黒い蘭―ネロ・ウルフの事件簿
評判
黒い蘭―ネロ・ウルフの事件簿の評価:
4.00/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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黒い蘭―ネロ・ウルフの事件簿の評価:
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レックス・スタウトがネロ・ウルフシリーズを書き始めたのは1930年代。それなのに今でも古く感じない・・何故だろうか。
その理由は二つ。
一つは解決前に全ての証拠がフェアに示されること。よくウルフはクレイマー警視に「あなたたちの持っている情報と同じものしか持ってませんよ」と言う。私達もそう言われているのだと思う。自分で考えてみるのだが、ウルフの解決にビックリばかり。私達もクレイマー警視やグッドウインと同じかもしれない。
もう一つはその「ヒューマニズム」。それが読後感を素晴らしくしている。私の読んだ範囲では「編集者を殺せ」と本書に収められた「にせものは殺しのはじまり」がウルフとグッドウインの人情味を一番味わえると思う。
この二つがあるネロ・ウルフはシャーロック・ホームズより上ではないか。早すぎる絶版の出版社のある中で、論創社さんはレックス・スタウトの刊行に取り組んでくださる。ありがたい。