいる特定の人間を、その外側、半径6m以内にいる人間が無意識にかつ一斉に攻撃する などといった、子供向け漫画にしか出てこないようなアイテムが次々と出てくる。そのどれもが、動力源など謎で、無限に使用できるそうだ。はあ。 もうギャグとしか受け取れないのだが、この小説、人間を殺すこと殺すこと。そこだけは完全に子供向けではないのだ。 冒頭書いたように決してつまらない話ではないのだが、なんというか、発想のバランスがおかしい。 「アクションやサスペンスの描写は得意だけど、科学的背景など、考えるのが面倒な部分は考えることを放棄したまま書きました」 そんな感じの本だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
目まぐるしいストーリー展開、(根本的な意味では敵も味方も無いのだが...)敵対する二つの組織がそれぞれ先手を競い合い どっちが優位に立っているのか、さっぱり予測がつかない。後になってこの<競い合う>というのが別の意味を持つのだが... 全部で440P程度の、そんな長編ではないのだが、”有体物”<<ウイスパー>>への避けがたい思い込みもあり、426P(!)まで、 作者がこの物語を何処に着地させようとしているのか、頭ヘロヘロになりながらも、やっぱり分からんかった!! (後書きにでっかいヒントが有ったんだが...) 結末は確かに驚愕ではあるが、結末から物語を振り返ったりしてみると、スイスでのあれ程の大、大虐殺(40名で2万人以上を 撃ち殺した!?)などは避けられたのでは、と突っ込み所はあるのだが、この驚きの物語全体を破綻させる程の物ではないので許容範囲。 好き嫌いはあるでしょうが、これほどのエンターテインメントにはナカナカ出会えないのではと思うので、殺戮描写が気にならない、ハード系が お好きな方には読了お勧めします。 ただ、続編は当然あるべきと思われます。今回の主役<<ウイスパー>>への物語はケリがついたが、肝心の<あれ>は何なのかは謎のまま。 結末からヒントはあるんだが、それでいいのか? 続編ですっきり決着つけてくれ! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|