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後悔病棟
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後悔病棟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 41~49 3/3ページ
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余命がわずかな患者が人生で後悔している選択をやり直せるとしたら? 過去への扉を開く秘密の聴診器の力で、人生をやり直した患者たちの人生は、果たして現在にどのような影響を与えるのか。 誰しも死ぬ前に、あのときああしていればどうなっていただろうと考えることがあると思う。 それが家族、結婚、友人など人生において重要な局面で過去をやり直した4つの短編集として描かれていて読みやすかった。特に、3章のmarriageは相反する二人の患者の過去を双方の側面から展開されていておもしろかった。 過去をやり直しても必ずしもよい方向にいくとはかぎらない。それよりも、今の自分の選択も悪くなかったと思って安らかに最後を迎えることも大切だという考え方には非常に共感できた。 エピローグでは、ルミ子と父親、そして岩清水先生との関係が描かれているが、ほっこりとする内容になっていて、読後感がよかった。 | ||||
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最近ハマって読んでいる垣谷 美雨さん 誰もが、あの時ああしていたら、こうしていればの 「タラレバ」はあると思います。 まして死期が近づいている人であれば尚更の事 人生の節目節目での心残り、後悔は存在します。 この作品では人生をやり直せる不思議な聴診器が登場します。 一見、ファンタジー小説の様でありながら、自分が選択しなかった方の道を疑似体験出来 そして自分自身が選んだ道で良かったんだと素直に思わせてくれるヒューマンドラマの様な物語です。 それぞれの患者の人生と共に空気が読めなかった医師、早坂ルミ子が 前を向いて進んで行ける様な前向きな内容となっていて読後感も良かったです。 自分自身も過去に選んだ選択を振り返り、又日々の「タラレバ」を考える時 結局その時に選んだ道で正解だったんだろうと思わせてくれる1冊です。 巻末のよしだのぶこさんの「解説」もとても良かったです。 | ||||
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あの時 ああしなかったらこんなことにはならなかったのに 別の選択をしていたら、どうなっていたか そんな話はこれまでにも繰り返されていた。 なのに話に引き込まれ一気に読めた 話の流れ 展開が気持ちよい | ||||
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初めて垣谷さんの本を読みました。大切な誰かを思い後悔している患者さんに、不器用だけど寄り添っていく医師ルミ子がとてもいい。最後に後輩にバトンタッチするところも素敵です。 | ||||
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余命が限られたときに初めて出てくる本音。いままで思っていても言い出せなかったことの数々。 あの時、こうしていたら、別の人生があったのではないか...人々は死に際して多くの後悔を口にするが、ルミ子はある特別な方法でその思いに一つの解を与えてくれる。人生、家族、恋愛を考える、ハートウォーミングな作品だった。ルミ子のサイドストーリーも微笑ましい。 | ||||
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末期癌の患者と向き合う女医ルミ子。 人は誰でも人生に後悔する選択があるもので、別の選択をしていたらどうなっていたかを ルミ子の診察で知ることが出来る。 それぞれの患者の過去の後悔を引き込まれるように夢中で読みました。 何だか人生の経験値が上がったような気がします。終わり方も良かったです。清々しい。 小説が苦手だったんですけどね。 最近、垣谷さんの作品が面白くてたまりません! オススメです。 | ||||
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中年の医師です。大学病院で多くのがん患者を診てきました。治療法がない患者さんとどう向き合ってきたか、どのような心のケアをしてきたかを深く考えさせられました。どんな道を進んでいただけば良いか、きっと結論はでません。できるだけ患者さんの気持ちに触れそれを知ることの大切さをこの本が教えてくれました。今後の診療に大いに参考になりました。多くの人に読んで欲しい一冊です。 | ||||
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死に逝く人の複雑な思いと、この世に残され生きていく人のその後。 垣谷さんの本を通して人の心を慮る事を学ばせていただいてます。 読後感抜群です。 | ||||
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人生は選択の連続だ。 「あの時あっちを選んでおけば・・・」 そう考えたことのない人は、たぶんいないだろう。 だけど、そっちを選んだほうがよかった、なんてことは誰にも分からない。 自分にとって最善の道を選ぶために必要なものひとつ、それは『想像力』だ。 それを鍛えるための方法のひとつが、「小説を読む」ということだ。 そのことを、本作から聞かされた気がする。 自分にとって最善の道を選ぶためには、先を想像しなくてはいけない。 そして、最悪の道を選ぶ可能性を低くするためには、想像を鮮明なものにしなくてはいけない。 小説を読む意味のひとつは、それだ。 後悔のない道を選びたくない、そんな人にまず読んでもらいたい。 そしてそれをきっかけにより多くの小説を読み、想像を豊かに、映像を鮮明にして欲しい。 | ||||
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